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*第二ラウンド by 名無しさん。 ---- 上田との最初の行為が散々な状況に終わった奈緒子は、このままでは 自分がAV女優と同じ扱いを受けることを危惧した。いや、それ以上に 上田自身がこの間違った行為を正常だと受け止めている現実が切なかった。 奈「このままではダメだ。」 奈緒子は上田を責める前に、自分の未熟さを責めた。自分にもっと余裕があれば、上田の蛮行を止められたのではないかと考えた。このままでは変態一直線に突き進む上田を止められない。かといって、上田に対する想いは諦め切れない。根暗な自分に初めて興味を持ってくれた人なのだ。実はテルキナや瀬田も奈緒子のファンであったが、奈緒子は美しい想い出だけを脳内で抽出していた。 奈「私が上田さんをまともな道に・・・」 この決意こそが、奈緒子をさらなる不幸に貶めることを誰が予測できただろうか。奈緒子はその日から姿を消した。 ---- 奈緒子が姿を消して3ヶ月になろうとしていた。 上田は矢部に捜査を依頼したが・・・ 矢「先生、警察は動けませんわ。大体、失踪と言っても本人の意志で マジックの修行かなんかに行ってるかもしれませんしね。」 石「修行してどうすんじゃろの?かめはめ波でもだすつもりかの?」 次「しかしですね、あの貧乏貧乳女がこれだけ長期の修行の旅に   出られるとはとても思えないのですがね」 矢「先生、えらい心配してはりますな。もしかしたら惚れたんちゃい   まっか?」 次「い・・いや、とんでもない。私はただ・・・次の依頼があった   時に助手がいないと困るから」 石「怪しいのぅ。」 矢「まあ、なにかあったら連絡しますわ。」 矢部が神妙な面持ちで一本のビデオとともに教授室を訪れたのは それから2日後のことだった。 ---- 矢「先生えらいことですわ。これ見てください。」 そのビデオに映し出される光景に上田は目を疑った。 石「この長い髪、この貧乳、貧乳に比べてデカイケツ。   どう見てもあのネーちゃんじゃの」 顔にはモザイクがかかっているが、声もそっくりである。 奈緒子(のような人物)のAVを見せられて上田は声も出ない。 矢「これはいわゆるナンパ系ビデオってゆーてね、街角でナンパ   した女とやるっちゅうビデオですわ。ほとんどはヤラセで   AV女優が演じてるんやけどね・・・」 石「さすがは○ナニーマスターじゃのぅ(バキッ)   ありがとうございまぁぁぁぁぁ~す」 矢「先生、心中お察しします。しかし、もう彼女は今までの彼女   やありません。一線を踏み越えてしもたんです。」 矢部達が帰った後も上田は繰り返し奈緒子(のような人物)が 出ているビデオを見ていた。涙が止まらなかった。 次「俺のせいだ・・・・」 ポツリと言うのは精一杯だった。奈緒子(のような人物)が出ている ビデオの前で上田は半狂乱になりそうだった。 ---- 上田は決心した。彼女を傷つけてしまった十字架を背負い、生きて行く ことを。そして、今生の想い出にと、奈緒子(のような人物)が出ている ビデオで別れの○ナニーをすることを。おもむろにズボンをおろし、 テッシュを小脇に抱え、体制を整えたその時だった。 奈「ただいまっ!!」 次「・・・YOU!!。帰ってきたのか?」 奈「ええ。たった今。上田心配したか?」 次「バカヤロ~どれだけ心配したと思っているんだ」 奈「ズボン下ろしてAV見ながら言われても説得力ないですよ。」 次「いや・・これは・・YOUがこのビデオに・・」 と言いかけた時電話が鳴った。 矢「いやー先生、さっきはお邪魔しました。実はね、今そのAV会社   に連絡してみたら全くの別人だと言うことがわかりまして。私も   別人だと思ってはいたんですがね。ああ、ガセ情報で先生に迷惑   をかけた石原にはキツク言っておきますので。。」 次「で・・・どこに行ってたんだ?」 奈「あの後、一人で考えようと思ったんですけど、お金ないから   実家に帰ってました。エヘヘヘへ」 ---- 奈「母にいろいろ相談したんです。そしたら、私自身が考え方をかえなさい   と言われました。いい女になる為に料理や書道をしてたんです。」 次「そうか・・・。よかった。ほんとに良かった。」 奈「何で泣いているんです?」 次「泣いてなんかない。別にYOUがいなくともどうってことはない   んだ。まあ、帰ってきてトラブルが増えるのかと思うと頭が痛いよ。」 奈「なに言ってんですか、私がいないとダメなくせに」 その時ドアが開いて一人の男性が入ってきた。 男「私、○○といいます。最近私の周りで不可解な死が続いています。    皆は『たたり』だというのです。どうか上田先生のお力をお貸し   願えませんでしょうか?」 次「い、いや・・私も・・その・・いろいろ忙しくてね。論文とか・・」 男「そこをなんとか。ここに200万ほど用意してきました。」 奈「やるぞ!上田!」 男「そちらの方は?」 奈「あ・・私は天才マジシャ・・・・」 次「こいつですか?こいつは私のフィアンセです。フィアンセの奈緒子です。   私の一番大切なひとですよ。」 奈「上田・・・・さん!?」 次「いいよな?奈緒子。」 そう言いながら次郎が横を向くと顔をクシャクシャにして泣いている 奈緒子の姿があった。奈緒子は上田に精一杯の笑顔で応えた。 奈「エヘヘヘヘヘ」 終
*第二ラウンド by 名無しさん。 **3 ---- 上田との最初の行為が散々な状況に終わった奈緒子は、このままでは 自分がAV女優と同じ扱いを受けることを危惧した。いや、それ以上に 上田自身がこの間違った行為を正常だと受け止めている現実が切なかった。 奈「このままではダメだ。」 奈緒子は上田を責める前に、自分の未熟さを責めた。自分にもっと余裕があれば、上田の蛮行を止められたのではないかと考えた。このままでは変態一直線に突き進む上田を止められない。かといって、上田に対する想いは諦め切れない。根暗な自分に初めて興味を持ってくれた人なのだ。実はテルキナや瀬田も奈緒子のファンであったが、奈緒子は美しい想い出だけを脳内で抽出していた。 奈「私が上田さんをまともな道に・・・」 この決意こそが、奈緒子をさらなる不幸に貶めることを誰が予測できただろうか。奈緒子はその日から姿を消した。 ---- 奈緒子が姿を消して3ヶ月になろうとしていた。 上田は矢部に捜査を依頼したが・・・ 矢「先生、警察は動けませんわ。大体、失踪と言っても本人の意志で マジックの修行かなんかに行ってるかもしれませんしね。」 石「修行してどうすんじゃろの?かめはめ波でもだすつもりかの?」 次「しかしですね、あの貧乏貧乳女がこれだけ長期の修行の旅に   出られるとはとても思えないのですがね」 矢「先生、えらい心配してはりますな。もしかしたら惚れたんちゃい   まっか?」 次「い・・いや、とんでもない。私はただ・・・次の依頼があった   時に助手がいないと困るから」 石「怪しいのぅ。」 矢「まあ、なにかあったら連絡しますわ。」 矢部が神妙な面持ちで一本のビデオとともに教授室を訪れたのは それから2日後のことだった。 ---- 矢「先生えらいことですわ。これ見てください。」 そのビデオに映し出される光景に上田は目を疑った。 石「この長い髪、この貧乳、貧乳に比べてデカイケツ。   どう見てもあのネーちゃんじゃの」 顔にはモザイクがかかっているが、声もそっくりである。 奈緒子(のような人物)のAVを見せられて上田は声も出ない。 矢「これはいわゆるナンパ系ビデオってゆーてね、街角でナンパ   した女とやるっちゅうビデオですわ。ほとんどはヤラセで   AV女優が演じてるんやけどね・・・」 石「さすがは○ナニーマスターじゃのぅ(バキッ)   ありがとうございまぁぁぁぁぁ~す」 矢「先生、心中お察しします。しかし、もう彼女は今までの彼女   やありません。一線を踏み越えてしもたんです。」 矢部達が帰った後も上田は繰り返し奈緒子(のような人物)が 出ているビデオを見ていた。涙が止まらなかった。 次「俺のせいだ・・・・」 ポツリと言うのは精一杯だった。奈緒子(のような人物)が出ている ビデオの前で上田は半狂乱になりそうだった。 ---- 上田は決心した。彼女を傷つけてしまった十字架を背負い、生きて行く ことを。そして、今生の想い出にと、奈緒子(のような人物)が出ている ビデオで別れの○ナニーをすることを。おもむろにズボンをおろし、 テッシュを小脇に抱え、体制を整えたその時だった。 奈「ただいまっ!!」 次「・・・YOU!!。帰ってきたのか?」 奈「ええ。たった今。上田心配したか?」 次「バカヤロ~どれだけ心配したと思っているんだ」 奈「ズボン下ろしてAV見ながら言われても説得力ないですよ。」 次「いや・・これは・・YOUがこのビデオに・・」 と言いかけた時電話が鳴った。 矢「いやー先生、さっきはお邪魔しました。実はね、今そのAV会社   に連絡してみたら全くの別人だと言うことがわかりまして。私も   別人だと思ってはいたんですがね。ああ、ガセ情報で先生に迷惑   をかけた石原にはキツク言っておきますので。。」 次「で・・・どこに行ってたんだ?」 奈「あの後、一人で考えようと思ったんですけど、お金ないから   実家に帰ってました。エヘヘヘへ」 ---- 奈「母にいろいろ相談したんです。そしたら、私自身が考え方をかえなさい   と言われました。いい女になる為に料理や書道をしてたんです。」 次「そうか・・・。よかった。ほんとに良かった。」 奈「何で泣いているんです?」 次「泣いてなんかない。別にYOUがいなくともどうってことはない   んだ。まあ、帰ってきてトラブルが増えるのかと思うと頭が痛いよ。」 奈「なに言ってんですか、私がいないとダメなくせに」 その時ドアが開いて一人の男性が入ってきた。 男「私、○○といいます。最近私の周りで不可解な死が続いています。    皆は『たたり』だというのです。どうか上田先生のお力をお貸し   願えませんでしょうか?」 次「い、いや・・私も・・その・・いろいろ忙しくてね。論文とか・・」 男「そこをなんとか。ここに200万ほど用意してきました。」 奈「やるぞ!上田!」 男「そちらの方は?」 奈「あ・・私は天才マジシャ・・・・」 次「こいつですか?こいつは私のフィアンセです。フィアンセの奈緒子です。   私の一番大切なひとですよ。」 奈「上田・・・・さん!?」 次「いいよな?奈緒子。」 そう言いながら次郎が横を向くと顔をクシャクシャにして泣いている 奈緒子の姿があった。奈緒子は上田に精一杯の笑顔で応えた。 奈「エヘヘヘヘヘ」 終

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