絵を描く時に気にするといいかもしれないこと
- メリハリ
線、色差、構図、遠近、全てにおいてメリハリがあるとそれっぽくなる。- 線
手前にある物体の線と、奥にある物体の線をそれぞれ細くしたり太くしたりすることで結構差が出るかも。
- 色差
色は隣り合う色によって全く違う色に見えることが有るので、うまく使うと少ない色数でも多く見えるかも。
単純な色の違いだけではなく彩度も重要かもしれない。
目立たせたいものは彩度を高く、それ以外を低くするとそれだけでもメリハリ。
- 構図
複数モチーフを画面に配置するにあたって、大きなモチーフ程少なく、小さなモチーフはそれよりは多く配置してもメリハリかも。
アシンメトリーな配置も良く考えるとメリハリに通ずるものがあるかもしれない。
逆にシンメトリーな場合は中央か左右、上下とかシンメトリー部分において共通の場所の情報密度を下げると良いかも。
- 遠近
すごく手っ取り早くメリハリが付きそう。
基本奥のものはシンプルになっていく。
- ハイライト
陰影とかなくても、ハイライトをしっかり大事なところに置くだけでそれっぽくなる。
特に金属類はそれが顕著に表れる。
- エッジ
特に陰影とか、金属の欠けた部分とかで大事かもしれない。
エッジを一際濃くすることでパッキリして画面が締まる。
大概細かい部分で大事になってくる事柄で、これをするかしないかで最終的なクオリティに影響とか出そう。
でも省くところは省かないときりがない。
- 空間
あちこちにある。
体育座りをした人間のお腹と太ももの間とか、浮いたシャツとお腹の間とか、後ろ髪と首の間とか、そういうところの空間をうまく出せればきっと楽しい。
- 陰影
陰は物体そのものに発生する奴。
影は物体が他のものに発生させる奴。
右手を左手の5cm上にかざしてみて、右手指の間にあるのは陰で、左手甲に浮かぶのが影。- 影は物体Aと物体Bの距離が近いほど影の輪郭がはっきりする。
逆に距離が遠いほどぼけていく。
頑張れば空間が表現できるかも。
TIPS
- スキャンした絵だったり写真だったりに何かを描き足すときは、描き足した部分に軽くノイズをかけてからぼかしをかけると馴染む。
- 写真でここの歪みを少しだけ直したい...というときはとりあえずフォトショのフィルターの「ゆがみ」で大体なんとかなる。
- 使えるものはなんでも使うべき。特にそれが時短に繋がるならなおさら。アクション機能とかはかなりの時短になる。
最終更新:2016年01月17日 23:53