QGhdyGVxO

266 名前:ふゆう ◆Huyuu..GNg [] 投稿日:2008/03/26(水) 01:12:26.68 ID:QGhdyGVxO
朝、ミクに起こされて目を覚ました。
「まーすーたーっ♪ 朝ですよー♪」
うざったい。不必要に声を響かせるな。無視。
体を起こし、無言で台所に向かった。
「あ……あれ? ま、ますたー……?」
ミクは、きょとんとしたような、不安なような顔をした。
目覚まし時計のくせに、お礼か何かでも求めていたのだろうか。
台所に座ると、すでにそこには朝食が用意されていた。
ご飯、みそ汁、焼き魚。一般的な、普通の朝食。
「あ、マスター、そのお味噌汁なんですけど、
 今日はちゃんとかつおぶしからだしを取ってみたんですよ!
 なんだかマスター、粉末のだしばっかりなんですもん。
 やっぱり、自然な味もいいと思いませんか?♪」
今度は笑顔で、弾んだ声で話し掛けてきやがった。
なんだ?自分を嫁かなにかと勘違いしているのか?
うざったらしいにもほどがある。返事などしてやらない。
もっと、炊飯器の代わりとしての自覚を持つべきだ。
「……ごちそうさま。」
「あ! もう、マスターったら~……。
 嫌いだからって、お魚残しちゃ骨が強くなりませんよー!」
魚は嫌いじゃないさ。機械の味つけが嫌いなだけだ。死ね
最終更新:2008年03月27日 17:40
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