鳩「俺には「友愛」という立派な政治理念があるんだぜ! お前には理念なんてないだろ?」
麻「俺も「小さくても温かな政府」という理念はあるけどね。ま、友愛もいいんじゃない?
でも、具体的には何すんの? 社会保障とか安全保障とかハッキリしないと不安だよ」
鳩「具体的に言えば、三鷹小学校はボランティアを取り入れて皆シアワセになったんだよ。
官僚任せのお前らにはこんな真似できないだろ」
麻「…いや、小学校と国政とは違うし。つか、ちっとも具体的じゃねー。
官僚=悪と糾弾するだけじゃ国は回んないから。官僚を上手く使うことを考えたほうがよくね?」
鳩「上から目線かよ、むかつく! じゃ、もっと具体的なことを言ってやる。
うちは西松の件を反省して、企業献金も世襲も禁止するつもりだから」
麻「おいおい、今ある法律を犯した疑いがあるから捕まったんだろ?
その疑いに対する説明もしないで法改正とか言うのは論理のすり替えじゃん。
つか、責任とって代表辞めたはずの小沢が代表代行になり、
小沢に殉じるとか言ってたヤツが代表やるってどゆこと?」
鳩「…アナタは今大変なことを言いましたね。「違法」かどうかはこれから裁判で明らかになるんだよ!
そもそも自民だって同じことやったヤツたくさんいるのに、何で小沢だけ責められるんだよ?
大体、正しい小沢が逮捕されるいわれはない!」
麻「おいおい、正しいって本気で言ってんのか?」
鳩「もちろん! 秘書は「自分は正しいのに捕まった」って言ってた!」
麻「あのな、自分では「正しい」と言っていても、法を犯しているヤツはいるぞ」
鳩「これだから友愛精神のないヤツは…。とにかくお前、官僚任せで無駄遣いするつもりだろ!?」
麻「数年分まとめて計上すればそれなりの額になるけど、それが何か?」
鳩「ちっ、お前が意味の無い長い答弁をするから時間がなくなっちまった。
とにかく官僚は悪で、友愛で、皆シアワセなんだよ!」
麻「(「答弁」って…どうりで話がかみ合わないわけだ)。えーっと、次は「討論」をしような?」
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