~~カレンの部屋
メリー「アーチャー、遊ぼう♪」(ぎゅー)
カレン「メリーちゃん、アーチャーはおもちゃじゃないのよ」(グイグイ)
前アーチャー「ぎょええええぇ、身体がAパーツとBパーツに分離しちゃうー! やめてー!」
イリヤ「相変わらず、モテモテだね」
前アーチャー「湿布臭いガキにモテても嬉しくねー! すげえ腹が空いてるときのグルメ番組ぐらい嬉しくねー!」
カレン「義理の娘だから、問題ないわよ、この駄犬」(にっこり)
メリー「ねー♪」(にっこり)
前アーチャー「問題あるだろうがああぁ! 里親の気持ちになって考えてくれよおおおぉ!」
クロ「酷いセクハラ親父だけど、こればっかりは同情するわ……」
~~五分後
前アーチャー「おい! 腹がモチみたいに伸びちまったじゃねーかよ!」
カレン「ご、ごめんなさい」(オドオド)
メリー「えぐっ、えぐ、ごめんなさい」(泣)
イリヤ「アーチャーの体って一体どうなってるんだろ」(汗)
クロ「別にいいじゃない、すぐに戻るんだから」
前アーチャー「ひでーな、淫乱ブラック! うっかり魚を焦がして、もう一匹あるから焼けばいいか、みたいな顔しやがって!」
リズ「まあ、メリーもカレンもはんせいしてるし、許してやって」
前アーチャー「遊ぶなら、俺を絞め殺すんじゃなくて、もうちょっと穏便な遊びにしやがれ」
メリー「それじゃ、メリーはおままごとしたい!」
イリヤ「いいね、やろうよ」(にこにこ)
ライダー「イリヤがやるなら、私もやるわ」
前アーチャー「まあ、それなら平和そうだしな。構わないぜ」
メリー「それじゃ、メリーはママでアーチャーはパパ、クロママとリズママはこどもー」
イリヤ「私達は?」
メリー「イリヤとライダーは猫で、カレンは姑ね」(にっこり)
ライダー「わかったわ」(ニッコリ)
前アーチャー「何だか童心に帰るな。フルパワーで遊んでやるぜ」(うきうき)
クロ「アーチャーって、たまに危機感が足りないわね……」
~~五分後
前アーチャー「おらー、亭主のお帰りだぞー。ういー、ひっく」(ふらふら)
カレン「アーチャー、聞いて! メリーさんが私のことを苛めるのよ」
メリー「だれもおかあさまのことなんていじめてないわ! それより聞いて、アーチャー。おかあさまがいじめるの!」
前アーチャー「ぎええええぇ、いきなり嫁姑戦争開戦! お、おまえら二人とも落ち着け!」(あわあわ)
リズ「おう、帰ってきたか、くそおやじ。ボコボコにされたくなかったら、こづかいよこせー」
クロ「あー、パパ帰ってきたの? 臭いから半径五メートル以内に近づかないでくれる?」
前アーチャー「アポカリプス、ナウ! 娘二人が力いっぱいグレてるー!」
ライダー「はむはむはむ」(ムフー)
イリヤ「うにゃーうにゃー」(涙)
前アーチャー「ライダー、イリヤにサカッてるんじゃねー! バックの体勢から押し倒すんじゃねー!」
前アーチャー「何でこんな酷いことになってんだよ!」
メリー「リアルしこうが流行なんだよ」
前アーチャー「嫌なおままごとだな……とりあえず、メリーと母さん、そこに座りやがれ!」
メリー「アーチャー、おかあさまが掃除のたびになんくせつけるのー」
カレン「あなたが私が何を言っても、馬鹿にしてくるのがいけないのよ!」
メリー「アーチャーはメリーのみかただよね。だって、わたしのだんなさまだし」(ニヤリ)
カレン「アーチャーは私の味方よね。何と言っても、ママのおっぱいが大好きな子だし」(ニヤリ)
メリー「アーチャーはマザコンじゃないもん! メリーと一日三回はちゅーをして、えすえむぷれいもしてるもん!」
カレン「あら、アーチャーはまだまだ親離れ出来ない、親孝行な息子なのよ。私と人には言えない××なスキンシップもしてるわ」
前アーチャー「変な設定を追加すんじゃねえええええ! まるで俺がけだものみてーじゃねーかよ!」
リズ「どうでもいいけど、はやくよこせよー、おかね。十万円でいいよ」
クロ「親とか、ちょーうざいんだけど」
前アーチャー「何で娘は娘でマイペースに、こんなにグレてんだよ!」
リズ「いや、だって……」
クロ「アーチャーに嫌がらせできる絶好の機会じゃない」
前アーチャー「お前達……後で妄想で足裏をペロペロクチュクチュ舐めてやるから、覚えてろよ」
リズ「おらー、かねよこせよー。おやじがだいじにしてるエロDVD焼くぞー!」
クロ「あ、今月の携帯代、携帯ゲームのやりすぎで五万円超えるから、よろしく」
前アーチャー「ふざけんじゃねえ! 二人とも尻を叩いて更正させてやるぜ!」
リズ「………」(ドカッ)
クロ「………」(バキッ)
前アーチャー「うぐあああああぁ、し、尻を叩かれたのは俺様の方でした」
クロ「おままごとのどさくさにまぎれて、セクハラしようとする方が悪いっていうの」
ライダー「がぶがぶ」(ムフームフー)
イリヤ「ふにゃー」(涙)
前アーチャー「どさくさにまぎれてセクハラしてんのは、ライダーの方じゃねーか!
ライダー、イリヤのパンツを脱がそうとするのは止めろ!」(ぐいぐい)
ライダー「フーフー!」(がぶり)
前アーチャー「ぎええええええ! 頭を丸かじりとか、猫は猫でも大型の猛獣かよ!」
イリヤ「みゃーみゃー」(ガクガクブルブル)
リズ「よしよし、怖かったね」(なでなで)
前アーチャー「うぐう、油断も隙もねー……娘と飼い猫にリンチされたところで、風呂入って、今日はもう寝るぜ」
カレン「それじゃ、お母さんが背中を流してあげるわね」
メリー「いやー! メリーがだんなさまといっしょに入るの!」
クロ「うわっ! 親父、ババアと一緒に風呂入るのかよ」
リズ「さいてー」
前アーチャー「メリーも母さんも一緒に入ろうとすんな!
娘達が見てるだろうが……うううぅ、こんな家庭もう嫌だ」(しくしく)
カレン「アーチャー、ご飯が出来たわよ」
メリー「おかあさま、アーチャーにご飯を食べさせるのは、メリーなの」
カレン「下手な料理は、アーチャーには食べさせたくないわ」
メリー「おかあさまのお料理は激辛料理ばかりだもの。じだい遅れよ」
前アーチャー「いい加減喧嘩はやめろおおおおお! うっ……ぐあー!」(ばたり)
カレン「ア、アーチャー!」
メリー「どうしたの!?」
前アーチャー「あまりのストレスで親父は死んだ」
メリー「えー!?」
カレン「そ、そんなー!」
前アーチャー「こんな家庭にいたら、俺だったら三日ももたないぜ。仕方ないだろう」
クロ「親父が死んだから、保険金入るかな?」
リズ「これで、おかしとかゲームいっぱい買える」(にこにこ)
前アーチャー「お前ら、親父が死んだんだから、もっと悲しめよ!」
~~二十分後
メリー「ねえ、アーチャー。もっと遊ぼうよ」
前アーチャー「嫌だ。俺は緩衝材のプチプチを潰すのに忙しい」
クロ「すっかりスネたわね……」
カレン「じゃあ、今度はアーチャーの大好きなごっこ遊びでいいわよ」
メリー「うん。アーチャーの好きなのでいいよ」
前アーチャー「うひょー、いいのか!? じゃあ、ハーレムごっこで遊ぶぜ」
~~五分後
カレン「アーチャー、正妻の座をくれないとクロちゃんとリズさんを殺して、私も死ぬわ!」(涙)
メリー「アーチャー、せいさいにしてくれないと、イリヤとライダーの命は無いよ!」(涙)
ライダー・リズ「きゃー、助けてー」(棒読み)
前アーチャー「おげえええええ!
何でキャッキャウフフでぐへへなはずのハーレムが、こうなるんだよ! お家騒動はやめろー!」
イリヤ「あはは、アーチャーも大変だね」(汗)
クロ「この淫獣、まるで学習してない……」
最終更新:2014年11月26日 22:18