星の涙

Can Cardians Cry?
依頼者:
 アプルル(Apururu)
  / ウィンダス森の区・手の院
依頼内容:
 遠い地へ遠征していたというカーディアン、
 クイーン・オブ・ダイアモンズを探してほしい。
 ただ、カーディアンが自力でウィンダスへ
 たどりつくことができなかったということは、
 どこかでバラバラになっている可能性が
 高いということだ……。


ウィンダス森の区 / 手の院


Kopuro-Popuro : アプルル院長!
Kopuro-Popuro : クイーン・オブ・ハーツが
大ケガして帰ってきた!

Apururu : !!!

Kopuro-Popuro : あ、君はそこにいて。
院長が、クイーン・オブ・ハーツに
最後のお別れをするだろうから。



Queen of Hearts : アオイ オソラの シタ……
トテモ タノシ カッタ です……。
Queen of Hearts : しかし ココロ ノコリ は
クイーン・オブ・ダイアモンズ が ココまで
タドリ ツケ ナカッた こと……。

Apururu : ……わかったわ……。
……クイーン・オブ・ダイアモンズのことは
私にまかせて、クイーン・オブ・ハーツ……。
Apururu : ……ごくろうさまでした。
あとは、ゆっくり休んでね……。




Apururu : お待たせしてごめんなさい。冒険者さん。
今、1つの命が星に帰ったの……。
Apururu : あんなにボロボロになっても
ここに戻ってきてくれた……。
Apururu : 最後のおわかれができて、
本当によかったわ……。
Apururu : そうだわ、冒険者さん。
あなたは全世界を旅する冒険者さんよね?
Apururu : お願い! 20000ギル出すから
どこかで、クイーン・オブ・ダイアモンズ
(Queen of Diamonds)ってカーディアンを
見つけたら教えて! 
Apururu : ここを目指してるってことは、
きっとあの子も大ケガしているわ。
いそいで探さなきゃ……。



Apururu : ここを目指してるってことは、
きっとあの子も大ケガしているわ。
いそいで探さなきゃ……。

Kororo : なんど経験しても、カーディアンとの
別れは辛いのです。悲しいのです。
Kororo : 自分が命をふきこんで、一人前になるまで
育てたカーディアンとの別れは、もっともっと
ずっと辛いのです。悲しいのです。……ウエーン!

Kopuro-Popuro : さっき、そこで死んじゃった
カーディアンは、アプルル院長が育てた
カーディアンなんだ……。
Kopuro-Popuro : あのカーディアンくんは
どうにかここまでたどり着けたけど、クイーン・
オブ・ダイアモンズ(Queen of Diamonds)は、
きっとどこかで、もう……。
Kopuro-Popuro : せめて、部品の一部でも
戻ってくれば、手厚く葬ってあげれるんだけど。

Boizo-Naizo : なにー! 20000ギルで、
カーディアン探しを頼まれた?
そーやってすぐ、くだらねーことを冒険者に
頼むから、赤字がどんどん膨らんじまうんだ!
Boizo-Naizo : だってよ、ここを目指してるっ
つーことは、そのカーディアンはもう、
いつ死んでもおかしくねー状態ってことだぜ?
Boizo-Naizo : そんなくたばりぞこないを
なんで、大金払って探し出す必要があんだよ。
Boizo-Naizo : くだらない感傷に大金かけてねーで
その金で新しいカーディアンを作った方が、
みんなのためになるんじゃねーか?
Boizo-Naizo : ……わりーが、今回は
院長にはハッキリ言わせてもらうからな。
Boizo-Naizo : クイーン・オブ・ダイアモンズ
(Queen of Diamonds)を見つけても、1ギルも
払わせねーからな! オレは絶対、反対だからな!


ザルカバード


傷んだ星の木の実を手にいれた!
傷んだ星の木の実
Rare
カーディアンに装着されていた星の木の実。
破損している。


ウィンダス森の区 / 手の院


(Boizo-Naizoに傷んだ星の木の実をトレード)

Boizo-Naizo : ……。
Boizo-Naizo : い、いや、なんでもねーよ。
こいつはゴミだ。ゴミはゴミ箱に捨てとけよ……。



(Apururuに傷んだ星の木の実をトレード)

Apururu : マークが読み取れないけれど、
これは、うちの院から旅立って、どこかで
死んでしまった子の部品ね……。
Apururu : あら……?
Apururu : この星の木の実に、こんなものが……。
Apururu : キラキラしてキレイ。
そして、この形……。まるで……。
Apururu : ……。
Apururu : ねぇ、これ、ボイゾナイゾに
見せてあげてちょうだい。

Boizo-Naizo : ……ああ、見つけちまったか。
この実は、クイーン・オブ・ダイアモンズの
なれの果てさ。
Boizo-Naizo : マークは、かすれて消えてんけど、
オレにはわかる。ダイアモンズのカーディアンは、
俺が作ってるんだから……。
Boizo-Naizo : でも、金を払う気はねーぞ!
あれはやっぱりゴミだ。アプルル院長とは
違って、オレはカーディアンに思い入れなんか……
Boizo-Naizo : ……ん?
これは……?
Boizo-Naizo : ……これが、この星の木の実に
ついてたのか……?
Boizo-Naizo : この氷は……、この形は……
まるで……、涙のような……。
Boizo-Naizo : ……ああ……
溶けちまう……。
Boizo-Naizo : ……院長がした約束だし、
この星の木の実の報酬を、払ってやらー。
Boizo-Naizo : けど、20000ギルはムリだ。
すまねーが、5000ギルにまけてくれ。

5000ギルを手にいれた!



Boizo-Naizo : 悲しくなんてねーぞ。
もともと仮ものの命が入った人形なんだぜ?
Boizo-Naizo : カラッポのものに、無理に
命を与えーの、戦いに出してやりーの……。
死んで泣くくらいなら作らなきゃいいんだ。

Kopuro-Popuro : ボイゾナイゾが5000ギルを
ポイっと払ったって!?
Kopuro-Popuro : そんな大金、
手の院にはないのになんで……。あっ!
Kopuro-Popuro : そっか、帽子屋さんの新作を
買うお金をやっとためたって言ってたなぁ。
そっか、あのお金を使ったのか……。

Apururu : ……カーディアンは、星の力を借りて
生まれた命。私たちと同じ、天から降りてきた
命を持つ存在。
Apururu : だから、忘れちゃいけないわ。
カーディアンの命は、私たちが作った命じゃない。
私たちはただ、この地に呼んだだけ。
Apururu : だからこの地から去るときは
見送ってあげなきゃね。また会いましょうって。

Kororo : 涙の形をした氷……。
ボイゾナイゾさんの手に渡るまで、なぜか
溶けなかった氷……。不思議なこともあるものです。
Kororo : ……。
カーディアンも、泣くことがあるのでしょうか。
そんな機能はどこにもないけれど……。



■関連項目 ウィンダス森の区
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最終更新:2015年08月16日 21:14
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