【元ネタ】日本書紀、史実?
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】聖徳太子
【性別】男性
【身長・体重】180cm・73kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具A-
【クラス別スキル】
対魔力:A
「仏の加護」により、A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
ライダークラスならば神馬に乗りこなせる程であるがセイバークラスである為、ランクが低下している。
【固有スキル】
神性:C
明確な証拠こそないものの、多くの伝承によって救世観音菩薩の化身であると伝えられている。
天下万世の剣:EX(A+++相当)
軍法や薙刀術も含む伝説の古流剣術"聖徳太子流"の開祖である、と伝えられている。
鬼一法眼、源義経、楠木正成と伝わっていったとされる他、戦国時代の武将、望月定朝の夢の中にセイバーが現れ伝授したともされる。
事実であればこの流派から日本剣術の源流とされる"京八流"へと派生したとも言えるが、
史実にセイバーの剣術に関する具体的なエピソードは無く、実態は謎に包まれている。
未来予知:B+
十人の話を同時に聞く事が可能な高度に発達した分割的な思考により未来予知に近い推測を導き出せる。
これにより、あらゆる敵に対し先手を打つことが可能。
仏の加護:A
『丙子椒林剣』により獲得するスキル。四天王を初めとした仏の加護。
セイバーの場合は戦闘に関してボーナス補正が得られる、窮地に陥った際に神霊から支援が得られる、などの加護が得られる。
可能性の光:B
星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自分が手掛けた偉業も、実際には関わりのない伝説も、
すべてを一身に受け止めた偶像が英霊聖徳太子であり、現界した彼は「聖徳太子伝暦」などにおいて語られる「超人伝説」の具現として振る舞う。
可能性の光、日の出るが如く。彼と出会った敵対者は、燦然と輝く武威に総身を灼かれる事になるだろう。
【宝具】
『破邪顕正・七星剣(はじゃけんしょう・しちせいけん)』
ランク:A- 種別:対魔宝具 レンジ:1~70 最大捕捉:700人
七曜の星光が刻まれた人造の聖剣。
オリジナルは太上老君が所有する妖魔の大軍を従える力を持つ神造兵装であり、セイバーが所有しているのはその模造品。
模造品のため魔性に対する絶対的な支配権までは無いが、それでも対魔性への強力な特攻・特防効果を有する。
真名開放により刀身に刻まれた星々が輝きを放ちレンジ内を守護する光の結界を展開する。
この結界は国家鎮護の力を持ち、相手が魔性であれば対城級、それ以外の者であれば対軍級の攻撃まで受け止めることが可能である。
『丙子椒林剣(へいししょうりんけん)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
腰元に金象嵌で「丙子椒林」の四字が記されているセイバーの佩刀。
敵対する豪族・物部守屋との戦い『丁未の乱』にもこれを帯び、守屋の首を撥ねたとされることから、
『丁未の乱』の最中、白膠の木を切り、四天王の像を作り、戦勝を祈願したという逸話もこの宝具の一部として昇華されている。
『道具作成』の如く、剣撃によって斬りつけた素体から仏像を彫り出し、
それらの仏具に祈ることで仏の加護を獲得し、自軍の士気を向上させることが出来る。
【解説】
飛鳥時代の皇族、摂政。『聖徳太子』は後世に付けられた尊称であり、本名は諸説ある。
日本最古の憲法である十七条憲法や同じく日本最古の位階制度である冠位十二階の制定の他、遣隋使を派遣したことで知られ、蘇我馬子と共に仏教を厚く信奉した。
当時、日本に伝来した仏教の扱いを巡り崇仏派と排仏派に分かれ争いがあり、
聖徳太子は崇仏派に着き排仏派の物部守屋と戦い、四天王に祈りを捧げ勝利したことから四天王寺が建立された。
数多の伝説がある人物であり、四天王寺や法隆寺の他にも聖徳太子が建立したとされる寺院が日本各地にある他、
10人(36人とも)が同時に喋った内容を瞬時に理解する、古流剣術"聖徳太子流"の開祖である、予言書『未来記』や弓術書『射法本紀』の著者である、
甲斐の黒駒という神馬に乗り天を駆けた、最古の忍者とされる大伴細人なる人物を諜報に用いた等々、枚挙に暇がない。
これらの伝説からバーサーカーを除く六つのクラス全ての資格を有するが、
その超人的な活躍ぶりからか近年では実在そのものを疑問視されている。
最終更新:2023年10月31日 20:56