ヤン・ジシュカ

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ヤン・ジシュカ
【性別】男性
【身長・体重】182cm・76kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷E 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
信仰の加護:A
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

硝煙の嚆矢:B
 新兵器を駆使し旧来の軍隊を駆逐したアーチャーの用いる特異な軍略。
 召喚された当時の最新の戦術・戦略を取り込み、適切な運用を可能とする。

狂信のカリスマ:A
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 またアーチャーと信仰を同じくする者たちに対しては絶大な効果を発揮する。
 但しデメリットとしてその者たちのファンブルの確率も高まる。 ……が、指揮官として最高峰の実力を持つアーチャーが健在のうちは、これらのデメリットが表出することはない。
 アーチャーの組織したターボル派は信仰心に由来する高い士気と厳粛な軍紀により当代屈指の練度を誇る軍隊として存在した。

常勝の凱歌:B
 戦場で味方のフス派が聖歌を歌うと敵の十字軍が恐れをなして壊走したという逸話がスキルとなったもの。
 戦局が自軍有利に傾いている時、敵軍の士気及び能力を低下させる。

【宝具】
『汝ら、神の戦士よ(フス・ターボル)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 欧州史上初めて携行火器を実戦投入し、装甲馬車と並用する新戦術によって、
 皇帝率いる十字軍に幾度も大勝したアーチャーは"最新の軍事力を行使する者"として定義された。
 即ち、召喚された時代に存在する最新鋭の武器・兵器を軍事拠点となる城塞都市にて生産し、Eランク相当の擬似宝具とする能力。
 現代に召喚されれば神話・伝説の英霊にも引けを取らない火力を発揮し得るが、大掛かりな兵器になるほど生産効率が低下していくため注意が必要。

【解説】
 元々はボヘミアの小貴族であったが、ある日何を思ったか傭兵に転身。
 「グルンヴァルトの戦い」など様々な戦場において、その軍事的センスを磨いていく事となる。
 彼にとっての最大の転機となったのは「早すぎた宗教改革者」と称されるヤン・フスとの出会いであろう。
 その宗教的純潔を貫く姿に心酔したジシュカは、フスが異端の罪で火刑に処せられると共に信徒を率いて神聖ローマ帝国に反旗を翻す。
 これが十数年に渡って欧州を揺るがす惨禍となった“フス戦争”の始まりである。
 城塞都市「ターボル」を建設し、信徒達を国民軍として訓練。
 当時はまだマイナーな武器であった銃火器を使い、挙句の果ては戦車まで用いた戦法で以て十字軍の大軍を幾度と退けていく。
 あえなくペストで没するが、彼の遺志を継いだ弟子達によってフス戦争は収集不可能の泥沼へ突き進む事となる。
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最終更新:2023年11月02日 23:18