〈裁縫師〉

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名称:裁縫師 大分類:生産系 **◆解説 〈裁縫師〉は、布や革を縫製して様々なアイテムを作成することができる生産系[[サブ職業]]である。主にローブやマントといった軽装備や、[[アイテム>>アイテムについて]]を持ち運ぶための鞄などの作成や補修を取り扱う。 一定レベルに達すると〈革細工職人〉などの特定の分野に専門化した上級職になることもできる。こうした上級職は、専門分野にボーナスがつく代わりに、その他のジャンルは不得手となる。〈革細工職人〉であれば革製品の扱いに様々なボーナスを得られるが、それ以外の製品については〈裁縫師〉に劣る。このため、幅広い素材を扱える〈裁縫師〉のままレベルを上げ続ける者も多い。 ---- **◆〈セルデシア〉における〈裁縫師〉 [[〈セルデシア〉]]における〈裁縫師〉は、たとえ辺境の村にでも一人はいるごく一般的な存在だ。針仕事が得意な老婆や農家の子女、あるいは寡黙な老夫。老若男女を問わず〈大地人〉の〈裁縫師〉は各地で己が職務を全うしている。人間が生活する上で必須な要素「衣食住」のひとつ“衣”を支える者として、人の営みあるところに切っても切り離せないのが〈裁縫師〉なのである。こうした在野の〈裁縫師〉は、人々の服や寝具、日々の生活で用いる布を繕い、食料や代金を受け取って日々の糧を得ている。 旅先で布や糸、針が必要になった場合、集落の〈裁縫師〉に交渉を持ちかけるといいだろう。ありふれた素材であれば適切な価格で譲ってもらえるはずだ。 ---- **◆ゲーム時代の〈裁縫師〉 [[〈エルダー・テイル〉〉]]がゲームであった時代、〈裁縫師〉の主な役割は、布製、革製防具や鞄を作成、補修することだった。 布製、あるいは革製の軽鎧は、低レベル用や[[〈妖術師〉]]などの後衛職向けのものがほとんどであり、需要は低かった。防具の耐久度は、ダメージを受けるほど低下する。後衛職向けの軽鎧は、前衛向けの防具よりも補修の頻度が少なくてすむのである。 とはいえ、〈縫製師〉が作成に用いる素材は廉価なものが多く、低レベル帯では需要が高いことから、駆け出しの金策には向いており、初心者向けの基本生産職として、人気はそこそこであった。 基本的な生産職であるため、〈裁縫師〉にするための難易度は低い。各地にいる「親方」に弟子入りする、職人ギルドに入会するなどすればよく、特殊なクエストは不要だ。 他のサブ職業に転職するまでのとりあえずの繋ぎとしての役割から、〈裁縫師〉の人口は低レベル帯ほど多い傾向にあった。 ---- **◆〈大災害〉後の〈裁縫師〉 〈裁縫師〉は、[[〈大災害〉]]後にその価値が跳ね上がったサブ職業の一つである。 〈大災害〉直後に[[〈冒険者〉]]らが所持していた衣服といえば、ゲーム時代の防具ばかり。いずれも戦闘用の鎧やローブであり、これらは自動回復により一定の清潔感は保たれるといえ、とても普段使いに向いたものとは言いがたかった。下着すら満足にない状態で、適当な布を巻いて代用したり、水着系防具を下着の代わりにするなど、涙ぐましい対応をしていたのである。 こうした状況を改善したのが、[[〈円卓会議〉]]の設立後、手作業でオリジナルアイテムの作成を開始した〈裁縫師〉たちであった。彼らは下着や肌着、普段使いの着心地を重視した衣服、あるいは、既存の防具にはないファッション性の高い衣服を開発し、それらは喝采をもって迎えられた。 しかし、サブ職業として〈裁縫師〉を取得している〈冒険者〉であったとしても、実際に手縫いの縫製技術に長けているとはかぎらない。そのため、現実世界で服飾技能者であった〈裁縫師〉(その中には少なくない割合でコスプレイヤーがいたという)の製品は、秘宝級アイテムに匹敵するほどの値で取引されることすらある。〈大地人〉貴族の好事家には〈冒険者〉たちが創る装束の多彩さに惹かれ、大枚をはたいてコレクションする者もいるという。 当人の技量とサブ職業のレベルが高い〈裁縫師〉は、今やアキバの注目の的なのである。
名称:裁縫師 大分類:生産系 **◆解説 〈裁縫師〉は、布や革を縫製して様々なアイテムを作成することができる生産系[[サブ職業]]である。主にローブやマントといった軽装備や、[[アイテム>>アイテムについて]]を持ち運ぶための鞄などの作成や補修を取り扱う。 一定レベルに達すると〈革細工職人〉などの特定の分野に専門化した上級職になることもできる。こうした上級職は、専門分野にボーナスがつく代わりに、その他のジャンルは不得手となる。〈革細工職人〉であれば革製品の扱いに様々なボーナスを得られるが、それ以外の製品については〈裁縫師〉に劣る。このため、幅広い素材を扱える〈裁縫師〉のままレベルを上げ続ける者も多い。 ---- **◆〈セルデシア〉における〈裁縫師〉 [[〈セルデシア〉>>〈セルデシア〉]]における〈裁縫師〉は、たとえ辺境の村にでも一人はいるごく一般的な存在だ。針仕事が得意な老婆や農家の子女、あるいは寡黙な老夫。老若男女を問わず〈大地人〉の〈裁縫師〉は各地で己が職務を全うしている。人間が生活する上で必須な要素「衣食住」のひとつ“衣”を支える者として、人の営みあるところに切っても切り離せないのが〈裁縫師〉なのである。こうした在野の〈裁縫師〉は、人々の服や寝具、日々の生活で用いる布を繕い、食料や代金を受け取って日々の糧を得ている。 旅先で布や糸、針が必要になった場合、集落の〈裁縫師〉に交渉を持ちかけるといいだろう。ありふれた素材であれば適切な価格で譲ってもらえるはずだ。 ---- **◆ゲーム時代の〈裁縫師〉 [[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]がゲームであった時代、〈裁縫師〉の主な役割は、布製、革製防具や鞄を作成、補修することだった。 布製、あるいは革製の軽鎧は、低レベル用や[[〈妖術師〉>>〈妖術師〉]]などの後衛職向けのものがほとんどであり、需要は低かった。防具の耐久度は、ダメージを受けるほど低下する。後衛職向けの軽鎧は、前衛向けの防具よりも補修の頻度が少なくてすむのである。 とはいえ、〈縫製師〉が作成に用いる素材は廉価なものが多く、低レベル帯では需要が高いことから、駆け出しの金策には向いており、初心者向けの基本生産職として、人気はそこそこであった。 基本的な生産職であるため、〈裁縫師〉にするための難易度は低い。各地にいる「親方」に弟子入りする、職人ギルドに入会するなどすればよく、特殊なクエストは不要だ。 他のサブ職業に転職するまでのとりあえずの繋ぎとしての役割から、〈裁縫師〉の人口は低レベル帯ほど多い傾向にあった。 ---- **◆〈大災害〉後の〈裁縫師〉 〈裁縫師〉は、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後にその価値が跳ね上がったサブ職業の一つである。 〈大災害〉直後に[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]らが所持していた衣服といえば、ゲーム時代の防具ばかり。いずれも戦闘用の鎧やローブであり、これらは自動回復により一定の清潔感は保たれるといえ、とても普段使いに向いたものとは言いがたかった。下着すら満足にない状態で、適当な布を巻いて代用したり、水着系防具を下着の代わりにするなど、涙ぐましい対応をしていたのである。 こうした状況を改善したのが、[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]の設立後、手作業でオリジナルアイテムの作成を開始した〈裁縫師〉たちであった。彼らは下着や肌着、普段使いの着心地を重視した衣服、あるいは、既存の防具にはないファッション性の高い衣服を開発し、それらは喝采をもって迎えられた。 しかし、サブ職業として〈裁縫師〉を取得している〈冒険者〉であったとしても、実際に手縫いの縫製技術に長けているとはかぎらない。そのため、現実世界で服飾技能者であった〈裁縫師〉(その中には少なくない割合でコスプレイヤーがいたという)の製品は、秘宝級アイテムに匹敵するほどの値で取引されることすらある。〈大地人〉貴族の好事家には〈冒険者〉たちが創る装束の多彩さに惹かれ、大枚をはたいてコレクションする者もいるという。 当人の技量とサブ職業のレベルが高い〈裁縫師〉は、今やアキバの注目の的なのである。 ---- #tag_cloud(sort=num)

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