名称:航界種《トラベラー》
◆解説
原作小説中、第8巻で初登場(実際に登場したのは
ロエ2)。
地球とも
〈セルデシア〉とも異なる宇宙の生命体。彼らの創造者を補助する目的で生み出された人工的な知性体で、もともと物理的な形状や形状データをもたない種族である。
〈大災害〉(ロエ2は〈合致〉《エクリプス》と呼称)によって〈セルデシア〉にたどり着いた。
彼らの宇宙は〈共感子〉《エンパシオム》と呼ばれる資源の枯渇により危機的状況を迎えていた。これを打開すべく『探索可能な別の宇宙』を探すために生み出されたのが、彼ら〈航界種〉である。
◆〈航界種〉の分類
〈航界種〉は、〈監察者〉《フール》と〈採集者〉《ジーニアス》とに分類される。
〈監察者〉
〈共感子〉の探索を任務とする。
〈合致〉に際し、〈冒険者〉の肉体を借り受けた。
ロエ2は〈監察者〉の一人。
そのロエ2によれば、〈セルデシア〉の月には彼ら〈監察者〉のコミュニティが存在するという。
〈採集者〉
〈共感子〉の採取を任務とする。
〈合致〉に際し、月に準備されていた戦闘能力の高い怪物体を借り受けた。
《ジーニアス》という読み方から、他所における
〈典災〉と同義であると考えられる。
最終更新:2015年02月16日 22:39