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愛沢本線(あいさわほんせん)は荻沢電鉄の鉄道路線である。
#contents()
*概要
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*路線データ
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|路線名|愛沢本線|
|よみ|あいさわほんせん|
|管轄(事業種別)|[[荻沢電鉄]]株式会社(第一種鉄道事業※)|
|~|※一部区間は愛浜県建設公団の所有。ただし特例法により免許上は一種線。|
|総路線長|66.3km|
|総駅数|26駅|
|電化区間|全線(直流1500V)|
|複線区間|全線|
|複々線区間|全線|
|閉塞方式|自動閉塞方式([[ATC-OG]]、ATC-OG-F)|
|運行支援装置|ATO(旅客のみ)|
|最高速度|130km/h|
|営業係数(2012年度上半期)|COLOR(BLUE):58.21|
*運行形態
----
起点は愛浜駅。
愛浜方面へ向かうのが上り、荻沢方面へ向かうのを下りとしている。
種別は普通・快速・直通快速・特別快速・特急であり、各種列車が運用に就く。
----
**全線を通して運転される種別
***特急
全線を通して運行される列車。複々線を活かし、各列車15分1本で運転されている。主に、特急型電車の310・370系などが運用に就いている。
なお、以下の愛称がついている特急列車が運行されている。
-特急空港リレー号(荻沢-長岡空港間)
-特急あいおか号(愛浜-長岡間)
-特急ときめき号(本口-白金茶屋間)
-特急すみれ号(愛浜-荻沢間)
--特急すみれ号では、南部国際航空との連携で《レール&エアー》サービスを展開しており、愛浜飛行場との乗り継ぎによる航空便との一体連携を実施している。詳細は下記。
****レール&エアー
特急すみれ号の一部指定席を航空便として販売(愛浜-愛浜飛行場間は愛浜市内線利用)し、鉄道と航空の連携により運行するサービス。
客室の一部(四号車)を借り上げ、客室乗務員は南部国際航空側が担当している。航空便として運行を行うため、南部国際航空の航空券で乗車、および南部国際航空Webサイトからの購入・チェックイン、南部国際航空の運賃、マイレージが適用される。
なお指定列車に限り有効なため、乗り遅れた場合は無効となる。ただし、普通運賃等、予約後の変更が可能な運賃であれば前後列車への予約変更・乗車が可能。
また、鉄道区間のみを利用する場合は航空便名での予約は不可、荻鉄列車名・運賃での適用となる(客室サービスも荻鉄基準に準じる)。
切符は、荻沢電鉄の改札機に投入可能な切符を発券しており、自動改札機をそのまま通過可能。
***快速急行
朝夕ラッシュ時のみ運転。荻沢以北は各駅停車、荻沢以南はノンストップで運転する。一部はMR城ヶ咲線経由本口まで運転。
----
**愛沢線(荻沢~愛浜間)
日中は30分サイクルのダイヤが組まれている。
主な直通系統は、以下の2種類である。
-三沢~([[ER長岡線>長岡府線]])~大沢~([[篠山線]])~荻沢~&bold(){(愛沢本線)}~愛浜…①
-文原~(愛浜臨海鉄道)~愛浜~&bold(){(愛沢本線)}~荻沢~&bold(){([[東風ヶ丘線>東風ヶ丘線(荻沢電鉄の路線)]])}~東風ヶ丘中央…②
***特別快速
日中は30分毎に、ER長岡線直通の快速と交互に運転されており、ER長岡線・三沢まで直通運転を行っている。
***快速
日中は30分毎に、全線通しのER長岡線直通の特別快速と交互に運転されており、ER長岡線・三沢まで直通運転を行っている。
愛浜~荻ノ川間ではシャトル便としての区間運転列車も設定されており、15分ヘッドで運転されている。
なお、愛浜~荻ノ川間に設置された新駅の各駅にホームドアが設置されたため、20m4扉または2扉車の、平屋建て車輛に限定して運行が行われている。
***普通
各駅に停車する種別。日中は、愛浜~荻沢間の線内運転のほか、都市開発鉄道線へも乗り入れている。
愛浜~荻ノ川間ではシャトル便としての区間運転列車も設定されており、快速と同じく15分ヘッドで運転されている。
なお、愛浜~荻ノ川間に設置された新駅の各駅にホームドアが設置されたため、20m4扉または2扉車の、平屋建て車輛に限定して運行が行われている。
***貨物列車
その他、ER長岡[[ER長岡線]]他経由の貨物列車が多数運行されており、日中でもその姿を見ることができる。線内列車の半数近くが混合列車となっており、旅客列車と併結して運行されている。
*車両
----
**通常列車
&italic(){荻沢電鉄の車両については[[車両紹介(荻沢電鉄)]]も併せてご覧ください。}
-運用中の車両(荻鉄・愛浜臨海鉄道双方で所有している、または荻鉄単独保有の車輛)
--鉄道線車輛
---220系
---280系
---310系
---380系
----
-乗り入れ車両
-なお乗り入れ車輛が運用上、当線内で完結するシャトル便列車などに充当されることがある。
--美野里電鉄所属
---MR60系
---MR61系
--長岡旅客鉄道所属
---E259
--その他、各社保有の貨物車輛が直通してくる。
**臨時列車
ATCが更新される前まで、愛浜市内線の車輛が荻沢検車区での展示のため、終電後の当線を回送運転していたことがある。これが独り歩きし、愛浜七不思議のひとつ『荻鉄を走る無人の路面電車』として広まった。なお現在は自走による回送は、連接車であれば可能なものの、ダイヤや保守の都合上、貨物列車に搭載し回送する事が多くなっている。
*歴史
----
本稿では、前身である愛浜鉄道本線についても記載する。
1951(昭和26)年:戦後復興の一貫として、愛浜鉄道(現在の愛浜鉄道と同一)により、愛浜〜荻ノ川(現在の荻ノ川学研都市)まで開業する。開業当初から電化(直流600V)、複線であったためインターアーバン的性格を持ち合わせており、快速列車の運行など、前衛的な運行を実施していた。当時は駅間隔はそこまで開いてはおらず、おおよそ3kmごとに1駅存在していた。
1952(昭和27)年:愛浜市電との直通運転を開始。
1960(昭和30)年:愛浜臨海鉄道[[愛浜みなと線]]が開業、相互直通運転と貨物輸送を開始。同年6月、乗合自動車部(愛浜鉄道バス)を設立、バス運行を開始。一気に数億を稼ぐドル箱となり、利潤で花本一関まで延伸。
1970(昭和45)年:愛浜市電が全廃、乗り入れを中止。
1975(昭和50)年:愛浜造船の不正会計が発覚、巨額の負債を抱えて破産し廃業。造船で栄えた街に大打撃を与え、一気に赤字転落。
1985(昭和55)年:鉄道のバス代替が決まり、路盤を愛浜県に無償譲渡し一旦廃線。撤去費用が嵩むことから放置されていた。後に地震が発生した際に早急に復旧できたのは、この廃線跡を転用したためであった。
1993(平成5)年:荻鉄東風ヶ丘本線の愛浜延伸が計画され、当線の復活が取り沙汰された。翌年着工したものの、トンネルや橋梁などでショートカットする、新設軌道での再開業となった。
2008(平成20)年:荻沢〜東愛浜間が東風ヶ丘本線の延伸部として開業する。同年、特急の運行が開始される。ただ花本橋梁以外は完成していたため、試運転列車に住民を乗せ運行を行っていた。また部分的に先行営業を行っていた。
2009(平成21)年:愛浜支線が複線化される。マグニチュード8.0・最大震度6弱の夢ノ浜南部地震が発生。花本一関~荻ノ川間が不通となる。その際、旧愛浜鉄道の放置されていたレールや線路敷などを再利用する形で復旧工事を実施、皮肉にも災害被災によっての復活となった。ホームは短かったため延長を行ったものの、旧愛浜鉄道の設備を有効活用することで僅か3ヶ月での復旧を成し遂げた。高架線はその後特別急行・特別快速列車・貨物専用線となり今に至る。
2010(平成22)年:路線分割により愛沢本線として独立。同年、愛浜支線を愛浜みなと線に移管。
2013(平成24)年:3月、荻ノ川学研都市以西の駅区間を圧縮するため、請願駅を10駅一気に開業。同時に愛浜~荻ノ川学研都市間の区間列車を運転開始。
2013年現在、複々線をフルに使った運用を行っている。一時期、貨物扱い量が逓減しており危惧されていたが、長岡地区への自動車部品輸送列車が設けられ、かつての盛況を取り戻しつつある。
*路線見どころ
----
◇巫女さんが切符売りをする駅
2013年3月に開業した天満宮駅では、敷地を間借りしている愛浜天満宮所属の巫女さんが出札業務を担当している。
◇雨花大橋
数少ない鉄道専用橋であり、全長約4kmの長大な橋梁で雨花海峡を越えるパノラマを見ることができる。
*駅名
----
路線は一部を除き愛浜県内に所在する。
特記の無い限り有人駅であり且つ直営駅。
|駅名|駅名読み|起点からの距離|快速・直通快速停車駅|特別快速停車駅|特急停車駅|駅ナンバー|備考|>|>|所在地|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|&bold(){一部列車が荻沢から[[東風ヶ丘線>東風ヶ丘線(荻沢電鉄の路線)]]、[[篠山線]]直通}|
|[[荻沢>荻沢駅]]|おぎさわ|0.0km|○|○|○|AH01|荻沢電鉄:[[荻沢港線]],[[東風ヶ丘線>東風ヶ丘線(荻沢電鉄の路線)]]、[[篠山線]]|愛浜県|荻沢市|大喜見|
|名穂利|なほり|3.0km|×|×|×|AH02||~|~|名穂利町|
|東甘田|ひがしかんだ|4.5km|○|×|×|AH03||~|鹿戸市|甘田町|
|鹿戸市|かどし|6.0km|×|×|×|AH04||~|~|西止町|
|呉音丹波|くれねたんば|8.4km|×|×|×|AH05||~|雨花市|公也町|
|雨花市|あめかし|14.4km|○|○|○|AH06||~|~|角嶋|
|[[花本一関>花本一関駅]]|かぼんいちぜき|18.4km|○|○|○|AH07|[[夢ノ浜線]]接続|~|花本一関市|球北町|
|一関開戸|いちぜきかいと|20.5km|×|×|×|AH08||~|一関郡|一関開戸町|
|関原|せきはら|22.3km|×|×|×|AH09|駅業務を原関自動車企業団へ委託|~|~|関原村|
|原市|はらいち|25.3km|×|×|×|AH10|~|~|~|原市町|
|一関長浜西|いちぜきながはまにし|27.4km|×|×|×|AH11||~|~|長浜町|
|[[荻ノ川学研都市>荻ノ川学研都市駅]]|おぎのかわがっけんとし|30.0km|○|○|○|AH12|[[荻ノ川学研都市線]]接続|~|荻ノ川市|大方北町|
|一関三嶋|いちぜきみしま|32.4km|×|×|×|AH13||~|~|大方北町|
|北浜台|きたはまだい|35.7km|×|×|×|AH14||~|~|北浜|
|一関西川|いちぜきにしかわ|38.7km|○|×|×|AH15||~|~|西川北|
|一関大方|いちぜきおおかた|41.7km|×|×|×|AH16||~|~|大方北町|
|真名井|まない|45.9km|×|×|×|AH17||~|~|荻浜町|
|天満宮前|てんまんぐうまえ|48.1km|○|×|×|AH18|駅業務を愛浜天満宮に委託|~|~|~|
|参戸荻浜|さんとおぎはま|50.1km|×|×|×|AH19||~|~|~|
|新荻ノ川|しんおぎのかわ|52.0km|×|×|×|AH20||~|~|清阪町|
|荒崎町|あらさきちょう|55.0km|○|×|×|AH21||~|愛浜市|宮間区|
|愛浜宮間|あいはまみやま|58.2km|○|×|×|AH22||~|~|~|
|一関山奈|いちぜきやまな|62.5km|×|×|×|AH23||~|~|西山区|
|[[愛浜>愛浜駅]]|あいはま|66.3km|○|○|○|AZ60|荻沢電鉄:[[愛浜市内線]],[[愛浜無軌条電車線]]|~|~|東湊区|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|&bold(){一部列車が愛浜から[[西畳電鉄]][[長浦線>西畳電鉄長浦線]]直通}|
*更新ノート
- ページ分割。 -- 亀山茂則 (2010-12-21 13:42:54)
- 荻ノ川学研都市駅改名に対応。荻ノ川学研都市線追記 -- 亀山茂則 (2011-01-16 07:55:16)
#comment
*関連項目
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[[荻沢電鉄]]
愛沢本線(あいさわほんせん)は荻沢電鉄の鉄道路線である。
#contents()
*概要
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*路線データ
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|路線名|愛沢本線|
|よみ|あいさわほんせん|
|管轄(事業種別)|[[荻沢電鉄]]株式会社(第一種鉄道事業※)|
|~|※一部区間は愛浜県建設公団の所有。ただし特例法により免許上は一種線。|
|総路線長|66.3km|
|総駅数|24駅|
|電化区間|全線(直流1500V)|
|複線区間|全線|
|複々線区間|全線|
|閉塞方式|自動閉塞方式([[ATC-OG]]、ATC-OG-F)|
|運行支援装置|ATO(旅客のみ)|
|最高速度|130km/h|
|営業係数(2012年度上半期)|COLOR(BLUE):58.21|
*運行形態
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起点は愛浜駅。
愛浜方面へ向かうのが上り、荻沢方面へ向かうのを下りとしている。
種別は普通・快速・直通快速・特別快速・特急であり、各種列車が運用に就く。
----
**全線を通して運転される種別
***特急
全線を通して運行される列車。複々線を活かし、各列車15分1本で運転されている。主に、特急型電車の310・370系などが運用に就いている。
なお、以下の愛称がついている特急列車が運行されている。
-特急空港リレー号(荻沢-長岡空港間)
-特急あいおか号(愛浜-長岡間)
-特急ときめき号(本口-白金茶屋間)
-特急すみれ号(愛浜-荻沢間)
--特急すみれ号では、南部国際航空との連携で《レール&エアー》サービスを展開しており、愛浜飛行場との乗り継ぎによる航空便との一体連携を実施している。詳細は下記。
****レール&エアー
特急すみれ号の一部指定席を航空便として販売(愛浜-愛浜飛行場間は愛浜市内線利用)し、鉄道と航空の連携により運行するサービス。
客室の一部(四号車)を借り上げ、客室乗務員は南部国際航空側が担当している。航空便として運行を行うため、南部国際航空の航空券で乗車、および南部国際航空Webサイトからの購入・チェックイン、南部国際航空の運賃、マイレージが適用される。
なお指定列車に限り有効なため、乗り遅れた場合は無効となる。ただし、普通運賃等、予約後の変更が可能な運賃であれば前後列車への予約変更・乗車が可能。
また、鉄道区間のみを利用する場合は航空便名での予約は不可、荻鉄列車名・運賃での適用となる(客室サービスも荻鉄基準に準じる)。
切符は、荻沢電鉄の改札機に投入可能な切符を発券しており、自動改札機をそのまま通過可能。
***快速急行
朝夕ラッシュ時のみ運転。荻沢以北は各駅停車、荻沢以南はノンストップで運転する。一部はMR城ヶ咲線経由本口まで運転。
----
**愛沢線(荻沢~愛浜間)
日中は30分サイクルのダイヤが組まれている。
主な直通系統は、以下の2種類である。
-三沢~([[ER長岡線>長岡府線]])~大沢~([[篠山線]])~荻沢~&bold(){(愛沢本線)}~愛浜…①
-文原~(愛浜臨海鉄道)~愛浜~&bold(){(愛沢本線)}~荻沢~&bold(){([[東風ヶ丘線>東風ヶ丘線(荻沢電鉄の路線)]])}~東風ヶ丘中央…②
***特別快速
日中は30分毎に、ER長岡線直通の快速と交互に運転されており、ER長岡線・三沢まで直通運転を行っている。
***快速
日中は30分毎に、全線通しのER長岡線直通の特別快速と交互に運転されており、ER長岡線・三沢まで直通運転を行っている。
愛浜~荻ノ川間ではシャトル便としての区間運転列車も設定されており、15分ヘッドで運転されている。
なお、愛浜~荻ノ川間に設置された新駅の各駅にホームドアが設置されたため、20m4扉または2扉車の、平屋建て車輛に限定して運行が行われている。
***普通
各駅に停車する種別。日中は、愛浜~荻沢間の線内運転のほか、都市開発鉄道線へも乗り入れている。
愛浜~荻ノ川間ではシャトル便としての区間運転列車も設定されており、快速と同じく15分ヘッドで運転されている。
なお、愛浜~荻ノ川間に設置された新駅の各駅にホームドアが設置されたため、20m4扉または2扉車の、平屋建て車輛に限定して運行が行われている。
***貨物列車
その他、ER長岡[[ER長岡線]]他経由の貨物列車が多数運行されており、日中でもその姿を見ることができる。線内列車の半数近くが混合列車となっており、旅客列車と併結して運行されている。
*車両
----
**通常列車
&italic(){荻沢電鉄の車両については[[車両紹介(荻沢電鉄)]]も併せてご覧ください。}
-運用中の車両(荻鉄・愛浜臨海鉄道双方で所有している、または荻鉄単独保有の車輛)
--鉄道線車輛
---220系
---280系
---310系
---380系
----
-乗り入れ車両
-なお乗り入れ車輛が運用上、当線内で完結するシャトル便列車などに充当されることがある。
--美野里電鉄所属
---MR60系
---MR61系
--長岡旅客鉄道所属
---E259
--その他、各社保有の貨物車輛が直通してくる。
**臨時列車
ATCが更新される前まで、愛浜市内線の車輛が荻沢検車区での展示のため、終電後の当線を回送運転していたことがある。これが独り歩きし、愛浜七不思議のひとつ『荻鉄を走る無人の路面電車』として広まった。なお現在は自走による回送は、連接車であれば可能なものの、ダイヤや保守の都合上、貨物列車に搭載し回送する事が多くなっている。
*歴史
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本稿では、前身である愛浜鉄道本線についても記載する。
1951(昭和26)年:戦後復興の一貫として、愛浜鉄道(現在の愛浜鉄道と同一)により、愛浜〜荻ノ川(現在の荻ノ川学研都市)まで開業する。開業当初から電化(直流600V)、複線であったためインターアーバン的性格を持ち合わせており、快速列車の運行など、前衛的な運行を実施していた。当時は駅間隔はそこまで開いてはおらず、おおよそ3kmごとに1駅存在していた。
1952(昭和27)年:愛浜市電との直通運転を開始。
1960(昭和30)年:愛浜臨海鉄道[[愛浜みなと線]]が開業、相互直通運転と貨物輸送を開始。同年6月、乗合自動車部(愛浜鉄道バス)を設立、バス運行を開始。一気に数億を稼ぐドル箱となり、利潤で花本一関まで延伸。
1970(昭和45)年:愛浜市電が全廃、乗り入れを中止。
1975(昭和50)年:愛浜造船の不正会計が発覚、巨額の負債を抱えて破産し廃業。造船で栄えた街に大打撃を与え、一気に赤字転落。
1985(昭和55)年:鉄道のバス代替が決まり、路盤を愛浜県に無償譲渡し一旦廃線。撤去費用が嵩むことから放置されていた。後に地震が発生した際に早急に復旧できたのは、この廃線跡を転用したためであった。
1993(平成5)年:荻鉄東風ヶ丘本線の愛浜延伸が計画され、当線の復活が取り沙汰された。翌年着工したものの、トンネルや橋梁などでショートカットする、新設軌道での再開業となった。
2008(平成20)年:荻沢〜東愛浜間が東風ヶ丘本線の延伸部として開業する。同年、特急の運行が開始される。ただ花本橋梁以外は完成していたため、試運転列車に住民を乗せ運行を行っていた。また部分的に先行営業を行っていた。
2009(平成21)年:愛浜支線が複線化される。マグニチュード8.0・最大震度6弱の夢ノ浜南部地震が発生。花本一関~荻ノ川間が不通となる。その際、旧愛浜鉄道の放置されていたレールや線路敷などを再利用する形で復旧工事を実施、皮肉にも災害被災によっての復活となった。ホームは短かったため延長を行ったものの、旧愛浜鉄道の設備を有効活用することで僅か3ヶ月での復旧を成し遂げた。高架線はその後特別急行・特別快速列車・貨物専用線となり今に至る。
2010(平成22)年:路線分割により愛沢本線として独立。同年、愛浜支線を愛浜みなと線に移管。
2013(平成24)年:3月、荻ノ川学研都市以西の駅区間を圧縮するため、請願駅を10駅一気に開業。同時に愛浜~荻ノ川学研都市間の区間列車を運転開始。
2013年現在、複々線をフルに使った運用を行っている。一時期、貨物扱い量が逓減しており危惧されていたが、長岡地区への自動車部品輸送列車が設けられ、かつての盛況を取り戻しつつある。
*路線見どころ
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◇巫女さんが切符売りをする駅
2013年3月に開業した天満宮駅では、敷地を間借りしている愛浜天満宮所属の巫女さんが出札業務を担当している。
◇雨花大橋
数少ない鉄道専用橋であり、全長約4kmの長大な橋梁で雨花海峡を越えるパノラマを見ることができる。
*駅名
----
路線は一部を除き愛浜県内に所在する。
特記の無い限り有人駅であり且つ直営駅。
|駅名|駅名読み|起点からの距離|快速・直通快速停車駅|特別快速停車駅|特急停車駅|駅ナンバー|備考|>|>|所在地|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|&bold(){一部列車が荻沢から[[東風ヶ丘線>東風ヶ丘線(荻沢電鉄の路線)]]、[[篠山線]]直通}|
|[[荻沢>荻沢駅]]|おぎさわ|0.0km|○|○|○|AH01|荻沢電鉄:[[荻沢港線]],[[東風ヶ丘線>東風ヶ丘線(荻沢電鉄の路線)]]、[[篠山線]]|愛浜県|荻沢市|大喜見|
|名穂利|なほり|3.0km|×|×|×|AH02||~|~|名穂利町|
|東甘田|ひがしかんだ|4.5km|○|×|×|AH03||~|鹿戸市|甘田町|
|鹿戸市|かどし|6.0km|×|×|×|AH04||~|~|西止町|
|呉音丹波|くれねたんば|8.4km|×|×|×|AH05||~|雨花市|公也町|
|雨花市|あめかし|14.4km|○|○|○|AH06||~|~|角嶋|
|[[花本一関>花本一関駅]]|かぼんいちぜき|18.4km|○|○|○|AH07|[[夢ノ浜線]]接続|~|花本一関市|球北町|
|一関開戸|いちぜきかいと|20.5km|×|×|×|AH08||~|一関郡|一関開戸町|
|関原|せきはら|22.3km|×|×|×|AH09|駅業務を原関自動車企業団へ委託|~|~|関原村|
|原市|はらいち|25.3km|×|×|×|AH10|~|~|~|原市町|
|一関長浜西|いちぜきながはまにし|27.4km|×|×|×|AH11||~|~|長浜町|
|[[荻ノ川学研都市>荻ノ川学研都市駅]]|おぎのかわがっけんとし|30.0km|○|○|○|AH12|[[荻ノ川学研都市線]]接続|~|荻ノ川市|大方北町|
|一関三嶋|いちぜきみしま|32.4km|×|×|×|AH13||~|~|大方北町|
|北浜台|きたはまだい|35.7km|×|×|×|AH14||~|~|北浜|
|一関西川|いちぜきにしかわ|38.7km|○|×|×|AH15||~|~|西川北|
|一関大方|いちぜきおおかた|41.7km|×|×|×|AH16||~|~|大方北町|
|真名井|まない|45.9km|×|×|×|AH17||~|~|荻浜町|
|天満宮前|てんまんぐうまえ|48.1km|○|×|×|AH18|駅業務を愛浜天満宮に委託|~|~|~|
|参戸荻浜|さんとおぎはま|50.1km|×|×|×|AH19||~|~|~|
|新荻ノ川|しんおぎのかわ|52.0km|×|×|×|AH20||~|~|清阪町|
|荒崎町|あらさきちょう|55.0km|○|×|×|AH21||~|愛浜市|宮間区|
|愛浜宮間|あいはまみやま|58.2km|○|×|×|AH22||~|~|~|
|一関山奈|いちぜきやまな|62.5km|×|×|×|AH23||~|~|西山区|
|[[愛浜>愛浜駅]]|あいはま|66.3km|○|○|○|AH24|荻沢電鉄:[[愛浜市内線]],[[愛浜無軌条電車線]]|~|~|東湊区|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|&bold(){一部列車が愛浜から[[西畳電鉄]][[長浦線>西畳電鉄長浦線]]直通}|
*更新ノート
- ページ分割。 -- 亀山茂則 (2010-12-21 13:42:54)
- 荻ノ川学研都市駅改名に対応。荻ノ川学研都市線追記 -- 亀山茂則 (2011-01-16 07:55:16)
#comment
*関連項目
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[[荻沢電鉄]]