ダライラマ14世のタンカ


2008年10月23日 (木)

SH903i
2008/10/23 13:25:28

タンカ(Thanka)は、チベット文化圏(中国チベット自治区、ネパール、ブータン、モンゴル、北インド方面)で作られる布に描かれた宗教画です。

タンカは、インドからチベットへ伝播した仏教がその地に根付き、チベット文化圏で発達した独特の宗教画です。

タンカは、一般に寺院や屋内の祭壇に掛けられます。それらは、信仰として祈りの時に使われます。
大きいタンカは、例年のセレモニーの時に広げられ、修道院の壁などに掛けられます。

また、巡礼者は、守護尊のタンカを巻いて旅行に携帯しました。このことは、広大な大陸を横断して様式を広めるのに役立ったと考えられます。

これらは、芸術品としてではなく信仰の対象として扱われます。豊富な図像学的イメージそのものが、宗教の実践のための神聖な道具となるのです。

こちらのタンカは、ダライ・ラマ14世所有のもの。

現在、代官山ヒルサイドテラスで見ることができます。

こちらの展示の隣に書かれてあるメッセージです。


つながっていく慈悲の心

もしだれかの幸福を願うなら、思いやりを実践しなさい。

あなた自身が幸福になりたいと願うなら、思いやりを実践しなさい。

THE DALAI LAMA



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最終更新:2009年12月18日 15:51