クリストフォロス

【元ネタ】キリスト教伝承
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】クリストフォロス
【性別】男性
【身長・体重】607cm・3155kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久A+ 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:EX 
 揺るぎない信仰心によって高い抗魔力を発揮する。
 ただし、魔術を逸らして(かわして)いるだけなので、広範囲魔術攻撃の場合、助かるのはルーラーだけである。

真名看破:B
 ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
 ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。

神明裁決:A 
 ルーラーとしての最高特権。
 聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
 他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。

【固有スキル】
災避けの加護:A+
 旅行者、巡礼者などの各地を渡り歩く人々の守護聖人としてのスキル。
 自分を含めた味方陣営と無辜の人々に水難、暴風、落雷、疫病等に対する強力な防御を与える。
 嵐は船出を阻まず、悪疫は歩みの道を遮らず、霹靂は信仰の民を傷付けない。

怪力:B+
 一時的に筋力を上昇させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用することで筋力をワンランク上昇させる。持続時間は”怪力”のランクによる。
 また、聖人として膾炙されるルーラーは獣頭の巨人という姿に反して魔物、魔獣への特攻を受けない。

殉教者の魂:B+
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 ルーラーもまた、凄烈な拷問を物ともしない強靭な信仰の持ち主である。

【宝具】
『この世全ての罪を背負う者(マグナ・クルークス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 世界の総て、人類の原罪を背負った救世主をさらに背負った背中。
 背面からの攻撃を実質的に無効化し、ワールドエンド級の攻撃すら「背負う」ことで制する聖者の御業。
 ただし、攻撃を「背負う」態勢を取れなかった場合、肉体本来の耐久値で耐える事となる。
 対界宝具すら一時的に抑え込めるが「背負っている」宝具の威力や規模に比例して動きは鈍重となり、霊基にもダメージを負い続ける。
 そのため、自壊する前に背中の事象を「下ろす」必要があるが、下ろす事でもたらされる被害は本人にも制御不能。
 当人の人格上、開催地に大規模な被害を出し得る「重荷」を下ろす場所に目星を付ける必要があるだろう。

『豊穣たれ、至善者の御稜威(ラウダーテ・ドミヌム)』
ランク:B 種別:対民宝具 レンジ:1~70 最大捕捉:800人
 かつてかの者の勧めに従い地面に刺すと、巨木と化したルーラーの杖。
 宝具としては巨木化、樹木操作の能力を有しており、純粋な質量攻撃が可能。
 また、目撃した八千人もの人々が信仰を改めたその威容は、一帯をある種の聖域に変える力を持つ。
 正しき信徒を奮わせ、邪なる者を挫き、信仰確かならぬ者の心を動かし、狂信の徒を正す。
 敵対者を叩き潰す兵装ではなく、正しい信仰を伝えるための奇蹟であるとルーラーは考えている。

【解説】
 旅人と乗り物の守護を司るとされる十四救難聖人の一人。
 イエス・キリストに仕えるため隠者の助言を受け、川の急流で無償の橋渡し役を担ったレプロブスという名のローマ人だった、
 ベルベル人の部族の一つ「マルマリテ族」から捕虜としてローマに連行された犬頭の巨人だった、
 「王の中の王」に仕えることを夢見て父、王、悪魔といった主を転々としたゴルムという名の巨人だったと教派によって異なった伝説を持つが、
 キリスト教に帰依し、その信仰を見咎められたため処刑され、殉教を遂げるという最期は共通する。
 また、その身体で川の橋渡しを行なっていたある日、一人の少年を送り届けようとするものの
 少年は歩を進める度に重くなり、遂にはその重みに屈しそうになるものの、なんとか対岸へと渡り切る。
 只者ではないと感じたレプロブスは丁重に何者かと問うと、少年は自身はイエス・キリストであると明かす。
 世界を背負う者を背負ったことでレプロブスあるいはゴルムは、クリストフォロス(キリストを背負った者)の名を名乗れと命じられた。
 同時にイエスに勧めに従い、クリストフォロスは自身の杖を地面に刺してみると瞬く間に杖は巨木と化した。
 その大木を見た八千人もの人々がキリスト教に改宗したとされる。
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最終更新:2023年10月31日 21:10