経験上、効率的に Battle for Wesnoth のキャンペーン(シナリオ)を作成するためにやった方(やらない方)がよいことを書いておきます。

1 こまめに動作確認をする

 1ヶ所でも変更したら、その都度動作確認をしてみましょう。面倒なようですが、エラーの早期発見、早期対策にはこれが一番確実です。

2 ストーリー会話の部分は最後に作る

 会話部分は、ゲームの進行や登場人物の性格づけに不可欠なものですが、シナリオ作成中で動作確認をしている段階では、ゲーム開始前のストーリーや登場人物の会話は、どうしても必要な場合を除いて入れないようにしましょう。

理由1

 動作確認中は、同じシナリオを何度もプレイすることになりますが、そのたびにストーリーが表示され、登場人物が会話するのはかなりの時間の無駄となります。

理由2

 会話部分がエラーの原因となり、バグつぶしのためシナリオ作成がストップしてしまうことが多々あります。
 動作確認ができているあとなら、エラーの原因が会話部分にあるらしいということが容易にわかります。

3 シナリオ動作確認段階では、各陣営の所持金は必要最低限にしておく

 所持金が潤沢にあると第1ターン目の各陣営の雇用にやたら時間がかかってしまいます。
 所持金の調整は、一通り全体の動作確認ができてから行いましょう。

4 シナリオ動作確認段階では、霧と幕は無効にしておく

 そうしないと、各陣営が思ったとおりの動きをしているか確認できませんからね。

5 ユニット(タイプ)の名前はシビアです

 登場人物や雇用対象のユニット(タイプ)名は、http://units.wesnoth.org/1.8/C/mainline.html などを見て、正確に書きましょう。
 1文字でも間違っていると、シナリオがロードされなかったり、一応ゲームは始まるけど、ユニットを雇用できないなどの不具合が発生します。
 「こんなユニットいないよ」とエラーメッセージが出るときもありますが、なんらエラーメッセージがでない場合も多いのでやっかいです。

6 「(一応)エラーなく動いている」シナリオは、バックアップしておき上書きしない。

 作り込んでいくうちにエラーが発生し、どうしても原因がわからずに、ひとつ前の段階に戻したくなることがしばしばあります。
 バックアップを取らずに上書き保存していくと、こんなときお手上げになってしまいます。
 まあ、こまめに動作確認していれば、こんなことにはならないはずなのですが。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2012年03月04日 08:03