アペプ

【元ネタ】エジプト神話
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】アペプ
【性別】男性
【身長・体重】210cm・120kg(人型形態)、26m・???t(大蛇形態)
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A+ 耐久EX 敏捷B 魔力EX 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
復讐者:A
 復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
 周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変わる。

忘却補正:B
 人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
 忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。

自己回復(魔力):-
 自己回復(魔力)は『竜種』により失われている。

【固有スキル】
荒原の膂力:A+
 砂漠と戦争の神でありアヴェンジャーの天敵ともされるセト神と習合したことで獲得したスキル。
 世界最大の砂漠であるサハラ砂漠の全質量をその身に宿し、その砂嵐の如き暴威は全てを飲み込むだろう。
 怪力、頑健を含む複合スキルであり、その圧倒的超質量に対抗するには最低でも地形破壊級の攻撃手段が必要となる。

闇夜の睥睨:A+
 アヴェンジャーが持つとされる魔眼。
 神話では彼が睨めば神々が竦み何も出来なかったとされる神すらも恐れる威光。
 アヴェンジャーに睨まれた者は感覚が麻痺し一定時間動く事が出来ず霊体化する事も不可能である。
 しかしアヴェンジャーを撃退した嵐神は強い意志で跳ね返した為に万能という訳でもない。

炯然を覆いし者:A++
 闇の化身であるアヴェンジャーのスキル。
 常に身体全身を闇の瘴気で覆われており同ランクの太陽に関する神性やスキル、攻撃等一切を無効化する。
 エジプト神話の秩序を保つ太陽神ラーの宿敵であるアヴェンジャーは太陽、秩序の属性を帯びた者に対して特攻効果を得る。

暗黒の神核:EX
 世界に闇を齎す神であることを現すスキル。神性を含む複合スキル。
 原初の水神ヌンから生まれた暗黒神であり、無限に生と死を繰り返し死を運ぶとされた大蛇の姿で描かれるアヴェンジャーは、
 即死攻撃の成功率及び耐性に極めて有利な補正を得る。

竜種:EX
 幻想種の頂点たる竜種であることを示す。
 様々な個体が存在するが、共通して堅牢な皮膚と呼吸するだけで莫大な魔力を生成する心臓を有する。
 アヴェンジャーの場合は、原初の水より生まれた存在であるために破格のランクを有している。

【宝具】
『澎湃たる皆既の蛇(ドゥアト・アポフィス)』
ランク:A~A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 神話で語られる冥界の河を飲み干した事で己の体内に蓄積された冥界のテクスチャの一端。
 アヴェンジャーに捕食された場合、口内から体内へと運ばれて行き冥界の水を蓄積された部分へと堕とされてゆく。
 足場となる場所は当然なく冥界の海とも言える水に飛び込むしかないのだが生者、若しくは一時的に肉体を保持したサーヴァントが浸かれば最後、
 肉体情報、霊子情報が分解されてゆきアヴェンジャーの霊基拡大の為の燃料として変換される。
 分解された魂は冥界成分を含んでいるアヴェンジャーの体内から脱出する事は出来ず魂ごと束縛され体内へと囚われる。
 真名解放する事で体内に存在する冥界の水を開放。
 外へ解き放つ事でアヴェンジャーを起点として大津波を発生させ、その地に存在した文明はおろか憎き太陽すら水の暴威によって流されゆくだろう。
 また、この時にアヴェンジャーが取り組んだ魂は威力を底上げする為の糧とされる為、取り込まれた魂の数が多いほど破壊力は増してゆく。

『暁天呑み乾す渾沌の塵海(イズフット・アーアペプ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:9~99 最大捕捉:1000人
 ラーが搭乗する太陽の船を座礁させるなど、天の運行を阻む「砂州」と呼称されるアヴェンジャーの肉体。
 その巨大な龍体の大部分を渺茫たる黒い砂漠へと変換し、展開する。
 アヴェンジャーの咆声に舞う漆黒の砂塵は領域内で発生するエネルギーを喰らい、果ては接触したカタチあるもの総てを浸食し喰い潰す。
 飛行能力を持たない者はレンジ内に足を踏み入れた時点で歩行さえ儘ならず、混沌と闇を齎す蛇の糧とされるのを待つのみ。
 一方で、侵食速度自体は一定の格を持つサーヴァントからすればそこまでの速さではなく、
 砂塵のエネルギー捕食を超える大火力による突破などといった対抗策を編み出し実行する事は不可能ではない。

【解説】
 アペプは太陽神ラーの最大の宿敵であり、混沌、破壊、夜の闇を象徴する存在であるとされ、基本的な容姿は巨大な蛇の姿であり、後に砂漠の神セトと習合した。
 アペプは原初の水(ヌン)から誕生し、創世を経て秩序を得た世界を混沌の領域に戻すため、アペプは冥界で太陽船を運行するラーを妨害し続け、〝砂州”と表現される自身のとぐろで太陽の舟の運航を妨げ、冥界の川の水を飲み干して座礁させようとも目論んでいる。
 ラーとアペプの途方のない闘争は互いに完全な決着が付く事はなく永劫に続いていった。
 しかし、ある話ではセトによって撃退される話があり主な内容は、太陽神ラーと随行する神々が太陽船に乗っている最中、アペプが現れ睨みつける事によって、セト神以外の神々は無力化されてしまった、セト神だけはアペプの眼光を跳ね返し槍を用いて大蛇の肉体を刺し撃退するという。
 また、他の神々と敵対する存在であり、壁画や書物によっては網で拘束され身体を全身に切り刻まれる等などの話が描かれている。
 アペプは太陽の舟を飲み込んだ結果、日食が起こるとされ、夕焼けが赤く染まるのは太陽神ラーがアペプを打倒したと言い伝えられている
 太陽の運行を阻害する怪物以外にもアペプは厄災を齎す存在であり、王家・民間信仰などでも邪悪なる存在として登場しているが、洞窟の書では冥界の主であるオシリス神や宿敵であるはずの太陽神ラーを守護するという役目で語られており、アペプは再生などに結び付く存在とも言われている。
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最終更新:2023年11月01日 23:07