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「湯あたり5」(2006/09/17 (日) 13:29:22) の最新版変更点
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*湯あたり by 267さん
**5
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・・・もしや私は迂闊なことをしたんだろうか。
明かりはベッドスタンドだけなのに、
(あの音がするとつくやつだ。どこかで見た気がする)
上田の顔は妙にはっきりと見えた。
いつもと変わらない・・・はずなのに、
すぐに返事ができない。
こんなに上田の顔をずっと見ているのは
初めてなんじゃないだろうか。
「・・・昼間の返事、真面目に考えちゃだめか」
「どういうことですか」
「俺に触られるのが嫌じゃないって言ったよな」
「言いましたね」
「触っちゃだめか・・・いや、その・・・なんだ、
セ・・・」
「リーグ。合併問題にゆれてますね」
「じゃない!おまけにパリーグだ!・・・ああ、だからこうだ!!」
上田の腕が私を抱きしめる。
----
俺たちはいつだってそうだ。
本音を隠して、はぐらかして、
素直になったかと思ったらまたひねくれて。
両方素直にならなきゃ始まらない。
「君と・・・セックスしたい」
いまさら隠してもどうにもならない。
抱きしめた山田の肌が心地いい。
情けないが、理性が煩悩に根負けした。
だが、山田が妙に愛しいのは煩悩だけのせいじゃない。
・・・こういうことを言うのは、やはり気恥ずかしいものだ。
----
そうつぶやいた上田が妙に小さく
(体が小さく見えたのではない。態度のことだ)
思えて、なんだかこっちが恥ずかしくなる。
抱きしめられているので
見えるのはベッドスタンドに照らされた天井ばかりだ。
だが様子から察すれば、きっと上田の顔は耳まで真っ赤なのだろう。
「俺は正直に言ったぞ。・・・youも正直に言えよ」
はぐらかせない。顔が熱い。
心臓の音が上田に聞こえそうなぐらいうるさい。
「俺は・・・いつまでも我慢できるほど
大人じゃないんだよ」
何をいっていいかわからない。ただ、上田が妙に愛しい。
・・・こういうことを書くのは、ちょっと気恥ずかしい気がするけど。
さっきみたいに、上田に抱きついてつぶやいた。
「嫌じゃないって言ったじゃないですか」
----
以上が、今現在までの回想だ。
首筋にキスをして、
山田が心なしか青くなっていたのは
気のせいかもしれないと思った。
さっき抱きしめた時だって暖かかった。
心地いい体温と肌。女の匂い。今までずっと触れたことのなかった裸。
ともすればずっとなでていたいと思ってしまう。
くすぐったいのか、頭を抱きしめかけたり、
俺の背中に手を回す山田が面白い。
触るたびに、体がぴくりと反応する。
声も色を帯びてくる。
----
くすぐったいのか、体の心が疼くというのかわからない。
徐々に頭の中が霧に覆われるみたいだと思った。
ぼんやりと、ただ真っ白になって、
触れ合う肌からの刺激だけが鮮明だ。
最初のうちはそんな感覚だけで十分だったのに、
なんだか核心をえない、というか。
上田はただ肌を撫で回して、それに口付けているだけなのだ。
「・・・上田さん」
「何だ」
「その・・・まだなんですか」
「何がだ」
何がって、そんなこと決まっている。
私が口に出せないでしかめ面をすると、
ふっと笑って言った。
「もう少し待ってくれ。いい匂いがするもんだと思ってな」
そういってまた首筋に口付けた。
----
「・・・上田さん、いいかげ」
言いかけて、唇がふさがれる。
口の中に舌が入ってきて、私の舌に触れる。
こんなキス、やったことがないから、息をどうしていいか分からない。
頭がぼおっとする。体の心がしびれてくる。
----
口を離してやると、艶っぽい息をする。
当たり前と言えば当たり前なのかもしれないが、
こいつは女なのだなぁ、などとあほなことを考えた。
直ぐにまた深く口付けて、唇を吸い上げる。
苦しいのか、息をしたそうにもがくが、
そんなことはお構いなしだ。
・・・趣味がサディスティックだって?
こっちだって長い間お預けを食らってきたのだ、
それくらい許されてもいいだろう。
----
突然、あそこに何かが触れた。
驚いて手で退けようとしたが上田が腕を上手に押さえ込んで
びくともしない。
それが指だと分かって、顔に火がつきそうなほど恥ずかしかったが
キスしているし、腕も自由が利かないからどうにもできない。
・・・これって、完全に上田のペースに
飲まれてるんじゃないだろうか。
----
抵抗する山田を押さえつけ、
指で花弁をいじる。
本当は間近で見たいところだったが
さっきの膝蹴り然り、足技が怖い。
手を離すと殴られそうなのでそれも怖い。
・・・山田が怖いというのはここら辺にしておこう。
すでにそこは濡れ始めていた。
秘部のさらに奥に指を伸ばす。
初めて入ってきた異物を、そこはしっかりと締め付ける。
指一本だけなのにこれだけ締め付けて、
規格外の俺のモノが入ったらどうなるのだろう。
[[NEXT>>>湯あたり6]]
*湯あたり by 267さん
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・・・もしや私は迂闊なことをしたんだろうか。
明かりはベッドスタンドだけなのに、
(あの音がするとつくやつだ。どこかで見た気がする)
上田の顔は妙にはっきりと見えた。
いつもと変わらない・・・はずなのに、
すぐに返事ができない。
こんなに上田の顔をずっと見ているのは
初めてなんじゃないだろうか。
「・・・昼間の返事、真面目に考えちゃだめか」
「どういうことですか」
「俺に触られるのが嫌じゃないって言ったよな」
「言いましたね」
「触っちゃだめか・・・いや、その・・・なんだ、
セ・・・」
「リーグ。合併問題にゆれてますね」
「じゃない!おまけにパリーグだ!・・・ああ、だからこうだ!!」
上田の腕が私を抱きしめる。
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俺たちはいつだってそうだ。
本音を隠して、はぐらかして、
素直になったかと思ったらまたひねくれて。
両方素直にならなきゃ始まらない。
「君と・・・セックスしたい」
いまさら隠してもどうにもならない。
抱きしめた山田の肌が心地いい。
情けないが、理性が煩悩に根負けした。
だが、山田が妙に愛しいのは煩悩だけのせいじゃない。
・・・こういうことを言うのは、やはり気恥ずかしいものだ。
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そうつぶやいた上田が妙に小さく
(体が小さく見えたのではない。態度のことだ)
思えて、なんだかこっちが恥ずかしくなる。
抱きしめられているので
見えるのはベッドスタンドに照らされた天井ばかりだ。
だが様子から察すれば、きっと上田の顔は耳まで真っ赤なのだろう。
「俺は正直に言ったぞ。・・・youも正直に言えよ」
はぐらかせない。顔が熱い。
心臓の音が上田に聞こえそうなぐらいうるさい。
「俺は・・・いつまでも我慢できるほど
大人じゃないんだよ」
何をいっていいかわからない。ただ、上田が妙に愛しい。
・・・こういうことを書くのは、ちょっと気恥ずかしい気がするけど。
さっきみたいに、上田に抱きついてつぶやいた。
「嫌じゃないって言ったじゃないですか」
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以上が、今現在までの回想だ。
首筋にキスをして、
山田が心なしか青くなっていたのは
気のせいかもしれないと思った。
さっき抱きしめた時だって暖かかった。
心地いい体温と肌。女の匂い。今までずっと触れたことのなかった裸。
ともすればずっとなでていたいと思ってしまう。
くすぐったいのか、頭を抱きしめかけたり、
俺の背中に手を回す山田が面白い。
触るたびに、体がぴくりと反応する。
声も色を帯びてくる。
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くすぐったいのか、体の心が疼くというのかわからない。
徐々に頭の中が霧に覆われるみたいだと思った。
ぼんやりと、ただ真っ白になって、
触れ合う肌からの刺激だけが鮮明だ。
最初のうちはそんな感覚だけで十分だったのに、
なんだか核心をえない、というか。
上田はただ肌を撫で回して、それに口付けているだけなのだ。
「・・・上田さん」
「何だ」
「その・・・まだなんですか」
「何がだ」
何がって、そんなこと決まっている。
私が口に出せないでしかめ面をすると、
ふっと笑って言った。
「もう少し待ってくれ。いい匂いがするもんだと思ってな」
そういってまた首筋に口付けた。
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「・・・上田さん、いいかげ」
言いかけて、唇がふさがれる。
口の中に舌が入ってきて、私の舌に触れる。
こんなキス、やったことがないから、息をどうしていいか分からない。
頭がぼおっとする。体の心がしびれてくる。
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口を離してやると、艶っぽい息をする。
当たり前と言えば当たり前なのかもしれないが、
こいつは女なのだなぁ、などとあほなことを考えた。
直ぐにまた深く口付けて、唇を吸い上げる。
苦しいのか、息をしたそうにもがくが、
そんなことはお構いなしだ。
・・・趣味がサディスティックだって?
こっちだって長い間お預けを食らってきたのだ、
それくらい許されてもいいだろう。
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突然、あそこに何かが触れた。
驚いて手で退けようとしたが上田が腕を上手に押さえ込んで
びくともしない。
それが指だと分かって、顔に火がつきそうなほど恥ずかしかったが
キスしているし、腕も自由が利かないからどうにもできない。
・・・これって、完全に上田のペースに
飲まれてるんじゃないだろうか。
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抵抗する山田を押さえつけ、
指で花弁をいじる。
本当は間近で見たいところだったが
さっきの膝蹴り然り、足技が怖い。
手を離すと殴られそうなのでそれも怖い。
・・・山田が怖いというのはここら辺にしておこう。
すでにそこは濡れ始めていた。
秘部のさらに奥に指を伸ばす。
初めて入ってきた異物を、そこはしっかりと締め付ける。
指一本だけなのにこれだけ締め付けて、
規格外の俺のモノが入ったらどうなるのだろう。
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