四話 喧嘩

「あぁ、言われなくても分かってるよ!」
「お前は頭を攻撃しろ!!」
「しょうがないなぁ・・・」
 ロアルドロスは、自分の体ごと回転し、ドラグニルに襲い掛かってきた・・・
「危ない!!」
 ジンは、すぐにボウガンで、ロアルドロスを撃ちまくり、怯ませた。
「あ、ありがとう・・・」
「ちゃんと敵のほう見てないとやられるぞ!!」
「意外といいやつだなぁ」
「う、うるせぇな、今は戦いに集中しろよ!」
「素直じゃないなぁ・・・」
 そんな会話をしながらも、ジンはボウガンで、ドラグニルはランスでロアルドロスを攻める・・・。
「おぉ!怯んだ!今だぁ!」
 ザクッ!ダダン!ズバババッ!
 ロアルドロスたてがみの様な物が、バラバラに砕け散った・・・
「なんだ?砕けたぞ??」
「おまえ、部位破壊も知らないのか?」
「うん、いつも足しか狙わないから・・・」
「まあいい、いくぞ!」
「あ!そうだ!シビレ罠があったんだ!!」
「なに!?ならさっさと仕掛けろよ!」
「オッケー!」
 ジジ・・ジジジジ・・・ジジジジジ
「仕掛けたよ!」
「よし、こっちに誘き寄せよう!」
「分かった!ここに来る前に、砥石で・・・あと鬼人笛で・・・
ジジ・・ジジジジ・・・・・ジジ・・・ギャギャァァァァァァァァ!!!
「今だーーーーー!!!」
 ズバババ!ザシュッ!!ドン!ダン!バババシュッ!!!
 ギャアァァァァァァ!!!!!
「よし!足を引きずってるぞ!」
「追いかけよう!」
「まぁそう焦るな・・・眠るのを待つんだ・・・」
「回復しちゃうよ??」
「俺に考えがあるんだよ」
「分かった・・・」
「そろそろかな・・・行くぞ!!」


「いたいた・・・」
「ここに爆弾を置いてと、・・・準備完了!」
「何をする気だ?」
「ここでペイントボールを投げてと・・・」
 ドカーン!!・・・ギャアァァァ!!!
「よし、倒した!!」
「すごい・・・」
「実は、眠っているモンスターに爆弾を仕掛けると、ダメージが2倍になるんだ!」
                  (攻撃)
「へぇ~よく知ってるね!」
「まぁな・・・へへ!照れるなぁ!!」




最終更新:2011年02月20日 23:50