ウォルフガング・ロッツ

【元ネタ】史実、「シャンペン・スパイ」「スパイのためのハンドブック」
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ウォルフガング・ロッツ
【性別】男
【身長・体重】180cm・70kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力E 幸運C 宝具D+
【クラス別スキル】
気配遮断:C-
 自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
 宝具の影響により、常にシャンペンの芳香が発生してしまう。

騎乗:C
 乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。
 アサシンは農業学校での馬の飼育、訓練、乗馬経験から騎馬のみ乗りこなせる。

【固有スキル】
黄金律:C-
 身体の黄金比ではなく、人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。
 モサドからの支援により、エジプトの上流階級に潜り込めるほどの金銭を持つが、その殆どは諜報活動の為に湯水の如く浪費される。

諜報:B+
 気配を遮断するのではなく、気配そのものを敵対者だと感じさせない。
 通りすがりの通行人、何処かで見たような近所の人間、無害な石ころなどと勘違いさせる。
 ただし直接的な攻撃に出た瞬間、このスキルは効果を失う。
 金を湯水の如く浪費することで一時的にランクが上がる。

指南の心得:C
 数々の英雄を育て上げた者が得るスキル。指導者としての手腕。
 ランクCなら自らの持つ技能であれば習得させる事が可能。
 ただしその習熟度は自らの物を上限に、相手の才能に大幅に左右される。
 アサシンは諜報の他、変装、話術のスキルを取得している。

【宝具】
『背景、泡沫の美酒に溺れる(シャンペン・スパイ)』
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
 エジプトの上流社会に浸透するために大量のシャンペンをモサッドの経費で使った彼に対して、上司がつけたあだ名に由来する。
 隠蔽性に優れた、シャンペンの酒気を媒介とした魅了、洗脳宝具であり、相手の思考を蕩かす事で潜入、交渉など諜報活動全般に大きなボーナスを得る。
 その他、自分の情報そのものを酔わせ、ぼやけさせることで自らのステータスやクラス、容姿、サーヴァントとしての気配を隠蔽させることも可能な常時発動型の宝具。
 金を湯水の如く浪費することで一時的に酒気の濃度と量を増大させ、魅了効果を広範囲に拡散させることも可能。

【解説】
 本名はウォルフガング・ロッツ、ドイツ人の父とユダヤ人の母との間に生まれた。
 ドイツ語を流暢に話せた為にユダヤとの混血であることを見抜くは容易ではなかった、
 またこれらの要素はスパイとしての技能の一つとなる。
 ヒトラーが政権を握った事により母と共にパレスチナに移住、その後農業学校へと入学をし馬術などの技術を学んだ。
 ロッツはハガナーに入隊、ドイツ語を話せるという技能を買われ捕虜の尋問などの活躍を果たし、
 終戦後にはパレスチナの石油会社に勤め武器密輸にかかわっていくことになる。
 イスラエル独立戦争に参加、戦果を挙げその後のスエズ戦争では少佐として指揮を執った。
 アーリア人の風貌ドイツ語の技能を駆使し諜報機関に入り、スパイとして活躍する。
 また、エジプトでは青年期に習った馬術の技能を生かし乗馬クラブに入会し上流階級へとコネクションを持つことに成功する。
 任務の途中に無関係の女性と結婚をし上司に報告しなかったという話も挙げられている。
 妻に自分の身分を明かし、パーティーなどに夫婦ともに参加し人脈などを着実に広げていった。
 ロッツはドイツやエジプトの権力者から情報を盗み中東戦争におけるイスラエルの勝利に貢献していった。
 また彼はエジプトの国家保安局によって逮捕されたが、自身がユダヤ人であることは誤魔化した。
 そのおかげか死刑は免れ終身刑の判決を受けた。
 最終的にはイスラエル政府とエジプト政府の交渉の結果、釈放されイスラエルで暮らしたという。
 引退後には自身の経験を綴った著書を書き、西側諸国で販売された。
 またシャンペン・スパイというのはエジプト上流社会に浸透するために大量のシャンペンを諜報機関の経費で使った彼のあだ名だという。
 この著書を出版したのが原因で諜報機関をは縁を切る事なった。
 死去の際には高い戦功をあげた彼に対して軍人として埋葬されたという。
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最終更新:2023年11月01日 23:13