予告!


 機動六課解散から2年、ある日の夜、フェイト・T・ハラオウンは準ロストロギア認定博物館から割れた銅鏡を盗んだ犯人を追っていた。
 その犯人はメガネをかけた男性で容姿も悪くないが何か気味の悪い雰囲気をかもし出していた。

「もう逃がしません!」

 フェイトは自身のデバイス「バルディッシュ」を前に犯人を捕らえようとする。

「やれやれ、どうしたものやら……」

 その時男が持っていた銅鏡が突然光りだした。

「な、何?」
「どうやら、あちらの方で何かあったようですね。折角なのであなたをちょっとした外史に招待しましょう!」

 すると銅鏡の光が増し、光が治まるとその場にフェイトと犯人の姿がどこにも無かった。


 フェイトは目を開ける。その時は朝だったが何かが違っていた。

「ここは……?」

 フェイトの周りは先ほどのビルだらけの町ではなく何も無い広い草原が広がっている。
 フェイトはバルディッシュに尋ねるも答えはわからないであった。フェイトが辺りを歩くと青年が一人盗賊と思われる3人組の男達に殺されそうになっていた。

「危ない!」

 フェイトがソニックムーブで急ぐ。そしてフェイトは間に合った。しかし間に合ったはフェイトだけではなかった。一人の女性もその盗賊に突っ込んだのだ。
 フェイトはその割って入った女性と協力し、盗賊を追っ払った。

「あの助けてくれてありがとう、ございます……」

 青年はフェイトともう一人の女性に頭を下げて感謝する。

「いいんですよ、それよりここはどこですか?」
「いや、実は俺もわからないんです」

 フェイトだけでなく青年もここがどこだがわからない。そしてフェイト達のそばにいた女性が自身の紹介した。

「私は関羽、字は雲長と申します」
「「関羽!?」」


 そこは三国志の世界とは似て非なるもの。武将が皆女性の世界だった。
 武将達の武器は自分の周辺にあるものを利用し再構築し、自身の武器「デバイス」としてそれを駆使しながら戦う戦乱の世界。
 その世界に迷い込んだフェイト、青年本郷一刀。本郷一刀は関羽とその義妹張飛に天の御使いとしてあがめられ彼女達の主君となった。
 フェイトも元の世界に戻るために一刀と協力することに…。そしてもう一人この世界に迷い込んだ青年カズマ。

「へ、やっぱケンカはこうじゃなくっちゃな!!」

 カズマは右手を武器にし、方天画戟を使う呂布と呼ばれる少女と死闘を繰り広げる。

「この世界、何者かの力で作られた世界なのかも知れない」

 フェイトが推測する事実。
 そしてフェイト達の前に広がる白装束の大軍が攻めてくる。

「私はあなた達を止めます!」
「意地があんだよ! 男のにはな!」
「俺は愛紗や鈴々や朱里、それに皆がいるこの世界を守りたい!」

 異世界の人間同士による世界防衛の戦いが始まる!



 恋姫s.TRI.ed         未定!


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2008年10月09日 18:42