荻鉄きっぷ一覧



荻鉄グループの切符は、サイズとしては国鉄・JRの一般的な切符に準じているが、地紋にキャラクタを採用しており、『そよかぜ1痛い切符』としてその名を馳せている。荻沢電鉄(電車・バス・航路)、南部国際航空の駅・営業所で用いられている。

特徴

  1. 一部のMinacaを除いて(無地)、キャラクタが必ずと言っていいほど描かれている。例え他社線のみの切符であっても、キャラが描かれた物で発券する。
  2. 一部の駅で補充券を発行している。ただし必ず発券できるわけではなく、マルスの限界を突破(16経路以上)した場合、委託駅などで機器を設置していないなどの特殊なケースや、主要駅で予め予約をしたなどに限る。補充券の発行基準は厳しめに設定しているが、それでも他社よりは緩いと指摘されがち。
  3. 車掌からも長距離切符を購入可能。ただし学割などの割引切符などの特殊な切符、10経路以上の切符は駅窓口・ツーリストなどでのみ発券可能。16経路以上の場合は主要駅で補充券により発券。
    1. なお、荻沢電鉄(電車・バス・航路)・南部国際航空(以下荻鉄グループ)を介しない切符については、たとえ連絡運輸締結先社内(荻沢電鉄のページに別記)の路線でも、荻鉄グループの窓口では原則発券することができない(例外あり※)。
    2. ちなみに、荻鉄グループでは各駅・各営業所において荻鉄線内・荻鉄⇔他社連絡きっぷを自駅・他駅発着を問わず発券できる。指定席特急券と同時購入に限るなどの縛りはなく、荻沢→美並高校前などといった、短距離や1駅間のみのきっぷでも荻鉄グループの窓口なら全国どこでも発券できる。
  4. 英語表記での発券可能。ただし窓口のみの扱い。

これは切符に直接関わる事項ではないものの、荻鉄グループ設置の自動券売機・指定席券売機Check-manでは、機種によって高額紙幣(1万円札・5千円札)に対応していないものの、自動券売機・指定席券売機Check-man全機種およびMinacaチャージ機において2千円札・千円札に対応しており、釣り銭による2千円札の出金にも対応している。

※発券の例外:荻鉄管理・共同管理の会社境界駅においての他社線方面のみの切符の発券。共同運行区間での当該共同運行・航会社線内のみの発券。

普通乗車乗船券・小児普通乗車乗船券・鉄道・鉄道・バス連絡・鉄道連絡船回数券(磁気軟券)

いわゆる普通のきっぷ。券売機、又は電車・バス車掌から購入可能。どちらの場合でも、自動改札機を使える。

おぎてつバス回数券(磁化インク印刷軟券)

おぎてつバス専用金券式回数券。おぎてつバス運行路線の他、回数券の相互使用を認めている会社で使用可能。20円・40円・50円・70円・100円・150円の6種類で、価格によってイラストが違う。なお、おぎてつバスでは、通常の区間式回数券も発行している。なお2016年内をメドに発売を中止、荻沢・愛浜地区共通回数券へ移行予定。

長距離用普通乗車券・学生割引乗車券などの割引切符・指定席券・Oシート券・企画切符(1日乗車券類除く・磁気軟券)

特急券や、学生割引乗車券など、「たびの案内人」窓口、駅有人窓口での発券を行った場合このタイプとなる。これも普通乗車券と同じく、自動改札機を使える。荻鉄では、連絡運輸先路線名記述対応工事を進めており、画像のように、連絡運輸先会社路線・駅名の記述を行っている(一部補充券では社名のみの記載の場合もあり)。

磁気定期券


ICカード「Minaca

荻沢電鉄など、荻沢・愛浜地区を中心に、各地の鉄道・バス・商業事業者・金融機関などが導入しているICカード。荻鉄では無地のものと、メインマスコットキャラ『荻沢みち子』または『亀山のり子』が描かれているものを発売している。3種類の絵柄は券売機購入ではカー○ダスの如くランダムに出現するが、駅窓口では指定可能。3種の絵柄で効力の変化などがある訳ではない。種類や効力、使用上の注意などは当該ページを参考。

1日乗車券など(磁気軟券)

1日乗車券などのn日乗車券関連はこのタイプで発券。なお、「ぶらり荻鉄きっぷ」は上記の長距離用での発券となる。磁気化券となっており、改札機の使用ができる。

1日乗車券(荻沢・愛浜地区みなか協議会加盟社局共通一日乗車券)

準備中!
荻沢・愛浜地区みなか協議会加盟の各社局で共通使用できる一日乗車券。効力についてはMinacaのページ参考。

定期券(磁気軟券)

磁気式の定期券。2015年4月より、機器の故障やICカードの交換等による臨時の使用や経路の問題など、MinacaなどのIC乗車券に搭載できない場合に限り使用される。

補充券


基本的に補充券は絵柄の差し替えが少なく、旧絵柄のまま使われることが多い。
長距離用手書き補充券(出札補充券)
荻鉄電車一部駅でのみ取り扱い。自動改札の利用はできず、有人窓口または電車・バス車掌での清算(連絡運輸締結先駅も同様)となる。通常は使用されないが、委託駅や自動券売機非設置有人駅などで長距離切符を購入した際や、マルスの行路限界を超える切符の発券などで用いられる。この場合、必ず乗車券と特急券・Oシート券を纏めて発券される。なお、特例として、荻沢駅・愛浜駅ではこのタイプのきっぷを発券することができるが、場合によっては事前の予約が必要となる。
近距離用ゴム印式(常備補充片道・往復兼用乗車券)
荻鉄電車各駅、おぎてつバス営業所で取り扱い。自動改札の利用はできず、有人窓口または電車・バス車掌での清算(連絡運輸締結先駅も同様)となる。通常は使用されないが、委託駅などの一部駅の発券はこの券で行われるため、比較的よく見かける補充券である。なお、特例として、荻沢駅・愛浜駅ではこのタイプのきっぷを発券することができるが、当該発券駅券売機で発券できる範囲のものまでしか発券できない。
ゴム印・手書き兼用特急券用補充券(料金専用補充券)
荻鉄電車一部駅で取り扱い。自動改札の利用はできず、有人窓口または電車・バス車掌での清算(連絡運輸締結先駅も同様)となる。通常は使用されないが、委託駅や一部駅で特急券を購入した場合、このきっぷでの発券となる。なお、特例として、荻沢駅・愛浜駅ではこのタイプのきっぷを発券することができるが、2日前までに予め予約することが必要。
常備・料補は、亀山のり子が用いられている。
尚、各補充券の効力は通常のきっぷ・特急券・特別席券と変わらない。券の発行の仕方が違うだけである。


路面電車・バス整理券

路面電車やバスの多区間制運賃区間で発券されるもの。清算は電車・バス備え付けの料金箱、または駅窓口で現金精算となる。

バス乗継カード

おぎてつバス・田原交通均一区間運賃制度エリアまたは指定バス停でバスを乗り継いだ場合に発券されるカード。バスを乗り継ぐ場合に清算を簡便化するためのカードであるが、パンチ穴を開け、無効印を押すことで持ち帰ることも可能。

現在発行していないもの

おぎてつカード
2010年1月まで発売、2013年12月に払い戻し・Minacaへの積み替えを停止した磁気カード乗車券。荻沢・愛浜地区の荻沢電鉄電車・バスで利用可能だった。Minacaの導入により2010年1月に発売を停止し、2011年3月で改札・路面電車・バス窓口での使用を停止、2013年12月をもって払い戻しを終了した。額面の1割がプレミアムとして付いていた。

荻沢地区共通カード
荻沢地区鉄道・バス各事業者で共通利用できるカード。荻鉄(荻沢本社)の他大具知自動車、雨花交通(買収により消滅、大具知自動車が継承)で使用出来る。なお荻鉄では現在発売していないが、東浜市交通局では現在も発行されている。改札機、券売機、路面電車・バスカードリーダで使用可能。額面の一割がプレミアムとして付く。

愛浜地区共通カード
愛浜地区軌道・バス各事業者で使用出来たカード乗車券。荻鉄(愛浜本社)の他、愛浜鉄道、愛浜バス、愛浜市交通局(改組により消滅、愛浜県交通局が継承)、花本バス(解散)で使用出来た。Minacaへ移行、2010年2月に発売を停止した。

荻鉄では発行していないもの(片乗り入れ)

スピードカード
内池地区鉄道・バス・航路各事業者で共通利用できるカードとして発行されている磁気式カード乗車券。荻鉄以外の利用可能各社については、こちらを参照。
荻鉄では利便性向上と内池地区からの観光需要喚起を狙って、2014年から片乗り入れで使用可能となっている。荻沢・愛浜地区のすべての鉄道線、航路で使用可能となっている。バス(トロリーバス含む)については、一部駅券売機で乗車券に引き換える必要があるが、荻沢・愛浜・荻ノ川の各市内均一区間では荻鉄を含む共同運行各社局で使用可能。



きっぷの発行所記号について

英数字

数字 発行所
0 荻鉄本社(本社渉外員・エリア外の「たびの案内人」窓口)
1 荻沢地区(荻沢本社管轄エリア駅)
2 愛浜地区(愛浜本社管轄エリア駅)
3 福上地区(福上支社管轄エリア駅)
T ツーリスト
無印 車掌発行

駅名部分

駅名・支社名・営業所名(以下駅名)のみ:駅窓口で発券(複数ある場合、機械番号が印字されることもあるが、大概は纏めて駅名のみ印字される)。
駅名+NET予約:荻鉄公式ページ「e-ogitetsu.net」から予約し、駅で発券した場合(前払い・駅窓口支払い共通。印字例:<東浜市駅NET予約発券>)。
列車番号(鉄道・航路のみ)+車掌区名:鉄道・バス車掌・航路船員発行
ツーリスト名:ツーリスト発券きっぷ。印字例:<東浜観光○○営業所>

カタカナなど

タ:会社を跨ぐ切符(乗り入れ先との連絡切符など)
囲み文字の『みなか』:Minaca関連のきっぷ
囲み文字の『紛再』:紛失再発行のきっぷ
囲み文字の『乗変』:乗車変更後のきっぷ(払戻のみ可能)
囲み文字の『C愛』:提携クレジット『あいあいクレジット』発行のカードで購入した切符
囲み文字の『C制』:その他の会社発行のカードで購入した切符
丸囲みの『替』:振替乗車票
丸囲みの『企』:企画乗車券
丸囲みの『団』:団体切符
丸囲み塗りつぶしの『小』:子供切符・Minaca
○○線・○○電車(会社名):連絡切符。ただし荻鉄グループ内の連絡切符の会社名印字は「荻沢電鉄」で統一(印字例:<ER長岡線>)。
最終更新:2016年03月25日 20:21