【元ネタ】『創世記』
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】シメオン
【性別】男性
【身長・体重】218cm・170kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:E
通常時は狂化の恩恵を受けない。
その代わり、正常な思考力を保つ。
ただし妹を想起させる女性が傷付けられた場合、暴走状態に移行し、元凶となった対象を徹底的に破壊するまで止まることはない。
【固有スキル】
ヤコブの手足:B+
バーサーカーの父が創始した古き格闘法。極まれば大天使にさえ勝利する。
バーサーカーのそれは父から受け継いだ格闘法に剣術を組み合わせた独自のものとなっており殺傷能力をより高めている。
…バーサーカーの父、ヤコブから見れば邪道の闘法なのかもしれない。
血濡れの蛮勇:A
父ヤコブをして「暴虐の武器」と評した苛烈極まる武勇とその性。
敵を攻撃すればするほど攻撃力が向上するが、引き換えに防御力が下がっていく。
戦士の雄叫び:B+
士気向上スキル。
空手で言うところの呼吸法——息吹のようなものであり、雄叫びにより精神的な調整を測っている。
また、バーサーカーの迸る殺意に後押しされた怒号は強国の精鋭部隊すら恐慌状態に陥るほどの圧を生む。
【宝具】
『正義が為の暴虐(ディナ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:400人
バーサーカーが生前行った所業、妹を穢された報復として割礼の傷で弱っている町の男たちを皆殺しにした逸話からの宝具。
範囲内の対象たちが受けるダメージによる苦痛を増幅させ、ステータスを低下させる。
ダメージを負っていない者に対しては何も及ぼさないが、負っていればサーヴァントであっても動きは覚束なくなる。
戦闘能力の下がった敵対者をバーサーカーは容赦なくその剣と拳で屠るだろう。
【解説】
ヤコブとレアの第2子であり、十二支族のうちシメオン族の祖とされる人物。
恐れ知らずではあるが、激情家で妬み深くヤコブの寵愛を受けたヨセフに嫉妬していたとされる。
ある時シメオンの妹ディナがシケムという名のカナン人により強姦された。
シメオンは彼の兄弟レビと共に町の住人を騙し割礼させ、傷で弱っている間に男性全員を剣で殺害した。
ヤコブはこの行為を激しく非難し、彼らの剣は暴虐の武器だといった。
またヨセフがエジプトでエジプト全国の司となり、ヨセフに飢餓で苦しむ彼の兄弟が穀物を求めた際には、
ヨセフは兄弟たちに兄弟の一人ベニヤミンを連れてくるように言い、確実に連れて来させるためシメオンを人質に取った。
これはシメオンをレビから離れさせ、シメオンとレビが一緒になってエジプトを破壊する事を防ぐ為ともされる。
人質になろうとしないシメオンを抑えるためヨセフは70人の屈強なエジプト人を送ったものの、
シメオンは非常に力強い声で単純に叫んだだけでエジプト人を遠ざけたとも。
最終更新:2023年11月23日 14:37