【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】武則天
【性別】女性
【身長・体重】162cm・49kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C+
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
垂簾や傀儡を間に立てて正体を偽る時はランクがBとなる。
【固有スキル】
皇帝特権:A
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは道術、神性、騎乗、カリスマ、等。
ランクがA以上の場合、肉体面での負荷すら獲得する。
妖姿媚態:A
妖艶な美貌と話術を使って他者を惑わす手練手管。
魅了によって他人を意のままに操る、魔力によらない精神干渉。
対話、弁論、策略、陰謀などにおいても大きな効果を発揮する。
対抗するには対精神干渉系のスキルが必要。
拷問技術:B
残虐な見せしめに特化した拷問技術。
拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。
毒婦作成:B
自身の手練手管を伝授し、傾国の美女を人為的に誕生させる技術。
その特性上、自身を越える邪淫婦を作り出すことはできない。
アサシンが死亡した場合、対象は「精神汚染」を取得し、アサシンの地位に成り代わろうと
するが、その者の末路がどうなるかは言わずもがなである。
【宝具】
『大方等無想大雲経(たいごうはみろくぶつのげしょうなり)』
ランク:C 種別:対国宝具 レンジ:- 最大捕捉:500人
弥勒菩薩の転生と名乗る浄光天女の威光の証たる予言の経典。
アサシンがこの書に手を加える事で、恰もそれが真実であるかの様に宣布される。
『名詮自性』を用いれば周囲の人心にもそのように伝播する。
宝具に書かれた予言を疑う事は出来ないが、アサシンに対する心証は変わらない。
『名詮自性(なをもってたいとなす)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
名を以って人を縛り、獣と宣して政敵を貶めた逸話による宝具。
敵対者には獣性や魔性などの霊格が低下する属性を付加し、一時的にその英雄性を失する。
自身の名や元号、都市や文字などにも名と共に霊格を付与するが、
効果持続が短いため再三の改名や改号を繰り返す必要がある。
【Weapon】
『鞭・手鎚・匕首』
武則天が荒馬を調教するのに用いた調教用具。
従わぬ臣下に対しても使えると豪語していた。
【解説】
事実上、中国史上唯一の女帝。
14歳で唐代皇帝太宗の後宮に入り、その才気を認められるも、流言により地位を失う。
太宗死後、出家を命じられ道教の道士となるが、三代皇帝高宗の寵愛を受け後宮に復帰。
政敵の蕭淑妃のみならず正室王皇后にまで自ら殺した子殺しの罪を着せ失脚させる。
垂簾聴政による執政で高宗を助け、長年に続く百済、高句麗との戦いに勝利し、
これを滅ぼすと朝廷内の人材登用に励み側近を忠実な臣下で固める。
実子中宗を帝位に据えた後、自ら編纂させた仏教の経典『大雲経』を予言書とし、
自身を弥勒菩薩の転生と名乗り、武周王朝初代皇帝となる。
武一族の専横に対し旧皇族らの反乱が度々起こるが、
これを未然に防ぎ81歳まで帝位を退くことはなかった。
死後も韋皇后による帝位簒奪計画により帝室は大きく混乱し、後に武韋の禍と呼ばれた。
邪魔者に対する残虐な処刑法や姓を改名させて獣に落とすなど徹底した弾圧が
批判される一方、その政治的手腕に対すて評価する声もある。
最終更新:2017年03月10日 15:14