【元ネタ】世界各国の童話や寓話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ビッグバッドウルフ
【性別】雄
【身長・体重】約200cm・約120kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
【固有スキル】
変化(潜入特化):C-
文字通りに「変身」する能力。
人間や他の動物など、自在に姿を変え暗殺すべき対象に接近することが可能となる。
ただし、声や体型などどこかに無理が出るらしく他の道具などによる補助がないと怪しまれることになる。
怪力:C
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
動物会話:A
人間や他の動物との意思疎通が可能。
物語の世界に生きていたため人間の言語も他の動物達の言語も理解することが出来る。
また、変化スキルと組み合わせることで交渉や詐略の判定などに有利な修正が与えられる。
【宝具】
『お前を食べるためさ(ダス・イッヒ・ディッヒ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
『赤ずきん』『狼と七匹の子山羊』に由来する宝具。
その大きな口で呑み込んだものを体内に閉じ込める。
体内はいわゆる四次元空間となっており、果てが無いために自力での脱出は非常に困難。
呑み込める量に制限が無いように見えるが呑み込むほどに重さが増えていくため、
あまり呑み込みすぎると重みで動けなくなってしまうため注意が必要である。
『子ブタくん、中に入れておくれ(リトルピッグ・リトルピッグ)』
ランク:D 種別:対陣宝具 レンジ:10~60
『三匹の子豚』に由来する宝具。
敵の陣地や結界に存在する物理的・概念的脆弱性を突き、その吐息で吹き飛ばし破壊する。
低位の魔術師が展開した急造の結界など欠陥の多いものならば一息で全体を破壊出来るが、
高位の魔術師が展開した宝具級の陣地など欠陥の少ないものになるほど破壊率は減少していく。
破壊率を上げるには陣地に直接ダメージを与え、綻びを作る必要がある。
【解説】
世界各国の童話や寓話など、多くの物語に登場する“大きくて悪い狼”という概念が統合された幻霊サーヴァント。
グリム童話『赤ずきん』ではおばあさんに化け赤ずきんを、『狼と七匹の子山羊』では母山羊に化け子山羊達を食べてしまうが、
最後には狼が寝た隙に狩人や母山羊によって腹を切られ助け出される。
イギリス民話『三匹の子豚』では最初の二匹が建てた藁の家と木の枝の家を息で吹き飛ばしてしまうが最後の一匹が建てた煉瓦の家はびくともしない。
しかしイソップ寓話『オオカミ少年』では嘘つきの少年が狼が来たという嘘をつきすぎて誰からも信用されなくなった隙をつき、
羊を全て食べてしまうという狼側が勝利する話も存在する。
多くの物語で悪役として登場する背景にはヨーロッパでは牧畜が盛んで、家畜を襲う害獣とされていたことが影響していると考えられるが、
近代では日本を中心に逆に善側のキャラクターとして登場するものも増えている。
最終更新:2023年11月04日 07:46