ペリクレス

【元ネタ】史実
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】ペリクレス
【性別】男性
【身長・体重】187cm・80kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:EX
 通常のキャスターのような魔術工房としての陣地を作成することはないが、
 頭脳の裡に民会(エクレシア)を常時展開し、『我等、地を統べる雷霆』により同調した民衆と討議することであらゆる行動判定にボーナスを得る。

【固有スキル】
為政:A+
 状況の統治、運営に際しての手腕。戦場に於ける“カリスマ”ではなく、国内に於ける“支持率”。
 アテナイ最盛期を築いた政治家であり、民衆の扱いを知り尽くしたルーラーは最高ランクでこのスキルを保有する。
 煽動、話術、交渉術と言ったスキルを内包し、鼓舞や戦意高揚とは真逆の“秩序”を広げる治世スキルとなる。

遅滞戦略:B
 ペリクレス戦略。
 戦略の派生スキルであり、防勢・足止め・戦況の膠着化に重きを置く。
 反面、当然の事ながら攻勢ではランクの低下は免れない。

陶片追放:A
 アテナイ民主主義を破壊する恐れのある僭主の台頭を阻止するための制度が昇華されたスキル。
 皇帝特権や国略などの強権に由来する能力を一時的に無効化または弱体化させる。
 しかし、成功率・弱体化の度合はその場の賛同者の多寡によって左右される。

【宝具】
『我等、地を統べる雷霆(アレオパゴス・ケラウノス)』
ランク:B 種別:対衆宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 「口に雷を宿す」と喩えられる弁舌を武器にアテナイを掌握し、「地上のゼウス」とまで讃えられたルーラーの演説が宝具の域まで昇華されたもの。
 自身を民衆に対してのゼウスと擬似的に定義し、加護という形で演説に共鳴した聴衆にその度合いに応じた様々なバフを与える。
 また、敵対者に対して威圧的な演説を行うことで聴衆の強化と敵対者へのデバフ・重度の精神攻撃を並行して行うことも可能。
 与えた精神ダメージの深度によっては物理的な電流に等しい衝撃を以って、対象の息の根を止める事さえ有り得る。
 演説という性質上、確固たる思想・信念を持たない大衆にこそ、強く作用する宝具と言える。

【解説】
アテナイ最盛期を築き上げ、ペロポネソス戦争に導いた政治家。
市民からの信頼を失ったキモンが陶片追放で失脚すると、事実上のトップである将軍職を独占。以後アテナイの最高権力の座を独占した。
デロス同盟の他都市の富をアテナイに集中させ神殿の再建といった公共事業に費やし、市民を豊かにした。
特に教育や文化においては古代ギリシャの中心とまで謳われた程である。
これに反発したスパルタを中心とするペロポネソス同盟により戦争が勃発。
ペリクレスは籠城により得意分野である海上決戦の機会をうかがっていたが、疫病が蔓延。この疫病に自身もかかり没した。
彼の演説は現代でも参考や研究の対象となっており、当時は「地上のゼウス」「彼が話す時、ゼウスの武器を携えている」などと称賛されている。
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最終更新:2023年11月02日 23:16