寄生
2つの種類の生物のうち、一方が利益を得て、片方が不利益を負うこと。
また、ある生物が特定のほかの生物の体内や皮膚に取り付いて生活すること。
また、ある生物が特定のほかの生物の体内や皮膚に取り付いて生活すること。
ここでは、寄生が関係しているものを取り上げている。
寄主(きしゅ)
一般的には寄生される側の生き物を指すが、
その昆虫が食べるものも寄主と呼ぶことがある。
その昆虫が食べるものも寄主と呼ぶことがある。
外部寄生(がいぶきせい)
寄生者が寄主の体外で寄主にくっついて生活するもの。
内部寄生(ないぶきせい)
寄生者が寄主の体内に潜んで生活するもの。
活物寄生(かつぶつきせい)
寄主を生かしておきながら寄生すること。
捕食寄生(ほしょくきせい)
寄生しつつ最終的に寄主を殺してしまうこと。
多寄生(たきせい)
寄主に同一の種が複数同時に寄生すること。
共寄生(きょうきせい)
種類が異なる昆虫が、同一の寄主に一緒に寄生すること。
社会寄生(しゃかいきせい)
ある種類の生物が築く社会にある財産(食料や働き手など)
を別の種が築く社会が奪うこと。
奪われた働き手は奴隷として使われることが多い。
を別の種が築く社会が奪うこと。
奪われた働き手は奴隷として使われることが多い。
(例)
一方のアリが別の種類のアリの巣を襲い、卵や蛹などを奪う。
奪ったものは自分の巣に持ち帰り育てる。
成虫になったアリは奴隷となって働く。
しかし、無理に働かされているわけではない。
一方のアリが別の種類のアリの巣を襲い、卵や蛹などを奪う。
奪ったものは自分の巣に持ち帰り育てる。
成虫になったアリは奴隷となって働く。
しかし、無理に働かされているわけではない。
過寄生(かきせい)
寄主に親虫が寄生した後子供が同一個体に寄生し、
全個体の正常な発育が出来る以上の寄生となること。
全個体の正常な発育が出来る以上の寄生となること。
寄生性天敵(きせいせいてんてき)
天敵の一種で、ある特定の生物の体内で生活し、そのまま寄主を殺してしまうこと。
寄生蜂(きせいほう)
膜翅目の昆虫で、幼虫時代に寄生生活を行うハチ類の総称。
成虫は寄主に卵を産みつけ、孵化した幼虫はそのまま寄生する。
成虫は寄主に卵を産みつけ、孵化した幼虫はそのまま寄生する。