「嘆かわしい。機関の結束はどこへ行ったのでしょうね」
スクウェア・エニックスとディズニーのコラボゲーム『
KINGDOM HEARTS』（以下『KH』）シリーズの登場人物。
初出は『チェイン オブ メモリーズ』。
担当声優は
石田彰
氏。
ハートレスに襲われた（あるいは何らかの要因で心を抜き取られた）人間の肉体が闇の世界で再構成された怪物「ノーバディ」であり、
元となった人の姿を保てる上級ノーバディにして、自身と同じ上級ノーバディ達で構成された「XIII機関」のNo.IX。
機関の中では
サイクスと並んで
ゼムナスとの関わりが強く、側近のような存在であったらしい。
機関メンバーでは主に参謀ポジションに位置しており、直接戦闘よりも策を用いることを好むが、
同時にメンバーの中でも特に非情かつ狡猾で、目的のためなら同胞を捨て駒にすることも厭わない。
幻覚を操る能力を持ち、他人の姿や能力をある程度再現したり、分身を生み出すことができる他、
魔導書「レキシコン」を用いて戦う。
本体の人間はイエンツォという名前で（ゼクシオンの名前は「Ienzo＋X」のアナグラム）、
幼少期に両親を失い賢者アンセムに引き取られた孤児であり、弟子の一人であった。
ノーバディ及びハートレスが倒されたことで『3D』以降はこちらで登場している。
心を持たず冷酷なゼクシオンと違って、イエンツォは明るい好青年である。
『II』で賢者アンセムが残していたレポートによれば、彼視点ではイエンツォは隠れてゼアノートと一緒に心の研究にのめり込んでいたように見えたらしいが、
『III』でイエンツォ本人が語ったところによれば、親代わりであった賢者アンセムが暴走して姿を消したと聞き、
そこで言葉巧みに乗せられてゼアノートの心の闇の研究に加担してしまったと話しており、
シグバールを除く他の弟子達共々、無自覚なままゼアノートによりアンセムが弟子に不信感を抱くのに利用されていた模様。
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不遇キャラ？ |
『COM』では容量の関係か、 アクセルに諭されたリク＝レプリカに倒されるという形で、
機関メンバーで唯一戦闘イベントが無くシナリオで退場している。
無印ではアクセルに見殺しにされたのは「ソラとリクを見ていた方が楽しい」と考えたアクセルが敵対姿勢を見せるゼクシオンを邪魔者扱いしたためだが、
アクセルの人気が予想外に高まったことで、リメイク版では微妙に変更され、
アクセルがサイクスをよりゼムナスに近付けさせるために、ゼクシオンをメンバーから間引きする予定だったのと
（ ヴィクセンは当初は間引き予定ではなかったがスパイ任務を果たすために成り行きで消滅させたということになった）、
内偵という大義名分があったとはいえ独断でナミネを見逃すなど機関に不利益な行動を何度も取っており、
そうした行為を「知りすぎていた」ゼクシオンがいると後々都合が悪くなるため、とされた。
明確な戦闘スタイルが描写される前に発売された『II』でも、
他の機関メンバーの名前と武器が描かれた墓があるエリアで、
彼の墓標だけは戦闘の余波で粉々に粉砕されているというネタバレ対策だが割とひどいを受けた。
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MUGENにおけるゼクシオン
Ultraboard101氏の製作したキャラが存在。
公開先だったサイトは閉鎖されているが、Mediafireのデータは健在であり現在もDL可能。
レキシコンを振るったり魔法を射出して戦う他、
リクの武器ソウルイーターをコピーして振るう攻撃を持つ他、
超必殺技では極太のビームを発射する。
ちなみに『Re:COM』では分身にソウルイーターを振るわせていたが、このキャラは本体が振るう。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新：2023年08月08日 15:50
