岳飛

【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】岳飛
【性別】男性
【身長・体重】184cm・77kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
戦勝の寵児:A+
 数々の戦争で勝利を治め、民からの羨望の眼差しを得るまでに至ったランサーの武功。 
 戦場におけるランサーの武勇が民に広まれば広まるほどランサーのステータスが上昇する。
 現在でも中華の民に絶大的な人気を誇るランサーは余程の事がない限りスキルの効果が無効になるという事はないだろう。

忠士の相:A+
 マスターに忠誠を誓い、同時にマスターからも信頼を寄せられる。
 「尽忠報国」の黥を背負う忠烈の士として人口に膾炙されたランサーのそれは最高ランクに位置する。

中国武術:EX
 中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。
 修得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく“修得した”と言えるレベル。
 師・周同から伝授された武芸十八般を修め、後世の伝承では岳家拳の開祖として伝えられているランサーは本スキルを最高ランクで有している。

図南鵬翼:B
 後世の伝承によって獲得したスキル。
 ランサーは釈迦如来によって下界に遣わされた大鵬の化身であるとされる。
 魔力放出(風)、怪力を含む複合スキル。
 ただし“人型”という形態に縛られている以上、その出力には限界があり、実際に行使できる破壊力は人型の英霊としての領域に留まっている。

【宝具】
『瀝泉神槍(れきせんしんそう)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:50人
 ランサーに討伐された瀝泉洞に棲まう大蛇が姿を変じた槍。俗界のあらゆる武具を凌駕すると評された神造兵装。
 柄に瀝泉の水脈を宿し、魔力を込める事で圧縮された泉水を鋒として展開させる。
 加えて水流操作、槍を大蛇へと戻し自律行動、または生体兵装とする機能を有しランサーの戦闘を補助する。
 湧出する水はバッドステータスを解除する癒しの力を持つが、適量以上を摂取する、必要以上の魔力を注入する事で毒へと反転する副作用が存在する。
 ランサーはこの特性を使い分け、味方には治癒の恩恵を与える一方で、冷徹な戦闘倫理を以て敵対者を毒殺する事を厭わない。

『撒星八陣(さんせいはちじん)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
 岳飛が金の鉄騎に対抗するために用いたという歩兵戦術が宝具に昇華されたもの。
 複数の対象を取る攻撃に対して発動できる。
『撒星陣』の効果範囲内にいる味方の大半を、敵の攻撃が被弾する瞬間、攻撃範囲外に転移・退避させる。
 これにより、敵の範囲攻撃の対象となる者の数が減り、被害の合計値が大幅に削減される。
 さらに『撒星陣』によって退避した味方は、敵の攻撃回避後、岳飛の任意の位置への再配置が可能。
 その特性上、集団での戦いで真価を発揮するが、転移対象の選定はランダム、かつ全員の転移はされない為、
 岳飛自身も含めて退避できずに直撃を受けるリスクがある。

【解説】
 南宋初に活躍した名将。後世において、関羽と並ぶ格を以て祀られている。
 農民出身ながら文武両道に優れ、義勇軍に参加したことから頭角を現し、中国に侵入した金軍を相手に連戦連勝を重ねる。
 しかし、主戦派の彼は和平派のトップであった秦檜と対立し、秦檜は謀反の罪を岳飛にかぶせ投獄した。
 これに対し、当時岳飛と並ぶ名将として知られた韓世忠が証拠を問いただすと、秦檜は「莫須有(あったかもしれない) 」と答えた。
 このような理由に韓世忠は激高するも、岳飛は遂に謀反の罪を受けて刑死した。
 なお、岳飛を主人公とした演義文学『説岳全伝』において、彼は大蛇が変じた瀝泉槍という槍を操り、その槍を失った後に刑死することとなる。
 実際に、岳飛を始祖として後世に伝わる武術「岳家拳」においても槍術は重要な地位を占めている。
 また、『説岳全伝』において岳飛は釈迦如来が宋王朝を守るために下界に遣わした大鵬の化身とされる。
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最終更新:2023年10月31日 21:18