マグネットマン






 識別:DWN.018
 長所:管理能力がある
 短所:方向音痴
 好き:指圧、マッサージ
 嫌い:フロッピーディスク

「どうも最近、肩がこるなー」

ロックマン3』に登場する8大ボスの1体。
名前や頭の装飾からも分かる通り、U字磁石がモチーフになっている。
かつてはクズ鉄を処理するための仕事をしていたロボットだった。
全身が磁石の塊であり、磁力を調節して物を引き寄せたり跳ね返したりすることができる。
必殺技は、磁石のように相手にくっつこうと追尾するU字磁石型ミサイル「マグネットミサイル」。

作業ロボット時代は、クズ鉄を磁石で吸い寄せてマグネットミサイルで壊す、という楽な単純作業をしていた。
そのため性格がかなりモノグサで、磁力で楽に生活できるので大雑把である。
どういうわけか健康マニアらしく、肩こりを気にしている。
マッサージ(特に指圧)が好きなようだ。ピップエレキバンかお前は。ロボットの体に影響があるくらいの指の力っていったい。
健康のためか、ロボットのクセに寝る。しかし寝ぼけて磁力の調整を失敗し、天井に張り付くことがあるらしい。

戦闘では、磁力を発生させてロックマンを引き寄せ、身動きを取れなくする。
この時のマグネットマンは完全に無敵なので、逃げるしか手立てが無い。
マグネットミサイルは、マグネットマンが天井に張り付いてから左右に3連射する。
ミサイルはロックマンに縦軸が合うと一度だけ90度曲がり、真下に向かって飛んでくる。
つまり、ロックマンがマグネットマンの真下にいた場合はミサイルに当たることはない。有効な回避法なので覚えておこう。
弱点は磁力を狂わせる電気系の攻撃や、シャドーマンの「シャドーブレード」。

倒すと手に入る「マグネットミサイル」は、マグネットマンのものと同じく縦軸が合うと一度だけ90度曲がって追尾する。
最大2連射まで可能。空中の小型の敵に有効だが、燃費が悪いため最大で14発までしか撃てない。
うっかり使いすぎてエネルギー切れを起こさないように。
また、一部の敵キャラには追尾性能が機能しない場合もあるため注意したい。

『スーパーアドベンチャーロックマン』にも「2」と「3」のボス達と共に登場。
遺跡内の迷い込んだロックマンに奇襲を仕掛けるのだが、「オラオラァッ!!」と叫びながらマグネットミサイルを連射してくるため、
本作のメタルマンに次いで非常にやかましい
またミサイル以外にも磁力バリアでこちらの攻撃を防いだり、耐久力が高く破壊に時間のかかる磁力爆弾も使用するほか、
磁力で鉄分を圧縮して鉄塊を作り出して放つなど、どこぞの磁界王のような攻撃も繰り出す。
CVは 大森章督 氏(ボンバーマン、ウッドマンスパークマンも兼任)。

+ おとなしくこっちに来な……!!
有賀ヒトシ(現・ありがひとし)氏の漫画『ロックマンメガミックス』及び『ギガミックス』でも登場。
両腕にWマークが刻印されていたり、ブーツの白い部分がベルトで固定されている形状になっているなどのアレンジがされている。
時系列上で『3』にあたる「アステロイドブルース」ではタップマンとタッグを組み、ロックマンへの最初の刺客として登場。
その後の「メタルハート」では閉所でマグネットミサイルを発射したばかりにこの武器が弱点のハードマンに誤射してしまうなど、
全体的に影が薄かった。ぶっちゃけ『3』のボスはシャドーマンのワリを食わされまくっている

+ エグゼシリーズのマグネットマン
ロックマンエグゼ』シリーズでは『2』と『5 チームオブブルース』に登場。オペレーターは犯罪組織ゴスペルの幹部のガウス・マグネッツ。
本家と大まかなデザイン変更は少ないが、本家に比べ大柄な体格となり、性格はオペレーターに忠実である。
『エグゼ2』ではデンサン航空の飛行機に積まれたハイパワープログラムを狙いハイジャックを引き起こすも、熱斗とロックマンに敗北する。
その後ガウスも逮捕され、『エグゼ6』の地点でも未だに釈放されていない。ヒノケンはあっさり出てきて社会復帰までしてるのに

『エグゼ5』ではブルース版のみ登場。オペレーターがガウスの娘であるテスラ・マグネッツに変わっている。
自身は『エグゼ2』時の恨みを忘れておらずチームに消極的だったが、テスラが協力する姿勢を見せたため渋々ながらもリベレートミッションに参加する。
最終的にはその恨みも薄れ、ロックマンと魂が共鳴しマグネットソウルの力を宿す。

リベレートミッションでは使用可能で、役割は防御役。チーム1のHPを持ち、常時スーパーアーマー状態。
チャージショットは本家のマグネットミサイルと同じで一度だけ曲がるU字磁石型ミサイル「マグミサイル」。
基本的に癖がなく扱いやすいが、固有チップである「NSタックル」は使いこなすのに慣れがいる。

敵として戦う場合、バトル開始時にフィールドの一部にマグネットパネルを展開し、破壊しても何度でも塗り替えてくる。
作品で効果は違うが共通して移動を制限されるため、攻撃が避けにくくなる。さらに非常に弾速が遅くこちらを追尾する「マグボール」が避けづらい。
他にも高めのHP、最後尾から前に出ないのでドリームソードソード系チップが届きにくい、スーパーアーマー持ちで仰け反らない、
奥の手としてロックマンの背後に分身をだしタックルで挟み撃ちにする「NSタックル」の威力が非常に高いなど、正攻法では結構な難ボスである。
プリズム置いてフォレストボム投げ込めばおkとかいうなよ

ちなみに戦闘中はロックマンやブルース同様、口元がフェイスガードで覆われるようになっている。上記のイラストは『エグゼ5』のもので、
『エグゼ2』の公式イラストではフェイスガードを装着した状態で描かれており、印象が異なる。


MUGENにおけるマグネットマン

Slowcar48氏によるマグネットマンが存在。ボイスも搭載されている。
操作方法は『MVC』風の6ボタン方式。
マグネットミサイルを発射する「マグネットブラスト」はボタンで最大3発まで出る自動追尾弾。かなり出が早い。
電撃を帯びた磁石を投げる「スモールマグネット」も飛び道具だが、こちらは追尾しない。
雑魚ロボットのマグフライを召喚し、相手を磁力で引き寄せる「マグネットプル」は
ボタンで引き寄せられる距離が変わる。地空関係なく引き寄せられた相手はダウン必至なので厄介。
また、ストライカーでリングブーメランを投げるリングマンを召喚することもできる。
対空技が乏しいので、強Pのマグネットプロジェクトタイルを使おう。

超必殺技はマグニートーから伝授されたとしか思えない「マグネティックショックウェイブ」。
大量のマグネットの弾幕を素早く広範囲に投げる「マグネットストーム」は2ゲージ消費ながらかなり優秀。
また、約7カウントの間『エグゼ』版の姿に変身して攻撃できる3ゲージ技「エグゼ・アウト」がある。
「エグゼ・アウト」はジャンプが使用不可の代わりに、ガトリング、ビームサーベル、設置型飛び道具が使用可能。
接近戦にかなり強いモードと言える。しかもタックル攻撃が強いので、機動力にも不足は無い。
ただし一撃でもダメージを食らうと元の姿に戻ってしまうので、確実に倒せる時に使う戦法がベストか。
AIは簡易的なものがデフォルトで搭載済み。

余談だが、伊吹川氏のロールちゃんのSFFやcmdファイルの中に、没になったと思しきマグネットミサイルの画像データやコマンドの記名が存在する。

出場大会

  • 「[大会] [マグネットマン]」をタグに含むページは1つもありません。


最終更新:2023年10月07日 13:23