関連報道の流れ


いわゆる「ケツ毛バーガー事件」と、これを発端とする一連のミクシィ関係の事件についての報道をまとめています。


◎…記事の全部または大部分がこの事件関連
○…記事の一部にこの事件に関する記載あり
※…参考となるその他のmixi・SNS関連報道
(なお、日付は発売日・掲載日・放送日です)

10月6日(金)


◎夕刊フジ (掲載か?)

○フィスコ
 マーケット最新情報 出来た株・動いた株
「一部では画像流失観測なども売り材料視。」と報道。

10月7日(土)


10月10日(火)

◎J-CASTニュース
(ライブドアニュースにも配信)
(インフォシークニュースにも配信)
 三洋電機お粗末社員 女性わいせつ画像流出

10月11日(水)

◎日刊ゲンダイ 2006年10月12日号
 ミクシィ株を大暴落させた「M字開マン写真」の衝撃
ttp://image.blog.livedoor.jp/hayakun5232/imgs/c/1/c14f5729.gif


※So-net セキュリティ通信
 SNSの危険~ 米国調査で警鐘、日本でも「炎上」や個人情報暴露等相次ぐ
「日本でもSNSの利用者が増加している。…公開情報を手がかりに個人情報を収集されネット上にさらされるなどの事例も発生している。」
というのは、この事件を念頭に置くものと思われる。


10月12日(木)


○X-Radio(バツラジ) (TBSラジオ 前0:00~前1:00)
 若林史江の株いぢり 第14回 「ミクシィ上場でその後どうなった?」(前0:45~前0:55)
美人トレーダーとして知られる若林史江のコーナー。
この事件については「…まあ今回その三洋電機の社員の方がですね、通信ウイルスに犯され、エッチ写真が流出し、大変な騒ぎになったんですけども…」などと触れ、この事件によりmixiの環境の良さという売りが失われたことに投資家が反応し、ミクシィ株が暴落したと解説する。(11分56秒)

※ITmedia News
 mixiに「使用上の注意」


10月13日(金)

◎J-CASTニュース
(ライブドアニュースにも配信)
(インフォシークニュースにも配信)
(エキサイトニュースにも配信)
 ミクシィのアカウント 「いきなり削除」で大混乱

10月15日(日)

◎ライブドアPJニュース
 p2pとmixiの多重事故


10月16日(月)

◎週刊ポスト 2006年10月27日号 177ページ
 ミクシィ流出騒動 美人少年補導員の開脚写真についた凄いタイトル(秋の嵐 ぶったまげワイド)
ttp://image.blog.livedoor.jp/hayakun5232/imgs/0/d/0dfcfd70.gif
【eBookJapanで 電子書籍化 されました】

◎週刊プレイボーイ 2006年10月30日号 200~201ページ
 ミクシィVS.2ちゃん“仁義なきバトル”
ttp://image.blog.livedoor.jp/hayakun5232/imgs/1/8/183617c2.gif

◎週刊現代 2006年10月28日号 38~39ページ
 ヤバい女たち/美人警察署員「性器丸出し写真」流出大騒動
ttp://machideki.gozaru.jp/gendai0.gif
【eBookJapanで 電子書籍化 されました】

○ゲンダイネット
(ライブドアニュースにも配信)
(インフォシークニュースにも配信)
 サイバーエージェント・藤田晋社長のヒヤヒヤ
「例のM字開脚写真流出騒動では、会員制をウリにするミクシィで個人情報を割り出されたことから、このビジネスモデルそのものが不安視される。」(外資系証券幹部)

10月17日(火)

◎FLASH 2006年10月31日号 19~21ページ
 ミクシィ株を暴落させた美人補導員「M字開脚画像」流出騒動
ttp://image.blog.livedoor.jp/hayakun5232/imgs/d/1/d19c5f64.gif

◎週刊アサヒ芸能 2006年10月26日号 59~60ページほか
 戸部洋子アナ激似「少年補導員」美女が局部丸出しM字開脚
ttp://machideki.gozaru.jp/asahigeinou.gif
ttp://machideki.gozaru.jp/ashahigeinou2.gif

◎週刊朝日 2006年10月27日号[111巻54号]139~141ページ
 トラブル続きのミクシィ、なんかオカシイ?
ttp://machideki.gozaru.jp/shuukanashahi.gif
【朝日新聞社の有料記事データベース「聞蔵」にも収録】


10月18日(水)

◎PODCASTnavi デリセン
 週間ネットワイド05 ミクシィ炎上多発…個人情報問題も(9分19秒)
(パーソナリティ:サエキけんぞう)

10月19日(木)

◎週刊実話 2006年11月2日号 275ページ
 上場で注目浴びる「mixi」に流出した現役婦警のご開帳&フェラ写真
ttp://machideki.gozaru.jp/img/shuukanjituwa.gif

※ライブドアニュース
 mixi 新サービスを構想中 サイト管理については「責任」を強調
「会員情報削除やチェーンメールの流行など、サイト管理の甘さが指摘されている点について特に言及はなかったが」「社会的影響の大きさを自覚していることを強調した」とする。

10月20日(金)

○FPN
 実名問題での説明責任は不十分だよミクシィさん!!
筆者は日本ナレッジマネジメント学会専務理事、米国パテント大学 ナレッジMBAスクール 教授の山崎秀夫氏。

10月21日(土)

※NHK 週刊こどもニュース (NHK総合 後06:10~後06:42)
 みんな知ってる?『SNS』
SNSの注意点として、
「詳(くわ)しい個人情報(こじんじょうほう)をのせない!」などと説明。
ttp://www.youtube.com/watch?v=iNMEaxcblmA

10月23日(月)

○日経ビジネス 10月23日号[1363号]60~63,64~66ページ
 躍進の研究/ミクシィ ヤフー追撃に名乗り
 編集長インタビュー 笠原健治氏(ミクシィ社長)「実名性が商機を生む」
「ミクシィの足をすくいかねない不安」として、競合他社(マイスペース)と、「安心感の崩壊」を挙げる。
そして、後者について、「10月上旬、三洋電機の社員のパソコンから、同社の社内情報や、恋人と思われる女性のわいせつな写真などが、ファイル交換ソフトを通じて流出する事件があった。 流出した一部の情報から、本名が判明し、さらにこの社員と女性が本名でミクシィに登録していたため、彼らの出身校といったプロフィルまでもがさらされるはめとなった。」と事件を説明。
その上で、「ミクシィでは本名で登録し、出身校や職業などの個人情報を掲載するユーザーが多い。こうした事件を機にミクシィユーザーが匿名の隠れ蓑にこもり、他の掲示板との違いが薄れる可能性は否めない。」のように解説し、株価下落との関連を示唆する。


○ITmedia News
 mixiと2ちゃんねるの光と影
「先日、三洋電機の社員所有のパソコンから、P2Pソフト「Share」経由で機密情報が流出するという事件が起きた。そればかりかmixiから個人が特定され、プライバシーが暴露されるという事件も発生している。」

○motehimote.com
(ライブドアニュースにも配信)
 大切な彼女を悲しませないために… ~モテる男のお約束~
「最近も、会社員の流出メールで本人とその彼女が特定され、女性のわいせつ画像を含めた個人情報がネット上でアップされたあげく、mixiでの登録情報も公のものとなり、女性については出身校コミュニティで、わいせつ画像も含めた情報を“さらされる”という騒動が。」

10月24日(火)

◎ZAKZAK
 第2日本テレビ18歳女子アナ、ミクシィで飲酒暴露
「さらに6日にはファイル共有ソフトで流出し、アソコが「M字開脚」で写った写真の女性(24)の身元がミクシィでバレるなど、被害が相次いでいる。」との記載も。

10月27日(金)

○ITpro
 個人情報漏えい事件を斬る(64):BtoCからBtoBへ拡がるSNSのリスク管理対策
筆者は、IDC Japan ITスペンディンググループマネージャーの笹原英司氏。
この事件については、「最近,日本では,…ファイル交換ソフト「Share」をインストールした会社員の私物パソコンがウイルス感染し,その流出情報からSNSに掲載した個人の実名が特定されるという騒動が,ネット上で話題になっている。」のように紹介。

10月29日(日)

※日本経済新聞 (本紙では7面に類似記事)
 個人向けネットサービス、トラブル対策を共同研究・5社1団体
「個人が手軽に情報を発信したり交流したりできる一方、個人情報の流出や、なりすましによる不正アクセスなど利用者によるトラブルも増えている。」

10月30日(月)

◎週刊ダイヤモンド 2006年11月4日号 18ページ
  Inside 個人情報“流出”で崩壊? ミクシィのビジネスモデル
ttp://megalodon.jp/?url=http://www.imgup.org/iup287130.jpg&date=20061115090909

11月1日(水)

◎諸君! 2006年12月号[38巻12号] 264~269ページ
 麹町電網(インターネット)測候所
いわゆる「ケツ毛バーガー事件」の説明にとどまらず、その後の、mixi管理者側による、事件に関する書き込みを行ったアカウントの削除や、これに対し、大量のネット住民がネカマとなって、mixiの男達をマイミクにした後に、この男達のアカウントもろともmixi管理者側に削除させる、「自爆テロ攻撃」を敢行したことなども紹介する。
この事件を、mixi対2ちゃんねるとして捉えた上、2ちゃんねらーの言葉を随所に引用するなど、全般的に2ちゃんねるに対し、好意的な論調となっている。

○ZAITEN(旧・財界展望) 2006年12月号 102~104ページ
レポート:早くも神話崩壊 「株価暴落」ミクシィの先行き不透明
「新規公開銘柄で新たな神話を生んだミクシィだが、期待された新規市場のリード役としては早くも崩れた。爆発的に会員数を伸率させているSNS事業についても不安要素は多い。今後の同社の先行きを占ってみる。」というスタンスで書かれた歯に衣着せない記事。
この事件については、「実際、私的ヌード写真の流出騒ぎなども起きている。」などと触れる。

※実業界 2006年 12月号
 上場したばかりに良さが失われた? 株価暴落で見えてきた-大人気IT企業「ミクシィ」の死角
(リンク先はAmazon。記事内容は未確認です)

11月4日(土)

○日経トレンディ 2006年12月号[通巻261号] 66ページ
ヒット商品ベスト30
この1年のmixiについて、「ファイル交換ソフトと絡んで個人情報が暴かれる事件が発生するなど、さまざまな意味で話題を提供した。」とまとめる。

11月6日(月)

◎ITmedia News
(Yahoo!ニュースにも配信 トピックスに掲載)
(読売オンラインにも配信)
 「mixiの裏技」でパニック バグ悪用でデマ出回る


◎週刊現代 2006年11月18日号 44ページ
 日テレ18歳アナ「ミクシィで飲酒告白」して降板

11月7日(火)

◎月刊 創(つくる) 12月号[36巻11号 (通号407号)]80~85ページ
 女性会員の全裸写真流出事件で騒然 株価大暴落!ミクシィ神話の崩壊

11月8日(水)

◎ネットランナー 2006年12月号 114ページ
 ねとらんワイドショー
 mixiが容赦ないアカウント削除強行! 2ちゃんねらーとの全面戦争に
「ケツ毛バーガー事件」という事件名や事件の概要、それに続く、2ちゃんねらーやmixi管理者側の動きなどを説明。その上で、ミクシィ側によるアカウントの削除は、「疑わしきは罰する」という姿勢で行われたものであり、客観的に見てやりすぎであると評する。


11月9日(木)



11月10日(金)

◎J-CASTニュース
(ライブドアニュースにも配信)
(インフォシークニュースにも配信)
 飲酒運転隠しを告白 mixiに書かれた日記炎上

○朝日新聞 (本紙では11日11面に類似記事)
(gooニュースにも配信)
 ミクシィ、会員の名前公開を制限へ 携帯と連携も強化
「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)国内最大手のミクシィは、全登録会員に公開されている会員の実名の公開範囲を、希望すれば知人だけに制限できる選択制を12月に導入する。10日の中間決算発表の席上で明らかにした。会員のパソコンがファイル交換ソフトのウイルスに感染し、SNSサイト内の個人情報が流出したとされる問題が発生したためだ。」として、ミクシィによる実名の公開範囲選択制導入を、この事件の発生を受けてのものと位置づける。

○中央公論 2006年12月号[121巻12号]292~293ページ
ブログ・ハンティング <SNS>
「mixiを筆頭に、話題のソーシャル・ネットワーキング・サービス。最近は負の側面が指摘されることも多いが、その可能性とは? 」と題し、10月前半のミクシィ株下落とほぼ同時期に「ある事件」が起きたとして、この事件について説明する。また、この問題についての指摘があるものとして、ネットコミュニティにも詳しい"切込隊長"こと山本一郎氏のブログ(下記)を紹介する。山本氏は、イレギュラーズアンドパートナーズ株式会社 代表取締役社長。
 切込隊長BLOG Mixiのような大手SNSはアカウントごとに課金すべきだ

○NIKKEI NET
 ミクシィ初の中間決算、「マイスペース参入でもぶれない」・個人情報は管理強化へ
記者から、
「――ファイル交換ソフトによるファイル流出に伴って、ミクシィで個人情報が特定されてしまう事例があったが、今後実名の取り扱いをどうしていくのか。」
との質問あり。


11月11日(土)

○ITニュース:イザ!
 ミクシィ会員600万人、最終益4.4億円
「だがその後、ファイル交換ソフトによる個人情報が特定される事態や、システムの不具合が発生。世界最大のSNS「マイスペース」の日本上陸も重なって株価は下落傾向にあり、10日の終値は219万円と上場時に比べて約30%下落している。」


11月12日(日)

◎日本経済新聞 1面
 春秋(1面コラム)
「亞問」と名乗る怪人物がインターネットで大暴れした。知人の個人情報や画像を勝手に公開し、問題が発覚すると「大爆撃する」とサイト管理者に反撃を企てた。SNSと呼ばれるネット上の会員制交流サービスで最近起きた事件だ。…

11月13日(月)

◎Windows100% 2006年12月号 114~117ページ
ネットホットチリペッパー
mixi[ミクシィ]大炎上スペシャル!! ~ネットで自滅する人々~
ttp://omaturinews.web.fc2.com/8.jpg
ttp://omaturinews.web.fc2.com/9.jpg

○朝日新聞 夕刊 4面
ブログ解説 「半閉鎖」の中の無防備
筆者は明治学院大学 社会学部 教授の稲葉振一郎氏。 この事件に限らず、「ミクシィ界隈では非常に問題含みの動きが相次いでいた。」とし、無防備なmixiユーザーは、ブログ「炎上」より「自業自得」度は高いとする。
この事件については、「ご存じの方は方はご存じだろうが、あの会社はふとした事件のせいで100万円近く株価を下げた。軽率なタブロイド紙のおかげでおおごととなったその事件について、詳細は記すまい。」のように触れる。
しかし、週刊朝日(発行:朝日新聞社)も、裸の女性の後姿や「『ケツ毛バーガー』『M字開脚』」ではじまる記事を載せており(10月17日の欄を参照)、大事に到ったのをもっぱらタブロイド紙のせいにすることはできないように思われる。

○FPN
(ライブドアニュースにも配信)
 『ミクシィ12月より会員の実名公開を制限』どう評価する?
筆者は日本ナレッジマネジメント学会専務理事、米国パテント大学 ナレッジMBAスクール 教授の山崎秀夫氏。
「大手電機会社社員のパソコンから女性の映像が流出し、ミクシィから女性の実名などが流出した例の事件対策として、ミクシィは現在、全登録会員に公開されている会員の実名の公開範囲を、希望すれば知人だけに制限できる選択制を12月に導入するそうです。」として、ミクシィによる実名の公開範囲選択制導入を、この事件の発生を受けてのものと位置づける。

○NIKKEI NET
 ミクシィ笠原社長「登録制にはしない」、広告や安全対策を強化・決算説明会
ファイル交換ソフトによる画像流出に伴って個人情報が特定された事例については、「被害者のことを思い、コメントは差し控えたい」



11月14日(火)

◎ITmedia News
(Yahoo!ニュースにも配信 トピックスに掲載)
(読売オンラインにも配信)
 mixiで19歳が飲酒運転を告白 大学が「指導不十分」と謝罪
記事にもある、大学が学生に対して出した、未成年の飲酒と飲酒運転の禁止を周知する呼びかけは以下のもの。
大阪経済大学 在学生のみなさんへ 未成年飲酒・飲酒運転の禁止について

11月15日(水)

○FPN
(ライブドアニュースにも配信)
 2006年10月に注目されたFPNニュース
「ページビュー部門」「はてなブックマーク部門」ともに、MVPは、「mixi『三洋電機社員お宝写真流出事件』がもたらす影響とは」(10月12日の欄を参照)、銀賞は、「実名問題での説明責任は不十分だよミクシィさん!!」(10月20日の欄を参照)と、この事件関係のニュースが注目を集める。

11月16日(木)

○ZAKZAK
 【追跡】(7)ミクシィへ2ちゃんねる悪質ユーザー侵入
…例えば先月に発生した電機メーカー社員のわいせつ画像流出事件。「彼女のM字開脚などハレンチ写真や実名をファイル共有ソフトで流出させた。彼女がミクシィに本名で登録していたため、日記や個人情報が割り出された」(ITライター)…

11月17日(金)

◎夕刊フジ
 某大臣の甥がミクシィで飲酒運転“大暴露”
(リンク先は、夕刊フジBLOG(12月1日更新))

○NIKKEI NET
 【新連載コラム】「逃げ場のない」SNS上の事件・安全神話への疑問
筆者はジャーナリストの藤代裕之氏。
この事件については、「…ある男性のパソコンが「Share(シェア)」と呼ばれるファイル共有ソフトのウイルスに感染。仕事に使っていたファイルだけでなく、女性と撮影したプライベート画像がネット上に流出した。流出したファイルから子の女性の実名が特定され、誰かがこの名前をミクシィ上で検索した。女性が実名で登録していたため、プロフィール欄、日記の内容から、居住地、職業、高校名などの詳細な個人情報が割り出された。これらは、2ちゃんねるなどの掲示板、個人のブログにコピーされただけでなく、ミクシィで当事者が加入していた出身校などのコミュニティーに投稿され、瞬く間に広まった。…」のように紹介する。

11月20日(月)

○CNET Japan
(ライブドアニュースにも配信)
(インフォシークニュースにも配信)
(BIGLOBEニュースにも配信)
 Winny弁護団事務局長が語るブログリスクと対策の4ポイント
Winny弁護団事務局長としても知られる弁護士の壇俊光氏によるセッションを取材した記事。
壇氏は、この事件を、「…1件目はSNSの「mixi」でのトラブルだ。これは2006年10月に発生したもので、三洋電機社員の個人用パソコンがPtoPソフト「Share」を介してウイルスに感染し、交際していた女性のヌード写真などが流出した。この社員と女性はともに実名で「mixi」に日記を公開していたが、流出した写真や情報から本人を突き止めた人がいて、コミュニティに流出写真を掲載された。さらに雑誌に記事が掲載されてしまったのだ。…」のように紹介。

○NIKKEI NET
 「PS3」の夢と「Wii」のDVD対応に注目・17日の記事から
17日のNIKKEI NET「IT PLUS」で多く読まれた記事の第3位が、コラム「『逃げ場のない』SNS上の事件・安全神話への疑問」(11月17日の欄を参照)だったとする。
「初回はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で起こった個人情報流出事件を題材にし、SNSで日記を公開することは「大きな街の中で、玄関の表札に名前を出すだけでなく、趣味や職業、日記までも公開しているに等しい」と指摘している。」

※日本経済新聞 11面
 ミクシィ・楽天などネット各社 プライバシー保護競う―公開先指定や匿名取引


11月21日(火)

◎SAFETY JAPAN(日経BP)
「場当たり個人情報」から「攻めの情報活用」へ
 第17回 福岡中学生いじめ、mixiプライバシー侵害にみる個人情報(2)
筆者は、ネット情報セキュリティ研究会 会長で、東洋学園大学 国際コミュニケーション学科 講師の田淵義朗氏。もっぱら「mixiプライバシー侵害」(いわゆるケツ毛バーガー事件)を取り上げた、7ページにわたるコラム。「深刻なプライバシー侵害を引き起こしたことで、結果に対してmixiは企業としての社会的責任を負わねばならないと考える。」とし、また、笠原社長には、個人情報をネットにさらす危険性についての認識はあったと考えるのが自然などとする。
なお、冒頭付近に「新聞、TVなどで取り上げることはほとんどなく」とあるが、日経新聞が1面コラムで取り上げたこと(11月12日の欄を参照)を看過ないし過小評価する点で疑問。

○FPN
(ライブドアニュースにも配信)
 mixi「個人情報の公開レベル設定機能追加」を考える
「三洋電機社員によるプライベート写真流出事件」や「未成年者の飲酒運転告白による炎上、大学側の謝罪事件」などに代表される、会員の「名前」公開に関連する事件の影響を大きいと判断したためだろう、去る11月10日、mixiは「名前・年齢の公開レベル設定機能を追加実装する」と、告知した。…

○日経産業新聞 1面
 ビジネスPlus 親の不安映す米SNSの変調
「日本でもミクシィ会員の個人データ流出騒動があり、実名公開を制限できる機能などが追加されたばかり。」と報道。


11月22日(水)

○FPN
(ライブドアニュースにも配信)
 ミクシィの伸びが止まった理由は経営者の無自覚 !!
筆者は日本ナレッジマネジメント学会専務理事、米国パテント大学 ナレッジMBAスクール 教授の山崎秀夫氏。アクセス数が下がるなど、mixiが停滞を見せるに到ったのは、ミクシィに相応しくない参加者を切り捨てる管理強化の結果であり、経営者の招いた人災であるとして、「ミクシィの経営者は幼な過ぎる」とする。
この事件については、「…その次の管理の強化と 『ミクシィに相応しく無い参加者』の削除は、例の10月頃、大手電機会社の女性写真流出に伴う事件が発生した頃だと言われています。」「さて今回の女性の写真流出事件は、涙ぐましいミクシィの『安全神話維持の努力』にも関わらず、安全神話を吹き飛ばしてしまいました。その帰結が12月からの実名のプライベート化と言う動きです。 これは日本型SNSの持っていた実名制度の軽視ないしは否定と言うことになります。」のように触れる。

○J-CASTニュース
(ライブドアニュースにも配信)
(インフォシークニュースにも配信)
(エキサイトニュースにも配信)
 汚れた慶應ミスコン 「AV」、カンニング疑惑
コンテスト統括担当者の名前を称するmixiユーザーが、カンニングを告白する書き込みをしたことに対し、非難のコメントが相次いで書き込まれ、このユーザーがmixiを退会したことも報ずる。

11月25日(土)

※All About [最新ネットコミュニケーション]
 mixi実名流出問題から学ぶこと
タイトルから受ける印象とは異なり、意外にもこの事件に関する直接の言及こそないものの、「mixi以外での失敗からmixiで実名を検索されたケース」とは、いわゆる「ケツ毛バーガー事件」を示唆するものと思われる。

11月27日(月)

○週刊エコノミスト 2006年12月5日号 94ページ
 Web2.0の落とし穴/無頓着な書き込みで大騒動に
第2日本テレビの18歳女子アナがmixiで飲酒を告白した事件(10月24日の欄のZAKZAK、11月6日の欄の週刊現代を参照)などネット上で騒ぎになった事案をいくつか挙げた上、さらに、三洋電機社員、ファイル交換ソフト・Shareなどの語を用いて、いわゆる「ケツ毛バーガー事件」の概略が説明され、ネット→夕刊紙→週刊誌、と事件が拡大した例であるとして、「社会問題になる場合もある」とする。

○日経流通新聞 9面
SNSとブログ、垣根超えた競争
世界最大手、ミクシィ追撃 「安心できる交流」カギ、
「…十月には大手電機メーカー社員のパソコンから流出した個人データ情報がミクシィ内で検索されネット上で公開される事件が起きた。六百六十万人のコミュニティーに個人情報を公開する怖さが表面化した。…」

11月28日(火)

○J-CASTニュース
(ライブドアニュースにも配信)
(インフォシークニュースにも配信)
(エキサイトニュースにも配信)
 SNS最大手ミクシィ 成長神話の終焉
いくつかあるmixiの成長鈍化要因の1つとして、「マスコミの取材に答えないで、事務局がお知らせを掲載するだけ。そういったことは、上場企業にはありえない」というマイネットジャパンアドバイザー・藤代裕之氏の言葉を引き、「マスコミを無視したミクシィの対応が、マスコミから情報を得る機会の多いユーザーに「不安感」を増幅させた」ことを挙げる。
この事件に関しては「06年10月5日にmixi上で起きた俗に言う「三洋電機事件」で、mixi側が実名登録を推奨していたために、会員だった女性の写真と自宅住所、電話番号などの個人情報などがネット上で流出する事態が発生した。」と説明。さすがに「ケツ毛バーガー事件」と書くことは憚られたか。

11月29日(水)

○朝日新聞 3面
ウェブが変える ネットの向こう(下)
人脈構築サイト 実名の安心感、揺らぐ
「「昔の友人・知人があなたを発見しやすくなる」とミクシィは実名登録を勧めてきた。一方で、それがあだとなる「事件」が目立ち始めている。」として、「トラブル急増」の小見出しのもと、mixiで学生が飲酒運転を告白し、学校もおわびを公表した事件(11月10日の欄のJ-CASTニュース、11月14日の欄のITmediaを参照)などを挙げ、「利用者が増えるにつれて、ネットの向こうの「安心空間」が揺らぐ。」とまとめる。

11月30日(木)

◎西日本新聞 33面(福岡)
講師「飲酒運転し出勤」 ブログに書き込み 「冗談」と釈明 県立高が厳重注意
ttp://omaturinews.web.fc2.com/nisinihon.jpg
福岡県内の県立高校の男性非常勤講師(22)が、飲酒運転で出勤したとインターネット上の日記に書き込み、学校側から口頭で厳重注意を受けていた旨を報道。
記事中にmixiの文字はないものの、飲酒運転した旨を書き込んだ日記の画面写真が掲載されており、mixiの日記であることが分かる。

○早稲田ウィークリー NEWS & TOPICS
 未成年飲酒・飲酒運転の禁止について
早稲田大学の学生部長名義で出された、「未成年飲酒・飲酒運転の禁止について」と題する学生に対する呼びかけの全文を掲載。
「近年、飲酒運転によって死亡事故を引き起こす事件が多発し、社会問題となっています。また、若者の間には、未成年飲酒・一気飲み強要の問題は絶えず続いていると同時に、そのことを個人のブログやmixiなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)で紹介し、社会から厳しい批判が寄せられるケースも目立ってきています。」のように、mixiの名も挙げられている。

※BUBKA 2007年1月号 10~11ページ
 あいのり出演中 未成年メンバーがmixiで飲酒・番組の不満・旅の結末を公開中!
2ちゃんねるに関連した事案ではないように思われるが、続発しているミクシィでの未成年者の飲酒告白の1つと位置づけられる事件。

11月〔掲載日不詳〕

○So-net セキュリティ通信
 続発するブログやSNSのトラブルに巻き込まれないために
「先月は、参加者の個人情報がSNS以外の場所で晒され、当該個人の勤務先の大手企業まで巻き込む事件に発展してしまった。安全の期待を裏切ったとして、SNS運営会社の株価は急落した。だが、株価は回復することができるが、残酷なまでに個人情報をさらされた人たちの人生は回復可能なのだろうか。暗澹とした気持ちにさせられる。」

12月1日(金)

◎J-CASTニュース
(ライブドアニュースにも配信)
(インフォシークニュースにも配信)
(エキサイトニュースにも配信)
(BIGLOBEニュースにも配信)
 ミクシィで「飲酒運転告白」 「冗談」が重大な結果に

○ITmedia News
(Yahoo!ニュースにも配信 トピックスに掲載)
 ひろゆき氏「Web2.0はカネにならない」 モバゲー&GREE「携帯はこれから」
「ユーザーの安全、どう守る」との小見出しの下、「コミュニティーサイトにはトラブルや犯罪などのネガティブな問題もつきまとう。最近はmixiを発端にしたトラブルが相次ぎ表面化しているほか、コミュニティーサイトが“出会い系”として利用される問題もある。」などと記載する。

12月2日(土)

○ライブドアニュース
 【ファンキー通信】SNSの匿名化が進んでいる・・・?
「ことの発端は10月に起こった女性の裸画像流出事件です。ある男性のパソコンがウイルスに感染し、プライベートで撮った女性の裸画像含む全データが流出してしまった。その中にたまたま『mixi用』と書かれたデータがあったため、実名で登録していた男性が特定され、さらには芋づる式に画像の女性までもが突き止められてしまったんです」(某IT系ライター)
 事件は瞬く間にネット中を駆け巡り、とうとうネットの外にまで飛び火。一部新聞や週刊誌にはご丁寧にも画像付きで掲載されてしまった。…
なお、livedoorリサーチが行った調査結果も公表されている。
 リサーチ結果 【SNS】 「あなたはSNSで実名登録してますか?」

※文科系トークラジオ Life (TBSラジオ 後8:00~後9:00)
 「2ちゃんねる vs ミクシィ」~山形浩生さんを迎えて
「一時期は、2ちゃんねるの時代は終わって、次はmixiだ、なんて言われてましたが、個人情報流出や、いわゆる「コミュニケーション疲れ」など、SNSにも負の側面が見えてきました。」とある。ラジオの内容からすると、このタイトルは、一般論としての2ちゃんねるとミクシィの比較という意味と思われる。
なお、音声もネットで聞けるが、特にこの事件への言及があるわけではない。
Part1(20分24秒)  Part2(18分25秒)
Part3(11分53秒)

12月4日(月)

○しんぶん赤旗
 ゆうPress どう付き合う? SNS ソーシャル・ネットワーキング・サービス
「最近なにかと話題の「SNS」や「ミクシィ」。利用者が増える一方で、トラブルも増えています。」とした上、「利用者が増えるにしたがって、トラブルも増えています。詐欺事件やプライベート写真の流出。書き込んだコメントが災いして物議をかもすこともしばしば。海外ではすでに、SNSを悪用した脅迫事件や女性への暴行事件が起きています。」のように、この事件を含むトラブルを挙げる。
また、横浜市立大学 教授 中西新太郎氏は「とくに会員数の多いSNSは、「顔の見える安心感」が崩れ、ネット特有の事件も起こり始めています。」などと指摘。

※FPN
 モバゲータウンは次世代のミクシィになるのか?
「実名重視+招待制の既存SNSに対する反動」と題し、「日本型SNSの実名登録 + 招待制は最近、限界が見え始め、陰りが出始めています。」と指摘する。

※nikkeiBPnet
ビジネスマンの問題意識(仕事・社会)
【即問】SNS参加者の87%が「mixi」に参加、アクセスは1日2~3回で10分程度
 SNSに参加しない理由は「ネットでの交流に不安」「参加する機会がない」
 今後SNSに「参加してみたい」は3割弱、「参加したくない」が上回る

12月7日(木)

○RBB NAVi
(Yahoo!ニュースにも配信)
(ライブドアニュースにも配信)
(BIGLOBEニュースにも配信)
 第2日本テレビの専属女性アナは20歳の現役女子大生
「なお第2期アナウンサーに決定していた女性は、未成年にもかかわらずmixiの日記で飲酒を告白、それがもとで“不在”となってしまっている。」

○文科系トークラジオ Life
「2ちゃんねるVSミクシィ」~山形浩生さんを迎えて Part4(外伝1)(19分7秒)
12月2日の放送終了後に収録され、「外伝」として、ネット上だけで聞けるもの。
この事件に関しては、以下のように言及されている。
山形浩生「世界中にねえ、ガールフレンドの全裸写真がばら撒かれてしまうという事態ってのは、これまでちょっと考えられないものではあるし」
鈴木謙介「…全裸写真をばら撒かれたことはひどいんだけど、もとをたどれば、PtoPを使ってた男子の方が悪くてですね」
山形浩生「もちろん、もちろん」
鈴木謙介「かつ、尻馬に乗って一生懸命報道したマスコミの方がはるかに悪いわけでですね。あれ見て、みんな検索するわけだから。そこのところの責任をすっ飛ばして『いやあ、76世代の旗手とかいってたけど、SNSももう終わりじゃねぇ』っていうふうに言っちゃうのは、ボク個人的にいかがなものかっていうのは感じてるんですよね。」
山形浩生氏は、評論家・翻訳家・野村総研研究員。
鈴木謙介氏は、番組パーソナリティで、国際大学GLOCOM研究員。

12月8日(金)

※文科系トークラジオ Life
「2ちゃんねるVSミクシィ」~山形浩生さんを迎えて Part5(外伝2)(26分15秒)
12月2日の放送終了後に収録され、「外伝」として、ネット上だけで聞けるもの。

12月9日(土)

○日本の、これから (NHK総合 後7:30~後10:30)
「ネット社会の安全 どう守りますか」
「ブログ、SNS、ネットオークション…。ますます身近で便利になる一方、様々な悪意も渦巻くインターネット空間。ネット社会の光と陰について徹底討論します。」との番組内容。
後8:05頃、スタジオ参加者の1人が、「車がナンバープレートをつけるように、ネット上での発言者は実名を公開すべき」とする意見への反論という文脈の中で、「この前、ミクシィに登録されていた個人情報が晒されて大変なことになった」という趣旨の発言をする。発言者は、FLASH紹介サイト「秒刊SUNDAY」管理人の湯川晃氏。

12月11日(月)

◎J-CASTニュース
(ライブドアニュースにも配信)
(インフォシークニュースにも配信)
(エキサイトニュースにも配信)
 モスバーガーバイト 客を中傷?ミクシィ「炎上」

※AERA 2006年12月18日号 84~85ページ
個人情報を消す方法-ネットでのプライバシー侵害に備える
具体的にこの事件に触れているわけではないが、ミクシィに登録した個人情報とWinnyなどから流出した情報が照合されると危険である旨を説く。「2ちゃんねる」にも言及。

12月12日(火)

※japan.internet.com
(Yahoo!ニュースにも配信)
 あなたの名前は検索されています――6割以上が身近な人を Web 検索
「最近、mixi などで自分の個人情報を公開しすぎてトラブルに発展するケースが増えている。もちろんやましいことがなければ何も問題はないのだが、Web 上のサービスを利用する際は、誰かが検索してその情報にたどり着くであろうことを常に頭の片隅に置きながら行動すべきかもしれない。それは招待制 SNS でも同じことだ。」

※FPN
 仮想世界が鮮やかに復活する2007年のSNS、ネットコミュニティ
「米国のSNSフレンドスターが始めGREEなどが国内に輸入した実名原理主義 + 招待制度ですが、ここに来てわが国でも最大手のミクシィがそれを放棄する動きを始めており、一方で生活者にちょっと飽きられ始めていると思われます。」
「これまで2-3年に渡って猛威を振るった実名原理主義 + 招待制度のSNSは、飽くまでもネットコミュニティの一つの形に過ぎません。ある意味で偏った在り方だったと思われます。」



■お知らせ■


これまで、旧まとめサイト跡地のこの場所を使って、「関連報道の流れ」についてだけ10月以来こつこつ情報を増やして続けてきました。
が、さらに更新しようとしたところ、1ページのバイト制限オーバーという表示が出てしまいました。

それほど情報量が増えたということですが、管理人ではない者が、いろいろやっていくにはあまり便利ではないので、これを機会に、関連報道に的を絞ったサイト(↓ここ)を作って更新を続けることにしました。


思うところあって、多少、社会派志向っぽい感じになっていますが、どうでもよさそうなところは読み飛ばしてください。情報の追加もできるようになっています。

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最終更新:2006年12月13日 12:29