【元ネタ】スコットランド民話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ナックラヴィー
【性別】男性
【身長・体重】262cm・410kg以上
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久D- 敏捷C 魔力B++ 幸運E 宝具C++
【クラス別スキル】
狂化:B
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
【固有スキル】
魔力放出(瘴気):A
病毒の属性を持つ魔力によって総身を覆う。
能力の向上に寄与はしないが、噴射の形で運用すれば広域を不毛の荒地に変え、大凡の生命体を毒殺せしめる事が可能。
祝福されぬ者:A
悪妖精(アンシリー・コート)。
目的に熱中するあまり自身を見失い、カタチの保てなくなった妖精の姿。
際限なく魔力を生成することによって魔力をランクアップさせると同時に「++」の補正を得る。
反面、理性を失い一つの目的の為に思考が固定されてしまう。
怪力:B
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
水棲:C
水の抵抗を受けずに活動できる。
水中に身体を浸している間、魔力と幸運を除く全てのステータスが1ランクアップする。
妖精眼:E
ヒトが持つ魔眼ではなく、妖精が生まれつき持つ『世界を切り替える』視界。
バーサーカーで召喚された事もあり低ランクではあるものの、「眼前のモノが敵意を向けてきているか」を判定する程度は可能。
【宝具】
『脚燻す海坊主の戒(モータシーン)』
ランク:C++ 種別:対車宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:500頭・両
バーサーカーが忌避する海藻を焼いた際の煙を強く感知した際に振り撒かれる瘴気。
物流と機動力の要であった馬を死に追いやる不治の病とされたそれは拡大解釈に伴い、輸送機器、輸送手段としての概念を有する乗り物全般の機能を喪失させる。
海藻の焼ける匂いとはすなわち自らの生息域である大海に対する侵攻を意味するものであり、生じる瘴気は侵略者の足止めを行う一種の防衛機構である。
【解説】
フーア(水妖)の一種であり、海中に住まう存在。
ケンタウロスに近い馬の様な体に人の様な上半身がついており、ブタの様な鼻面と長く裂けた口を持ち、両手は地面に届くほど長い。
燃え盛る石炭のように真っ赤にぎらぎらした赤い大きな一つ目を持つ。
前足の周りにはぴらぴらしている肉厚のひれがあり、大きな口からは息がうねって吐き出されている。
頭は藁のロープが玉になって巻かれているようで1メートルの幅があり、頭が重そうに前後に揺れていたという。
皮膚のない剥き出しの筋肉が脈打ってもいて、黄色い血管の中を黒い血が流れているのが見え、太い白い筋肉が伸びたりよれたりするという。
陸に上がり、不作や病の流行や旱魃をもたらすとされており、作物をしおれさせる毒の息を吐く。
皮膚がないので淡水をかけると追い返すことができ、海藻を焼いた時の煙の臭いも嫌う。
ただしかつて煙の臭いに激怒したナックラヴィーはモータシーンと呼ばれる馬の不治の病をばら撒いたという。
最終更新:2023年10月31日 21:03