ステゴサウルス

データイーストから発売されたアクションゲーム『戦え原始人3 主役はやっぱりJOE&MAC』に登場するボスキャラクター。
その名の通り見たまんまのステゴサウルスで、一画面に収まり切らないほどの巨体を誇る。

+ 現実のステゴサウルスについて
今から約1億5500万~約1億5000万年前のジュラ紀後期、今の北アメリカに生息していた恐竜。
「鳥盤目」の「剣竜」に分類される。全長8m前後で四足歩行をしていた。
剣竜は「小さな頭」「短い前肢と長い後肢」「大きな胴体」といった独特のプロポーションも印象的だが、
何より特徴的なのは「背中に2列に並び、左右互い違いに生えた骨の板」「尾から生えた骨の棘『サゴマイザー』」であろう。
背中の骨板には血管が通っていたとされ、
「日光や風を受けることで血液の温度を調整し、体温調節に一役買っていた」「同族へのアピールに使った」とする説が有力。
かつては「先端が鋭くなっており、肉食恐竜に背中を咬まれるのを防いだ」とする説もあったが、現在は強度不足という面から否定されている。
ステゴサウルスのサゴマイザーは2対4本あり、尻尾を振り回して敵に突き刺していたとされ、
実際にこれに貫かれたと思しきアロサウルスの化石も見つかっている。
植物食性だったが、歯が貧弱だったので硬い草等は食べられず、シダ等の柔らかい植物を食べていたと思われる。
他の恐竜の糞を食べていたという珍説も存在する。

他の特徴として、腰骨に何かしらの器官を収められそうな空洞が見つかっており、ここに神経の塊、即ち「第2の脳」があったのではないかという説がある。
ステゴサウルスは頭脳がクルミくらいの大きさしかなかったので、この第2の脳で下半身を素早く動かしていたのではないか、と推測されている。
これは平成ゴジラアンギラスの設定の元ネタにもなった有名な話だが、現在では単なるエネルギータンクのような器官があったという説の方が有力である。
名前の意味は「屋根のあるトカゲ」。…どこが屋根だとツッコミたくなるが、これには事情がある。
骨板もサゴマイザーも背骨に直接付いているものではなかったので、化石の状態だと本体から千切れてバラバラになっているケースが殆ど。
それ故にかつては生前の姿を復元するのが困難であり、様々な想像図が描かれたのだが、
その中の1つに「骨板は亀の甲羅やセンザンコウの鱗のように背中を覆っており、その隙間からサゴマイザーが生えている」というものがあった。
その「甲羅」を屋根に見立てたのが名前の由来というわけである。

その独特すぎる外見から、恐竜を扱った作品ではステゴサウルスをモチーフとしたキャラクターがよく登場する。
現時点で当wikiに記事があるキャラだと、ステゴサウルス型金属生命体「ゴルドス」くらいしかいないが。

作中ではステージ1「カリカリへいげん」のボスとして登場。
ステージ終盤は移動しているステゴサウルスの背中に乗りながら敵と戦い、
夜になって眠りに就いたステゴサウルスを敵の原始人が棍棒で叩き起こしてボス戦に突入、という流れとなる。
攻撃手段は口から吐く石。……胃石でも吐いてるんだろうか?
最初のボスだけあって手強い相手ではないが、戦闘時の足場が狭い点には注意。
プレイ動画(5:48~)

最終ステージ「フーバーのしま」でも一体目のボスとして再登場する。


MUGENにおけるステゴサウルス

Dark Ruler氏による、原作ドットを使用して作られたMUGEN1.1専用キャラが存在。
攻撃手段や演出は基本的に原作ゲームをベースにしており、専用ステージも同梱されている。
一応普通に操作する事も可能だが、常時ハイパーアーマーのボス仕様なので、基本的にはプレイヤー操作で挑戦するのが無難だろう。
なお、同梱のステージを使用しない場合、キャラによっては試合開始前からいきなり杭に接触した事になってダメージを受けるので注意。
プレイヤー操作(4:46~)

出場大会

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プレイヤー操作



最終更新:2023年05月07日 19:22