ハイク・ナハペト

【元ネタ】アルメニア神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ハイク・ナハペト
【性別】男性
【身長・体重】210cm・160kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷A 魔力D 幸運B 宝具C++
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
千里眼:C++
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
 集中力を研ぎ澄ませることで遥か遠方の標的すら狙撃可能となる。

勇猛:A
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

先制攻撃:A+
 戦闘で先手を取る能力。
 戦闘開始ターン(1ターン目)のみイニシアチブを確定で取る事が出来る。

【宝具】
『巨王一穿(ハイク・ゼンク)』
ランク:C++ 種別:対人宝具 レンジ:- 捕捉:1人
 巨人王ベルを射抜いたとされる長弓による超々遠距離射撃。
 対象の最大攻撃範囲外からの射撃の際にのみ使用することができる。
 放たれる矢は飛距離に比例して速度を増すため、目標が遠い程に高い威力を発揮する。
 速度・威力が変動する矢を対象に命中させるには射手としての優れた眼と技量が必須となる。
 敵が強大な存在であるほど、それに抗うための必殺の一撃となる巨人殺しの宝具。

『威敵の墓碑(ゲレズマンク)』
ランク:D 種別:結界宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:-
 アーチャーが巨王ベルを倒し、敵国に見える丘に祀ったと言う墓碑の再現。
 倒した敵の遺物を中心として外敵の進軍を阻む結界を敷き、
 結界内に侵入した敵性勢力の各ステータスを低下させる。
 効果は祀った敵の霊格に比例し、遺物からの距離に反比例する。

【Weapon】
『長弓』
 生前に愛用していた弓で、強力な武器と称されている。

【解説】
アルメニア人の始祖。アダムの子孫であるノアの玄孫。
巻き毛に輝く目の偉丈夫で人望が厚く、強力な射手であり大胆不敵な戦士の男だった。
ハイクが率いるハイ族がバビロン近くの暖かい土地に向かって南進すると、そこは
邪悪な巨人ベル王の支配する地域であった。ベル王は自身の孫であるカドモスを
人質としてハイクの下に送るなどしてハイ族を自分の専制政治下に課すことを試みた。
しかし誇り高いハイクはベル王の軍門に下る事を拒否し、息子アラマニアクが生まれると
彼は北方アララト山の麓にハイ族を導き、村を作りそこをハイヤスタンと名付けた。

その後ハイクは長弓を使い、不可能に近い距離から丘の上にいるベル王を射殺した。
ハイクの軍が王の部隊を混乱に陥れ戦いに勝利すると、彼はベルの死体をミイラにし、
ベル王の妻や息子たちに見せしめるため高い場所に埋葬するよう命じた。
そしてベル王が戦死したその丘を、「墓」を意味するゲレズマンクと名付けた。

ハイクが敵を射殺す図はしばしばニムロドに向けられており、また彼が一度退却し
一撃必殺の矢を放つ様はティタノマキアにおけるゼウスに通ずるものがある。
またアルメニア語の聖書においてオリオン座はハイクと訳される等、
様々な神話・伝承との接点・類似性を持つ英雄である。

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最終更新:2016年12月27日 12:07