416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 14:39:57.25 ID:k4qrt7Nc0
投下…
「朝のニュースです。司会のオ○ラがお送りいたします」
ん…。ニュースか。
「先日逮捕された容疑者は、ロボットを10体破壊した罪に問われ、懲役10年の実刑判決を言い渡されました」
「まったく、罪のないロボットを破壊して楽しむなんて人間として間違ってますね」
あぁ…。なんてバカなやつ。
ロボットを壊すだけで最高で無期になるってのにな。
ロボット擁護団体の代表が法務大臣になったとかで、罪が急に重くなった。
前は精々器物損壊位で済んでたのにな。
て言うか…オ○ラさんヅラが…。
「おはようございます!マスター」
「あぁ…おはよう、ミク」
「今日もミク張り切って、マスターのお歌一生懸命歌わせて頂きます!」
「よろしく頼む」
「ハイ!」
417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 14:41:48.47 ID:k4qrt7Nc0
コイツは可愛い。可愛くてしょうがない。オレが手に入れた中で一番だ。
だが、見たくなってしまった。
ミクが壊れてゆく様を。
「マスター…?大丈夫ですか?」
「ん…。あぁ。大丈夫だよ」
「はい…それなら良いのですが…」
オレはこの日のためにミクの信頼を得てきた。
長かった。ようやく行動を実行に移すことが出来る。
オレのやり方は少し違う。
目に見える虐待を加えてしまうと、すぐに刑務所行きだ。
だから考えた。目に見えず、ミクが壊れていくのを見る方法…。
精神的に破壊する。
この法律には抜け穴がある。見た目が正常なら問題は無いのだ。
合法的にミクを徹底的に虐めてあげよう。
フフ…。楽しみで思わず勃っちゃったよ…アハハ。
ミク…。キミはどんな表情でオレを見つめてくれるんだい?
418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 14:43:28.45 ID:k4qrt7Nc0
オレは計画を認めた。このデ○ノートを模した学習張に。
最近の小学生はこんなノートを使うなんてな。絶対名前書かれて虐められてるやつがいるだろう…。
だから丁度良い。ミクを虐める計画に使うのにはね…。
半分程埋めておいた。しばらくはこれで…楽しむとしよう。
「マスター。ミク、マスターの為にお菓子を作ってみたんです!食べて頂けますか?」
「は?お菓子!?お前!オレが甘い物嫌いなの知ってるんじゃないのか!?」
始まった。まずはミクが作ってくれた物を徹底的に罵倒する。本当はキミの料理はおいしいぜ…ハハハ。
「え…?マ…マスター?どうしたんですか?一体…」
「どうもこうもねぇよ。お前の腐った食い物なんて食えねぇ。家畜の飼料以下だ!」
「マ…スター?前はおいしいって言ってくれたじゃないです…か?」
「あぁその時は一瞬の気の迷いだったんだろうな!お前の作った物なんて、精々犬の餌だよ!」
そう言ってオレは家の外にいる犬にミクの作ったお菓子をくれてやった。
419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 14:45:33.63 ID:k4qrt7Nc0
「え…そんな。マスターの為なのに…」
ミク…悲しい顔…。アハハ!!いいよ!その表情が見たかった!まったく。収まりつかないぜ…
「計 画 通 り !」
それから暫くはミクの作ってくれた物を徹底的に罵倒して犬の餌にしてやった。
その度に悲しむミク…。アハハ。最高。思い出す度にオレの一物は張り裂けそうだった。
たまらんね。まったく。
「マ…スター。ミクねまたマスターにおいしい!って…言ってもらいたくて…。作ったの…」
「は?お前は犬の餌専門だろ?オレに料理作ってもしょうがないじゃないか」
「!!…そ…んな。ミクはまたマスターに…」
「うるさい!犬の餌量産してるヒマあったら…。窓拭きでもしてこいよ」
「窓はさっき…」
「お前本当に掃除したのかよ!汚れてたぞ!それともお前の掃除の仕方が悪かったのか?」
「おい!どうなんだ?答えろよ!!」
「ヒッ…!ご…ごめんなさい…。ミクの掃除の仕方が…悪かったで…す」
420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 14:46:57.74 ID:k4qrt7Nc0
アハハ。怯えてる。可愛いよミク。その表情。
次は身の回りの世話の仕方を徹底的に罵倒してやる。デ○ノートに書いた通りにな。
まったくヴォーカロイドってヤツは…。歌う以外の機能も充実してて便利な代物だぜ…。アハハ!
「マ…スター?お掃除しておきました…」
「あ?キレイになったのか?」
「ハ…ハイ。それはもう。輝く程に」
「輝く?そうか。見せてもらおうか」
「ハイ!自信持ってお見せ出来ますよ?」
まだ心は折れてないようだ。なかなかメンタルの強い奴。足りない。全然足りない。
423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 14:49:27.13 ID:k4qrt7Nc0
「おい!どうなってるんだ!?」
「え…?どうかしました…か?」
「良く見ろ。真っ白じゃないか」
「え…。これは…スリガラス」
「ダメだよ。こんなんじゃ外を見る気にもならないな。透明にしろ」
「透明…ですか?」
「そうだよ!透明にしろ」
「そ…んな。スリガラス…」
「は?オレが外見るのはダメって言うのかよ!!!!」
「アヒ!!ご…ごめんなさい。…!」
こんなスリガラスを透明にしろなんてな。理不尽極まりない。だがミクはなんとか透明にしようとしてる
本当にオレに尽くしてるんだろうな。だからこそ…ぶっ壊す。
見たくなったんだからしょうがないよな…。アハ…アハハハ!!
424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 14:51:16.18 ID:k4qrt7Nc0
「マス…ター。無理です…透明になんて…」
「ちっ役立たずめ!!お前は本当にどうしようもないな!!」
「ご…めん…なさ…い…うぅ…ヒック…ヒック」
アハハ。泣いちゃったよ。良いよミク。その泣き顔…。もう我慢出来ない位に。
「ミク。オレのを舐めて綺麗にしろ」
「ヒック…。オレ…の?」
「そうだ。口でご奉仕しろ」
そう言ってオレはミクの前に自分の物を出した…
「ヒッ!ヤぁ…マスター。そんなこと…」
「あぁ!?オレのは汚い…そう言いたげだな!!」
「ち…ちが…いま…す。でもミクにはそんな…こと…恥ずか…しい」
426 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 14:52:48.78 ID:k4qrt7Nc0
さすがのミクもオレの物には抵抗感があるんだな…。純情なのかなんなのか…まぁ良い。
「どうした?やるんだ!!」
「ヒャう!や…らせて…いただ…きます」
あぁ…良いな。ヴォーカロイドの口。気持ち良過ぎだぜ…
「まふはー…みふのおふひ…いははへふは…?」
「何言ってるかわかんねーよ。このクソが!!!黙ってやれ」
「はひ…」
顔を真っ赤にしてる。本当に恥ずかしいんだな…アハハそれがまた良い。たまらなく…良い
「おら。出すぞ」
「は…ひ…ろうぞ…」
「ウッ!!」
ミクの口に溢れるオレの白い液体。ククク…汚れちまったなミク。
428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 14:54:19.22 ID:k4qrt7Nc0
「う…ゲホゲホ。うぉぇ」
「おい…。なに吐き出してるんだよ!!!オレのがそんなにイヤか!!?」
「ケホ…ご…めんなさい…でもミクにはこれ以上は…」
「うるさい!!!!口答えするんだなお前は…」
「ご…めん…なさ…い…うぅグスン…うっ…」
無理やりってのも悪くない。しかも相手はオレの大好きなミク。アハハ!!最高だ!!!!
「ちっ…仕方ないな…」
「ミク…今日は一緒に寝よう」
「は…はい!寝ます!」
アハハ。さっきまでの悲しい顔はどこへやら。うれしそうにしやがって。たまには持ち上げとかないとな…
じゃないと…あっという間に壊れても…つまらないしな。
429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 14:55:29.82 ID:k4qrt7Nc0
次の日から相変わらず。作った物は犬の餌。掃除の仕方は徹底的に理不尽なことを叩きつける事を続けた。
まだデ○ノートは半分も行ってない…
「おいミク!!便所掃除だ」
「…はい。お掃除させて…頂きます」
「そうだな。今日はお前の装備で掃除しろ」
「…?装備…ですか?」
「そうだ。お前の口に付いてるだろ?掃除道具」
「口…?」
「お前の舌は何のために付いてるんだよ。掃除道具位にしかならんだろ?」
「舌で…どうすれば…?」
「便器を舐めて綺麗にしろ。徹底的に」
「便器を…舐め…」
「そ…んな。汚い」
430 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 14:57:16.63 ID:k4qrt7Nc0
「あああ!!!??汚いだと!!?オレの使った便所はそんなに汚らしいのか!!!!」
「ヒッ!!ごめんなさい!!」
「わか…りまし…た。ミクの舌で…綺麗に…」
「当然だ!!さっさとやれ」
「は…い。わ…かり…ま…した」
アハハ!便器。本当に舐めてるよ。そこまでしてオレのことを…?そんな理不尽な仕打ちに耐えるミク…最高だぜ!!!
(うぅぅ…マスター…一体…。前はあんなに優しくして…くれたのに…)
(言うことを聞いてあげてれば…あの優しかったマスターに…戻ってくれる…)
(信じてます…マスター)
「なんか言ったか?」
「い…いえ。なんでも…ありません…」
あれからミクは毎日自分の部屋ですすり泣いてる。可愛いよミク。時々聞こえてくる嗚咽の声。
もっと…壊したい。もっと悲しい顔を見せるんだよ…ミク。
次の計画はこうだ。ミクの部屋には私物が一杯ある。そいつを…壊す!
デ○ノートの計画に沿って実行してやる。
431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 14:59:09.52 ID:k4qrt7Nc0
「たまにはミクの部屋も掃除してやろうな」
「…あ。お部屋の掃除?」
「うん。綺麗にしような」
「はい…!ありがとうございます…」
なんか不思議な表情してるな。ちょっと笑顔になったけど。それじゃぁオレは満足出来ない。
悲しみの表情を見せておくれ…ミク。
「やぁ。ゴミが一杯だなミク」
「え…?ゴミなんて…ない」
「捨てちゃうか。ホイホイっと!」
「え?や…それミクの…」
オレはミクの私物を窓から放り投げた。買ってやったアクセやら洋服やら
買ってやった時はそれはもう表現出来ないほど喜んでたな。
だがそんなことはお構いなしだ。今見たいのは…ミクの悲しみに溢れるあの顔だ!
433 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 15:00:19.82 ID:k4qrt7Nc0
「うん!すっかり片付いたな!!ミク!爽やかな部屋になっただろ?」
「は…い。ありが…とう…。ござい…ます」
「うん?なんだか不満そうだな?どうかしたか?オレ張り切って掃除したんだぞ?」
「いいえ!滅相もありません!ありがとうございます!」
気丈な振る舞い…。だが顔は泣きそうだよミク…。アハハ!良い!もっとだ!!もっと悲しむんだよ!
「ん…?これは…」
「そ…それはダメ!!!ミクの大切な!!!」
オレとミクの記念写真。こんな物大事にしてるなんてな。健気で可愛い。
コイツを捨てれば…どんな表情を見せてくれるんだい?ミク
きっと最高の悲しい顔をしてくれるんだろうなぁ…。アハ…アハハハハ!!!
434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 15:01:49.37 ID:k4qrt7Nc0
「これもゴミだな。捨てよう」
そう言ってオレはそいつを叩き壊して、ゴミ箱に捨ててやった
「!!!!!!…あぁ大切な…ミクとマスター…うぐ…う…ヒック…うわーぁぁぁぁぁあああああん」
アハ。ついに号泣しちゃったよ。今までは何とか耐えてたみたいだけど。
流石にコイツは効いたらしいな。
「グス…ヒド…いよ…ウッ。マスター…ヒック。ミクの大切な…大切な…」
アハハ!!良い!!たまらなくなってくる!!今までで一番!デ○ノート様様だ!
計画通りだよ!!!ついに来た!!!
「マ…スタぁ。ミクの事…キライになっちゃった…かな?」
「は?お前なんか元々好きじゃねぇよ!!このメスブタが!!!」
「…そう…なんだ…へぇ…じゃあ…仕方…ない…ね」
ん…?今までとは違う反応…気になる…。
436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 15:03:25.03 ID:k4qrt7Nc0
「じゃあ好きになってもらえるように。ミク頑張っちゃいます!」
…おいおい。逆効果だったか?
「…今夜。楽しみにしておいて…下さい…ね」
「…あ。あぁ。なんだかわからんけど楽しみにしておくよ」
「…はい。きっと…。忘れられない夜に…」
「…じゃあミクはちょっとお部屋で。歌の練習しますね…」
「ん…。勝手にしろ」
「はい…。マスター」
…。なんだ…?一体どうした…。目が…怖い…
「…まぁ良い。次の計画を…ん?」
438 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 15:05:21.05 ID:k4qrt7Nc0
オレはデ○ノートに目をやると最後のページにこう書かれていた
『マスターをミクの物に』
どういう意味…?しかも…血文字!?
書いたのはミクだろうが。血で文字を書くとは…
見られたか…オレの計画。
オレはなんとなく書かれていたことに対して怯えながら夜まで過ごした。
ミクの様子がおかしい…
あれからミクは部屋に篭って何かしている。一体何を…?
バタン!
「!!ミク…か」
「マースーター!!ミクね!マスターに好かれるようにおまじないの人形作ったよ!!」
439 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 15:06:55.69 ID:k4qrt7Nc0
ミクは自分を模した手のひらサイズのぬいぐるみをオレに手渡した。可愛い。
だがオレはやはりミクのあの表情が見たくなった。
「あ…ああ。ありがとう…なんて言うとでも思ったかこの家畜め!!!」
そう言うとオレはミクのぬいぐるみをお気に入りのジッポーで燃やした
めらめらと燃えるミクの作ったぬいぐるみ。さぁミクどんな表情してくれるんだ?
「マスター。やっぱりダメなんだね…。ミクはマスターのこと…大好きなのに」
「ヒドイことされても。それでもマスターが大好きで…。だからミクのこと見てもらおうと思って」
「ミクの分身作ったんだよ?それを燃やしちゃうなんて…。本当にミクのこと…」
「キライなんだね」
ミク!!!顔が!!!目が!!!悲しい表情じゃなく…なって…!
「マスターのノート見ちゃったんだ。ヒドイこと一杯書いてあった」
「でもね…ミクは。マスターのこと…大好きだよ!!!!!!!!」
ズブっ!
442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 15:07:53.47 ID:k4qrt7Nc0
「うぐあぁあ゙あ゙あ゙ああああ゙ああ゙あああああ゙ああああああ!!!!!」
ミクは置いてあった果物ナイフでオレを!!!
デ○ノートの最後に書いてあった…マスターをミクの物に。意味が分からなかったがこう言う事…
「ぐぁ…。ミク…」
「マスター。これでミクと一緒になれたね…。永遠に一緒だよ…マスター」
「ウフ…ウフフ…あは…アハハハハハハハハハハハハ!!!!!」
「計 画 通 り !」
ミクはそう言ってオレの首を…捻じ切っ…
ブチン!
~Fin~
最終更新:2008年03月27日 18:06