概要


漁連前駅(ぎょれんまええき)とは、内池市港北区新魚目通に位置する内池急行の駅である。隣の上波止駅と並んで内池港上波止漁港地区の中心駅。内池漁協連合会(内池漁連)本部の前にある。

駅データ


駅名 漁連前
よみがな ぎょれんまえ
ローマ字 Gyorenmae
所属事業者(乗入路線) 内池急行内池本線
ホーム 2面2線地上駅
所属路線 内池本線
キロ程 1.9km
(1.0km)上波止漁連前新港北(1.7km)
備考

駅構造

2面2線の地上駅。相対式ホームであり1番乗り場側に改札がある。工業地帯の中の駅ではあるが徒歩圏に新港北南団地があることから昼間も乗降客は隣の上波止駅ほど少なくはない。また当駅以南は最高速度が70kmに制限されている。

乗り場 路線 行先 備考
1 内池本線 新港北・瀬川・内池・山下・湯谷方面
2 内池本線 本港方面

駅周辺

上波止漁港の北端。
  • (内池港)上波止漁港地区
  • 谷口鉄鋼新港北製鉄所 新港北という名だが最寄駅は当駅と上波止駅である
  • 内池民放連港北分波局 内池と日本本土を結ぶテレビ・ラジオ放送中継回線の海底ケーブルをここから内池放送(RUB)・テレビ内池(UTC)・内池文化放送(UCK)・内池ラジオ放送・内池ワイワイテレビに分波している。なお本港駅にお天気カメラを持つUTC以外はここに内池港のお天気カメラを設置している。
  • サリエル化学新港北工場
  • 丸星製紙本社工場
  • 新港北南団地
  • 内池都市高速道路2号福島線本港出入口
  • 上波止石油一時貯蓄施設 輸入された原油や沖合の石油プラントで産出した原油などを一時的に貯蓄しておく施設。新横江石油や丹野化学などのタンカーが出入りする。

バス路線

駅前の国道551号線上にある漁連本部前バス停が最寄りとなる。
122系統 港北製鉄前・上波止・下波止・三号岸壁前・本港営業所前経由本港バスターミナル行/新港北地区センター前経由港北区役所前行
本港埠頭から工業地帯を走破して港北区役所に至る系統。内急バス本港営業所が運行。昼間の本数は2時間に1本と少ないが朝晩はかなり多い。

歴史

当駅は新魚目通・上波止地区の企業と内池漁連、港北郡郷ノ浦町が設置費を半額負担した請願駅である。
1933年3月1日 内池電気鉄道上波止~早苗浦間に新設開業。これまで鉄道駅のなかった郷ノ浦町にとって中心地から2km弱ほど離れているとはいえ初の鉄道駅となった。
1950年代には郷ノ浦町から「郷ノ浦駅」への改称が要望されるも1955年に郷ノ浦町が内池市に編入されたことや新港北駅の開設が決定されたため立ち消えとなった。
1960年6月1日 内池電気鉄道を伴う内池の鉄道会社9社統合により内池急行に移管。



隣の駅

内池本線
最終更新:2014年12月28日 18:36