なのは「今回の任務はもう皆知ってると思うけど、空港で起きてるロストロギアが関わると思われるハイジャック事件の応援です。現場指揮は機動3課が執り行い、私達6課は後方で救助他、不測の事態に対処します」
はやて「あ~みんな、そんな緊張しなくてもええよ。前の合同演習で付き合って知っとるように、3課の人たちはみんな気の良いプロやさかい。これも訓練の一環と思って見習うやで」

 空港ロビー。
 正面入り口から漆黒のバリアジャケットに身を包んだ武装部隊が入る。
3課隊長「空港施設における事件に関する指揮権は、空港警察及びその要請に基づいて派遣された機動三課に属する。知っているな」
1課副長「そちらこそ忘れたのか。首都圏の治安に関わるA級以上の魔導師若しくは遺跡が関わる事件に際し我々機動一課の指揮権はあらゆる管轄を優越して発動される」
3課隊長「それは有事に際しての特例処置に過ぎん。平時に於いては……」
1課副長「見解の違いだ。ここで貴官と議論する気はない。そこをどいて貰おうか」
3課隊長「……我々は空港施設の警備及び事件の解決に際し万難を拝しこれにあたる旨下名されてきている」
3課隊員A「帰れよ!」
3課隊員B「いつも勝手が通ると思ってるの!」
3課隊員C「古代遺物管理部は軍隊じゃねえんだ!!」
3課隊員D「この大量虐殺野郎!!」
1課突入後衛隊員「何ッ!」
 副長、気をはやる部下を制止。
1課副長「……我々に対する敵対行動は、これを任務に対する妨害とみなし実力をもって排除するがいいのか」
3課隊長「……!!」
 1課副長、デバイスを振るう。
 それが合図となって1課が前進する。
3課隊員E「止まれ!」
 3課武装部隊、デバイスと銃火器を一課に向け構える。
 1課、速やかに左右に展開し3課に対し武器を向ける。
 全てが凍てついたように固まる。

   機動1課突入部隊
   現場指揮権の確保をめぐり衆人監視の中
   機動3課の武装精鋭部隊と空港中央ロビーにて対峙す 

シグナム「知らんのか?古代遺物管理部機動一課の目的は遺跡の捜索管理じゃない。完全なる破壊と消滅だ」
ザフィーラ「個々の魔力はB・Cクラスだが、あいつらの恐ろしさは連携攻撃だ。お前達には言ってなかったが、昔やつらと部隊間実戦演習を行ったんだが。良くて相打ちの全滅。悪ければ一方的にこちらがやられた。あいつらは有効ならば自爆もいとわん」
フェイト「もし機動一課に行動拘束規定が無かったら、母様の起こした事件に即座に介入し……私もアルフもなのは達とは合えなかったでしょう」

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最終更新:2007年08月14日 20:55