マタル・モガメット

『ムハンマド・イブン=アブドゥッラーフ』

(570年頃 - 632年6月8日)(実在)
イスラーム教の開祖であり、軍事指導者、政治家。
アラビア半島西中部、ヒジャーズ地方の中心都市メッカの支配部族であるクライシュ族出身。
クライシュ族の名門ハーシム家のひとり。
イスラーム教では、モーセ、イエス・キリストその他に続く、最後にして最高の預言者でありかつ使徒。
アラビア半島にイスラーム国家を打ち立てた。

表記:アラビア語: محمد‎ Muḥammad 、ギリシア語資料では Μουαμεδ
フルネーム:ムハンマド・イブン=アブドゥッラーフ・イブン=アブドゥルムッタリブ
(محمد ابن عبد اللّه ابن عبد المطّلب Muḥammad ibn `Abd Allāh ibn `Abd al-Muṭṭalib)
意味:アブドゥルムッタリブの息子アブドゥッラーフの息子ムハンマド
   字義は「より誉め讃えられるべき人」

日本ではかつては西欧での表記(Mohammed, Mohamet, Mahomet など、ラテン語形 Machometus に由来)やトルコ語での表記(Mehmet, Muhammet)にしたがって、モハメッド、マホメットなどと呼ばれることが多かったが、近年では標準アラビア語(フスハー)の発音に近い「ムハンマド」に表記・発音がされる傾向がある。なお、「ムハンマド」はムスリムの典型的な名前でもあるため、区別のため「預言者ムハンマド」と呼ぶ場合がある。

【出典】
 『コーラン』


最終更新:2013年04月09日 18:23