概要


内池駅(うちいけえき)とは、内池市内池区北野町・内池に位置する内池急行の駅である。内池急行の一番のターミナル駅。1984年の地下化により駅前エリアが再開発されアルカス内池が鎮座する。

駅データ


駅名 内池
よみがな うちいけ
ローマ字 Uchiike
所属事業者(乗入路線) 内池急行内池本線加石線加倉線
ホーム 9面16線地下駅
所属路線 内池本線
キロ程 km
(1.2km)向船内池高森(1.3km)
所属路線 加石線
キロ程 0km
内池向船(1.2km)
所属路線 加倉線
キロ程 0km
内池向船(1.2km)
備考 三峠線は高森起点

駅構造

地下9面16線という広大な駅である。あまりに広大な為駅そのものが2層に分かれており内池本線・加石線が地下2Fに、加倉線・三峠線が地下3Fに発着する。
加石線は1~3番乗り場に発着。特急シーライナーは1番乗り場に発着するがその他は特に区別なく使われている。
内池本線は4~9番乗り場に発着。4~6番乗り場が湯谷方面、7~9番乗り場が本港方面である。5番乗り場と8番乗り場には比較的長時間停車の電車や折り返し列車発車時の快速線のホームとなる。
6・7番乗り場が折り返し対応で内池折り返しの普通線の列車は存在しない。なお内池止の列車は下りでは高森車両基地への回送が多い。
三峠線は10~13番乗り場に発着。これも特に区別はされていない。なお13番乗り場の電車は両側にホームがあるため両側の扉を開けることで加倉線への乗り換え利便性向上に貢献している。
加倉線は14~16番乗り場の発着。快速は14番乗り場、普通は15番乗り場の発着が多いがこれは14番乗り場の加倉線と13番乗り場の三峠線が対面乗り換えであることも影響している。
加倉線14番乗り場・15番乗り場と加石線については頭端式ホーム。三峠線は頭端式ではないものの13番乗り場を除きホームの終端に連絡通路がある。
16番乗り場は三峠線への連絡線があることから三峠線電車の発着もある。この列車は向船駅7番乗り場から内池本線に転線する。
なお内池本線高森以北と三峠線の乗り換えは高森駅と内池駅(ただし途中下車不可)どちらでも可能である。
改札は2ヶ所存在する。出口は3ヶ所あり中央口が最も大きい。
また地下1Fのアルカス内池地下街(アルカス口改札)からガラス越しに吹き抜けの地下2Fを一望できる。これがなかなかの人気で土休日の昼間となるとたくさんの親子連れが電車を眺めている。
中でも一番人気がアルカスレールパークで店舗スペースを流用して鉄道模型ジオラマなどを設置しており所蔵品もあまり多くないながら人気となっている。

乗り場 路線 行先 備考
1・2・3 加石線 国前佐竹・折戸・西電方面
4・5・6 内池本線 城南高校前・新柴田・山下・湯谷・国前松本方面
7・8・9 内池本線 瀬川・新港北・本港・奈木方面
10・11・12・13 三峠線 湯笹野・横江・柏木・三峠・美野電方面
14・15・16 加倉線 湯野・香春・加倉町・港南・新開橋方面


駅周辺

内池の繁華街である。北野神社の門前町は時を経てビジネス街へと変貌した。
アルカス口
  • アルカス内池 内池急行の本社はこのビルの中にある。また在内各社のテレビ局のお天気カメラもここに存在する。中でもテレビ内池は自社のオープニングの最後にここから西長野社屋を映した動画を使用している。
  • アルカスの水時計 アルカス内池1Fの内池バスターミナルの待合室前にある水時計。後述の大時計が内池駅東側の待ち合わせスポットなのに対し西側の待ち合わせスポットとなっている。
  • 内池バスターミナル
  • 内池市役所
  • 大時計 内池市役所の南西角にある高さ5mの時計塔。自治府の花時計に対して市役所の大時計とも呼ばれる。内池駅の待ち合わせスポットとしては最も有名。バス停にも大時計前バス停が存在する。
  • 自治府立内池高校
  • 北野神社
  • 北野神社神宮林
  • 内急バス本社
  • 門前予備校北野本校 内池では内進と並ぶ有名な予備校。名前は北野神社の門前町にあることに由来。
北口
  • 内池自治府
  • 花時計 内池自治府玄関前にある。市役所の大時計に対して自治府の花時計と呼ばれる。あまり待ち合わせスポットには使われないがよく手入れされており自治府、ひいては内池自治の象徴でもある。
  • 内池北野バスターミナル
  • 内池証券取引所 アルカスの隣にある。
南口
  • 市立内池文化劇場
  • 松ヶ崎バスターミナル(向船駅からの方が近い)
  • 向船モールタウン
  • 内高口商店街 内池駅周辺で最も大きな商店街。内池駅から松ヶ崎バスターミナルまでは少し距離はあるがアルカス地下通路と内高口商店街アーケードを介して雨でも濡れずに行くことができる。

バス路線

内池駅前バス停・内池市役所前バス停・大時計前バス停が最寄りとなる。
この欄執筆中。

その他

内池駅を経由する定期券であれば西本町線西本町駅の利用も可能である。ただし西本町駅までは1km近くある。

最終電車の連絡について

内池駅では最終電車について以下の接続体制がとられている。
三峠線最終特急りょくふう号は当駅0時16分8番乗り場に、快速内池行最終は0時20分12番乗り場に到着する。隣の7番乗り場には瀬川駅で準急早苗浦行最終に連絡している0時17分着0時25分発特急あおなみ本港行が待ち受けており9番乗り場には0時18分着0時28分発普通南瀬川行最終が停車している。
内池本線5番乗り場には0時16分着0時28分発普通国前松本行最終が停車しており6番乗り場に0時18分に到着し0時25分に発車する城南高校前駅で普通新柴田行最終、国前吉川駅で準急山下行最終に連絡する最終急行山下行に連絡している。
三峠線12番乗り場には国前瀬名で普通横江行最終に連絡する前述からの折り返し0時25分発急行横江行最終、13番乗り場に0時28分発普通湯笹野公園行最終が停車している。
さらに加倉線14番乗り場には0時28分発普通加倉町行最終、向かいの15番乗り場には0時25分発快速新開橋行最終も停車しており湯笹野公園行と加倉町行も両側の扉を開けることで12番乗り場から15番乗り場まで対面乗換が可能となる。
加石線は0時20分に折戸で西電の普通宮姫行最終に連絡する特急加石行最終が1番乗り場から、0時25分に3番乗り場から折戸行最終が発車する。この電車は終点折戸で西電川西町発の西内池鉄道の国前大宮行最終に接続している。

歴史

1904年3月12日 内池電気鉄道内池港~内池間の開通に伴い開業。当時は終着駅であった。
1905年7月10日 内池~内電城南間の延伸により途中駅になる。
1918年10月1日 佐井寺線が内池駅まで乗り入れ。当時は内池駅の本線ホームに入線していた。地上2面4線。
1922年10月10日 折戸鉄道が乗り入れ。折鉄内池駅は高架2面3線であり折鉄内池ビルはモダンな建築物であった。
1930年6月27日 佐井寺線ホーム完成に伴い内池本線と佐井寺線の線路分離。
1960年6月1日 内池電気鉄道を伴う内池の鉄道会社9社統合により内池急行に移管。同時に佐井寺線は三峠線に改称。内池急行の本社は折鉄内池ビルに置かれた。
1984年3月10日 向船~内池間地下化に伴い地下化。同時に加倉線開業。元々内池駅の地下化には加倉線の乗り入れ用地を確保するためという目的もあった。老朽化と加石線の地下ホーム乗り入れに伴い折鉄内池ビル解体開始。内池急行本社は内池区東大原町の内急バス本社を間借りすることになった。
1987年6月30日 アルカス内池北館完成。内池急行の本社が再び北野町に戻る。
1989年7月1日 アルカス内池南館(折鉄内池ビル跡)完成。
1995年3月11日 内池~高森間地下化。




隣の駅

内池本線
  • 特急・特急はまもり・特急さなえ・快速急行・急行・快速・準急・普通
三峠線
  • 特急・特急あおなみ・特急りょくふう・横江・柏木ライナー(当駅~高森間の利用不可)・快速急行・急行・快速・準急・普通
加石線
  • 特急シーライナー・快速・準急・普通
加倉線
最終更新:2015年04月16日 16:00