高速バスを利用する人々 Thu, 19 Oct 2006 08:30:18 GMT

ココログのサーバーメンテナンスで二日間更新できなかったので、まとめて二日分。
書いたのは18日水曜日です。

昨晩11時からnhkで放送した「ドキュメント72時間」 感動しながら見ました。
「最格安・高速バスを利用する人々~東京駅八重洲南口ターミナル」の72時間、
さまざまなたびの理由を持つお客さんと運営を支える人々を記録したもの。
東京駅にあんなにたくさんの高速バスが乗り入れしているとは知らなかったし、
私は高速バスに乗ったことがない。

72時間取材を受けていたお客さんの中で、
私が一番感激したのは、80代の老夫婦。
おじいちゃまは、白く長い綺麗なお髭をはやし、
おばあちゃまは、90度近く腰が曲がっていたけれど、
身綺麗にし、穏やかな笑顔が印象的。
あんな素敵な夫婦になりたい、と思った。
思いやりがあって、見ていてとても微笑ましく、
あんな高齢者ばかりならば、日本は平和になるだろうな、と感じた。
奥様がある病気に認定されて、これから体が動かなくなるから、
動けるうちはたくさん旅行に連れて行ってあげたい、
奥様が一度高速バスに乗って旅をしたいと言うので、
願いを叶えてあげた、と言う旦那様。
その高齢の旦那様は、早朝東京駅に到着すると、お風呂を探していた。
ご自身が朝風呂にでも入りたいのかと思いきや、
奥様をお風呂に入れてさっぱりさせてあげたい、
ゆっくりお化粧と身繕いをさせてあげたい、と言うのだ。
手を繋ぐわけでもなく、べたべたするわけでもなく、
奥様は、旦那様の少し後ろを曲がった腰で一生懸命歩いてついていくのだ。

なぜこのご夫婦が素敵に微笑ましく見えたか、心に残ったかと考えると、
言動の全てに思いやりが垣間見えるからなのだ。
悪口や不平不満を一切言わないのだ。
よく高齢者がインタビュー受けると、
病気だから、 貧乏だから、女房が○○だから、旦那が○○だから、 と言い訳をして、
○○のせいで、○○が悪いから、
私なんて、ウチなんて、 ○○がないから、と逃げ腰で、
○○してくれない、と仕舞いには何事もまわりのせい、
悪口三昧で同情の余地もない方が多いのだ。
不平不満を言う人は、聞き苦しい見苦しいものだ。
そういう人は、だらしなくていい加減か、 神経質で短気かどちらかで救いようがない。

tvのご夫婦は、何度も、ありがとう、とまわりにお礼を言って、
相手の幸せを願う言葉をかけていた。
何事にも感謝の気持ちを忘れないご夫婦だった。
見ているこちらが自然と笑顔になり、幸福を感じさせてもらえる、
そんな空気に包まれていた。
きっとこれからも幸せな余生を送れることでしょう。
私はこれから、80代のご夫婦と言えば、今回のご夫婦を想像するでしょうね。
本当に、素敵な映像でした。

今日彼がオウチに来てくれましたが、もう当然のようにセックスはなく、
私がこんなにイラだったのは、生まれて初めてです。
彼が帰宅後、大きなお皿を一枚持って、少し遠くまで歩いて行き、
誰もいない暗闇の壁に、思い切りお皿をぶつけて割りました。
少しすっきりしました。
彼の愛情と思いやりのなさを考えながら歩いていると、 涙が出てきました。

帰宅してから、私の一番の楽しみ、 鉄さんのブログチェックすると、
更新されてる~!
興奮しながら読み進めると、
「私が左腕で薄い布団を持ち上げると、私の腕の中に、 するりと入ってくる」
あ~~!!私の大好きなシチュエーション!!
こんな風に誘われて、ぎゅっとされて、キスして、 セックスがしたい。
欲情するより涙が出てくる自分が悲しい・・・




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最終更新:2009年12月22日 14:56