「俺はスペランカーだぞ。めっちゃ難しいんだぞスペランカー
だから俺クリアできなかったもん」
アイレムソフトウェアエンジニアリングが誇る
*1アクションゲーム『スペランカー』の主人公。
その名前は
「アマチュア(素人)の洞窟探検家」を意味する。ちなみに玄人の洞窟探検家は「ケイバー(Caver)」。
「先生」の敬称付きで呼ばれる事が多い。何で「先生」かは単行本を読むと良し。
お求めの場合はそこらへんの本屋か、ネット通販で買おう!
またPSPを持っているなら、PSP・コミックリーダーでも読めてしまうぞ!
PSストアにて210円で購入できるし、試し読みも出来るから見てみるといいぞ!
さらにアニメ化もされたぞ!2011年3月にはDVDが発売するぞ!中の人は
杉田智和さんだぞ!
主題歌は原作
BGMのアレンジだけど妙にかっこいいぞ!しかも歌ってるのはアイレムじゃなくて
SEGAの人だぞ!さすが先生!
ゲーム史上最弱の主人公として名高い。
自分の身長と同程度の段差から落ちるだけで死ぬほどひ弱い。
ジャンプ力は自分の身長の半分程度。合計すると、
自分の身長の半分の段差や下り坂からジャンプして落ちるだけで死ぬ。
取扱説明書にも「ぜったい落ちるな!!」とわざわざ書かれる位重要なことである。
一説によるとここまで弱いのは極度のビビリ症だからとか。蝙蝠の糞で死ぬのは服が汚れたからだとか。
え? 人間の身長と同程度の段差というのは崖だ? だが
アクションゲームでは障害ですらない。
現実だって、危険でも頭から落ちない限り死ぬような高さじゃないし。
*2
ちなみに虚弱体質なのはファミコン版ならではの仕様で、アーケード版の先生は
普通にタフ。高い所から落ちてもダメージは受けるが死なない。
ただし難易度がとんでもなく高いだけで
クソゲーではない。
当時のクソゲーは、そもそもゲームがマトモに進まないとか、
始まったと思ったら死んでいたとかが普通なので
むしろちょっと難易度が高いだけでマシなゲームである。
仮にクソゲー扱いされたとしても
愛すべきクソゲー扱いの事が多い。
さすが先生!
参考動画(ゲジマユシリーズうp主ことmorero氏の操作)
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さらにプレイステーション3で遂にリメイクされたぞ。その名も『みんなでスペランカー』だぞ。
リメイク版では綺麗な3Dのリニューアルとファミコン版を忠実に再現したクラシックがあるぞ。
そのPS3でも虚弱さは治っていないぞ。それにともなってトロ・ステーションにも出演したぞ。
そしてトロ・ステーション内でクロのツッコミで一機消滅したぞ。
更にはトロ・ステーションに「スペランカー」と「スぺランカー先生」で別々に二回も出演したぞ。
それどころか同じくPS3のRPG『3Dドットゲームヒーローズ』にもゲスト出演しているぞ。
しかしここでもやっぱりいつも通りの虚弱さみたいだぞ。
あと『スペランカーII 勇者(ゆうじゃ)への挑戦』という続編もあるけど先生は出てないぞ。
でも3人いる主人公のうち探検家が最も使えない所が先生の系譜を受け継いでいるぞ。
要約するとさすが先生!
MUGENにおけるスペランカー先生
MUGENでもその人気は健在。大会ではやられるとよく「せんせえええええええええ」という弾幕が流れる。すごいぞ先生!
有名なのはhanma氏が
原作再現で製作したもの。
つまり
ドット絵。そのひ弱さは健在で、原作通り死にまくる。
どのような仕様かと言うと…
- 攻撃はマシンガン、照明弾、爆弾のみ
- HPは1、敵の攻撃に当たれば死ぬ(ちなみに原作ではコウモリのフンに当たっても死ぬ)
- 原作通り、自分の攻撃(照明弾、爆弾)に当たれば死ぬ
- 原作通り、高いところから落ちると死ぬ(MUGENでは落下速度が一定値を超えると死ぬ)
- 原作通り、特殊な体力ゲージ(酸素とエネルギー)が用意されていてそれが無くなると死ぬ
- 原作通り、マシンガンを撃つと体力ゲージを消費する。調子に乗って撃ちまくると死ぬ
だが、性能は案外良く、人間が操作すると大化けする。
上手く使えば結構色々なキャラを倒せる奥が深いキャラ。
あと、どういうわけか
↓キーを押している間は当たり判定が消える。
かつては
ある神キャラなんかも倒せてしまうようだったが、現在は相手側の更新により倒せなくなった。
また更新後は大幅にパワーアップ?した。
- 私のライフは53万ですよ
- 防御力が5000にあがった!
- パワーが5万に!
すごい!!すごいぞ先生!!
でもけっきょく先生、こんだけ強化してもすぐ死んじゃう。
というか先生の仕様上このような強化はほとんど無意味。
hanma氏のユーモアセンスはホンマ恐ろしいでっせ。
また、
パワーゲージは常に0になる上に技は全て味方殺しなので、タッグを組んだキャラは不幸になります。
+
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だがそんな先生も…!(大会ネタバレ注意) |
主人公連合vsボス連合ランセレ勝ち抜き戦にて、初戦からボス連合最強クラスの相手、 神竜と対戦。
誰もがタイダルウェイブによる先生の即死を覚悟した――が、なんとまさかの完封勝利。
そう、神竜の攻撃は全て投げ属性で、先生に 投げは通用しないのだ!
まさに ランダムセレクトが生んだ奇跡の対決と言えるだろう。
尚、ここまで聞くと先生が神竜をチクチクチクチク嬲り殺しにするだけの消化試合のように思えるかもしれないが、
上述したように 酸素と エネルギー切れの可能性がある為、これでも ギリギリの戦いであった。
これで先生は 神竜殺しの称号を得たことになる。
さすが先生!
ちなみに、同じく攻撃が全て投げ属性の オメガは、 飛び道具を 吸収するため、
先生の攻撃は全て飛び道具である以上、そのうち体力ゲージが無くなって負けてしまうことがわかっている。
しかし、先生より少し丈夫なFC時代の 彼なら完封勝利できる。
紙装甲も捨てたもんじゃないね!
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そして2009年5月、ピータン氏がまさかの
AIを公開した。
AI殺しの戦法で攻めるものの、基本的には弱い。
だが極稀にではあるが、オトコマエ
リュウや葉桜
K'、厨忍氏
ディズィー、そして
ギルに勝ったりすることもある。
でもやっぱり弱い。まぁタッグ戦だと
彼らよりは戦力になる。
しかし、そんな先生にもピータン氏によって、特殊カラーモードが追加されたぞ!
7Pから11Pでハイパーモードになり、ライフと引き換えに攻撃力が1.5倍、全攻撃がガード不能に!
12Pで殺意の波動モードになり、ハイパーモードの効果と歩行速度が3倍、ジャンプ力が2倍に!
やったぞ先生!これで向かう所敵無しだ!
でも結局酸素と一撃でやられちゃう。やっぱり先生だ!
残念ながら正規入手は不可能となったが、現在はhamer氏によって代理公開されている。
hanma氏のキャラには以下の使用条件が設けられている。
- 外部AIを用いたときは作者とレベルをどこかに明記すること。
- 使用上の注意に記載されていないことについては事前に相談を。
MUGEN界隈では、製作者の意向を無視したために公開停止になることも少なくないため、十分に注意しよう。
尚、MUGENには少なくとも4体のスペランカーが存在する。
その中でも「ファミコンウォリアーズ」というチーム(?)で参戦している先生は、
対
凶キャラスイッチにより、特定の凶キャラを圧倒してしまう。流石は先生。
また、先生の皮を被った
キャラもいたりする。
また、
愛乃はぁと、
ストライダー飛竜らと
「飛んだら死ぬ」チームを結成していたりも。
そしてそんな先生が遂に
神キャラに。名前は「神ランカー」。
あらゆる即死技術を持っており、当時は殺傷力のみでいうなら神最上位一歩手前の強さと言われていたが、
時代の流れが早いこのクラスではよくあることであるが、更新が途絶えて殺傷力も落ちてきているので現在は上位神クラスで落ち着いている。
耐性は親捏造などの隔離技術を使わない限り即死しないが、規定された耐久時間をすぎるとやはり自殺する。流石先生神になってもぶれない。
尤も、11Pはその耐久時間が無くなる。つまり
論外。
その他にはsudara13氏によるレンをスペランカー風に改変したスペレンカーが存在する。
詳しくは、
レン(白レン)改変キャラの項を参照。
出場大会
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
凍結
出演ストーリー
関連大会
*1
但し『スペランカー』という作品自体は、元々はアメリカのマイクロ・グラフィック・イメージ社のティム・マーティンによって製作されたゲームである。
1980年代前半に、欧米でアタリ8ビット・コンピュータやコモドール64用のゲームとして発売され、
日本では権利が移っていた
ブローダーバンド社からライセンスを受けたアイレムがFC用ソフトとして発売したものである。
このFC版のセールスが数十万本という結果を残したことから以後開発の主導はアイレムに移り、『スペランカー2』などの続編もリリースされた。
ちなみに、虚弱体質は大本のPC版からの仕様なので念のため(それでもFC版に比べるとマイルドだけど)。むしろAC版が特殊なのだ。
*2
PS3ソフト『みんなでスペランカー』では死因に応じて様々なやられモーションが用意されているが、
件の「自分の身長と同程度の~」の場合のそれは
着地に失敗して足を痛めた程度にしか見えない。やっぱり弱すぎです、先生。
トロ・ステーションにおいてでもクロにしっかり、その事を突っ込まれ、先生は反論できなかった…。
(なお、もっと高いところから落ちた場合は真っ逆さまになるが、宙づりに見えてこれはこれで笑えたりする)
無粋ながらも現実的な検証の結果、ドット絵から割り出された100%致死高度は
たったの1.4m。通常の人間の21倍も死にやすいと言う結論に至った。
また衝撃の強度に対しても、プリン・豆腐・タマゴを厚さや長径の16分の14という高度からテーブルに落とす実験をしてみた結果、
スペランカー先生は同数値に当てはめた場合
タマゴ以下の強度であるとの結論が導き出されている。
流石に先生のように虚弱な主人公は以後は存在しない…と思いきや、
よりによって
伝説の白狼が上記の検証結果と同程度の高低差で落下ダメージを受けたり転落死したりする。おじいちゃん足腰弱すぎです。