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#divid(infobox){
|>|SIZE(20):~&ruby(ちば えりか){千葉 エリカ}|
|>|BGCOLOR(lavender):~プロフィール|
|~性別|女性|
|~生年月日|2079年8月28日|
|~職業|学生|
|~身長|(一期)162cm→(二期)164cm|
|~家族構成|父:[[千葉丈一郎]]&br()母:[[アンナ・ローゼン・鹿取]]&br()姉:[[千葉早苗]]&br()長兄:[[千葉寿和]]&br()次兄:[[千葉修次]]|
|~使用CAD|[[伸縮警棒]]&br()[[形状記憶棍刀]]&br()[[ミズチ丸]]&br()[[大蛇丸]]&br()[[銀鞭]]|
|~声の出演|内山夕実 (テレビアニメ)|
|>|BGCOLOR(lavender):~学籍|
|~所属|[[国立魔法大学付属第一高校]]|
|~クラス|1年E組[二科](2095年4月-2096年3月)&br()2年F組[二科](2096年4月-2097年3月)&br()3年F組[二科](2097年4月-2098年3月)|
|~活動|テニス部|
|~所属|[[国立魔法大学]](2098年-)|
}
&bold(){千葉 エリカ(ちば えりか)}は、[[国立魔法大学付属第一高校]]の女子生徒である。
[[千葉家]]の次女。千葉家当主・[[千葉丈一郎]]とその愛人だった[[アンナ・ローゼン・鹿取]]の間に出来た娘。正妻はエリカが誕生したころに亡くなっているが、母親は愛人のまま母娘で千葉家の離れに居住しており、母親の死後もそのままになっている。千葉姓を名乗れるようになったのは母親の死後で、初めて公に千葉姓を名乗ったのは高校受験時である。そのため、千葉家の関係者以外には、千葉家の次女であることはあまり知られていなかった。
身長162cm、体重52kg((月刊コミック電撃大王2014年7月号付録「魔法科高校の劣等生入学案内」))。明るい栗色の髪で、十人が十人とも認めるだろう陽性の美少女((文庫版 魔法科高校の劣等生 第1巻 P37))((文庫版 魔法科高校の劣等生 第3巻 P21))。容姿は髪の色以外は、母親に似ている。
髪の伸びるスピードが特に速い体質のようで、入学当初はミディアムショートカットだったが、三ヶ月でセミロング、二学期にはポニーテールが結べる程度にまで伸びている((文庫版 魔法科高校の劣等生 第1巻 P37))((文庫版 魔法科高校の劣等生 第3巻 P71))((文庫版 魔法科高校の劣等生 第6巻 P139))。
テニス部に所属しているが、[[紗耶香>壬生紗耶香]]からの依頼をきっかけにたまに剣道部、剣術部のお手伝いをしており((文庫版 魔法科高校の劣等生 第13巻 P92-P93))、稽古をつけて時には怪我人を発生させている((文庫版 魔法科高校の劣等生 第21巻 P169))。
正妻の娘である姉[[早苗>千葉早苗]]からは、食卓に同席するのを露骨に嫌がられるほど嫌われている((文庫版 魔法科高校の劣等生 第10巻 P241))。
また、上の兄[[千葉寿和]]の事は父親同様に疎んでいるが、唯一の理解者である下の兄[[千葉修次]]に対してはブラザーコンプレックス気味で、修次の交際相手である[[渡辺摩利]]を嫌っている。
[[パラサイト関連の事件>吸血鬼事件]]で、[[司波達也]]と[[四葉家]]との関係性を言い当ててしまい、協力者として秘密を守る側に立たざるを得なくなる。
エリカ自身は気にしていないが、[[横浜事変]]の際に機械化部隊を巨大な刀で文字どおり叩き潰した武勇と「千葉家の娘」という看板が相俟って、事変の詳細を知り得る国防関係者、治安関係者の幹部層から高い評価を受けており、一部では「千葉家の秘密兵器」、「千葉の幻剣姫(まぼろしけんき)」((文庫版 魔法科高校の劣等生 第21巻 P195-196))、「千葉家のお転婆」((文庫版 魔法科高校の劣等生 第22巻))などと呼ばれている。
中止となった[[九校戦]]の代替で開催されたモノリス・コード交流戦で、女子でありながら代表選手として出場し、一高優勝の立役者となる。
第一高校卒業後は、[[国立魔法大学]]に進学。
* 能力
魔法技能は基本的に、実体を持つもの相手の白兵戦技に偏っている((文庫版 魔法科高校の劣等生 第10巻 P109))。
しかし、[[パラサイトとの戦い>吸血鬼事件]]で、自身が足手纏いになったことをきっかけに、集中的に想子光を認識する技を修行し、短期間の内に想子光で「陰」と「影」の「形」を捉える技を会得している。2096年8月時点では、「視覚」を絞り込めばおよそ800m先まで、想子光の輪郭を識別することができる((文庫版 魔法科高校の劣等生 第13巻 P327-328))。
速さに関しては、[[司波達也]]の知る限り最速の[[魔法師]]である。この速度域でバランスを失わず肉体と得物を正確にコントロールできるのは、天賦の才を備えたエリカだからこそ可能なこと、と評価している((文庫版 魔法科高校の劣等生 第16巻 P94))。
- 千刃流剣術印可
- [[山津波]]
- [[薄羽蜻蛉>薄羽蜻蛉(魔法)]]((文庫版 魔法科高校の劣等生 第6巻 P202))
- [[形状記憶棍刀]]((文庫版 魔法科高校の劣等生 第7巻 P113))
- 日傘の柄に偽装した銀色の細い杖、あるいは銀鞭と言うべき[[武装一体型CAD>術式補助演算機]]を使った[[魔法]]((文庫版 魔法科高校の劣等生 第15巻 P95))
- 剣術体系における[[想子>サイオン]]光で「陰」と「影」の「形」を捉える技((文庫版 魔法科高校の劣等生 SS P328))
- [[想子>サイオン]]を剣に乗せて飛ばし[[起動式]]を破壊((文庫版 魔法科高校の劣等生 SS P351-352))
- [[切陰]]
* 略歴
- 2079年 - 誕生。父親の正妻が死去。
- 2089年 - [[吉田幹比古]]と知り合う((文庫版 魔法科高校の劣等生 第3巻 P63))。
- 2093年頃 - 母親である[[アンナ・ローゼン・鹿取]]が死去。千葉家に認知され[[千葉エリカ]]を名乗りだす。
- 2095年4月上旬 - [[国立魔法大学付属第一高校]]へ入学。1年E組(二科)
- 2095年8月1日(月) - [[九校戦]]の宿舎内をタンクトップにショートパンツ姿でうろつく((文庫版 魔法科高校の劣等生 第3巻 P237))
- 2095年8月1日(月) - [[九校戦]]の懇親会で、丈の短いヴィクトリア調ドレス風味の制服を着て接客のアルバイト((文庫版 魔法科高校の劣等生 第3巻 P245))
- 2095年8月26日(金) ~ 2095年8月28日(日) - [[北山雫]]に誘われ、[[司波達也]]、[[司波深雪]]、[[光井ほのか]]、[[西城レオンハルト]]、[[吉田幹比古]]、[[柴田美月]]と共に [[北山家]]のプライベートビーチで遊ぶ
- 2095年10月19日(水) - [[西城レオンハルト]]と二人で[[ジロー・マーシャル]]に喧嘩を売る。
- 2095年10月20日(木) - [[西城レオンハルト]]を[[千葉家]]の道場に通わせる。
- 2095年10月21日(金) - [[西城レオンハルト]]と二人そろって休んだことが話題になる。((文庫版 魔法科高校の劣等生 第6巻 P209))
- 2095年10月30日(日) - [[全国高校生魔法学論文コンペティション]]の発表を見に行く
- 2095年10月30日(日) - [[大亜細亜連合]]が引き起こした[[横浜事変]]に巻き込まれる
- 2096年1月17日(火) - [[西城レオンハルト]]のお見舞いの為、学校を休む
- 2096年1月27日(金)頃 - [[アンジー・シリウス]]と対決。[[吉田幹比古]]と[[パラサイト]]が対決。[[司波達也]]がフォローに入る。
- 2096年1月29日(日)頃 - [[司波達也]]が[[千葉エリカ]]、[[吉田幹比古]]と[[七草真由美]]と[[十文字克人]]を呼び出す
- 2096年2月16日(木) - [[司波達也]]と実験棟の空き教室で密談
- 2096年2月16日(木) - [[千葉修次]]に、[[司波達也]]が[[国防陸軍第101旅団]]・[[独立魔装大隊]]に所属していることを伝える((文庫版 魔法科高校の劣等生 第11巻 P112))
- 2096年2月16日(木) - [[吉田幹比古]]、[[西城レオンハルト]]と共に[[国防軍情報部]]防諜第三課と交戦し[[パラサイト]]を奪われる
- 2096年4月6日(金) - [[国立魔法大学付属第一高校]]の2年生へ進級。2年F組(二科)
- 2096年4月8日(日) - 入学式の帰り道[[達也>司波達也]]、[[深雪>司波深雪]]、[[水波>桜井水波]]、[[ほのか>光井ほのか]]、[[雫>北山雫]]、[[幹比古>吉田幹比古]]が喫茶店「[[アイネブリーゼ]]」で雑談、トイレで[[幹比古>吉田幹比古]]が[[達也>司波達也]]に[[エリカ>千葉エリカ]]の[[母君>アンナ・ローゼン・鹿取]]がローゼンの縁者だと暴露話をする
- 2096年8月4日(土) - [[達也>司波達也]]、[[深雪>司波深雪]]、[[ほのか>光井ほのか]]、[[雫>北山雫]]が[[九校戦]]の応援に来た[[エリカ>千葉エリカ]]、[[レオ>西城レオンハルト]]、[[美月>柴田美月]]に会い[[幹比古>吉田幹比古]]を呼び出し八人で昼食を取る
- 2096年8月6日(月) - [[達也>司波達也]]の作業車で行われてる夜のお茶会に何事も無かったように参加((文庫版 魔法科高校の劣等生 第13巻 P245))
- 2096年8月15日(水) - [[九校戦]]で使用された演習林で、[[西城レオンハルト]]対[[エマ・ヴァールブルク]]、[[千葉エリカ]]対[[リンダ・ヴァールブルク]]の戦闘が行われる((文庫版 魔法科高校の劣等生 SS P323-P344))
- 2096年9月29日(土) - [[アイネブリーゼ]]で[[司波深雪]]の生徒会長就任祝い((文庫版 魔法科高校の劣等生 第14巻 P84))。出席者は[[エリカ>千葉エリカ]]、[[達也>司波達也]]、[[レオ>西城レオンハルト]]、[[美月>柴田美月]]、[[幹比古>吉田幹比古]]、[[ほのか>光井ほのか]]、[[雫>北山雫]]、[[水波>桜井水波]]、[[泉美>七草泉美]]、[[香澄>七草香澄]]、[[ケント>隅守賢人]]((文庫版 魔法科高校の劣等生 第14巻 P85))
- 2096年10月20日(土) - [[司波達也]]、[[司波深雪]]、[[桜井水波]]、[[吉田幹比古]]、[[千葉エリカ]]、[[西城レオンハルト]]が[[全国高校生魔法学論文コンペティション]]の下見に京都へ((文庫版 魔法科高校の劣等生 第15巻 P70))。
- 2096年10月28日(日) - [[全国高校生魔法学論文コンペティション]]の会場警備に参加((文庫版 魔法科高校の劣等生 第14巻 P119))((文庫版 魔法科高校の劣等生 第15巻 P304))。
- 2097年2月4日(月) - 2年E組の教室で、「結局、無力な雑魚[[魔法師]]は、自分たちの決めたことに従えってこと? [[十師族]]らしいお言葉ね」と発言した[[平河千秋]]と言い争いになる((文庫版 魔法科高校の劣等生 第17巻 P233-236))
- 2097年2月20日(水) - 兄[[寿和>千葉寿和]]の死体引き渡しと事情説明のため訪れた[[司波達也]]を道場へ連れ出し、立ち合いを吹っ掛けた後、兄の最期について問いかける((文庫版 魔法科高校の劣等生 第19巻 P225-231))
- 2098年3月15日(土) - [[国立魔法大学付属第一高校]]を卒業。
- 2098年4月 - [[国立魔法大学]]に入学。
* 裏話
[[魔法科高校の劣等生WEBラジオ 満開!ブルーム放送委員会>http://mahouka.jp/tv/radio/]] 第4回 教えて!佐島先生! 22:24~
>Q.エリカはレオのことをどう思っているのでしょうか?そしてレオはエリカのことを思っているのでしょうか?
>A.エリカはレオのことを「面白いヤツ」と思っています。大部分、お気に入りのオモチャを見るような意味の「イジっていると面白い」ですが格闘家、選手としての彼の素質に注目している部分もあります。もしかしたら大化けするかもしれないと思っていて、なんとなく目が離せないというところです。レオはエリカのことを表層心理では「良いヤツだけど癪に障る女」と思っていますが、直感的に今の時点では自分より強いと悟っていて心の底では凄いヤツだと認めています。二人とも達也に対しては凄いけれど自分たちとはタイプが違うと思っていてライバルとしては見ていません。しかし、エリカとレオ、お互いの間ではコイツは自分と同じタイプと嗅覚的に認識していて、エリカはレオに期待している、レオはエリカに対抗心を持っている、そんな関係です。
BD/DVD特典 魔法科高校の劣等生 九校戦編1 GUIDE BOOK 教えて!佐島先生! 特別編 質問3
> 千葉家と吉田家はエリカや幹比古の祖父の代からの付き合いです。
> 千葉家はエリカの祖父が魔法剣技〈剣術〉体系化し、父親がそれを広めました。千葉家が今の家に住み始めたのは剣術道場を始めてからで、それまでは吉田家の近所でした。
> といっても、子供の頃から付き合いがあったわけではありません。吉田家と千葉家の付き合いは、エリカの祖父が吉田家の魔法を学ぶ為にその門を叩いたことから始まりました。
> その当時はまた魔法研究が進んでおらず、古式魔法の方が新しい魔法、達也たちの時代で言う現代魔法より優れていました。自己加速術式を伝える法術剣士の家系出身であるエリカの祖父は、家伝の剣術を魔法戦闘技術として進化させる為に、古式魔法の伝承者であることを世間に明かしていた吉田家の教えを請うたのです。
> 後にエリカの祖父は吉田一門と別れ、色々な所で修行を積み魔法剣技〈剣術〉を体系化させました。しかし彼は吉田一門と喧嘩別れしたのではなく、最初の師である吉田家に対する敬意と恩義を死ぬまで忘れませんでした。現代魔法の発達により古式魔法を学ぶ者が減少した時期があり、その時に吉田家は没落し掛かりましたが、〈剣術〉の創始者として名声を確立していたエリカの祖父が恩返しに援助したこともあります。そうした経緯で千葉家と吉田家はお互いの家を行き来する関係になりました。
>エリカはとある事情から学校以外で家の外に出ることを許されていませんが、幹比古が初めて千葉家を訪れた時に同い年のエリカと会って、それ以降の付き合いになっています。
> 出会った当初は、幹比古がエリカのことを気に掛けて色々構おうとしたのをエリカが鬱陶しがって邪険にしていた、という今と反対の関係でした。
* 登場巻数
[[1巻]]、[[2巻]]、[[3巻]]、[[4巻]]、[[5巻]]、[[6巻]]、[[7巻]]、[[9巻]]、[[10巻]]、[[11巻]]、[[12巻]]、[[13巻]]、[[14巻]]、[[15巻]]、[[16巻]]、[[17巻]]、[[18巻]]、[[19巻]]、[[SS]]、[[21巻]]、[[22巻]]、[[23巻]]、[[24巻]]、[[25巻]]、[[26巻]]、[[28巻]]、[[29巻]]、[[30巻]]、[[31巻]]、[[32巻>魔法科高校の劣等生 32 サクリファイス編/卒業編]]、[[キグナスの乙女たち5巻>新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち 5]]、[[メイジアン・カンパニー3巻>続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 3]]
* コメント
#pcomment(reply,noname,千葉エリカ/コメント)
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|>|SIZE(20):~&ruby(ちば えりか){千葉 エリカ}|
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|~生年月日|2079年8月28日|
|~職業|学生|
|~身長|(一期)162cm→(二期)164cm|
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|~声の出演|内山夕実 (テレビアニメ)|
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|~所属|[[国立魔法大学付属第一高校]]|
|~クラス|1年E組[二科](2095年4月-2096年3月)&br()2年F組[二科](2096年4月-2097年3月)&br()3年F組[二科](2097年4月-2098年3月)|
|~活動|テニス部|
|~所属|[[国立魔法大学]](2098年-)|
}
&bold(){千葉 エリカ(ちば えりか)}は、[[国立魔法大学付属第一高校]]の女子生徒である。
[[千葉家]]の次女。千葉家当主・[[千葉丈一郎]]とその愛人だった[[アンナ・ローゼン・鹿取]]の間に出来た娘。正妻はエリカが誕生したころに亡くなっているが、母親は愛人のまま母娘で千葉家の離れに居住しており、母親の死後もそのままになっている。千葉姓を名乗れるようになったのは母親の死後で、初めて公に千葉姓を名乗ったのは高校受験時である。そのため、千葉家の関係者以外には、千葉家の次女であることはあまり知られていなかった。
身長162cm、体重52kg((月刊コミック電撃大王2014年7月号付録「魔法科高校の劣等生入学案内」))。明るい栗色の髪で、十人が十人とも認めるだろう陽性の美少女((文庫版 魔法科高校の劣等生 第1巻 P37))((文庫版 魔法科高校の劣等生 第3巻 P21))。容姿は髪の色以外は、母親に似ている。
髪の伸びるスピードが特に速い体質のようで、入学当初はミディアムショートカットだったが、三ヶ月でセミロング、二学期にはポニーテールが結べる程度にまで伸びている((文庫版 魔法科高校の劣等生 第1巻 P37))((文庫版 魔法科高校の劣等生 第3巻 P71))((文庫版 魔法科高校の劣等生 第6巻 P139))。
テニス部に所属しているが、[[紗耶香>壬生紗耶香]]からの依頼をきっかけにたまに剣道部、剣術部のお手伝いをしており((文庫版 魔法科高校の劣等生 第13巻 P92-P93))、稽古をつけて時には怪我人を発生させている((文庫版 魔法科高校の劣等生 第21巻 P169))。
正妻の娘である姉[[早苗>千葉早苗]]からは、食卓に同席するのを露骨に嫌がられるほど嫌われている((文庫版 魔法科高校の劣等生 第10巻 P241))。
また、上の兄[[千葉寿和]]の事は父親同様に疎んでいるが、唯一の理解者である下の兄[[千葉修次]]に対してはブラザーコンプレックス気味で、修次の交際相手である[[渡辺摩利]]を嫌っている。
[[パラサイト関連の事件>吸血鬼事件]]で、[[司波達也]]と[[四葉家]]との関係性を言い当ててしまい、協力者として秘密を守る側に立たざるを得なくなる。
エリカ自身は気にしていないが、[[横浜事変]]の際に機械化部隊を巨大な刀で文字どおり叩き潰した武勇と「千葉家の娘」という看板が相俟って、事変の詳細を知り得る国防関係者、治安関係者の幹部層から高い評価を受けており、一部では「千葉家の秘密兵器」、「千葉の幻剣姫(まぼろしけんき)」((文庫版 魔法科高校の劣等生 第21巻 P195-196))、「千葉家のお転婆」((文庫版 魔法科高校の劣等生 第22巻))などと呼ばれている。
中止となった[[九校戦]]の代替で開催されたモノリス・コード交流戦で、女子でありながら代表選手として出場し、一高優勝の立役者となる。
第一高校卒業後は、[[国立魔法大学]]に進学。
* 能力
魔法技能は基本的に、実体を持つもの相手の白兵戦技に偏っている((文庫版 魔法科高校の劣等生 第10巻 P109))。
しかし、[[パラサイトとの戦い>吸血鬼事件]]で、自身が足手纏いになったことをきっかけに、集中的に想子光を認識する技を修行し、短期間の内に想子光で「陰」と「影」の「形」を捉える技を会得している。2096年8月時点では、「視覚」を絞り込めばおよそ800m先まで、想子光の輪郭を識別することができる((文庫版 魔法科高校の劣等生 第13巻 P327-328))。
速さに関しては、[[司波達也]]の知る限り最速の[[魔法師]]である。この速度域でバランスを失わず肉体と得物を正確にコントロールできるのは、天賦の才を備えたエリカだからこそ可能なこと、と評価している((文庫版 魔法科高校の劣等生 第16巻 P94))。
- 千刃流剣術印可
- [[山津波]]
- [[薄羽蜻蛉>薄羽蜻蛉(魔法)]]((文庫版 魔法科高校の劣等生 第6巻 P202))
- [[形状記憶棍刀]]((文庫版 魔法科高校の劣等生 第7巻 P113))
- 日傘の柄に偽装した銀色の細い杖、あるいは銀鞭と言うべき[[武装一体型CAD>術式補助演算機]]を使った[[魔法]]((文庫版 魔法科高校の劣等生 第15巻 P95))
- 剣術体系における[[想子>サイオン]]光で「陰」と「影」の「形」を捉える技((文庫版 魔法科高校の劣等生 SS P328))
- [[想子>サイオン]]を剣に乗せて飛ばし[[起動式]]を破壊((文庫版 魔法科高校の劣等生 SS P351-352))
- [[切陰]]
- 滑空
* 略歴
- 2079年 - 誕生。父親の正妻が死去。
- 2089年 - [[吉田幹比古]]と知り合う((文庫版 魔法科高校の劣等生 第3巻 P63))。
- 2093年頃 - 母親である[[アンナ・ローゼン・鹿取]]が死去。千葉家に認知され[[千葉エリカ]]を名乗りだす。
- 2095年4月上旬 - [[国立魔法大学付属第一高校]]へ入学。1年E組(二科)
- 2095年8月1日(月) - [[九校戦]]の宿舎内をタンクトップにショートパンツ姿でうろつく((文庫版 魔法科高校の劣等生 第3巻 P237))
- 2095年8月1日(月) - [[九校戦]]の懇親会で、丈の短いヴィクトリア調ドレス風味の制服を着て接客のアルバイト((文庫版 魔法科高校の劣等生 第3巻 P245))
- 2095年8月26日(金) ~ 2095年8月28日(日) - [[北山雫]]に誘われ、[[司波達也]]、[[司波深雪]]、[[光井ほのか]]、[[西城レオンハルト]]、[[吉田幹比古]]、[[柴田美月]]と共に [[北山家]]のプライベートビーチで遊ぶ
- 2095年10月19日(水) - [[西城レオンハルト]]と二人で[[ジロー・マーシャル]]に喧嘩を売る。
- 2095年10月20日(木) - [[西城レオンハルト]]を[[千葉家]]の道場に通わせる。
- 2095年10月21日(金) - [[西城レオンハルト]]と二人そろって休んだことが話題になる。((文庫版 魔法科高校の劣等生 第6巻 P209))
- 2095年10月30日(日) - [[全国高校生魔法学論文コンペティション]]の発表を見に行く
- 2095年10月30日(日) - [[大亜細亜連合]]が引き起こした[[横浜事変]]に巻き込まれる
- 2096年1月17日(火) - [[西城レオンハルト]]のお見舞いの為、学校を休む
- 2096年1月27日(金)頃 - [[アンジー・シリウス]]と対決。[[吉田幹比古]]と[[パラサイト]]が対決。[[司波達也]]がフォローに入る。
- 2096年1月29日(日)頃 - [[司波達也]]が[[千葉エリカ]]、[[吉田幹比古]]と[[七草真由美]]と[[十文字克人]]を呼び出す
- 2096年2月16日(木) - [[司波達也]]と実験棟の空き教室で密談
- 2096年2月16日(木) - [[千葉修次]]に、[[司波達也]]が[[国防陸軍第101旅団]]・[[独立魔装大隊]]に所属していることを伝える((文庫版 魔法科高校の劣等生 第11巻 P112))
- 2096年2月16日(木) - [[吉田幹比古]]、[[西城レオンハルト]]と共に[[国防軍情報部]]防諜第三課と交戦し[[パラサイト]]を奪われる
- 2096年4月6日(金) - [[国立魔法大学付属第一高校]]の2年生へ進級。2年F組(二科)
- 2096年4月8日(日) - 入学式の帰り道[[達也>司波達也]]、[[深雪>司波深雪]]、[[水波>桜井水波]]、[[ほのか>光井ほのか]]、[[雫>北山雫]]、[[幹比古>吉田幹比古]]が喫茶店「[[アイネブリーゼ]]」で雑談、トイレで[[幹比古>吉田幹比古]]が[[達也>司波達也]]に[[エリカ>千葉エリカ]]の[[母君>アンナ・ローゼン・鹿取]]がローゼンの縁者だと暴露話をする
- 2096年8月4日(土) - [[達也>司波達也]]、[[深雪>司波深雪]]、[[ほのか>光井ほのか]]、[[雫>北山雫]]が[[九校戦]]の応援に来た[[エリカ>千葉エリカ]]、[[レオ>西城レオンハルト]]、[[美月>柴田美月]]に会い[[幹比古>吉田幹比古]]を呼び出し八人で昼食を取る
- 2096年8月6日(月) - [[達也>司波達也]]の作業車で行われてる夜のお茶会に何事も無かったように参加((文庫版 魔法科高校の劣等生 第13巻 P245))
- 2096年8月15日(水) - [[九校戦]]で使用された演習林で、[[西城レオンハルト]]対[[エマ・ヴァールブルク]]、[[千葉エリカ]]対[[リンダ・ヴァールブルク]]の戦闘が行われる((文庫版 魔法科高校の劣等生 SS P323-P344))
- 2096年9月29日(土) - [[アイネブリーゼ]]で[[司波深雪]]の生徒会長就任祝い((文庫版 魔法科高校の劣等生 第14巻 P84))。出席者は[[エリカ>千葉エリカ]]、[[達也>司波達也]]、[[レオ>西城レオンハルト]]、[[美月>柴田美月]]、[[幹比古>吉田幹比古]]、[[ほのか>光井ほのか]]、[[雫>北山雫]]、[[水波>桜井水波]]、[[泉美>七草泉美]]、[[香澄>七草香澄]]、[[ケント>隅守賢人]]((文庫版 魔法科高校の劣等生 第14巻 P85))
- 2096年10月20日(土) - [[司波達也]]、[[司波深雪]]、[[桜井水波]]、[[吉田幹比古]]、[[千葉エリカ]]、[[西城レオンハルト]]が[[全国高校生魔法学論文コンペティション]]の下見に京都へ((文庫版 魔法科高校の劣等生 第15巻 P70))。
- 2096年10月28日(日) - [[全国高校生魔法学論文コンペティション]]の会場警備に参加((文庫版 魔法科高校の劣等生 第14巻 P119))((文庫版 魔法科高校の劣等生 第15巻 P304))。
- 2097年2月4日(月) - 2年E組の教室で、「結局、無力な雑魚[[魔法師]]は、自分たちの決めたことに従えってこと? [[十師族]]らしいお言葉ね」と発言した[[平河千秋]]と言い争いになる((文庫版 魔法科高校の劣等生 第17巻 P233-236))
- 2097年2月20日(水) - 兄[[寿和>千葉寿和]]の死体引き渡しと事情説明のため訪れた[[司波達也]]を道場へ連れ出し、立ち合いを吹っ掛けた後、兄の最期について問いかける((文庫版 魔法科高校の劣等生 第19巻 P225-231))
- 2098年3月15日(土) - [[国立魔法大学付属第一高校]]を卒業。
- 2098年4月 - [[国立魔法大学]]に入学。
* 裏話
[[魔法科高校の劣等生WEBラジオ 満開!ブルーム放送委員会>http://mahouka.jp/tv/radio/]] 第4回 教えて!佐島先生! 22:24~
>Q.エリカはレオのことをどう思っているのでしょうか?そしてレオはエリカのことを思っているのでしょうか?
>A.エリカはレオのことを「面白いヤツ」と思っています。大部分、お気に入りのオモチャを見るような意味の「イジっていると面白い」ですが格闘家、選手としての彼の素質に注目している部分もあります。もしかしたら大化けするかもしれないと思っていて、なんとなく目が離せないというところです。レオはエリカのことを表層心理では「良いヤツだけど癪に障る女」と思っていますが、直感的に今の時点では自分より強いと悟っていて心の底では凄いヤツだと認めています。二人とも達也に対しては凄いけれど自分たちとはタイプが違うと思っていてライバルとしては見ていません。しかし、エリカとレオ、お互いの間ではコイツは自分と同じタイプと嗅覚的に認識していて、エリカはレオに期待している、レオはエリカに対抗心を持っている、そんな関係です。
BD/DVD特典 魔法科高校の劣等生 九校戦編1 GUIDE BOOK 教えて!佐島先生! 特別編 質問3
> 千葉家と吉田家はエリカや幹比古の祖父の代からの付き合いです。
> 千葉家はエリカの祖父が魔法剣技〈剣術〉体系化し、父親がそれを広めました。千葉家が今の家に住み始めたのは剣術道場を始めてからで、それまでは吉田家の近所でした。
> といっても、子供の頃から付き合いがあったわけではありません。吉田家と千葉家の付き合いは、エリカの祖父が吉田家の魔法を学ぶ為にその門を叩いたことから始まりました。
> その当時はまた魔法研究が進んでおらず、古式魔法の方が新しい魔法、達也たちの時代で言う現代魔法より優れていました。自己加速術式を伝える法術剣士の家系出身であるエリカの祖父は、家伝の剣術を魔法戦闘技術として進化させる為に、古式魔法の伝承者であることを世間に明かしていた吉田家の教えを請うたのです。
> 後にエリカの祖父は吉田一門と別れ、色々な所で修行を積み魔法剣技〈剣術〉を体系化させました。しかし彼は吉田一門と喧嘩別れしたのではなく、最初の師である吉田家に対する敬意と恩義を死ぬまで忘れませんでした。現代魔法の発達により古式魔法を学ぶ者が減少した時期があり、その時に吉田家は没落し掛かりましたが、〈剣術〉の創始者として名声を確立していたエリカの祖父が恩返しに援助したこともあります。そうした経緯で千葉家と吉田家はお互いの家を行き来する関係になりました。
>エリカはとある事情から学校以外で家の外に出ることを許されていませんが、幹比古が初めて千葉家を訪れた時に同い年のエリカと会って、それ以降の付き合いになっています。
> 出会った当初は、幹比古がエリカのことを気に掛けて色々構おうとしたのをエリカが鬱陶しがって邪険にしていた、という今と反対の関係でした。
* 登場巻数
[[1巻]]、[[2巻]]、[[3巻]]、[[4巻]]、[[5巻]]、[[6巻]]、[[7巻]]、[[9巻]]、[[10巻]]、[[11巻]]、[[12巻]]、[[13巻]]、[[14巻]]、[[15巻]]、[[16巻]]、[[17巻]]、[[18巻]]、[[19巻]]、[[SS]]、[[21巻]]、[[22巻]]、[[23巻]]、[[24巻]]、[[25巻]]、[[26巻]]、[[28巻]]、[[29巻]]、[[30巻]]、[[31巻]]、[[32巻>魔法科高校の劣等生 32 サクリファイス編/卒業編]]、[[キグナスの乙女たち5巻>新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち 5]]、[[メイジアン・カンパニー3巻>続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 3]]
* コメント
#pcomment(reply,noname,千葉エリカ/コメント)
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