李書文のトラぶる道中記

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<プロローグ> 『ヴァルハラ温泉を勝ち取れ!道中の猛者どもを打ち倒し、君も秘湯をゲットしよう!』  そんな怪しさ爆発なチラシを、李書文は真剣な眼差しで見ていた。 書文「温泉はいらんが・・・猛者を打ち倒す、という文句には惹かれるものがある。    よし、思い立ったが吉日。それ以降は全て凶日だとトリコも言っていた。出発するか」 士郎「どこに出かけるんだ?」 書文「ただの修行よ。そうだ、日頃の美味い食事の礼も兼ね、賞品の温泉はお前にくれてやろう。    感謝するがいい。はっはっは!」 士郎「・・・夕飯までには戻って来いよ?」 書文「約束はできんが、美味な料理を期待しているぞ。では行ってくる」 <中ボスステージ> ヘイドレク「第一問。闘争は人の喜びである。是か否か」 書文「ぉおう。なにやら危険人物発見。    あの狂った面、間違いなくバーサーカーだな。・・・しかし今喋ったような?」 ヘイドレク「問答大好きヘイドレク。さぁ、わが質問に答えよ。     闘争は人の喜びである。是か否か」 書文「闘争は人の喜びか、だと?是である!戦い、そして強くなることこそ我が喜びよ!」 ヘイドレク「なるほど、正解だ。     ククク、なかなかの戦闘狂と見える。そして己の強さを磨くことを生きがいとする・・・。     ひょっとして君、俺のソウルブラザー?」 書文「なんと、ではお前がワシの弟か!」 ヘイドレク「え、俺が弟?時代の古さとか考えるとむしろ俺のが兄貴じゃね?」 書文「えー。ウチ、中国人だからサー。父とか兄とか、目上のものとして敬わなくちゃならないんだよネ、儒教的に考えて」 ヘイドレク「フフフ。それ、遠まわしに侮辱してるよネ(はぁと)。      よーし!パパ、その喧嘩乗っちゃうぞー!!」 書文「かかってくるがよい、狂人よ!あと、お前がパパなんて認めねぇ」 ヘイドレク「■■■■■ーーッ!!」 ティル「きゃー、パパ素敵ー!」 書文「って、娘(?)いるし!?」 <ラスボスステージ> 書文「フフフ、猛者どもとの戦いを通して、少し強くなれたような気がする。あくまで気のせいだけど!     くぅ、サーヴァントの身であることが悩ましい。肉体さえあれば!強くなれるというのに!!」  トゥルルルルルル 書文「な、なんじゃいあの若者。いきなり電話のような声をあげおって・・・。     ハッ!あれはまさかパッショーネのボス!?いかん、まだ出てくるな!第五部はまだ読み終わっておらんのだ!!」 メリー「・・・何言ってるのよ、アンタ」 書文「っ!!!なんとその声・・・ボスの正体は女だというのか!?しかしトリシュは父だと・・・どういうことだ?」 メリー「あのね・・・まぁ、いいわ。     『メリーメッセージ(もしもし、私メリーさん)』、今、貴方の後ろにいるの」 書文「む、背後に気配!!いかん、ここまで接近を許すなど・・・距離をおかねばっ!」 メリー「逃がさないわ!追撃スキル、甘く見ないことね!」  グサッ! 書文「ぐっはぁ!?年端もいかぬ娘に一撃貰うとは・・・一生の不覚!!」 メリー「ふふふ、もう最弱鯖なんて言わせない!私の強さ、証明してあげるわ!」 書文「えー。ワシ、強い奴と戦いたいんだけどー。お前、弱いじゃん。帰れ」 メリー「きぃー!私の一撃食らっておいて、偉そうなこと言わないでよ!!」 書文「ニ打目は食らいません。そしてニ打目は要りません。    お前なんぞ、宝具がなくとも一撃で片付けてくれるわ」 メリー「・・・あ、あれ?勝てる気がしない。でもやるわ。私だってやるときはやるのよ!     ファイト、メリー!負けるな、メリー!」 書文「うー、やる気が全然起きねー」 <エピローグ> 書文「おーい士郎。今帰ったぞ」 士郎「お、ちゃんと夕食までに帰ってくるなんて珍しいな。    ・・・後ろにいるメリーさんはどうしたんだ?」 書文「挑んできたので返り討ちにしてやったら、泣き喚いてうるさいんでな。    士郎の料理を食わしてやるから泣くな、とあやして連れてきた。    コレとつれて帰る途中で、何人かの警察に戦いを挑んできたが、それらも返り討ちにしておいた」 士郎「・・・あちゃー。あとで交番に謝りに行かないと」 メリー「あ、あはは・・・。私は止めたんだけど、きかなくってね」 書文「さぁ、士郎。夕飯にしようではないか」 士郎「はいはい」

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