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*&bold(){安倍 晴明 in リアル} **&sizex(+1){&color(indigo){安倍 晴明ってどんな人?}}  父、安倍保名と母、葛葉明神の化身である白狐との間に生まれた子供とされている、平安時代の最も有名な陰陽師の一人。そして鎌倉時代から明治時代初めまで陰陽寮を統括した安倍氏(土御門家)の祖でもある。  天文道(呪術や科学)や占いなどの陰陽道の卓越した技術や知識を持つ。  セーマン(晴明桔梗・清明紋・五芒星)という呪符を使い、人形(ひとかた)を使って「青龍」・「勾陳」・「六合」・「朱雀」・「騰蛇」・「貴人」・「天后」・「大陰」・「玄武」・「大裳」・「白虎」・「天空」の式神(しきがみ)十二神将を自由に駆使し、驚異的な呪術を展開した。  また“鳥が話す言葉を理解できた”ともいわれる。 **&color(midnightblue){&sizex(4){吉備真備の贈り物}}  安倍晴明が陰陽寮で陰陽道を学びはじめたのは40才(現在の年齢換算では39才)の時である。それまでは大舎人の役職に就いていた(らしい)。にもかかわらず陰陽師としての安倍晴明伝説は幼い頃から類まれなる才能の持ち主として語られる事が多い。伝説なのだから所詮作り話、としてしまうことも可能であはあるが、彼が幼い頃から実際に陰陽術を学んでいた可能性を否定する事も出来ない。そのひとつに、金烏玉兎集という陰陽道の聖典がある。  金烏玉兎集は唐の伯道上人が文殊菩薩より授けられた書物である。はじめ遣唐使として派遣されていた阿倍仲麻呂が入手したのだが、彼は日本に帰国する前に唐で没する。そのため、吉備真備が阿倍仲麻呂に代わり日本に持ち帰った。帰国後、彼は仲麻呂の子孫を探し出し、金烏玉兎集を渡した。それが幼少の安倍晴明である……、と言われているが、真備と晴明では生年に二百年の隔たりがあるので、おそらく晴明の先祖であろう。  しかしながら、安倍家に陰陽道の聖典や秘術が伝えられていたことは計り知れる事であり、安倍晴明が幼い頃より陰陽道の聖典を学んでいた事は十分に有り得る話なのである。だからこそ幼少の頃よりその才を発揮したと言われるのである。 **&color(midnightblue){&sizex(4){護身剣と破敵剣}}  安倍晴明が天文得業生として陰陽寮に所属するようになり、陰陽寮をあげての大仕事が行われた。百済から献じられた古えの霊剣二振の再鋳造である。  このとき晴明は奉礼という祭祀筆頭の祝を補佐する重要な大役を与えられた。天文得業生としては異例の大抜擢である。国家の大宝と呼べる霊剣の作成に重要な役目で参加したことからも晴明の能力そして信頼の高さが伺い知れるだろう。 **&color(midnightblue){&sizex(4){ちなみに……}}  護身剣は御所の内に安置される霊剣で、左面には陽気を司る太陽、南斗六星、朱雀、青龍が描かれ、右面には陰気を司る月、北斗七星、玄武白虎が描かれている。  破敵剣は遠征軍の将軍に授ける節刀となる霊剣で、左面に三皇五帝、何斗六星、青龍、西王母の兵刃符、右面には北極五星、北斗七星、白虎、老子の破敵符が描かれている。  どちらも直刀型の剣で武器としての性能はさほどないが、陰陽道の祭祀によって霊位を込められた剣で、御所、本陣に安置する事によって国や軍を守護するとされていた。 **&color(midnightblue){&sizex(4){おまけのエピソード}} &sizex(4){&color(mediumpurple){仁和寺の寛朝僧正のところで、同席した公卿達に陰陽道の技でカエルを殺してみせるようにせがまれ、術を用いて手を触れずにカエルを真平らに潰した。}} &sizex(4){&color(mediumpurple){晴明の家では式神を家事に使っており人もいないのに勝手に門が開閉していた。}} *&bold(){安倍 晴明 in アイドレス}  クーリンガンに狙われるようになってしまった巫を守るため、新たに呼ぶACEとして選んだ安倍晴明!  国民の期待を受けて開示された要点は・・・ &italic(){L:安部晴明 = {&br() t:名称 = 安部晴明(ACE)&br() t:要点 = アイシャドウ,白くて長い指,白いサマーセーター&br() t:周辺環境 = 神聖巫連盟}   え ( Д)゚ ゚    これ、くーりんにしか見えないんですけd  ということで芝村さんへ質疑したところ Q:安部晴明の要点が白くて長い指,白いサマーセーターとクーリンに似ていますが、取り急ぎ気をつけた方がいいことって有るでしょうか? A:いや、クーリンガンだろ。あれ …やっぱりくーりんでしたorz #center{&ref(せいめい(くーりん).jpg,,x=500,) }  ま、まぁ出ちゃったものはしょうがないよね!  それに、されるがままというわけにもいかないわけで、国では対策を考えることになりました。  運のいいことに、クーリンガンはT13とT14の間は裕子先生のおかげで活動を停止するので、その間に対応することになります。 *クーリンガン対策 **対策1:もっと強い式神を呼び出そう(式強化) 『クーリンガンがクーリンガンのままだったら式使いでも時間稼ぎくらいは出来ていたでしょう。けれど、今はクーリンガンは安倍 晴明でもあります。安倍 晴明である事で束縛されている事もあるでしょうが、知略で勝てる相手ではないので出し抜くというやり方では今の私達の力ではかなわないでしょう。だから、まっすぐぶつかって勝てるように頑張りましょう。具体的にはもっとおっきなのを呼び出せるように(両手を広げながら)』 #center{&ref(式神強化.jpg,,x=300,) } 『違う違う、今いる子たちを巨大化させるんじゃなくてもっとおっきな子を呼び出すの』 #center{&ref(予想図.JPG,,x=300,) } #center{&ref(式神パワーアップ作戦.jpg,,x=300,) } 『式使いみたいに1人で呼び出すんじゃなくて大勢じゃないと呼び出せないくらい召喚するのが難しくていいからね。かわいくて強くて、私達に力を貸してくれるような神様を呼び出すの。悪魔の子達も強いし、少しずつ仲良くなれるよう頑張っていくけれど、安倍 晴明、クーリンガンは悪魔のみんなが力をあわせたよりも強いんだよ。だから、それに負けないくらいじゃないといけないんだよ。どこまでできるかわからないけれど、クーリンガンが動けない間に少しでも打ち勝つ強さを身に着けましょう。』 **対策2:悪魔にお話  「本日はお日柄もよく以下省略」  「挨拶はちゃんとしましょうね」 藩王に窘められ、谷坂は近頃ろくなことしてねぇな、と憤然とした。無論自分にである。  「こんにちは」 殊勝な挨拶をした悪魔は、神聖巫連盟の生活に慣れたのか人の姿をせず普段どおりの異形をさらしていた。 悪魔の姿を普通の人間には見ることができない。神聖巫連盟には普通じゃない人間で、悪魔の姿に驚く人間はもういない。最近では豆まきすら手伝ってもらった。 お互いに慣れてしまったものはしょうがない。ここはそういう国なのだ。 ただし「向こう」もなれている事には間違いないだろう。 クーリンガン。地獄の王の司祭。キャッチフレーズと言うか役職と言うか。 聞いた限りでは悪魔を使役するのも得意そうである。  「クーリンガンと言う方を知っていますか」 単刀直入に聞くと、悪魔はさぁ、と答えた。 本当に知らないのか、知っているのか微妙なところだ。  「国には安倍晴明さんとして入ってまいりますので、式神に関して強くなっているものと思われます。それと、本来のクーリンガンではなくすり替えられたか改造した可能性があるそうです」 お気をつけください。 そう結んで頭を下げると悪魔もそれに習った。異文化から召喚された彼らは、このお辞儀と言う風習をぎこちない動作で行う。 やはり、はいとは口に出さないか。唇をかんで顔を上げると、双方に茶碗が渡された。  「どうぞ 甘酒です」 藻女藩王、さっきから姿が見えないと思ったら甘酒の用意をしていたらしい。  「ひな祭りの前に一度作っておきたいと思っていました」  「姫様、今どうやって作ったんですか?」  「味には自信があります」  「おいしいのは確かです」  「それはよかった」 しまった、つっこみを連れてくるべきだったか。 悪魔が飲んでいいんですか、これ。と言う顔をしている。困り顔でも怖い顔だ。  「安心してください 人数分用意してありますし」 藩王はどこからともなくでかい鍋をとりだした。 ずぅん、と地面が揺れた。  「茶碗も人数分ですからね」 ―だから、どっから持ってきたんですか。 悪魔が変な顔をした。が、すぐに何か動き出す。 恐ろしげなつめの付いた指をぱちりと鳴らすと、続々と異形が集まりだした。すごいな指パッチン。 茶碗が全て行き渡ると、何百と言う目がこちらを見つめた。 外見評価-20×108柱という恐ろしいを通り越して壮観ですらある光景を目にして、この国の姫巫女は微笑んだ。 声を高く、穏やかに張り上げる。  「クーリンガンは地獄の王の司祭らしいので貴方達を従えさせる力を持っているかもしれません」 はっきりと言ってのける。 先ほどの悪魔が谷坂を少し見て、笑う。 ―心が読めるのか。失敗したな。 げー。と少しだけ舌をだし、悪魔には目礼だけして目線を戻す。 藩王の言葉は続く。  「ですが今は本来の存在から手を加えられているようです。 もし、今彼に従えば貴方達も危険です。 クーリンガンとの戦いを収める事が出来たら貴方達に不自由させない暮らしができるように力を入れていきますが、今しばらくお待ちください」 そういって姫巫女はもう一度微笑んだ。 悪魔たちも微笑み返す。はい、とは言わない。 さっきと同じだ。 同じだが何もかもが違った。 こういう風に守るのか。そう思った。 **対策3: 今日も今日とて。神聖巫連盟政庁では訓練が行なわれていた。 すとっぷうぉっちを持ったあるが、掛け声をかける。箸を持った国民や犬士たちが、気合の入った目でお皿に入った大豆をつまむ準備をしている。 横にある開いた皿にだれが一番早く豆を移動させられるか。勝負である!  「いちについて、よーい、どん!」 皆一斉に豆に向かった。 おっと、みぽりんすばらしい箸使い。美味しそうに口に運んで食べている!うらやましいー! ぴっぴー。審判の笛の音。  「みぽりんさん、食べるんじゃなくて、移動させるんですよ?」  「ほえ?おいしいですよ?」 神聖巫連盟産の大豆は栄養満点で美味なのかー! 箸を器用にあやつり、2つ3つまとめて移動させているのは有馬信乃選手! 皿の縁をうまく使って、豆をたてにはさんでいる! ミツキ選手は優しく豆をはさんで、そっとそっとはこんでいるー!かわいいー!! あ、豆を落として申し訳なさそうな顔をしたー。 萌えです!ここに萌えがあります! おや、谷坂選手。 皿のすみっこの豆がとりづらそうですね。 どうやら?頭のバケツが邪魔をして視界がせまいようです。 がんばれー! 豆は転がる。また転がる。 谷坂選手動けない。どうやら視界から豆が消えたもようだ。 ぴっぴー。  「一番!ボロマール選手!」 ああ、今、ヤニ切れで青ざめたボロマール選手。おそろしい勢いで豆を移動させたもようです! タバコを持って一目散に走っていった~!  「喫煙所があるんですよ。神聖巫連盟政庁は禁煙ですからねえ」 解説席。久音さんから笑顔とともに解説はいりました。 優勝者はボロマールさん。 大豆1年分が贈られます。 /*/  「姫巫女さま」 摂政が藩王に話しかける。  「どうして大豆移動大会になったんでしたっけ?」  「それは、式神使いは器用でなくちゃというところからですよ」  「ふむふむ…」 姫巫女は豆まきを始めた。 千夏月(ちかし)が肩で嬉しそうに跳ねる。 愛おしそうに小さなカカシである自分の式神をなでる姫巫女。 会場の隅では、ヴァンシスカに手取り足取り箸使いを教える雹がいた。 こっちはこっちで、まことに幸せそうである。 #何か違うような気がしますが!  そこは、やる気を酌んでいただきたい。 **対策4:式神への制限 安部清明は人型(ひとがた)を使って式神を使役するが、以下の手順が必要である。 紙を切って人形を作り床にならべ禹歩(うほ)の呪術を行い、口に含んだ水を紙の人形に吹きかけると紙に式神がやどり、使役することができる。 また水をかけ禹歩を行うとただの紙に戻る。 よって、式神を使うには「紙」、「口に含む水」、「禹歩」が必要である。 また、床にならべた人型が、術をかける前に、ぬれたり破けたりすると、術をかけることはできない 手順を踏むことで式神をただの紙に戻すことができるので、式使いならば式神を紙に戻すことができる。 クーリンガンであっても、安部清明の力を使っている以上、この制限をうける。 *アイドレス イズ リアル    NWでは、クーリンガンが暴れて多くの設定国民とPLが被害に遭いました。  今はクーリンガンの活動が抑えられていますが、また活動を開始するであろうことは確実で、より力をつけて帰ってくることが予想されています。  国を守るために呼んだACEに国を乱されてしまえば、また傷つく人が出るでしょう。  巫国民は、多くのものを守るために 全力をもってクーリンガンと戦うことを ここに誓う ===== 文:藻女、みぽりん、有馬 信乃、ある、谷坂 少年 絵:みぽりん、谷坂 少年 編集:雹
クーリンガン 36:神聖巫連盟:安部晴明(ACE):09/03/07:http://www25.atwiki.jp/nanakazari/pages/252.html L:クーリンガン = {  t:名称 = クーリンガン(ACE)  t:要点 = アイシャドウ,白くて長い指,白いサマーセーター  t:周辺環境 = 神聖巫連盟  t:評価=全能力99  t:特殊={   *クーリンガンのACEカテゴリ = 敵対逗留ACEとして扱う。   *クーリンガンは破滅の代行者、暗黒の大司祭、不死の王リッヒ、暗黒騎士として見なし,これらの持つ全ての特殊が使える。   *クーリンガンはあらゆるシーンでAR0で登場できる。   *クーリンガンは絶対成功系能力、ブースト能力を無効化する。この能力を無効化出来ない。  }  t:→次のアイドレス = 虐殺の宴(強制イベント),静かなる変質(強制イベント),クーリンガンの影(職業),空前の繁栄(イベント) } ---- *&bold(){安倍 晴明 in リアル} **&sizex(+1){&color(indigo){安倍 晴明ってどんな人?}}  父、安倍保名と母、葛葉明神の化身である白狐との間に生まれた子供とされている、平安時代の最も有名な陰陽師の一人。そして鎌倉時代から明治時代初めまで陰陽寮を統括した安倍氏(土御門家)の祖でもある。  天文道(呪術や科学)や占いなどの陰陽道の卓越した技術や知識を持つ。  セーマン(晴明桔梗・清明紋・五芒星)という呪符を使い、人形(ひとかた)を使って「青龍」・「勾陳」・「六合」・「朱雀」・「騰蛇」・「貴人」・「天后」・「大陰」・「玄武」・「大裳」・「白虎」・「天空」の式神(しきがみ)十二神将を自由に駆使し、驚異的な呪術を展開した。  また“鳥が話す言葉を理解できた”ともいわれる。 **&color(midnightblue){&sizex(4){吉備真備の贈り物}}  安倍晴明が陰陽寮で陰陽道を学びはじめたのは40才(現在の年齢換算では39才)の時である。それまでは大舎人の役職に就いていた(らしい)。にもかかわらず陰陽師としての安倍晴明伝説は幼い頃から類まれなる才能の持ち主として語られる事が多い。伝説なのだから所詮作り話、としてしまうことも可能であはあるが、彼が幼い頃から実際に陰陽術を学んでいた可能性を否定する事も出来ない。そのひとつに、金烏玉兎集という陰陽道の聖典がある。  金烏玉兎集は唐の伯道上人が文殊菩薩より授けられた書物である。はじめ遣唐使として派遣されていた阿倍仲麻呂が入手したのだが、彼は日本に帰国する前に唐で没する。そのため、吉備真備が阿倍仲麻呂に代わり日本に持ち帰った。帰国後、彼は仲麻呂の子孫を探し出し、金烏玉兎集を渡した。それが幼少の安倍晴明である……、と言われているが、真備と晴明では生年に二百年の隔たりがあるので、おそらく晴明の先祖であろう。  しかしながら、安倍家に陰陽道の聖典や秘術が伝えられていたことは計り知れる事であり、安倍晴明が幼い頃より陰陽道の聖典を学んでいた事は十分に有り得る話なのである。だからこそ幼少の頃よりその才を発揮したと言われるのである。 **&color(midnightblue){&sizex(4){護身剣と破敵剣}}  安倍晴明が天文得業生として陰陽寮に所属するようになり、陰陽寮をあげての大仕事が行われた。百済から献じられた古えの霊剣二振の再鋳造である。  このとき晴明は奉礼という祭祀筆頭の祝を補佐する重要な大役を与えられた。天文得業生としては異例の大抜擢である。国家の大宝と呼べる霊剣の作成に重要な役目で参加したことからも晴明の能力そして信頼の高さが伺い知れるだろう。 **&color(midnightblue){&sizex(4){ちなみに……}}  護身剣は御所の内に安置される霊剣で、左面には陽気を司る太陽、南斗六星、朱雀、青龍が描かれ、右面には陰気を司る月、北斗七星、玄武白虎が描かれている。  破敵剣は遠征軍の将軍に授ける節刀となる霊剣で、左面に三皇五帝、何斗六星、青龍、西王母の兵刃符、右面には北極五星、北斗七星、白虎、老子の破敵符が描かれている。  どちらも直刀型の剣で武器としての性能はさほどないが、陰陽道の祭祀によって霊位を込められた剣で、御所、本陣に安置する事によって国や軍を守護するとされていた。 **&color(midnightblue){&sizex(4){おまけのエピソード}} &sizex(4){&color(mediumpurple){仁和寺の寛朝僧正のところで、同席した公卿達に陰陽道の技でカエルを殺してみせるようにせがまれ、術を用いて手を触れずにカエルを真平らに潰した。}} &sizex(4){&color(mediumpurple){晴明の家では式神を家事に使っており人もいないのに勝手に門が開閉していた。}} *&bold(){安倍 晴明 in アイドレス}  クーリンガンに狙われるようになってしまった巫を守るため、新たに呼ぶACEとして選んだ安倍晴明!  国民の期待を受けて開示された要点は・・・ &italic(){L:安部晴明 = {&br() t:名称 = 安部晴明(ACE)&br() t:要点 = アイシャドウ,白くて長い指,白いサマーセーター&br() t:周辺環境 = 神聖巫連盟}   え ( Д)゚ ゚    これ、くーりんにしか見えないんですけd  ということで芝村さんへ質疑したところ Q:安部晴明の要点が白くて長い指,白いサマーセーターとクーリンに似ていますが、取り急ぎ気をつけた方がいいことって有るでしょうか? A:いや、クーリンガンだろ。あれ …やっぱりくーりんでしたorz #center{&ref(せいめい(くーりん).jpg,,x=500,) }  ま、まぁ出ちゃったものはしょうがないよね!  それに、されるがままというわけにもいかないわけで、国では対策を考えることになりました。  運のいいことに、クーリンガンはT13とT14の間は裕子先生のおかげで活動を停止するので、その間に対応することになります。 *クーリンガン対策 **対策1:もっと強い式神を呼び出そう(式強化) 『クーリンガンがクーリンガンのままだったら式使いでも時間稼ぎくらいは出来ていたでしょう。けれど、今はクーリンガンは安倍 晴明でもあります。安倍 晴明である事で束縛されている事もあるでしょうが、知略で勝てる相手ではないので出し抜くというやり方では今の私達の力ではかなわないでしょう。だから、まっすぐぶつかって勝てるように頑張りましょう。具体的にはもっとおっきなのを呼び出せるように(両手を広げながら)』 #center{&ref(式神強化.jpg,,x=300,) } 『違う違う、今いる子たちを巨大化させるんじゃなくてもっとおっきな子を呼び出すの』 #center{&ref(予想図.JPG,,x=300,) } #center{&ref(式神パワーアップ作戦.jpg,,x=300,) } 『式使いみたいに1人で呼び出すんじゃなくて大勢じゃないと呼び出せないくらい召喚するのが難しくていいからね。かわいくて強くて、私達に力を貸してくれるような神様を呼び出すの。悪魔の子達も強いし、少しずつ仲良くなれるよう頑張っていくけれど、安倍 晴明、クーリンガンは悪魔のみんなが力をあわせたよりも強いんだよ。だから、それに負けないくらいじゃないといけないんだよ。どこまでできるかわからないけれど、クーリンガンが動けない間に少しでも打ち勝つ強さを身に着けましょう。』 **対策2:悪魔にお話  「本日はお日柄もよく以下省略」  「挨拶はちゃんとしましょうね」 藩王に窘められ、谷坂は近頃ろくなことしてねぇな、と憤然とした。無論自分にである。  「こんにちは」 殊勝な挨拶をした悪魔は、神聖巫連盟の生活に慣れたのか人の姿をせず普段どおりの異形をさらしていた。 悪魔の姿を普通の人間には見ることができない。神聖巫連盟には普通じゃない人間で、悪魔の姿に驚く人間はもういない。最近では豆まきすら手伝ってもらった。 お互いに慣れてしまったものはしょうがない。ここはそういう国なのだ。 ただし「向こう」もなれている事には間違いないだろう。 クーリンガン。地獄の王の司祭。キャッチフレーズと言うか役職と言うか。 聞いた限りでは悪魔を使役するのも得意そうである。  「クーリンガンと言う方を知っていますか」 単刀直入に聞くと、悪魔はさぁ、と答えた。 本当に知らないのか、知っているのか微妙なところだ。  「国には安倍晴明さんとして入ってまいりますので、式神に関して強くなっているものと思われます。それと、本来のクーリンガンではなくすり替えられたか改造した可能性があるそうです」 お気をつけください。 そう結んで頭を下げると悪魔もそれに習った。異文化から召喚された彼らは、このお辞儀と言う風習をぎこちない動作で行う。 やはり、はいとは口に出さないか。唇をかんで顔を上げると、双方に茶碗が渡された。  「どうぞ 甘酒です」 藻女藩王、さっきから姿が見えないと思ったら甘酒の用意をしていたらしい。  「ひな祭りの前に一度作っておきたいと思っていました」  「姫様、今どうやって作ったんですか?」  「味には自信があります」  「おいしいのは確かです」  「それはよかった」 しまった、つっこみを連れてくるべきだったか。 悪魔が飲んでいいんですか、これ。と言う顔をしている。困り顔でも怖い顔だ。  「安心してください 人数分用意してありますし」 藩王はどこからともなくでかい鍋をとりだした。 ずぅん、と地面が揺れた。  「茶碗も人数分ですからね」 ―だから、どっから持ってきたんですか。 悪魔が変な顔をした。が、すぐに何か動き出す。 恐ろしげなつめの付いた指をぱちりと鳴らすと、続々と異形が集まりだした。すごいな指パッチン。 茶碗が全て行き渡ると、何百と言う目がこちらを見つめた。 外見評価-20×108柱という恐ろしいを通り越して壮観ですらある光景を目にして、この国の姫巫女は微笑んだ。 声を高く、穏やかに張り上げる。  「クーリンガンは地獄の王の司祭らしいので貴方達を従えさせる力を持っているかもしれません」 はっきりと言ってのける。 先ほどの悪魔が谷坂を少し見て、笑う。 ―心が読めるのか。失敗したな。 げー。と少しだけ舌をだし、悪魔には目礼だけして目線を戻す。 藩王の言葉は続く。  「ですが今は本来の存在から手を加えられているようです。 もし、今彼に従えば貴方達も危険です。 クーリンガンとの戦いを収める事が出来たら貴方達に不自由させない暮らしができるように力を入れていきますが、今しばらくお待ちください」 そういって姫巫女はもう一度微笑んだ。 悪魔たちも微笑み返す。はい、とは言わない。 さっきと同じだ。 同じだが何もかもが違った。 こういう風に守るのか。そう思った。 **対策3: 今日も今日とて。神聖巫連盟政庁では訓練が行なわれていた。 すとっぷうぉっちを持ったあるが、掛け声をかける。箸を持った国民や犬士たちが、気合の入った目でお皿に入った大豆をつまむ準備をしている。 横にある開いた皿にだれが一番早く豆を移動させられるか。勝負である!  「いちについて、よーい、どん!」 皆一斉に豆に向かった。 おっと、みぽりんすばらしい箸使い。美味しそうに口に運んで食べている!うらやましいー! ぴっぴー。審判の笛の音。  「みぽりんさん、食べるんじゃなくて、移動させるんですよ?」  「ほえ?おいしいですよ?」 神聖巫連盟産の大豆は栄養満点で美味なのかー! 箸を器用にあやつり、2つ3つまとめて移動させているのは有馬信乃選手! 皿の縁をうまく使って、豆をたてにはさんでいる! ミツキ選手は優しく豆をはさんで、そっとそっとはこんでいるー!かわいいー!! あ、豆を落として申し訳なさそうな顔をしたー。 萌えです!ここに萌えがあります! おや、谷坂選手。 皿のすみっこの豆がとりづらそうですね。 どうやら?頭のバケツが邪魔をして視界がせまいようです。 がんばれー! 豆は転がる。また転がる。 谷坂選手動けない。どうやら視界から豆が消えたもようだ。 ぴっぴー。  「一番!ボロマール選手!」 ああ、今、ヤニ切れで青ざめたボロマール選手。おそろしい勢いで豆を移動させたもようです! タバコを持って一目散に走っていった~!  「喫煙所があるんですよ。神聖巫連盟政庁は禁煙ですからねえ」 解説席。久音さんから笑顔とともに解説はいりました。 優勝者はボロマールさん。 大豆1年分が贈られます。 /*/  「姫巫女さま」 摂政が藩王に話しかける。  「どうして大豆移動大会になったんでしたっけ?」  「それは、式神使いは器用でなくちゃというところからですよ」  「ふむふむ…」 姫巫女は豆まきを始めた。 千夏月(ちかし)が肩で嬉しそうに跳ねる。 愛おしそうに小さなカカシである自分の式神をなでる姫巫女。 会場の隅では、ヴァンシスカに手取り足取り箸使いを教える雹がいた。 こっちはこっちで、まことに幸せそうである。 #何か違うような気がしますが!  そこは、やる気を酌んでいただきたい。 **対策4:式神への制限 安部清明は人型(ひとがた)を使って式神を使役するが、以下の手順が必要である。 紙を切って人形を作り床にならべ禹歩(うほ)の呪術を行い、口に含んだ水を紙の人形に吹きかけると紙に式神がやどり、使役することができる。 また水をかけ禹歩を行うとただの紙に戻る。 よって、式神を使うには「紙」、「口に含む水」、「禹歩」が必要である。 また、床にならべた人型が、術をかける前に、ぬれたり破けたりすると、術をかけることはできない 手順を踏むことで式神をただの紙に戻すことができるので、式使いならば式神を紙に戻すことができる。 クーリンガンであっても、安部清明の力を使っている以上、この制限をうける。 *アイドレス イズ リアル    NWでは、クーリンガンが暴れて多くの設定国民とPLが被害に遭いました。  今はクーリンガンの活動が抑えられていますが、また活動を開始するであろうことは確実で、より力をつけて帰ってくることが予想されています。  国を守るために呼んだACEに国を乱されてしまえば、また傷つく人が出るでしょう。  巫国民は、多くのものを守るために 全力をもってクーリンガンと戦うことを ここに誓う ===== 文:藻女、みぽりん、有馬 信乃、ある、谷坂 少年 絵:みぽりん、谷坂 少年 編集:雹

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