イーオー

【元ネタ】ギリシャ神話、エジプト神話
【CLASS】アルターエゴ
【マスター】
【真名】イーオー
【性別】女性
【身長・体重】163cm・52kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷B 魔力EX 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
単独行動:A+
 マスター不在でも行動できる能力。

陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

ハイ・サーヴァント:A
 英霊複合体であることを示すスキル。
 イシス、デメテル、2体の神霊が力を貸している。

【固有スキル】
女神の神核:A-
 生まれながらにして完成した女神であることを現わすスキル。
 肉体の絶対性を維持する。肉体の成長もなくどれだけカロリー摂取しても体系が変化しない。
 複数の女神を宿したのとアルターエゴ、自身も古き時代では神として扱われたがギリシャ神話体系に取り込まれた事で人間となった事でランクが低下した。

主神の寵愛:A+
 ゼウスに愛され、多大な加護を賜っている事を表すスキル。
 ここまで来るとヘラによる嫉妬で命を狙われるレベル。

女神の呪詛:A++
 大神ゼウスの妻であるヘラの呪い。
 アルターエゴに狂気と恐怖を付与し、混乱状態へと陥れる。
 このスキルの効果が発揮される限り、アルターエゴは正常の思考をする事が出来ずに意思疎通が行えない。
 また、『嫉妬を躱せし霹靂の牛』によって発生する神気を感じ取り女神ヘラによる浮気相手のアルターエゴを殺す、虻が嗾けられる。
 アルターエゴを確実に殺す為に送り込まれる虻は群れをなし、アルターエゴの周囲にまで問答無用で襲いかかる為に、ターゲット外への配慮は一切されていない。
 ヘラの目を躱す為に作り出された『嫉妬を躱せし霹靂の牛』が解除されれば女神による報復呪詛は消失し、本スキルの効果は失われる。

エジプト魔術:A
 エジプトの女神イシスと同一視されている事で獲得したスキル。
 古代エジプトの魔術刻印を所有している。
 このスキルの所有者は、死霊魔術の判定に対してプラス補正が加えられる。

豊穣の恵み:-
 豊穣の女神による周囲へ齎す天の恵み。
 回復効果やバフ効果を向上し、即死判定や病魔、飢餓に関するデバフに高い耐性を得られる。
 またこのスキルを加護として他者に分け与える事も可能。

オーバードーズ・イモータリティ:EX
 『id-es(イデス)』と呼ばれる、アルターエゴにのみ許された生まれながらに持つ特殊能力。
 『豊穣の恵み』から進化したチートスキル。
 不死をもたらす食物アンブロシアを無限稼働で生産し続ける女神デメテルの権能。
 オシリスの遺体を回収し、繋ぎ合わせ強力な魔力で蘇生させようとしたイシスの権能。
 元々は雨をもたらす月の女神の化身であったイーオーの権能。
 以上の豊穣の権能を濃縮した、乳白色の霊薬を振り注がせ、霊薬を摂取した味方を一時的に『死ななくする』
 肉体の損傷は即座に修復され、あらゆるバットステータスは治癒され続け、魔力も満タンになるように常時生産され、即死効果は全て無視される。
 霊基の九割を損なう致死ダメージも瞬時に快癒するまさにチートスキルだが、使用出来る霊薬の量には限りがあり、一度の召喚につき一定回数しか使用できない。
 また、1回目の使用は霊薬に含まれるデメテル・クリロノミアによる調整により、摂取者の安全が確保されるが、2回目の使用は基本的に霊基が耐えられず、必ず自壊し、消滅する

【宝具】
『嫉妬を躱せし霹靂の牛(ミケーネ・タウロス)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:50人
 大神ゼウスが女神ヘラの眼を躱す為にアルターエゴを牛の姿にした逸話が昇華した宝具。
 神代ギリシャの失われた技術を使用したナノマシンをアルターエゴ自身の身体に埋め込み生物としての在り方を変貌させた。
 その為にアルターエゴの姿は鋼鉄と有機素材で構成された牛型の半有機生命体となっている。
 アルターエゴを愛した主神の加護が備わっており、雷による耐性や魔力放出(雷)が付与される。
 また、アルターエゴに悪意を向ける外敵には、大神ゼウスによる天雷が降り注ぐが、この自動反撃を行えば身体から溢れ出る神気によってゼウスの神妃であるヘラの報復呪詛の対象になりやすい。
 常時発動型宝具であり、解除するには『放浪せし豊穣の乙女』の効果によってのみ解除が可能。

『放浪せし豊穣の乙女(ペリプラノメノス・イーオー)』
ランク:A 種別:対牛宝具(自身) レンジ:- 最大捕捉:1人
 アルターエゴと同一視されている女神デメテルの放浪とアルターエゴ自身の放浪が融合した宝具。
 『嫉妬を躱せし霹靂の牛』の発動中はアルターエゴが闊歩する大地は荒廃し、生命の息吹すら感じさせないほど悲惨な状態となる。
 女神の報復から逃れようとする乙女が踏み入れる大地はその地に存在する地脈を修復が困難なまでに破壊し尽くす。それ故に動植物の繁殖は否定されそこに残されたのは枯れ果てた土地であった。
 しかし魔力が切れた暁には、大神ゼウスによって変貌を遂げたアルターエゴの肉体を構成する、『嫉妬を躱せし霹靂の牛』が解除され、麗しい乙女の姿へと戻る事が約束され、嫉妬に狂う女神による報復呪詛から逃れた事を意味する。

『慈愛の聖母(フィーリア・メーテール)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:100人
 アルターエゴと同一視された女神イシスや女神デメテルの力を組み合わせた複合結界。
 真名解放で大地を見守るような輝きを放つ太陽円盤、ナノマシンで構成された機械仕掛けの月が出現。
 太陽円盤はファラオや神々が持つ敵を焼き尽くす灼熱の太陽の具現ではなく、子を照らす母の愛を具現化した太陽。
 レンジ内における味方に永続回復上昇効果とステータス上昇が付与され、更に王家の守護神であるイシス神の威光により、王属性を持つサーヴァントは倍の効果を得られる。
 機械仕掛けの月は子の行く末を案じその障害を排除する母の苛烈な愛の具現化した月。
 月光に照らされた大地は敵の持つ汗や唾液など地に付着した体の一部を情報として取り込み、その度にナノマシンと大地で構成された半機半土の毒蛇を造り出す。
 毒蛇は強力な毒の他に魔力の飢餓状態を付与しそれにより魔力消費量が上昇、更にかつて太陽神ラーから力を奪う事にも使用された為に神性を持つサーヴァントには倍の効果を与える。
 女神による呪詛の対象となった『嫉妬を躱せし霹靂の牛』発動中は本宝具を発動及び使用する事は出来ない。

【解説】
 ギリシャ神話に登場する女性。
 ヘラに仕える神職だったがゼウスに愛され(意味深)た後、
 ヘラの嫉妬を躱す為に白い牝牛に変えられる。
 しかしヘラはこれを見抜いており、巨人アルゴスに命じて牝牛に変えられたイーオーをミュケナイの森に幽閉した。

 その後、ゼウスはヘルメスに牝牛を開放するよう命じ、ヘルメスは監守のアルゴスを殺害して牝牛を開放する。
 しかし、ヘラは開放された牝牛の元へ虻を送り、
 虻に追われて狂い回った牝牛はイオーニア湾、イリュリアー、ハイモス山、トラーキア海、スキュティアー、キメリアーと
 各地を彷徨った挙げ句にエジプトの地に辿り着く。

 この地でようやく人の姿に戻ったイーオーは、ゼウスとの間の子エパポスを出産。
 これを知ったヘラがクーレースに命じてエパポスを攫わせた為、イオは息子の行方を探すために旅立ったが、
 ゼウスがクーレースらを殺害した事が功を奏し、イーオーはシリアのビュブロス王の下で養育されていたエパポスと再会できた。

 その後、イーオーはエジプトの王テーレゴノスと結婚。
 また、イーオーはエジプトの地にデメテルの像を建て、
 エジプト人はデメテルとイーオーの事を(エジプト神話の)女神イシスと呼ぶようになったという。
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最終更新:2023年11月01日 23:08