エピソード解説【マーベル】

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*年代順エピソードリスト ---- ※詳細記事があるものは、エピソードタイトルをクリックで紹介記事に飛べます。 *70年代 **クリー・スクラル・ウォー(1971-1972年) -アベンジャーズのストーリーライン。(Avengers #89-97) -クリー人戦士キャプテンマーベルが原因となり、地球はクリーとスクラルの二大宇宙列強種族の抗争に巻き込まれる。 -アヴェンジャーズとリック・ジョーンズはキャプテンマーベルに協力すべく、戦争に介入する。 **デス・オブ・グエン・ステーシー(1973年) -スパイダーマンのストーリーライン。 -ハリーがLSDを飲んだ事をきっかけにオズボーンがグエンを攫い、死に至らしめてしまう。 --当時コミックスでドラッグの使用を描くのは、当局から禁止されていた。しかしスタン・リーはハリーのLSD使用を描くことを決行。当該の3刊はコミック倫理委員会を通らず、マークなしで出版されている。 -当時スタン・リーは海外旅行中で帰国後このエピソードを知った。 --スタン・リーは予め知っていたという説もある。昔のことなので真相は不明。 **[[デーモン・イン・ア・ボトル>アイアンマンエピソード紹介]](1979年) -アイアンマンのストーリーライン。(IRON MAN #120-128) -自らの内面に存在する敵、『アルコール依存症』に立ち向かうアイアンマンを描く。 *80年代 **ドゥームクエスト(1979年) -アイアンマンのストーリーライン。(IRON MAN #149-150) -アーサー王時代のイギリスにタイムスリップしたアイアンマンとDr.ドゥームを描く。 --アイアンマンとDr.ドゥームが未来にタイムスリップするIron Man #249-250は続編である。 **ダークフェニックスサーガ(1980年) -フェニックスフォースに覚醒したジーンが暴走を始め、星々を滅ぼす危険な存在へと変貌し始める。 **バラード・オブ・ベータ・レイ・ビル(1983-1984年) -ソーのストーリーライン。ベータ・レイ・ビル初登場。ソーと戦い、後に義兄弟となる。 -この後ソーはハンマーの魔力の一つをビルのハンマーに移した為、医師ドナルド・ブレイクの変身が不可能に。 --メタ的にはソーが代替わりするアイデアがあり、最初の回にベータ・レイ・ビル(馬面の怪物)がソーの衣装で、ソーのタイトルを壊した(今までのソーのストーリーは終わりの意味)。 **シークレット・ウォーズ(1984-1985年) -大型クロスオーバー。 -謎の超存在ビヨンダーがヒーローとヴィランを闘技場に召還し対決を強要した事件。 --ドクター・ドゥームがビヨンダーの超存在パワーを奪おうと企む。 -スパイダーマンがシンビオートと接触。黒い「エイリアンコスチューム」を手に入れる。 **シークレット・ウォーズII(1985-1986年) -大型クロスオーバー。 -全宇宙の破壊を目論むビヨンダーを阻止すべく、モレキュールマンが対決を挑む。 -単身では勝てなかったモレキュールマンは地球の全ヒーローの力を結集しようとする。 **ミュタント・マサカー(1986年) -[[マローダーズ]]による[[モーロック]]虐殺が行われ、Xチームも大きな痛手を負う事となる。 -劇中、フォールオブミュータンツへと続く伏線も。 -X-MENを中心としたクロスオーバーだが、ソー、デアデビル、パワーパックにも関連。 **クレイブンズ・ラストハント(1987年) -スパイダーマンのストーリーライン。 -ついにスパイダーマンを倒したクレイブンだが、満たされない心から自らスパイダーマンのコスチュームをまとって…… **[[フォール オブ ミュータンツ>エピソード:フォール オブ ミュータンツ]](1987年) -アポカリプスの侵攻、魔神アドバーサリーとの戦いを描くX-MEN系大型クロスオーバー。 -この戦いで、X-MENは全滅する事となるが…… -タイインでキャプテンアメリカ、FF等も参戦している。 **[[アーマーウォーズ>アイアンマンエピソード紹介]](1988年) -アイアンマンのストーリーライン。(Iron Man #225-232) -スパイマスターの手によってアイアンマンの技術が流出した事を知ったアイアンマンの暴走を描く。 **インフェルノ(1989年) -大型クロスオーバー -悪魔ナスティアの陰謀により、マンハッタン全体が地獄と一体化し、悪魔の侵略に晒された事件 -X-MEN、X-FACTOR、ニューミュータンツ、そして多くのヒーロー達の活躍で魔界は元に戻された。 -【ネタバレ】&color(white){狂気に蝕まれたマデリーンは悪魔と契約し、ゴブリンクイーンに変貌。} -【ネタバレ】&color(white){元凶であるナスティアとシニスターはX-MEN、X-FACTORによって倒される。} -【ネタバレ】&color(white){マデリーンの精神の一部がジーンと一体化。記憶を共有する事に。} -【ネタバレ】&color(white){全魔力を使って超巨大テレポートを敢行したイリアナは能力を消失。七歳の姿に戻った。} -事件後、多くの人間は幻覚を見たと思い込み、事件があった事を忘れてしまっている。 **アクツ・オブ・ヴェンジェンス(1989-1990年) -マーベル世界の悪漢(ヴィラン)マグニートー、魔神ロキ、キングピン、レッドスカル、Dr.ドーム達がチームを組んでヒーロー達に戦いを挑む。 --『雷神ソーVSジャガーノート』『スパイダーマンVSマグニートー』といった普段余り見られない組み合わせで展開された。 -この時、本家X-MENは異次元の門を開いたせいでバラバラにはぐれており、参戦していないが、サイロックがアイアンマン誌のヴィランであるマンダリンに洗脳されてウルヴァリンと対戦する展開が同時に行われている。 -【ネタバレ】マグニートーは&color(white){実はユダヤ人であり、目的はナチス残党のレッドスカルを打ち倒す事だった}。 *90年代 **デイズ オブ フューチャー プレゼント(1990年) -FF、X-FORCE、X-FACTOR、X-MENのクロスオーバー。デイズオブフューチャーパストの続編的エピソード。 --四誌全てANNUALでのクロスオーバーである。 -ある日FFが基地に戻ると、なぜかフォーフリーダムプラザとバクスタービルが入れ替わっており、中にはなぜかもう一組のFFが… -未来から来た青年姿のフランクリン・リチャーズとレイチェルがNYに出現。彼らを追うようにして謎の男エイハブとその部下達が出現し、事件は拡大していく。 -レイチェルがジーンに自分が未来の娘であると初めて明かす。 -【ネタバレ】&color(white){既に死んだはずの未来フランクリンは、他者のパワーを吸い続ける事で存在を維持していたと気付き、自ら消滅する道を選んだ}。 **インフィニティ・ガントレット(1991年) -大型クロスオーバーイベント。MARVEL史上でも特筆すべき、壮大、壮絶なエピソード。 -小学館プロダクションより月刊マーヴルクロスで日本語版が載せられた -タイタン人サノスが超存在の宝石を集め、万能のアイテム、インフィニティガントレットを完成させる。 -万能の力を振るい、恋焦がれる死の女神デスの気を引くためだけに、この世の半分の生命を消去した。 -生き残ったマーベルヒーロー達はアダム・ウォーロックに率いられ、総攻撃を仕掛けるが、全滅。全員が死亡した。 --この総攻撃はアダム&シルバーサーファーによる奇襲を成功させるための陽動だったが、その奇襲も失敗に終わった。 -ついにはコズミックビーイングが結集。サノスに集中攻撃を仕掛けるも、これもまた全滅。サノスは宇宙最高神エターニティをも倒し、その地位に就く。 -【ネタバレ】&color(white){サノスによって無力なゾンビに姿を変えられていた自身の孫娘ネビュラにガントレットを奪われ、サノスは全能の力を失う}。 -【ネタバレ】&color(white){ネビュラはその知恵の無さから自滅。ガントレットはアダムの手に渡り、彼が宇宙の管理者としての地位に就いた}。 -【ネタバレ】死んだものと思われたサノスは&color(white){辺境の惑星で一人、野心を捨て、農夫として心穏やかな暮らしを始めていた}。 -この後、続編『~ウォー』『~クルセイド』が出版される。 **エクスキューショナーズ・ソング(1992年) -Xメン系のクロスオーバーイベント。 -ケーブルの姿をしたストライフが教授を狙撃する。 -アポカリプス、ストライフ、X-MEN陣営が敵味方入り混じって激闘を繰り広げる。 **[[ドラゴン・シード・サーガ>アイアンマンエピソード紹介]](1991-1992年) -アイアンマンのストーリーライン。(IRON MAN #270-275) -フィン・ファン・フーンとその一族の正体を巡って、彼らとアイアンマン、マンダリン、三つ巴の抗争 **フューチャー・インパーフェクト(1992-1993年) -ハルクのストーリーライン。 -異次元のディストピアを、圧倒的な暴力で支配する怪人マエストロ。彼を倒すために呼ばれたハルクが見たものは... -ぶっちゃけ「北斗の拳」のハルク版。 **フェイタルアトラクションズ(1993年) -X-MEN系のクロスオーバー。 -マグニートーとアコライツによる全人類粛清を防ぐべく、Xチームは衛星要塞アバロンへと突入する。 -【ネタバレ】教授のテレパス攻撃により&color(white){マグニートーは植物人間に。} --【ネタバレ】&color(white){この際にマグニートーの心の一部が教授に寄生。後のオンスロート誕生のきっかけとなる。(関連:オンスロート)} -【ネタバレ】ウルヴァリンは&color(white){マグニートーに全身のアダマンチウムを抜き取られ、X-MENを離脱。} **マキシマム・カーネイジ(1993年) -スパイダーマンのストーリーライン。 -ニューヨークを襲うカーネイジにスパイダーマンとヴェノムが立ち向かう。 **ブラッド・タイズ(1993年) -Xメンとアベンジャーズのクロスオーバー。 -エクソダスとの戦い。 **クローンサーガ(1994-1996年) -スパイダーマンのストーリーライン。 -ピーター・パーカーのクローン、ベン・ライリーをめぐる一連の事件。 --ベン・ライリーが実は本物のピーター・パーカーで、読者がピーターだと思っていた主人公がクローンであることが明らかになり、さらにMJの妊娠が発覚したので、今まで主人公だったピーターはスパイダーマンを引退する。 --その後やっぱりベン・ライリーがクローンであることが明らかになり、ベン・ライリーは死に、MJは流産し、ピーターはスパイダーマンとして復帰した。 -このストーリーの影響で、オリジナルであるピーターは一時期自身をクローンだと思い込んでいた。 -日本語訳オンスロートはこの事件の最中。 -マーベルとDCのインターカンパニー・クロスオーバー、DC/Marvelもこのあたり。ベンが「職業上はピーター・パーカーと呼んでください」といって戦いに参加している。 -90年代の無計画なストーリーラインの代表例とされることもしばしば。 -"101 Ways To End Clone Saga"(クローンサーガを終わらせるための多くの方法)というコミックが実際にでた。クローンサーガを終わらすためのブレーンストーミングをやるのだが、行き詰まって、「いっそスパイダーマンを殺して、『死んだスパイダーマンの101通りの使い方』にするのはどうだ」とか、かなり変な方向になってしまった。結論は、ケサーダが「ベンが溶けて終わる」とした。 **ハンズ・オブ・マンダリン(1995年) -アイアンマンのストーリーライン。(War Machine 8-10号、Force Works 6-7号、IronMan 310-312号) -全てのテクノロジーを無効化する魔力を備えた宝珠ハート・オブ・ダークネスの力によって世界中のハイテク機器を麻痺させ、世界征服に王手をかけたマンダリンとアイアンマン、ウォーマシン、フォースワークスの決戦。 --マンダリン、アイアンマンの正体を知る -アイアンマンの策略にかかり、オーガニックウィルスに感染させられマンダリン、ハート・オブ・ダークネスの魔力によって放逐される -マンダリンがアイアンマン誌以外に登場する貴重なエピソード **オペレーション・リボーン(1994-1995年) -キャプテンアメリカのストーリーライン。(Captain America #445-448) -コズミックキューブの中の理想化された過去世界に閉じ込められたキャップの、そこからの帰還を描いた。 **リージョンクエスト(1994-1995年) -リージョンがタイムトラベルで過去に遡り、父親チャールズ・エグゼビアの夢の実現のために、マグニートーを殺そうとする。 -【ネタバレ】&color(white){チャールズがマグニートーを庇って、死亡する。} -【ネタバレ】&color(white){その結果、歴史が改変されてアポカリプスが支配する世界エイジ・オブ・アポカリプスが誕生する。} -タイムパラドックスにより、エムクラン・クリスタルの力で全てを結晶化させている。 --このクロスオーバーのタイ・イン誌だけでなく、Xタイトルのラストも結晶化で終了している。 **エイジオブアポカリプス(1995年) -Xメンのイベント。 -過去世界でエグゼビアが殺害された結果、現代世界はアポカリプスが人類を支配する荒廃した世界となってしまう。 -【ネタバレ】&color(white){ビショップの持っていた元の世界の記憶と、時間を跳躍するイリアナ}の力で再び過去へ戻り、エグゼビア殺害を阻止。無事に世界の歴史は復元された。 -【ネタバレ】シーアーのクリスタルパワーで&color(white){Xマン(ネイト・グレイ)、アポカリプスの息子ホロコースト、怪人シュガーマン、ダークビースト}らが本編の世界へワープする -この世界の少女ブリンクが人気を博し、その後『エグザイルズ』誌のメインキャラクターに抜擢される。 **クロッシング(1995年-1996年) -アベンジャーズ系のストーリーライン(Avengers Crossing、Avengers 390-395、Force Works 16-19、IronMan 321-325、Avengers Timeslide) -謎の暗殺者の手で、次々とアヴェンジャーズメンバーとその関係者が殺される -暗殺者の正体は、カーンの手で昔から洗脳を受け狂気に走ったアイアンマンだった **[[オンスロート>エピソード:オンスロート]](1996年) -大型クロスオーバーイベント。 -ビショップが追い続けた裏切り者の正体が判明。 -非X-MENタイトルのヒーローの多くが戦死する。 --若返ったトニーもここで死んでしまった。 -ヒーローたちの戦死により、地上を守るべきヒーローがいなくなる(と皆思った)。そこに新しいヒーロー(実は元ヴィランを集めてヒーローに仕立てた)サンダーボルツが登場するが... **ヒーローズリボーン(1996-1997年) -大型クロスオーバーイベント。全12話+番外編1話。 -アイアンマン、ファンタスティック・フォー、キャプテン・アメリカ、アヴェンジャーズの四誌が新たに仕切りなおされてリスタート。 -オンスロートとの戦いで死亡したヒーロー達が別世界で生まれ変わる。 --若返ったはずのトニーはまたおっさんとして生まれ変わった。 -少女バッキーが初登場。 -全12話終了後、ワイルドストーム社とのクロスオーバーイベントである番外編#13が発行された。 --Dr.ドゥームが異世界ワイルドストームとリボーン世界を融合させる装置を発明。軍を率いてヒーロー連合と戦うが、肝心の装置を兵士リック・ジョーンズに壊され、このエピソード自体が無かった事になった。 -【ネタバレ】雷神ソー&color(white){が2人になってしまう展開があったが、リボーン世界のソーは創造主であるフランクリンリチャーズが創ったコピーだった}。 **ヒーローズリターン(1997年) -フランクリン・リチャーズがリボーン世界を訪れる -別世界から正史世界へとヒーロー達が帰還する。 --Dr.ドゥームが妨害するものの、失敗。別世界(リボーン世界)に残って征圧を開始。 -スパイダーマン、正史世界でのグリーンゴブリン騒動より引退していたが再び復帰。 -ファンタスティックフォー、無事に生還しニューヨークを襲う脅威から町を救い再起をはたす。 -キャプテンアメリカが円型シールドを深海に落としてしまう。後に最新型ビームシールドを装備。 -アイアンマン、おっさんトニー・スタークがまたしても負傷してアーマーの生命装置を装着する羽目に。 -雷神ソーも無事帰還するもの人造人間デストロイヤーによって殺害され、巻き添えをくらった消防士男性の肉体に転生される。 -アヴェンジャーズ、かつてのメンバーらが謎の攻撃を受けて再び召集。総勢100名を超えるメンバーが新たなる敵と戦う。ワンダーマン復活。 **アポカリプス トゥエルブ(1999年) -X-MENのストーリーライン。 魔人アポカリプスがX-MAN(ネイト・グレイ)ら12人のミュータントを拉致。 -アポカリプスがスクラルと同盟。ネイトと合体する事で現実改変を目論む。 -【ネタバレ】直前の展開でウルヴァリンが死亡した&color(white){が、それはスクラル人が化けた偽者で、本物は洗脳されてホースメン・デスになっていた}。 -【ネタバレ】ネイトとの合体は&color(white){阻止され、サイクロップスと融合してしまう}。 -結果:「エイジズ・オブ・アポカリプス」へと続く。 *2000年代 **エイジズ オブ アポカリプス(2000年) -アポカリプストゥエルブによって行われた現実改変で世界は変貌を遂げる。 -妻ジーン・グレイが様々な時代で夫サイクロップスを探す。 -近未来のウルヴァリンはスパイダーマン、ハルク、ゴーストライダーらと新ファンタスティック4を結成して戦っていた。 --【ネタバレ】:この近未来世界は&color(white){アポカリプスがネイト・グレイとの合体に成功した異世界、番外編}である。 -結果:世界は元に戻ったが、サイクロップスはアポカリプスと融合したまま行方不明となる。 **マキシマム・セキュリティ(2000年) -クリーの陰謀により、地球を銀河系の犯罪者を集めた牢獄と化す計画が発動。 -地球を生物惑星エゴが飲み込みかける。 -新U.S.エージェントが登場 -【小ネタ】作中Xメンのストームが&color(white){ブラックパンサーを訪問。恋愛関係を深める}。 **アベンジャーズ/サンダーボルツ(2004年) -アベンジャーズと[[サンダーボルツ]]のクロスオーバー。全6号。 **アベンジャーズ・ディスアッセンブルド(2004年) -アベンジャーズのクロスオーバーイベント。 --メインライター:ブライアン・マイケル・ベンディス -アベンジャーズの解散を描く。 -【ネタバレ】&color(white){スカーレットウィッチが発狂。(関連:ハウス・オブ・M)} -【ネタバレ】&color(white){二代目アントマン、ホークアイ、ヴィジョンが死亡。} -【ネタバレ】&color(white){ラグナロクによってソーを含むアスガードの神々が死亡。} **シークレット・ウォー(2004-2005年) -大型クロスオーバーイベント。 -ドゥーム不在時のラトヴェリアの首相ルシアが影でアメリカのヴィランを支援してテロを画策していたのが発覚。 --アーマー系B級ヴィランが、収支の取れない犯罪を続けられることに疑問を抱いたS.H.I.E.L.D.が調べたところ、ラトベリアから金が流れていたことが分かる。 -ニック・フューリーがルシアを叩こうとするも政治家に阻まれたので独断でヒーロー連れてルシアを暗殺。 -キャップ以外のヒーロー達の記憶を抹消して証拠隠滅。 -だが1年後、生きていたルシアがヒーロー達に報復攻撃を開始。 -結局ルシアを倒す事に成功はするものの、キャップがみんなに真相をバラす。 -【ネタバレ】&color(white){ニック・フューリーが失踪。} **ウルヴァリン:エネミー・オブ・ステイト(2005年) -ウルヴァリン誌(vol.2)でのメインストーリー展開。#20~31。 -ザ・ハンドに洗脳されたウルヴァリンが、シールドとスーパーヒーローを次々と襲撃。 -【ネタバレ】&color(white){エレクトラとウルヴァリンの手により、ハンドとヒドラは表面上壊滅する。} -フューリーが長官として在任しているので、シークレットウォー以前の時系列になるものと思われる(が、ニューアベンジャーズにも言及がある…)。 **ブレイクアウト(2005年) -ニューアベンジャーズの結成イベント。 -エレクトロがライカー島にあるラフト刑務所のセキュリティを破壊。収監されていた多数のスーパーヴィランが放たれてしまう。 -この大規模脱獄事件に駆けつけたヒーロー達がニューアベンジャーズとなった。 -【ネタバレ】エレクトロをそそのかした人物は&color(white){スクラル・エレクトラである。(関連:シークレットインベーション)} **ハウス・オブ・M(2005年) -大型クロスオーバーイベント。力を暴走させたスカーレットウィッチは、自分の望む世界へと現実を改変してしまう。 -&bold(){ストーリー} --アベンジャーズ・ディスアッセンブルドで発狂したスカーレットウィッチ。日ごと制御を失っていく彼女を殺すべきか否かの選択を迫られる[[X-MEN]]と[[ニューアベンジャーズ]]。 --そんな中、力を暴走させたスカーレットウィッチは、自らの能力で自分の望む世界へと現実を改変してしまう。 --その世界はマグニートー王家が治める、ミュータントに統治された平和な世界だった。 ---【ネタバレ】それは、全ての人の現世での望みが結実した、理想の世界のはずだった。&color(white){しかし望みが「本当の記憶を取り戻す」ことだったウルヴァリン}から世界のバランスが壊れ始める --ウルヴァリンは記憶を戻す能力を持つ少女レイラ・ミラーと共に仲間を集め、首謀者と思われるマグニートーへと反旗を翻した。 --この世界ではキャプテンアメリカは老人になっていた為、仲間にはしなかった。よってリーダーは我らがサイクロップスである。 --【ネタバレ】&color(white){スカーレットウィッチをそそのかし、世界を作り替えさせたのはクイックシルバーだった。} --【重大なネタバレ】&color(white){自分の名を利用されたことに激怒したマグニートーはクイックシルバーをワンダの目の前で殺害。絶望したワンダは、最後の力で現実を変える。「No more mutants-もうミュータントなんて要らない-」} -&bold(){結果} --【ネタバレ】&color(white){ホークアイは蘇生。} --【ネタバレ】&color(white){ウルヴァリンはそのまま本当の記憶をとりもどす。} --この事件の結果、地球上に存在する9割以上のミュータントからパワーが消失。ミュータント種は200人以下に激減。この日をMデイという。 --【ネタバレ】&color(white){この時に消えたパワーの反作用がフェニックスフォースの呼び水となり、後のAvXへと繋がる。} --謎の少女、レイラ・ミラーが初登場。 -「ハウス・オブ・M」とは「マグナス王家」という意味。(マグナスはマグニートーのミドルネーム) --この後、能力を失ったクイックシルバーの騒動を描く「サン・オブ・M」(マグナスの息子)が出版される **ディシメーション(2005年) -ミュータントの大半が能力を失ったM‐Day後の一連の出来事。 **プラネットハルク(2006年) -ハルクのストーリーライン。 -[[イルミナティ]]によって宇宙に追放されたハルク。 -不時着した惑星サカーに君臨する暴君レッドキングと戦い、王となる。 -ハルクという言葉が発音できない者は彼のことをグリーンスカー、グリーンキングなどと呼ぶ。 -闘技場で偶然にもシルバーサーファーと再会、彼はサヴェジ・サーファーとして闘技場の奴隷にされていた -戦いの中でハルクの知能が常人並みに上がる。 -【ネタバレ】&color(white){乗ってきた宇宙船が爆発し、サカーは壊滅。}ハルクは[[イルミナティ]]への復讐を決意。 -【ネタバレ】女闘士クレアは&color(white){爆発が原因で死亡。サカール&ヒロを出産} -ストーリーは2007年のワールドウォーハルクへと続く。 **アナイアレーション(2006年) -コズミックタイトルの大型クロスオーバーイベント。 -アニヒラス率いるネガティブゾーンの侵略群アナイアレーションウェーブ(破滅の波)がこちら側の宇宙を席巻する。 -スクラル帝国はほぼ全滅に近い損害を受けた。クリー帝国も甚大な被害を受ける。ほぼ無傷のシーアー帝国は対岸の火事と傍観していた。 -ノヴァ・コーズはリチャードライダーを残して全滅した。 -&bold(){結果} --【ネタバレ】ドラックスにより&color(white){サノスが殺害された。} --【ネタバレ】&color(white){だがデスと一緒に暮らせるようになったサノスはどこか幸せそうだった。} --【ネタバレ】ノヴァによりアニヒラスが殺害される。&color(white){だがアニヒラスの息子が誕生する。} **シビル・ウォー(2006年) -大型クロスオーバーイベント。超人登録法を巡り、全米のヒーローが推進派と反対派に分かれて戦争を始める。 -&bold(){ストーリー} --スタンフォードにおける超人同士のバトルに巻き込まれ、数百人の一般人が死んでしまうという痛ましい事件が起きた。 --ヒーローは統制されるべきという考えのもと、超人登録法が制定された。 --登録法をめぐってキャプテンアメリカを筆頭とする反対派とアイアンマンを筆頭とする推進派のバトルが始まった。 --【ネタバレ】ソーのクローンが&color(white){ゴライアスを殺害したことにより、戦争はいよいよ激化して行く。} --【ネタバレ】推進派だったスパイダーマンは&color(white){上記の事件により、反対派に寝返った。} --【重大なネタバレ】&color(white){キャプテンアメリカの投降により推進派が勝利。戦争は終結した。} --【ネタバレ】メイおばさんは&color(white){キングピンの狙撃を受け意識不明に。(関連:ワン・モア・デイ)} --【ネタバレ】キャプテンアメリカは&color(white){レッドスカルにより暗殺された。} -&bold(){結果} -このイベント以降、登録法が正式に施行された。ルーク・ケイジをリーダーとする新生[[ニューアベンジャーズ]]が結成。 --【ネタバレ】&color(white){狙撃犯への復讐を決意した}スパイダーマンはブラックコスチュームになった。 --全米50州に一つずつヒーローチームを配置するイニシアチブが誕生。 --新生[[サンダーボルツ]]結成。 --新生[[オメガフライト]]結成。 -コネチカット州スタンフォードはライター陣の一人、ジェフ・ローブが生まれ育った街である。 -シビルウォーとは『内戦』の意味で、特に「アメリカン・シビルウォー」と言えば『南北戦争』の事である。 **バック・イン・ブラック -スパイダーマンのストーリーライン -正体を公表した結果、メイ伯母さんが…(上記・シヴィルウォー【ネタバレ】参照) -復讐の為にブラックコスチュームを再び身に纏い、活動を開始。ワン・モア・デイへと続く。 **サイレント・ウォー(2007年) -[[インヒューマンズ]]とXメンのクロスオーバーイベント。 -クイックシルバーがインヒューマンの秘宝を盗み出した事をきっかけとして、インヒューマンと米国とが戦争状態に… -&bold(){結果} --【ネタバレ】&color(white){マクシマスがインヒューマンズの王に即位。} **ワールド・ウォー・ハルク(2007年) -大型クロスオーバーイベント。(関連:プラネットハルク) -ハルクとその軍団が復讐のため地球に帰還する。迎え撃つ地球のヒーロー達。 --宇宙船に乗せて自分を宇宙に追放した挙句、安住の地となった新天地をも爆破した(と彼は思っている)[[イルミナティ]]を恨むハルク。彼は宇宙で得た仲間達「ウォーバウンド」と共に復讐を決意する。 --シビルウォー以来、地下に潜っていたニューアベンジャーズもこの時ばかりはアイアンマンらと共闘している。 --かつてはハルクの友であり、ヴォイドによって彼を殺しかけたことがあるセントリーは当初は戦いを拒んでいた。 --【ネタバレ】ハルクは&color(white){最初からイルミナティを殺すつもりはなかった}。 -【ネタバレ】激しい一騎打ちにより互いにボロボロになったハルクとセントリー。最後の一撃を放ったのは&color(white){ブルース・バナー}であった。 -【ネタバレ】&color(white){宇宙船の爆発はレッドキングの部下が仕組んだもの。さらにウォーバウンドの一人、ミークはそのことに気付いていた。}(関連:プラネットハルク) -&bold(){結果} --【ネタバレ】&color(white){サカーではハルクの息子が生き残っていた。} --終了後、ハルクの知能は元に戻った。(理由は不明。) --レッドハルクや復活したソーが現れたのは時系列的にはこの事件の後である。 **ワン・モア・デイ(2007年) -スパイダーマンのストーリーライン。(関連:シビルウォー) -死に行くメイおばさんを蘇生させるためにピーターは人生を変えるある重大な決断をする。 -&bold(){結果} --【ネタバレ】&color(white){メフィストと取引をし、魔法により}メイおばさんを蘇生。死んでいなかったことに。 --【ネタバレ】&color(white){メフィストの取引の代償として}メリー・ジェーンとの結婚がなかったことに。 --【ネタバレ】&color(white){メフィストの魔法により}スパイダーマンの正体を全世界の人々が忘れる。(デアデビルやアベンジャーズを含む) --【ネタバレ】&color(white){メフィストの魔法により}ハリー・オズボーンが蘇生。死んでいなかったことに。 --上記4つははあくまで「改変」であり、歴史自体は変わっていない。 --【ネタバレ】&color(white){メフィストの魔法により}生体ウェブの設定が消滅。 -あまりの展開に脚本家J・マイケル・ストラジンスキーはマーベル編集長のジョー・ケサーダに「読者に説明のしようが無い」と異議を唱えた。 --この抗議に対してケサーダ編集長の放った&b(){「魔法だから説明の必要は無い」}という一言が物議を呼んだ。 -これ以降のアメイジング・スパイダーマン誌は月3回刊行になりブラン・ニュー・デイと称される。 **アナイアレーション・コンクエスト(2007-2008年) -コズミックタイトルの大型クロスオーバーイベント。(関連:アナイアレーション) -生体機械ファランクスがクリー星に侵入、同化。アナイアレーションを戦った者たちも次々に同化されていく。 -ファランクスの正体は地球を脱出したウルトロンだった。 **エンデンジャード・スピーシーズ(2007年) -Xメンのクロスオーバーイベント。 --各誌の巻末に短編が掲載されるという形であり、通常のクロスオーバーとは異なる。 -ミュータント絶滅の危機に対し、ビーストはハイエボリューショナリー、ドゥーム、シニスターら天才ヴィラン達に協力を求める。さらにダークビーストも登場 **メシア・コンプレックス(2007-2008年) -Xメンのクロスオーバーイベント。 -Mデイ以降、初めて生まれたミュータントの赤ん坊を巡ってXメン、マローダーズ、ピュリファイアーズが入り乱れ激しいバトルを繰り広げる。 -【ネタバレ】ケーブルの未来では赤ん坊は&color(white){ミュータントと人類双方にとっての救世主。} -【ネタバレ】ビショップの未来では赤ん坊は&color(white){ミュータント迫害の原因となった大量殺人者。} -&bold(){結果} --【ネタバレ】ケーブルは赤ん坊を&color(white){連れて未来へ。} --【ネタバレ】ビショップは赤ん坊を&color(white){狙ってケーブルの未来へ。} **オンスロート・リボーン(2007-2008年) -『Onslaught Reborn』その名の通りオンスロートが復活。フランクリン少年が正史世界からリボーン世界へ再び移行する。 -【小ネタ】特別表紙絵(ジャケット)にはワイルドストーム関連の人たちが作画。 -【ネタバレ】リボーン世界のホークアイの秘密が明かされる。&color(white){その正体は異世界のウルヴァリンだった}。 -【ネタバレ】少女バッキーがオンスロートを異次元空間へと道連れに。その結果、&color(white){バッキーは正史世界へ}。 **ディバイデッド ウィー スタンド(2008年) -X-MENのクロスオーバー。 -メシアコンプレックス事件後のチームのそれぞれのその後を描く。 -マジック、現世に帰還。 **[[シークレット・インベージョン>エピソード:シークレット・インベージョン]](2008年) -大型クロスオーバーイベント。 -擬態能力により地球のヒーローやヴィランに化けて潜入していたスクラル達。彼らの一斉攻撃が始まった。 -&bold(){結果} --【ネタバレ】スクラルによって擬態された全員は&color(white){生きていて、アイアンマンによって救出されて地球に帰ってきた。} --【ネタバレ】&color(white){スクラルによって爆弾にされたワスプ}は死亡。 --【ネタバレ】トニー・スタークは&color(white){失脚。エクストリーミスも失う。} --【ネタバレ】アベンジャーズ、S.H.I.E.L.D.、イニシアチブは&color(white){ノーマン・オズボーンの指揮下に。} **X-インフェルナス(2009年) -マジックのX-MEN復帰を描くエピソード。全四号。 **ダークレイン(2009年) -大型クロスオーバーイベント -絶大な権力を手にしたノーマン・オズボーンが有力ヴィランを集め、秘密結社を結成。(表向き)合法的な手段でのアメリカ支配を開始する。 --表向きはヒーローとして、元ヴィラン中心にアベンジャーズの名を騙って編成した「ダークアベンジャーズ」を結成。 ---アイアン・パトリオットは&color(white){アイアンマンの装備をつけたノーマン本人}。 ---ホークアイは&color(white){ブルズアイの変装}。 ---ウルヴァリンは&color(white){ローガンの息子ダケン}。 ---ミス・マーベルは、ミズマーベルの過去の衣装を着た&color(white){サンダーボルツのムーンストーン}。 **ユートピア(2009年) -ダークレイン展開と繋がる、ダークアベンジャーズとX-MENのクロスオーバー。 -反ミュータント運動が激化。ミュータントも応戦し、暴動に発展。鎮圧すべく[[ダークX-MEN]]が結成される。 --【ネタバレ】エマが&color(white){ダークX-MENのリーダーになる}が、&color(white){それは敵内部に入り込む策略だった}。 --【ネタバレ】サイクロップスが&color(white){独立国家を建国}。 **ウォー・オブ・キングス(2009年) -宇宙を舞台とするタイトル間の大型クロスオーバーイベント。 -シャイア領内に逃げ込んだスクラル残党を追うインヒューマンがシャイアと交戦。 --クリーを支配下に置いたインヒューマンと、シャイアを支配下に置いた皇帝バルカンの戦争へと発展。 --【ネタバレ】バルカン、ブラックボルト、&color(white){共に最終兵器Tボムの爆発に巻き込まれ消滅。その宙域に次元の裂け目が出来る。} --アニヒラス残党とブラスターらによるネガティブゾーンの軍勢も介入。ダークホークの肉体を支配下に置く。 --【ネタバレ】リランドラはスタージャマーズ&ガーディアンズオブギャラクシーによって救出され、&color(white){帝位に復帰するが、直後に暗殺されてしまう。} ---【ネタバレ】グラディエーターが &color(white){民衆から帝位に就くよう乞われる。} **メシア・ウォー(2009年) -メシア三部作の第二弾。 主にケーブル誌とX-FORCE誌のクロスオーバー。 --未来世界を舞台に、メシア殺害を目論むビショップと、守ろうとするケーブルとの戦いが繰り広げられる。 --それぞれの思惑をはらみ、ストライフとアポカリプスが参戦する。 **ネイションX(2009年~2010年) -X-MEN系各紙とデッドプール誌によるクロスオーバー -カリフォルニア沖の島で独立を果たしたX-MEN率いるミュータント国家を舞台にした展開。 -【ネタバレ】&color(white){マグニートーが自ら投降し、X-MEN入りする}。 -【ネタバレ】&color(white){サイクロップスがエマの中のヴォイドを引き受け、封印する}。 **ネクローシャ(2009年~2010年) -X-MEN系クロスオーバー -ミュータントの死者をテクノオーガニックウイルスにより次々蘇生し、配下に加えたブラッククイーンの軍団がユートピアに侵入。 -ジェノーシャを舞台に、大量のミュータントの蘇生が始まる。 -【ネタバレ】&color(white){大量の蘇生者の魂を生贄とし、セレーネは神となるが、自らの持つ魔剣によって倒された}。 -【ネタバレ】&color(white){ブリンクとモーティスは逃亡}。その他、何人かの蘇生者がそのまま行方をくらましている。 **レルム オブ キングス(2009年~2010年) -ウォーオブキングスのその後を描く宇宙系クロスオーバー。 -シャイア皇帝となったグラディエイターは内乱の平定に乗り出す。 -インヒューマン女王となったメデューサはクリー帝国の維持に奮闘するが、内部に不穏な動きを抱えていた。 ---- *2010年代 **[[シージ>エピソード:シージ]](2009~2010年) -オズボーンのアスガード侵攻に端を発する大型クロスオーバー。 -アスガードの危機にアベンジャーズらヒーローが結集する一大最終決戦編。 --シビルウォー、シークレットインベージョン、ダークレイン、と続いてきた展開の最終章とも言える。 -【ネタバレ】&color(white){オズボーンは逮捕される事となり、切り札だったセントリーも暴走の末に死亡する}。 **ドゥームウォー(2010年) -ビブラニウムを狙うドゥームがワカンダに内乱を起こし、国王ブラックパンサーはX-MENに協力を求める。 **[[セカンド・カミング>エピソード:セカンド・カミング]](2010年) -X-MEN系の大型クロスオーバー。 -ケーブルとホープが現代に帰還し、ユートピアに合流。救世主と呼ばれる彼女を狙い、統合された反ミュータント組織が一斉攻撃を開始。 -ニムロッド軍団がユートピアを襲撃。多くの戦死者を出しながらX-MEN達は激闘を繰り広げる。 **フォールオブザハルクス(2010年) -レッドハルクが&link_anchor(M.O.D.O.K.,page=Bios【マーベル】英数){M.O.D.O.K.}によって造られた存在と判明するが… -リーダー、&link_anchor(M.O.D.O.K.,page=Bios【マーベル】英数){M.O.D.O.K.}らによる組織「インテリジェンシア」がリード、ピム、マッコイら八人の天才を拉致すべく行動を開始する。 -【ネタバレ】&color(white){ロス将軍はレッドハルクに殺害されたとの事だが…} -【ネタバレ】&color(white){ハルクの息子スカーが}ヒーローとして活動を始める。 -【ネタバレ】&color(white){ブルース・バナーに遺伝子上の娘がいた}事が判明する。 **ワールドウォーハルクス(2010年) -ハルク系キャラクターとデッドプールによるクロスオーバー。 -ヒーロー達が一斉にハルク化してしまう。 --【ネタバレ】レッドハルクの正体は&color(white){ロス将軍}だった。 --【ネタバレ】レッドシーハルクの正体は&color(white){ベティ・バナー}だった。 --【ネタバレ】&color(white){最終的にハルク化したヒーローたちのエネルギーを吸収したブルース・バナーがレッドハルクを撃破する。} **シャドウランド(2010年) -スパイダーマン、アイアンフィスト、デアデビル、エレクトラ、パニッシャー、ルークケイジ、ゴーストライダー、サンダーボルツらによるクロスオーバー。 -マツオの死後ザ・ハンドの首領となったデアデビルがギャング狩りを開始。調査に乗り出したヒーロー達と激突する。 --【ネタバレ】&color(white){ブルズアイがデアデビルの手によって}殺害される。 --【ネタバレ】デアデビルの変心の原因は&color(white){ザ・ハンドが召喚した悪魔の仕業だった。} ---【ネタバレ】&color(white){アイアンフィストの一撃により正気を取り戻したマットは、自分を見つめなおす旅に出る。} -新ヒーロー、二代目パワーマン登場。 **ヒロイックエイジ -シージ後のアベンジャー系ストーリーライン。 -クロスオーバーと言うよりは、キャンペーンタイトルのようなものかもしれない。 **カース・オブ・ザ・ミュータンツ -新創刊されたX-MEN誌のストーリーライン。 -謎の吸血鬼の自爆テロによりジュビリーが吸血鬼化。調査によりヴァンパイアが全米に蔓延していた事が判明。 -映画でおなじみの吸血鬼ハンター・ブレイドと手を組む。 --【ネタバレ】ウルヴァリンとブレイドが&color(white){ヴァンパイアになったジュビリーの命を巡って争う。} -X-MENは新たな吸血鬼軍団に対抗すべく、ドラキュラ伯爵を蘇生させる事に… **カオスウォー(2010年~2011年) -神々の戦いを描く、ハーキュリー誌を主軸としたクロスオーバータイトル。 -アマツミカボシが混沌の邪神と化し、ハーキュリーは神々を集めゴッドスクワッドを組んで対抗する。アベンジャーズ、ハルク、X-MENら各ヒーローも登場。 -デッドアベンジャーズ等、死者によるチームが登場。バンシーやサンダーバード(初代)の姿も。 **フィアー・イットセルフ(2011年) -2011年の大型クロスオーバーイベント。 -恐れていた事が起きる?!という趣旨で「各キャラが内心に抱える恐怖」の予告イラストが次々発表されていた。 -レッドスカルの娘シンが父の残した大戦中の儀式の記録からアスガードのハンマーの位置を特定。力を手に入れる。 -シンがオーディンの宿敵サーペントの封印を解く。7つの神の武器が地球各地に飛来。 --ジャガーノート、ハルク、タイタニア、アブソービングマン、アトゥマ、ザ・シング、ガーゴイル、が武器を手にし、強大なパワーを得る -シン、ナチスのロボット軍団と共にアメリカを攻撃。 --【ネタバレ】パワーアップしたシンが&color(white){キャプテンアメリカ(バッキー)}を殺害。&color(white){…したかに思われたが一命を取り留めた。} --【ネタバレ】アイアンマンはオーディンに直訴し、&color(white){魔法の武具を手に入れ、仲間と共に装備。サーペントに立ち向かった}。 **エイジ・オブ・X(2011年) -X-MEN LEGACY誌、NEW MUTANS誌を中心としたクロスオーバー -僅かに生き残ったミュータントが結界内に籠城している世界で、ローグはこの世界の真実に迫っていく… **X-MEN スキズム(2011年) -サイクロップスとウルヴァリンが若手ミュータントの扱いを巡って決定的な断裂を起こしてしまう。 --【ネタバレ】&color(white){ウルヴァリンは一部のメンバーを連れて独立。ジーングレイ学園を設立}。 **AVENGERS: X-SANCTION(2012年) -AvsXの前章。テクノオーガニックウイルスによって余命24時間となった老体のケーブルが未来から帰還する。 -ケーブルはなぜかアベンジャーズメンバーを狙い、一人、また一人と倒していく… **A vs X (2012年) -AVENGERS vs XーMEN。ホープとフェニックスフォースを巡り、アベンジャーズとX-MENが激突。 -ホープを奪うべくユートピアに乗り込んだアベンジャーズに、サイクロップスは攻撃を開始。 -宇宙の彼方より地球を目指し、ついに月面に来訪するフェニックス --【ネタバレ】フェニックスを迎撃するアベンジャーズだが、&color(white){トニーの対フェニックスアーマーの攻撃で分裂し、サイク、エマ、コロッサス、マジック、ネイモアの五人に}フェニックスフォースは宿ってしまう。 -【ネタバレ】&color(white){五人は地球上の全兵器を破壊し、砂漠を緑化し、エネルギー問題を解決し、世界に(強権的に)平和と繁栄をもたらす}。 -アベンジャーズだけが戦いを継続。しかし、フェニックスフォースにソーさえも太刀打ちできず、負傷者が続出していく。 --【ネタバレ】&color(white){一方、ホープはフェニックスと恐れずに対峙するためにアベンジャーズの面々から薫陶を受ける}。 --【ネタバレ】&color(white){戦いを続けるうちに、フェニックスの力は五人の精神を蝕み、まずネイモアが、続いてコロッサスとマジックが、破壊衝動に呑まれた挙句に倒れ、力を失う}。 --【ネタバレ】&color(white){フェニックスフォースは人数が少なくなるにつれ強大かつ制御不能となり、精神を冒されたサイクロップスはプロフェッサーXを殺害してしまい、ついにダークフェニックス化}。 --【ネタバレ】&color(white){成長したホープとスカーレットウィッチが力を合わせフェニックスを消滅させる。サイクロップスはアベンジャーズによって逮捕・投獄される}。 -フェニックスフォースの余波によるものか、新たなミュータントが世界中に発生。ミュータント絶滅の危機は回避された。 **MARVEL NOW! (2012年) -A vs X後に再編された各ヒーローチームを描く展開。アベンジャーズとXーMENの混成チームが誕生。 --【ネタバレ】ビーストは悲劇を繰り返さないために&color(white){過去のファーストファイブに現況を見せつけるべく、タイムスリップして現在に連れて来る。} --【ネタバレ】アベンジャーズ別働隊のチームリーダーに&color(white){ハボック}が抜擢される。 --【ネタバレ】&color(white){レッドスカルがプロフェッサーXの遺体と脳を手に入れ、テレパス能力を得る}。 **PUNISHER WAR ZONE (2012年) -殺人を止めようとするスパイダーマンをパニッシャーが倒した事から、アベンジャーズとの対決が始まる。 -同名映画とは無関係。 **アベンジャーズアリーナ(2013年) -アーケイドが若手アベンジャーをマーダーワールドに拉致監禁し、互いを殺し合うように迫る。 -監禁されたのは、エイペックス、アナクロニズム、ブラッドストーン、キャミ、チェイス、ライカー、X-23、ジャストン、ナラ、レプタイル、ニコ、ハズマット、メトル、レッドレイブン、ダークホーク、キッドブリテン -【ネタバレ】&color(white){機械を支配するパワーを持つエイペックスが、密かに仲間を操り攻撃を行なっていた事が判明。チェイス、ライカー、ジャストン(のメカ)を支配し}敵対を開始する。 -地下のコントロールルームに辿り着いた【ネタバレ】&color(white){エイペックスがワールド乗っ取りを狙ってアーケードを倒すが、支配から脱したライカーがエイペックスを撃ち、}死のゲームは終了する。 -最終的な犠牲者は(おそらく)6名。この事件はマスコミに報道され、ヒーロー教育問題として取り沙汰される事になる。 --【ネタバレ】&color(white){ちゃっかり生きていたアーケードはこの殺人ゲームの録画をyoutubeにUP}。祝杯を上げた。 -アベンジャーズ・アンダーカバーへと続く **エイジオブウルトロン(2013年) -ウルトロン軍団の攻撃により崩壊したNY、隠れ家に集まるヒーロー達… 多くのヒーローが戦死した中、生き残ったヒーロー達は絶望的な状況の中、残された戦力で解決の糸口を探ろうとしていた。 --まるで荒廃した未来世界の出来事のようだが、アース616、正史世界の出来事。 --【ネタバレ】&color(white){さらなる犠牲の上で手に入れた情報により、ウルトロン本体は未来にいると判明}。 --【ネタバレ】&color(white){生き残ったヒーロー達は精鋭軍を未来へ送りウルトロン軍と戦うも、全滅}。 --【ネタバレ】&color(white){ウルトロン自体を無かった事にするため、ウルヴァリンは過去に飛んで生みの親であるピムを殺害}。 --【ネタバレ】&color(white){歴史改変の結果、元の世界は別の理由で荒廃。スタークの説得でウルヴァリンは再び過去へ飛ぶ}。 --【ネタバレ】&color(white){ウルヴァリンはピム殺害の現場に戻り、自分を止め、スタークの語ったウルトロン破壊案を伝える}。 --【ネタバレ】&color(white){現代は元通りの世界に修復され、ウルトロンはスタークとピムの作戦で破壊される}。 --【ネタバレ】&color(white){ウルヴァリンの歴史改変のダメージで時空連続体が崩壊。あらゆる平行世界に亀裂が発生}。 ---結果:【ネタバレ】&color(white){IMAGEユニバースからアンジェラがMARVEL世界に迷い込む}。 **バトル・オブ・ジ・アトム(2013年) -X-MEN系のクロスオーバー。全10号。 -過去から現代に連れて来られた若きファーストファイブが世界に危機を招く…? -センチネルの襲撃を受け、ジーングレイ学園と新エグゼビア学園の面々とが共闘。帰還した後、ジーン学園のタイムキューブが突然勝手に作動し始め… --【ネタバレ】未来のX-MENが現代に出現。若きファーストファイブを過去へ戻さなければ大変な事になると言う。 --【ネタバレ】&color(white){若ジーンは彼ら未来組が精神ブロックをしている事に不信感を抱き、若サイクと二人で逃走を始める}。 --【ネタバレ】&color(white){未来X-MENの中には「未来で成長して大人になった若ジーン」がいた}。彼女との接触で若ジーンも帰還を了承する。 --【ネタバレ】既に未来を垣間見ていたイリアナは、&color(white){自身が未来に赴き、未来のX-MENと接触。結果、現代に来た未来チームは偽物と判明}。 --【ネタバレ】未来から来た&color(white){偽}X-MEN&color(white){=未来ブラザーフッド} vs 未来から来た&color(white){本物の未来}X-MEN&color(white){+現代のX-MEN、}入り乱れての戦いが始まる。 --【ネタバレ】戦場に現れたSHIELD&color(white){とセンチネル}がその場にいるミュータントに対し無差別攻撃を開始。&color(white){それを引き出すことが未来ビースト達の目的だった}。 --【ネタバレ】&color(white){過去ファーストファイブの奮戦により、敗北したブラザーフッドは拘束され、未来へ帰る}。 --結果:【ネタバレ】&color(white){SHIELDによるミュータント迫害の存在を両学園のX-MENは再認識。ウルヴァリン達が若X-MENを守ってくれなかった事から、シャドウキャットは若X-MENと共に}サイク側に移籍する。 --結果:【ネタバレ】未来から来た&color(white){ストームの娘は}ジーングレイ学園に残ることになった。 **インフィニティ(2013年) -アベンジャーズ系タイトルと宇宙系タイトルを中心とした大型クロスオーバー。コアシリーズ全6号+タイイン多数。 -サノスの先触れ、ブラックオーダーであるコーバス・グライブは、尖兵となる人造生命体アウトライダーズと共に地球へと向かった。 -アベンジャーの殆どが地球を離れた隙を突き、サノスは地球侵攻を開始。 --結果:【ネタバレ】サノスとの対決で&color(white){インヒューマンズの首都アティランが崩壊し、NYに墜落。テリジェンミストが大量散布されてしまう}。 --【ネタバレ】&color(white){ブラックボルトはサノスの地球侵攻の真の目的がサノスの息子セインを殺す事だと知り、この情報をイルミナティに伝える}。 --結果:【ネタバレ】サノスは&color(white){息子のパワーにより生きたまま硬められ、アベンジャーズの手で封印される}。 --結果:【ネタバレ】後にアティランは&color(white){リバティ島付近の地上に再建され、ニューアティランと呼ばれる事となる}。 **アンキャニー・アベンジャーズ:アポカリプス・ツインズ~ラグナロク・ナウ(2013年) -MARVEL NOW!から続くUNCANNY AVENGERS誌のストーリーライン。 --クロスオーバータイトルではないが、展開の規模は大きく、壮絶。 -未来から来た「アポカリプス・ツインズ」ウリエル&エルミンと、死せる四騎士の適者生存計画が始まり、人類に大いなる危機が迫る。 -一方で、カーンもまた様々な時代から有力な超人を集め、クロノスコァを結成する。 --【ネタバレ】ローグは&color(white){ツインズに力を貸そうとするスカーレットウィッチを殺害。四騎士と化したグリムリーパーとの戦いでそのローグも戦死する}。 --【ネタバレ】&color(white){死の淵にあるスカーレットウィッチに全エネルギーを供給し、ワンダーマンも消滅。死の間際}、スカーレットウィッチの力が発動する。 --【ネタバレ】世界中からミュータントがツインズの宇宙船に転送・監禁されるが、&color(white){ミュータントの拉致は、セレスティアルが地球を滅ぼすべく現れる事を知ったツインズが種の保存のため行った事だった}。 --【ネタバレ】キャップは&color(white){エルミンを宇宙へ放り出す事に成功し}、ソーは&color(white){ウリエルを撃破}。ピム、トニー、ドゥーム、ハルクが力を合わせ、&color(white){地球をセレスティアルから守るためのバリアを形成する}。 --【ネタバレ】しかし、&color(white){奮闘むなしく、地球は木っ端微塵に粉砕され、生き延びた}ミュータント達はアポカリプスの船に捉えられたまま&color(white){別の惑星に保護され、新たな生活を送る事になる}。 ---この生活の中、ハボックとワスプの間に娘が産まれる。 --【ネタバレ】カーンの協力により&color(white){地球崩壊前にタイムスリップ。最終決戦が再び始まる}が、これはカーンが&color(white){セレスティアルズの力を手に入れる企みだった}。 ---【ネタバレ】未来からの援軍の出現と、&color(white){サンファイアとハボックがセレスティアルズの力を得た事によりカーン}は敗退。ツインズの宇宙船も撃沈される。 --結果:セレスティアルズは倒され、ツインズと生き残った四騎士(ダケン、グリムリーパー)はいずこへかと姿を消す。 --結果:【ネタバレ】ハボックは&color(white){火傷で醜い姿となり}、ローグは&color(white){ワンダーマンの力を定着させてしまう}。 **インヒューマニティ(2013年) -インヒューマンズを中心としたクロスオーバーイベント。アベンジャーズ、X-MEN、ノヴァ、スパイダーマン、等が参戦。 -世界中にインヒューマンのサナギが出現。保護、破壊、それぞれの思惑が交錯する。 -先の戦いで散布されてしまったテリジェンミストを浴び、市民が次々とインヒューマン化。若きヒーロー達は彼らの制止や保護に向かう。 --新たなインヒューマンは「ニュー・インヒューマンズ」と呼称される。 ---- **レボリューショナリー・ウォー(2014年) -MARVELのイギリス作品世界のキャラクター達が、20年ぶりにキャプテンブリテンと共に正史世界へ合流。 **アベンジャーズ・アンダーカバー(2014年) -アベンジャーズアリーナの続編。 -生き残った面々はそれぞれの生活に戻っていたが、ハズマット、ニコ、チェイス、キャミ、アナクロニズム、デスロケットは、ヴィランと合流したブラッドストーンによってアーケイドへの復讐戦に誘われる。 -一行はブラッドストーンに招かれ、ジーモの新マスターズのメンバーとして勧誘される。一行が若手ヴィランと親交を深めていく中、キャミは一人ジーモとマスターズに立ち向かっていく。 -結果:【ネタバレ】ジーモを利用しようとした&color(white){アーケイドは拷問に掛けられるも、命は奪われなかった}。デスロケットは&color(white){マスターズの一員として残る事を選ぶ}。 **オリジナル・シン(2014年) -ミステリー仕立ての展開から、思わぬマイナーヴィランの登場、衝撃の第二の事件、と戦闘主体ではない展開の大型イベント。 -本編9話(#0-9)、及びタイイン多数。 -ウォッチャーが月面基地にて何者かに殺害され、フューリー達は現場に駆けつけるが、その遺体からは眼球が持ち去られていた… -真実を暴くというその力を欲したミダスとその配下が現れ、眼を巡る争いが繰り広げられる中、隠された真実が次々明らかになる。 --【ネタバレ】フューリーは今までずっと、&color(white){ハワード・スタークの後を継ぎ、地球を守るため異星人殺しの裏の仕事を続けていた}。 --【ネタバレ】ソーに&color(white){妹=アンジェラがいた事}が判明。&color(white){フューリーに何事かを囁かれると、ソーは途端に雷神の力}を失う。 --【ネタバレ】デアデビルは&color(white){母を殺した犯人}を知る。ハルクは&color(white){ハルク誕生時の事故の原因がスタークにある}と知る。 -血清の効果が切れ老化したフューリーは、信頼の置けるヒーローを集め、自身の死後の&color(white){裏稼業の「引き継ぎ」を求めるが、決裂。ミダスを交えた三つ巴の戦いとなる}。 -【ネタバレ】ウォッチャーを殺害した真犯人は&color(white){フューリーだったが、それはウォッチャーが代替わりを求め、自ら殺されようと望んだ結果だった(ように見える)}。 -結果:【ネタバレ】ウォッチャー=ウアトゥ死亡。フューリーはミダスを倒し爆発と共に消える。&color(white){フューリーは生き延びていたが、その姿はまるでウォッチャーのように変貌していた}。 -結果:【ネタバレ】フューリーの&color(white){裏の任務はウィンターソルジャー}が引き継ぐ事となる。 **デス・オブ・ウルヴァリン(2014年) -再生能力を失ったウルヴァリンは仇敵達から命を狙われ始める… ウルヴァリンの最期を描くタイトル。 **アベンジャーズ&X-MEN:AXIS(2014年) -UNCANNY AVENGERS展開より続く大型イベント。本編9話+各紙タイイン。 テーマは「逆転」。 -プロフェッサーXの力を手に入れたレッドスカルがオンスロートと化し、アベンジャーズ・X-MEN連合軍が立ち向かう。 -スカルを倒すため、ワンダやストレンジ達はその内に眠るプロフェッサーの意識とスカルの意識を反転させる魔術を発動。 --スカルは力を失うが、この術の余波でその場にいた者達の善悪が反転してしまう。 -【ネタバレ】ヒーロー達が次第に邪悪さを増し、各地で混乱が巻き起こる中、&color(white){スティーブは事態を解決する鍵、逆転してエグゼビアの意識が蘇った状態の}スカルを脱獄させる。 -【ネタバレ】大混戦の中、&color(white){ドゥームとブードゥーがワンダを操り、エグゼビアが加わり、}再度魔術を発動。一部の例外を残し、善悪反転現象は解除された。 -結果:【ネタバレ】ワンダとマグニートーの戦闘中、&color(white){ワンダとピエトロはマグニートーの血縁では無い事が判明する}。 -結果:【ネタバレ】&color(white){ハボックとトニーは悪のまま、セイバートゥース善のまま}、魔術儀式から逃れてしまう。 -結果:【ネタバレ】ヒーロー達の犯した悪事は、&color(white){事前にカーネイジらが「AXIS of Evil」を名乗って犯行声明を用意することで、操られていただけだった、と世間に思わせる事に成功している}。 --結果:【ネタバレ】スカルは&color(white){レッドスカルに戻り、ドゥームに引き渡され、ラトベリアに拘禁される事となる}。 **スパイダーバース(2014年) -「アース1」のモールン達により、様々な並行世界のスパイダーマンが食料として狙われ、多数の平行世界が入り乱れた戦いが始まる。 ---- **タイム・ランズ・アウト(2015年) -アベンジャーズ誌のストーリーライン。時系列はAXIS後。シークレットウォーズに向けた多元世界衝突の物語。 -無数の多元世界同士が引かれ合い、衝突する現象「インカージョン」が始まった。ヒーロー、ヴィラン達はこの現象にそれぞれの立場から立ち向かう。 --ネイモアは別次元の破壊をよしとしないイルミナティを見限り、サノス達と新生カバルを結成し、異次元抹消を含むあらゆる手段を使って正史世界の生存のために活動し始める。 --ドゥームはモレキュールマンと力を合わせ、独自に解決策を模索し始める。 --サンスポット&キャノンボールを中心として、新生ニューアベンジャーズ、マルチバースアベンジャーズが結成される。 -【ネタバレ】リードとピムは&color(white){超存在ビヨンダーズが壮大な世界実験として「全次元抹消」を目指している事を解明}。ドゥームは&color(white){モレキュールマンこそが次元崩壊を引き起こすために用意された特異点である事を突き止め、生き残りをかけ、他の次元のモレキュールマンの抹殺を開始する}。 -結果:【ネタバレ】ドゥーム、ストレンジ、モレキュールマンの三人は&color(white){ビヨンダーズに計画を見ぬかれ、彼らの元に拉致される。他の全次元のモレキュールマンが同時に抹殺され}、殆どの次元が崩壊するが、&color(white){ドゥームはモレキュールマンと力を合わせ、ビヨンダーズの殺害に成功。ビヨンドと名乗る至高存在と接触し…} //**MARVEL&DCのクロスオーバーイベント(仮) //-アーティストにより、両社のクロスオーバーが再び発生する事が認められた。 //--が、企業による公式発表は無く、特にそれらしい展開も無いまま終わり、アーティストによるお遊びだったと思われる。 //-次のような伏線?から、ファンの間では以前から噂があった //--DC側でも時間・次元を超えてのイベントが発生中 //--MARVEL側で異次元に消えた宇宙船がDC世界で観測される //--両者で同じ用語(インカージョン、ブリード)が使用される //--両者で相手方のヒーローを彷彿とさせる(バッタモン系)チームが異次元から来訪 **シークレットウォーズ(2015年) -アルティメット世界vs正史世界。最後に残った二つの世界がついに激突。生き残りを賭けた戦いが始まる。 -残る二つの世界もついに消滅。……新たに、様々な世界の欠片が融合した「バトルワールド」が誕生する。 -バトルワールドとして用意された惑星に「正史」「アルティメット」「シビルウォー」「ワールドウォーハルク」等、様々な時代・並行世界が配置され、多数の領域同士の争いが始まる。 -バトルワールドの世界ではドゥームが神として君臨しており、ヒーロー、ヴィランはそれぞれの思惑で群雄割拠の世界の中を戦い抜いていく。 -全次元が崩壊する前に船に乗って生き延び、元の正史世界の記憶を残した少数の面々は、なんとか元の世界を取り戻そうとするが… **空白の八ヶ月 -シークレットウォーズの後に世界が再構成され(?)、再び各連載が始まるまでの間、語られない八ヶ月の空白期間が設定された。 -アルティメット世界は消滅? しかし、マイルズ・モラレスは正史世界に存在。幾つかの平行世界の継続も確認されている。 --全次元が統合されたワケではないようだ。 **オールニュー・オールディファレント(2015年) -シークレットウォーズにより世界が再構成された後、心機一転で始まる一大キャンペーンタイトル。 --全体的に、若く新しいキャラクター達を前面に立てた印象となっている。 -スクィレルガール、Ms.マーベル(カマラ)、マイルズ・モラレス等の若手ヒーローがアベンジャーズ入り。 -アマデウス・チョがハルク化。 -シンギュラリティが正史世界に存在するが、彼女の事をAフォースの面々は記憶していない。 -ミュータント差別が再燃。インヒューマンからですら嫌悪される事も。 -サイクロップスが謎の死を遂げ、彼の遺志を継ぐミュータントギャングが出現する。 --生前にサイクロップスがインヒューマンズを攻撃? -テリジェンミストが原因でミュータントに死病「M-Pox」が発生。インヒューマンとミュータントの対立が深まる。 -マグニートー率いるX-MEN別働隊が誕生。エンジェルがアークエンジェルに戻る。 ---- **アベンジャーズ:スタンドオフ(2016) -キャプテンアメリカ(スティーブ・ロジャース)が超人血清を持っている肉体を取り戻す。 -コヴィックはまた利用される事を嫌い、ウィンター・ソルジャー(バッキー)についていく。(その際にサンダーボルツ結成を促す。) **スパイダーウィミン(2016年) スパイダーグウェン、スパイダーウーマン、シルクの3誌のクロスオーバーイベント。 アース65にて遊んでいた3人。シルクはふと、この世界における自分の家族がどうなっているか気になり「自宅」へと向かってしまう。 しかし、この世界の邪悪なシルクが3人を見つけてしまい、プライムアースとアース65の2つの世界を巡る争うが始まる……。 -結果:【ネタバレ】&color(white){スパイダーグウェンを噛んだ蜘蛛はこの世界のシルクが作ったもので、「シルク」はグウェンを憎んでいる}。 -結果:【ネタバレ】&color(white){スパイダーグウェンは治療薬をうたれてしまい、能力が大幅に弱体化。以降、能力を支える機械がないと満足にスパイダーウーマンとしての活躍ができなくなる}。 **シビルウォーII(2016年) -未来の罪を裁くのは正義なのか!? 予知能力によって罪を犯す前に介入すべきか否かでヒーロー達が二派に分かれて争う。 -「未来予知を根拠として未然に事件を防ぐべき」側のリーダーはキャプテンマーベル(キャロル) --判明しているメンバーは、キャプテンアメリカ、スパイダーマン、ホークアイ、シーハルク、ウォーマシン、等 -「未来予知を根拠としての事前攻撃・逮捕はすべきでない」側のリーダーはアイアンマン --判明しているメンバーは、ソー(ジェーン)、スターロード、ファルコン、ブラックパンサー、ブラックウィドウ、等 -新たにインヒューマンとなった青年、ユリシーズの未来視能力によってサノスの起こす危機を察知。キャロル達は奇襲を仕掛けるが… **アポカリプス・ウォー(2016年) -アポカリプス復活!? X-MEN系タイトルによるクロスオーバーイベント。 -リンボへと本拠地を移したジーングレイ学園の面々、およびX-MENが多事多難に見舞われる中、復活したダークライダーズ、そして、コロッサスを含む新たなフォーホースメンとの戦いが始まる。 **デッド・ノー・モア:クローン・コンスピラシー(2016年) -ある意味クローン・サーガの続編/完結編とも言えるスパイダーマン系のクロスオーバー。 -謎の怪人アヌビスによって、かつてスパイダーマンの周囲で死んだ者たちが次々とクローンとして復活。アヌビスとその配下となったヴィランたちがスパイダーマンに迫る。 -【ネタバレ】&color(white){アヌビスの正体は、ジャッカルに復活させられて暴走したベン・ライリーだった}。 -【ネタバレ】&color(white){ピーターに敗れたベンは自分を見つめ直す旅に出る。新シリーズ「ベン・ライリー:スカーレット・スパイダー」スタート}。 **ディバイデッド・ウィー・スタンド(2016年) -シビルウォーII終了後の新体制による各タイトル刷新。 -若手メンバーだけを集めた新「チャンピオンズ」、新たにアイアンマンとなった少女、等、若手&新人が目立つ体制に。 **デス・オブ・X(2016年) -空白期間の間に起きていた、サイクロップスの死の真相がついに明かされる。 -新たなインヒューマンズを生み出す「テリジェン・コクーン」は世界各地に散らばり、その一つを狙うヒドラが日本に出現するが… **インヒューマンズ VS X-MEN(2016年) -テリジェンミストを介して地球中に拡散し、ミュータントを死に至らしめる病、M-ポックス。多くの犠牲を出して尚、未だインヒューマンズは解決策を見つけられずにいた。 -避難所X-ヘイブンに救急キャンプが設営されるが、治療は不可能。幼い少女が目の前で死んでいくのを見たストームは、ついにインヒューマンズとの戦争を決意する。 ---- **モンスター・アンリーシュド(2017年) -MARVELユニバースのモンスター達が一同に介する怪獣総進撃イベント -ヒーローたちとMARVELユニバースに昔から存在するモンスターたちが、宇宙から襲来した新たなモンスターたちに立ち向かう。 **シークレット・エンパイア(2017年) -現実改変によってヒドラのシークレットエージェントに変貌したキャプテンアメリカ。彼は正体を隠したままヒドラ統治による人類の救済を目指していた。 -彼はついに正体を現し、「ヒドラの正義」による世界統治が始まった。NYは外界と隔絶され、宇宙~地球間も遮蔽される。圧倒的な兵力を誇るヒドラに対し、ヒーロー達は次第に追い詰められていく。 -英雄の変貌に困惑するアベンジャーズ達に、その変心の正体を伝える情報が届けられる。一人の男の犠牲と共に…… -アベンジャーズ、X-MEN、チャンピオンズ、ディフェンダーズ、スパイダーマン、と幅広くタイインが行われる。 **ジェネレーションズ(2017年) -ローガンとローラ、ピーターとマイルズ、等、世代の異なるキャラクター同士の共演タイトル群。 -時の流れの存在しない「バニシングポイント」にて、過去のヒーローと、その名を継いだ新人達とが出会う。 **マーベル・レガシー(2017年) -テーマは「伝統ある"遺産"の復活」。シークレットエンパイア後の全体刷新キャンペーン。 --同名タイトル誌は開幕役の一号のみで、中核のイベントタイトルがあるワケではなく、大量のタイインタイトルそれぞれで新展開が始まる。 -次々死亡or退場している大物キャラ達の復活が目される他、ダークホーク、ダズラー、パワーパック等のマイナータイトルの復活も行われる。 -予定されているタイトル数が「53」(52なんて負け犬の数字だ!カサーダはいつも53だ!)で、その他、パワーパックなどワンショットで出されるタイトルがある予定。 -「百万年前のアベンジャーズ」や、完全な新キャラクター等、目新しい要素も。 **アベンジャーズ:ノー・サレンダー(2017年) -近年のアベンジャーズのストーリーの「終わりの始まり」とされるイベント。 -告知ではソー(ジェーン)の死を予感させるイメージイラストが示されているが…… -地球が盗まれた! ある日突然地球全土に異常現象が発生し、星ごと転移させられてしまう。 --大災害への対処に追われるヒーロー達の前に、突如「誰もが知っているアベンジャーズの創設メンバー」たる、謎のスーパーヒロイン、ヴォイジャー…本名:ヴァレリー・ヴェクターが出現。 --一方、地球を部隊に2組のヴィランチーム、ブラックオーダーとリーサルリージョンが対決を始め、ヒーロー達は被害を防ぐため戦いを余儀なくされる。 -その様子を見守るグランドマスター。地球はまた彼ら超越存在のゲーム盤として使われているのか…!? -ヴォイジャーの正体、勝つ度に消滅していく盤上の駒、ブラックオーダーの切り札、コズミックビーイング達の意地の張り合い… 地球が消滅の危機を迎える中、心折れずに矜持を示し、光明を見出したのは、意外なアベンジャー達だった。 --コズミックビーイングに力で立ち向かう事は出来ない。最後の「ゲーム」対決に選ばれたのは、これまた予想外の人物であった。 -結果、消滅した駒は戻り、地球も元に戻されたが、各地で受けた被害が元に戻る事は無かった。 --アベンジャーズマンションは崩壊。これを機にアベンジャーズ各チームは再編される事となった。 ---- **フェニックス・リザレクション(2018年) -前年のジーングレイ誌でフェニックスフォースが再来し、ジーンも霊体で登場。そこからジーンの復活へと続く物語として予定されている。 -ある日、謎の超能力少女が郊外で通行人を殺害する事件が勃発。X-MENは調査に乗り出す。一方、ジーン・グレイも奇妙な形で復活を果たし……? **インフィニティ・ウォーズ(2018) -「インフィニティ・カウントダウン」から続く大型イベント。 -カウントダウンのタイインタイトルそれぞれでインフィニティ・ストーン(ジェムから名称変更)を巡る物語が展開し、イベント本編へと続いていく。 -GotGがそれと知らずに受けた依頼は、インフィニティストーンを盗み出す、というものだった。 --依頼者はグランドマスター。滅亡と再生を果たした世界の謎を解くべく、ストーンを求めていた。 --アダムがソウルストーン、スターロードがパワーストーンを手に入れ、善悪入り交じる石の争奪戦が始まる。 -謎の復活を果たしたウルヴァリンはスペースストーンを所有していた。 --ロキやウルトロンと戦った後、彼は石を表向き死亡した事になっているブラックウィドウに委ねる。 -リアリティストーンは「このアースの物」では無かったため力を発揮せず、キャプテンマーベル(キャロル)が別の世界から手に入れる。 -マインドストーンは、争奪戦を偶然に目撃した小物マフィア、(ドラマ版デアデビルシリーズで注目されていた脇役)ターク・バレットが偶然手に入れる。 -惑星サカーの地下から発見されたタイムストーンはドクターストレンジが手に入れる。 -ストレンジが各ストーンの所有者を集め、サノスに狙われる危険性を説く中、突如現れた謎の女が切断されたサノスの生首を一同の眼の前に転がし…… -ストーン争奪戦の結果、「WARS」ならぬ「WARPS」……「インフィニティ・ワープス」と呼ばれる現象が発生する。 **フレッシュスタート(2018) -「ノーサレンダー」後、クリエイター・編集者をも含む各タイトル一斉リフレッシュ企画。 -キャップ・アイアンマン・ソー、のBIG3が元のおなじみの三人に戻る事が確認されている。 **X-MENディスアッセンブルド(2018) -平行世界の(ヤング)XーMENがいなくなった後、ミュータント全滅の危機の中、「X-MEN最後の任務」を描く。 -UNCANNY誌の事前情報では、サイクロップスの復活、及び同じく復活したウルヴァリンとのチームアップ(?)カバーアートが公開されている。 -11月14日から週一回刊行、全10号予定。 **デス・オブ・デアデビル -マット・マードックの死と、それに伴うデアデビル誌完結展開。 -予告イラストと表紙で、キングピンの影と、死亡したカレン・ペイジとの再会が描かれている。 **ウォー・オブ・ザ・レルムス -ダークエルフの王マレキスが10大世界全てに侵攻を開始する。 **エイジ・オブ・X-MEN(2019) -パワーが肥大化し理想郷を造るべく暴走を続けるX-MAN、ネイト・グレイはついに世界を作り変え… **ハウス・オブ・X/パワーズ・オブ・X(2019) -X-MENの世界を「10のn乗」経過毎に見せる、遥か未来へと続くミュータント史の俯瞰とも言える意欲的な大型イベント。 --「平行世界やタイムトラベルは使わずに描く」と宣言されていて、どう決着をつけるのかも見所。 --関連オンゴーイングタイトルは全て一旦打ち切り、本イベントに備える事となった。 -死んだはずのモイラ・マクタガートが語り手として登場するが…… **エンパイア(2020) -クリーとスクラルが手を組み、地球に侵攻を開始。アベンジャーズとFFがこれを迎え撃つ。 --ヒーロの死と、ヒーローの裏切りが開始前に予告されていたが…… **ヒーローズ・リボーン(2021) -90年代の同名イベントとは無関係。 -フェニックスの現実改変による「アベンジャーズが結成されなかった世界」を描く。
*年代順エピソードリスト ---- ※詳細記事があるものは、エピソードタイトルをクリックで紹介記事に飛べます。 *70年代 **クリー・スクラル・ウォー(1971-1972年) -アベンジャーズのストーリーライン。(Avengers #89-97) -クリー人戦士キャプテンマーベルが原因となり、地球はクリーとスクラルの二大宇宙列強種族の抗争に巻き込まれる。 -アヴェンジャーズとリック・ジョーンズはキャプテンマーベルに協力すべく、戦争に介入する。 **デス・オブ・グエン・ステーシー(1973年) -スパイダーマンのストーリーライン。 -ハリーがLSDを飲んだ事をきっかけにオズボーンがグエンを攫い、死に至らしめてしまう。 --当時コミックスでドラッグの使用を描くのは、当局から禁止されていた。しかしスタン・リーはハリーのLSD使用を描くことを決行。当該の3刊はコミック倫理委員会を通らず、マークなしで出版されている。 -当時スタン・リーは海外旅行中で帰国後このエピソードを知った。 --スタン・リーは予め知っていたという説もある。昔のことなので真相は不明。 **[[デーモン・イン・ア・ボトル>アイアンマンエピソード紹介]](1979年) -アイアンマンのストーリーライン。(IRON MAN #120-128) -自らの内面に存在する敵、『アルコール依存症』に立ち向かうアイアンマンを描く。 *80年代 **ドゥームクエスト(1979年) -アイアンマンのストーリーライン。(IRON MAN #149-150) -アーサー王時代のイギリスにタイムスリップしたアイアンマンとDr.ドゥームを描く。 --アイアンマンとDr.ドゥームが未来にタイムスリップするIron Man #249-250は続編である。 **ダークフェニックスサーガ(1980年) -フェニックスフォースに覚醒したジーンが暴走を始め、星々を滅ぼす危険な存在へと変貌し始める。 **バラード・オブ・ベータ・レイ・ビル(1983-1984年) -ソーのストーリーライン。ベータ・レイ・ビル初登場。ソーと戦い、後に義兄弟となる。 -この後ソーはハンマーの魔力の一つをビルのハンマーに移した為、医師ドナルド・ブレイクの変身が不可能に。 --メタ的にはソーが代替わりするアイデアがあり、最初の回にベータ・レイ・ビル(馬面の怪物)がソーの衣装で、ソーのタイトルを壊した(今までのソーのストーリーは終わりの意味)。 **シークレット・ウォーズ(1984-1985年) -大型クロスオーバー。 -謎の超存在ビヨンダーがヒーローとヴィランを闘技場に召還し対決を強要した事件。 --ドクター・ドゥームがビヨンダーの超存在パワーを奪おうと企む。 -スパイダーマンがシンビオートと接触。黒い「エイリアンコスチューム」を手に入れる。 **シークレット・ウォーズII(1985-1986年) -大型クロスオーバー。 -全宇宙の破壊を目論むビヨンダーを阻止すべく、モレキュールマンが対決を挑む。 -単身では勝てなかったモレキュールマンは地球の全ヒーローの力を結集しようとする。 **ミュタント・マサカー(1986年) -[[マローダーズ]]による[[モーロック]]虐殺が行われ、Xチームも大きな痛手を負う事となる。 -劇中、フォールオブミュータンツへと続く伏線も。 -X-MENを中心としたクロスオーバーだが、ソー、デアデビル、パワーパックにも関連。 **クレイブンズ・ラストハント(1987年) -スパイダーマンのストーリーライン。 -ついにスパイダーマンを倒したクレイブンだが、満たされない心から自らスパイダーマンのコスチュームをまとって…… **[[フォール オブ ミュータンツ>エピソード:フォール オブ ミュータンツ]](1987年) -アポカリプスの侵攻、魔神アドバーサリーとの戦いを描くX-MEN系大型クロスオーバー。 -この戦いで、X-MENは全滅する事となるが…… -タイインでキャプテンアメリカ、FF等も参戦している。 **[[アーマーウォーズ>アイアンマンエピソード紹介]](1988年) -アイアンマンのストーリーライン。(Iron Man #225-232) -スパイマスターの手によってアイアンマンの技術が流出した事を知ったアイアンマンの暴走を描く。 **インフェルノ(1989年) -大型クロスオーバー -悪魔ナスティアの陰謀により、マンハッタン全体が地獄と一体化し、悪魔の侵略に晒された事件 -X-MEN、X-FACTOR、ニューミュータンツ、そして多くのヒーロー達の活躍で魔界は元に戻された。 -【ネタバレ】&color(white){狂気に蝕まれたマデリーンは悪魔と契約し、ゴブリンクイーンに変貌。} -【ネタバレ】&color(white){元凶であるナスティアとシニスターはX-MEN、X-FACTORによって倒される。} -【ネタバレ】&color(white){マデリーンの精神の一部がジーンと一体化。記憶を共有する事に。} -【ネタバレ】&color(white){全魔力を使って超巨大テレポートを敢行したイリアナは能力を消失。七歳の姿に戻った。} -事件後、多くの人間は幻覚を見たと思い込み、事件があった事を忘れてしまっている。 **アクツ・オブ・ヴェンジェンス(1989-1990年) -マーベル世界の悪漢(ヴィラン)マグニートー、魔神ロキ、キングピン、レッドスカル、Dr.ドーム達がチームを組んでヒーロー達に戦いを挑む。 --『雷神ソーVSジャガーノート』『スパイダーマンVSマグニートー』といった普段余り見られない組み合わせで展開された。 -この時、本家X-MENは異次元の門を開いたせいでバラバラにはぐれており、参戦していないが、サイロックがアイアンマン誌のヴィランであるマンダリンに洗脳されてウルヴァリンと対戦する展開が同時に行われている。 -【ネタバレ】マグニートーは&color(white){実はユダヤ人であり、目的はナチス残党のレッドスカルを打ち倒す事だった}。 *90年代 **デイズ オブ フューチャー プレゼント(1990年) -FF、X-FORCE、X-FACTOR、X-MENのクロスオーバー。デイズオブフューチャーパストの続編的エピソード。 --四誌全てANNUALでのクロスオーバーである。 -ある日FFが基地に戻ると、なぜかフォーフリーダムプラザとバクスタービルが入れ替わっており、中にはなぜかもう一組のFFが… -未来から来た青年姿のフランクリン・リチャーズとレイチェルがNYに出現。彼らを追うようにして謎の男エイハブとその部下達が出現し、事件は拡大していく。 -レイチェルがジーンに自分が未来の娘であると初めて明かす。 -【ネタバレ】&color(white){既に死んだはずの未来フランクリンは、他者のパワーを吸い続ける事で存在を維持していたと気付き、自ら消滅する道を選んだ}。 **インフィニティ・ガントレット(1991年) -大型クロスオーバーイベント。MARVEL史上でも特筆すべき、壮大、壮絶なエピソード。 -小学館プロダクションより月刊マーヴルクロスで日本語版が載せられた -タイタン人サノスが超存在の宝石を集め、万能のアイテム、インフィニティガントレットを完成させる。 -万能の力を振るい、恋焦がれる死の女神デスの気を引くためだけに、この世の半分の生命を消去した。 -生き残ったマーベルヒーロー達はアダム・ウォーロックに率いられ、総攻撃を仕掛けるが、全滅。全員が死亡した。 --この総攻撃はアダム&シルバーサーファーによる奇襲を成功させるための陽動だったが、その奇襲も失敗に終わった。 -ついにはコズミックビーイングが結集。サノスに集中攻撃を仕掛けるも、これもまた全滅。サノスは宇宙最高神エターニティをも倒し、その地位に就く。 -【ネタバレ】&color(white){サノスによって無力なゾンビに姿を変えられていた自身の孫娘ネビュラにガントレットを奪われ、サノスは全能の力を失う}。 -【ネタバレ】&color(white){ネビュラはその知恵の無さから自滅。ガントレットはアダムの手に渡り、彼が宇宙の管理者としての地位に就いた}。 -【ネタバレ】死んだものと思われたサノスは&color(white){辺境の惑星で一人、野心を捨て、農夫として心穏やかな暮らしを始めていた}。 -この後、続編『~ウォー』『~クルセイド』が出版される。 **エクスキューショナーズ・ソング(1992年) -Xメン系のクロスオーバーイベント。 -ケーブルの姿をしたストライフが教授を狙撃する。 -アポカリプス、ストライフ、X-MEN陣営が敵味方入り混じって激闘を繰り広げる。 **[[ドラゴン・シード・サーガ>アイアンマンエピソード紹介]](1991-1992年) -アイアンマンのストーリーライン。(IRON MAN #270-275) -フィン・ファン・フーンとその一族の正体を巡って、彼らとアイアンマン、マンダリン、三つ巴の抗争 **フューチャー・インパーフェクト(1992-1993年) -ハルクのストーリーライン。 -異次元のディストピアを、圧倒的な暴力で支配する怪人マエストロ。彼を倒すために呼ばれたハルクが見たものは... -ぶっちゃけ「北斗の拳」のハルク版。 **フェイタルアトラクションズ(1993年) -X-MEN系のクロスオーバー。 -マグニートーとアコライツによる全人類粛清を防ぐべく、Xチームは衛星要塞アバロンへと突入する。 -【ネタバレ】教授のテレパス攻撃により&color(white){マグニートーは植物人間に。} --【ネタバレ】&color(white){この際にマグニートーの心の一部が教授に寄生。後のオンスロート誕生のきっかけとなる。(関連:オンスロート)} -【ネタバレ】ウルヴァリンは&color(white){マグニートーに全身のアダマンチウムを抜き取られ、X-MENを離脱。} **マキシマム・カーネイジ(1993年) -スパイダーマンのストーリーライン。 -ニューヨークを襲うカーネイジにスパイダーマンとヴェノムが立ち向かう。 **ブラッド・タイズ(1993年) -Xメンとアベンジャーズのクロスオーバー。 -エクソダスとの戦い。 **クローンサーガ(1994-1996年) -スパイダーマンのストーリーライン。 -ピーター・パーカーのクローン、ベン・ライリーをめぐる一連の事件。 --ベン・ライリーが実は本物のピーター・パーカーで、読者がピーターだと思っていた主人公がクローンであることが明らかになり、さらにMJの妊娠が発覚したので、今まで主人公だったピーターはスパイダーマンを引退する。 --その後やっぱりベン・ライリーがクローンであることが明らかになり、ベン・ライリーは死に、MJは流産し、ピーターはスパイダーマンとして復帰した。 -このストーリーの影響で、オリジナルであるピーターは一時期自身をクローンだと思い込んでいた。 -日本語訳オンスロートはこの事件の最中。 -マーベルとDCのインターカンパニー・クロスオーバー、DC/Marvelもこのあたり。ベンが「職業上はピーター・パーカーと呼んでください」といって戦いに参加している。 -90年代の無計画なストーリーラインの代表例とされることもしばしば。 -"101 Ways To End Clone Saga"(クローンサーガを終わらせるための多くの方法)というコミックが実際にでた。クローンサーガを終わらすためのブレーンストーミングをやるのだが、行き詰まって、「いっそスパイダーマンを殺して、『死んだスパイダーマンの101通りの使い方』にするのはどうだ」とか、かなり変な方向になってしまった。結論は、ケサーダが「ベンが溶けて終わる」とした。 **ハンズ・オブ・マンダリン(1995年) -アイアンマンのストーリーライン。(War Machine 8-10号、Force Works 6-7号、IronMan 310-312号) -全てのテクノロジーを無効化する魔力を備えた宝珠ハート・オブ・ダークネスの力によって世界中のハイテク機器を麻痺させ、世界征服に王手をかけたマンダリンとアイアンマン、ウォーマシン、フォースワークスの決戦。 --マンダリン、アイアンマンの正体を知る -アイアンマンの策略にかかり、オーガニックウィルスに感染させられマンダリン、ハート・オブ・ダークネスの魔力によって放逐される -マンダリンがアイアンマン誌以外に登場する貴重なエピソード **オペレーション・リボーン(1994-1995年) -キャプテンアメリカのストーリーライン。(Captain America #445-448) -コズミックキューブの中の理想化された過去世界に閉じ込められたキャップの、そこからの帰還を描いた。 **リージョンクエスト(1994-1995年) -リージョンがタイムトラベルで過去に遡り、父親チャールズ・エグゼビアの夢の実現のために、マグニートーを殺そうとする。 -【ネタバレ】&color(white){チャールズがマグニートーを庇って、死亡する。} -【ネタバレ】&color(white){その結果、歴史が改変されてアポカリプスが支配する世界エイジ・オブ・アポカリプスが誕生する。} -タイムパラドックスにより、エムクラン・クリスタルの力で全てを結晶化させている。 --このクロスオーバーのタイ・イン誌だけでなく、Xタイトルのラストも結晶化で終了している。 **エイジオブアポカリプス(1995年) -Xメンのイベント。 -過去世界でエグゼビアが殺害された結果、現代世界はアポカリプスが人類を支配する荒廃した世界となってしまう。 -【ネタバレ】&color(white){ビショップの持っていた元の世界の記憶と、時間を跳躍するイリアナ}の力で再び過去へ戻り、エグゼビア殺害を阻止。無事に世界の歴史は復元された。 -【ネタバレ】シーアーのクリスタルパワーで&color(white){Xマン(ネイト・グレイ)、アポカリプスの息子ホロコースト、怪人シュガーマン、ダークビースト}らが本編の世界へワープする -この世界の少女ブリンクが人気を博し、その後『エグザイルズ』誌のメインキャラクターに抜擢される。 **クロッシング(1995年-1996年) -アベンジャーズ系のストーリーライン(Avengers Crossing、Avengers 390-395、Force Works 16-19、IronMan 321-325、Avengers Timeslide) -謎の暗殺者の手で、次々とアヴェンジャーズメンバーとその関係者が殺される -暗殺者の正体は、カーンの手で昔から洗脳を受け狂気に走ったアイアンマンだった **[[オンスロート>エピソード:オンスロート]](1996年) -大型クロスオーバーイベント。 -ビショップが追い続けた裏切り者の正体が判明。 -非X-MENタイトルのヒーローの多くが戦死する。 --若返ったトニーもここで死んでしまった。 -ヒーローたちの戦死により、地上を守るべきヒーローがいなくなる(と皆思った)。そこに新しいヒーロー(実は元ヴィランを集めてヒーローに仕立てた)サンダーボルツが登場するが... **ヒーローズリボーン(1996-1997年) -大型クロスオーバーイベント。全12話+番外編1話。 -アイアンマン、ファンタスティック・フォー、キャプテン・アメリカ、アヴェンジャーズの四誌が新たに仕切りなおされてリスタート。 -オンスロートとの戦いで死亡したヒーロー達が別世界で生まれ変わる。 --若返ったはずのトニーはまたおっさんとして生まれ変わった。 -少女バッキーが初登場。 -全12話終了後、ワイルドストーム社とのクロスオーバーイベントである番外編#13が発行された。 --Dr.ドゥームが異世界ワイルドストームとリボーン世界を融合させる装置を発明。軍を率いてヒーロー連合と戦うが、肝心の装置を兵士リック・ジョーンズに壊され、このエピソード自体が無かった事になった。 -【ネタバレ】雷神ソー&color(white){が2人になってしまう展開があったが、リボーン世界のソーは創造主であるフランクリンリチャーズが創ったコピーだった}。 **ヒーローズリターン(1997年) -フランクリン・リチャーズがリボーン世界を訪れる -別世界から正史世界へとヒーロー達が帰還する。 --Dr.ドゥームが妨害するものの、失敗。別世界(リボーン世界)に残って征圧を開始。 -スパイダーマン、正史世界でのグリーンゴブリン騒動より引退していたが再び復帰。 -ファンタスティックフォー、無事に生還しニューヨークを襲う脅威から町を救い再起をはたす。 -キャプテンアメリカが円型シールドを深海に落としてしまう。後に最新型ビームシールドを装備。 -アイアンマン、おっさんトニー・スタークがまたしても負傷してアーマーの生命装置を装着する羽目に。 -雷神ソーも無事帰還するもの人造人間デストロイヤーによって殺害され、巻き添えをくらった消防士男性の肉体に転生される。 -アヴェンジャーズ、かつてのメンバーらが謎の攻撃を受けて再び召集。総勢100名を超えるメンバーが新たなる敵と戦う。ワンダーマン復活。 **アポカリプス トゥエルブ(1999年) -X-MENのストーリーライン。 魔人アポカリプスがX-MAN(ネイト・グレイ)ら12人のミュータントを拉致。 -アポカリプスがスクラルと同盟。ネイトと合体する事で現実改変を目論む。 -【ネタバレ】直前の展開でウルヴァリンが死亡した&color(white){が、それはスクラル人が化けた偽者で、本物は洗脳されてホースメン・デスになっていた}。 -【ネタバレ】ネイトとの合体は&color(white){阻止され、サイクロップスと融合してしまう}。 -結果:「エイジズ・オブ・アポカリプス」へと続く。 *2000年代 **エイジズ オブ アポカリプス(2000年) -アポカリプストゥエルブによって行われた現実改変で世界は変貌を遂げる。 -妻ジーン・グレイが様々な時代で夫サイクロップスを探す。 -近未来のウルヴァリンはスパイダーマン、ハルク、ゴーストライダーらと新ファンタスティック4を結成して戦っていた。 --【ネタバレ】:この近未来世界は&color(white){アポカリプスがネイト・グレイとの合体に成功した異世界、番外編}である。 -結果:世界は元に戻ったが、サイクロップスはアポカリプスと融合したまま行方不明となる。 **マキシマム・セキュリティ(2000年) -クリーの陰謀により、地球を銀河系の犯罪者を集めた牢獄と化す計画が発動。 -地球を生物惑星エゴが飲み込みかける。 -新U.S.エージェントが登場 -【小ネタ】作中Xメンのストームが&color(white){ブラックパンサーを訪問。恋愛関係を深める}。 **アベンジャーズ/サンダーボルツ(2004年) -アベンジャーズと[[サンダーボルツ]]のクロスオーバー。全6号。 **アベンジャーズ・ディスアッセンブルド(2004年) -アベンジャーズのクロスオーバーイベント。 --メインライター:ブライアン・マイケル・ベンディス -アベンジャーズの解散を描く。 -【ネタバレ】&color(white){スカーレットウィッチが発狂。(関連:ハウス・オブ・M)} -【ネタバレ】&color(white){二代目アントマン、ホークアイ、ヴィジョンが死亡。} -【ネタバレ】&color(white){ラグナロクによってソーを含むアスガードの神々が死亡。} **シークレット・ウォー(2004-2005年) -大型クロスオーバーイベント。 -ドゥーム不在時のラトヴェリアの首相ルシアが影でアメリカのヴィランを支援してテロを画策していたのが発覚。 --アーマー系B級ヴィランが、収支の取れない犯罪を続けられることに疑問を抱いたS.H.I.E.L.D.が調べたところ、ラトベリアから金が流れていたことが分かる。 -ニック・フューリーがルシアを叩こうとするも政治家に阻まれたので独断でヒーロー連れてルシアを暗殺。 -キャップ以外のヒーロー達の記憶を抹消して証拠隠滅。 -だが1年後、生きていたルシアがヒーロー達に報復攻撃を開始。 -結局ルシアを倒す事に成功はするものの、キャップがみんなに真相をバラす。 -【ネタバレ】&color(white){ニック・フューリーが失踪。} **ウルヴァリン:エネミー・オブ・ステイト(2005年) -ウルヴァリン誌(vol.2)でのメインストーリー展開。#20~31。 -ザ・ハンドに洗脳されたウルヴァリンが、シールドとスーパーヒーローを次々と襲撃。 -【ネタバレ】&color(white){エレクトラとウルヴァリンの手により、ハンドとヒドラは表面上壊滅する。} -フューリーが長官として在任しているので、シークレットウォー以前の時系列になるものと思われる(が、ニューアベンジャーズにも言及がある…)。 **ブレイクアウト(2005年) -ニューアベンジャーズの結成イベント。 -エレクトロがライカー島にあるラフト刑務所のセキュリティを破壊。収監されていた多数のスーパーヴィランが放たれてしまう。 -この大規模脱獄事件に駆けつけたヒーロー達がニューアベンジャーズとなった。 -【ネタバレ】エレクトロをそそのかした人物は&color(white){スクラル・エレクトラである。(関連:シークレットインベーション)} **ハウス・オブ・M(2005年) -大型クロスオーバーイベント。力を暴走させたスカーレットウィッチは、自分の望む世界へと現実を改変してしまう。 -&bold(){ストーリー} --アベンジャーズ・ディスアッセンブルドで発狂したスカーレットウィッチ。日ごと制御を失っていく彼女を殺すべきか否かの選択を迫られる[[X-MEN]]と[[ニューアベンジャーズ]]。 --そんな中、力を暴走させたスカーレットウィッチは、自らの能力で自分の望む世界へと現実を改変してしまう。 --その世界はマグニートー王家が治める、ミュータントに統治された平和な世界だった。 ---【ネタバレ】それは、全ての人の現世での望みが結実した、理想の世界のはずだった。&color(white){しかし望みが「本当の記憶を取り戻す」ことだったウルヴァリン}から世界のバランスが壊れ始める --ウルヴァリンは記憶を戻す能力を持つ少女レイラ・ミラーと共に仲間を集め、首謀者と思われるマグニートーへと反旗を翻した。 --この世界ではキャプテンアメリカは老人になっていた為、仲間にはしなかった。よってリーダーは我らがサイクロップスである。 --【ネタバレ】&color(white){スカーレットウィッチをそそのかし、世界を作り替えさせたのはクイックシルバーだった。} --【重大なネタバレ】&color(white){自分の名を利用されたことに激怒したマグニートーはクイックシルバーをワンダの目の前で殺害。絶望したワンダは、最後の力で現実を変える。「No more mutants-もうミュータントなんて要らない-」} -&bold(){結果} --【ネタバレ】&color(white){ホークアイは蘇生。} --【ネタバレ】&color(white){ウルヴァリンはそのまま本当の記憶をとりもどす。} --この事件の結果、地球上に存在する9割以上のミュータントからパワーが消失。ミュータント種は200人以下に激減。この日をMデイという。 --【ネタバレ】&color(white){この時に消えたパワーの反作用がフェニックスフォースの呼び水となり、後のAvXへと繋がる。} --謎の少女、レイラ・ミラーが初登場。 -「ハウス・オブ・M」とは「マグナス王家」という意味。(マグナスはマグニートーのミドルネーム) --この後、能力を失ったクイックシルバーの騒動を描く「サン・オブ・M」(マグナスの息子)が出版される **ディシメーション(2005年) -ミュータントの大半が能力を失ったM‐Day後の一連の出来事。 **プラネットハルク(2006年) -ハルクのストーリーライン。 -[[イルミナティ]]によって宇宙に追放されたハルク。 -不時着した惑星サカーに君臨する暴君レッドキングと戦い、王となる。 -ハルクという言葉が発音できない者は彼のことをグリーンスカー、グリーンキングなどと呼ぶ。 -闘技場で偶然にもシルバーサーファーと再会、彼はサヴェジ・サーファーとして闘技場の奴隷にされていた -戦いの中でハルクの知能が常人並みに上がる。 -【ネタバレ】&color(white){乗ってきた宇宙船が爆発し、サカーは壊滅。}ハルクは[[イルミナティ]]への復讐を決意。 -【ネタバレ】女闘士クレアは&color(white){爆発が原因で死亡。サカール&ヒロを出産} -ストーリーは2007年のワールドウォーハルクへと続く。 **アナイアレーション(2006年) -コズミックタイトルの大型クロスオーバーイベント。 -アニヒラス率いるネガティブゾーンの侵略群アナイアレーションウェーブ(破滅の波)がこちら側の宇宙を席巻する。 -スクラル帝国はほぼ全滅に近い損害を受けた。クリー帝国も甚大な被害を受ける。ほぼ無傷のシーアー帝国は対岸の火事と傍観していた。 -ノヴァ・コーズはリチャードライダーを残して全滅した。 -&bold(){結果} --【ネタバレ】ドラックスにより&color(white){サノスが殺害された。} --【ネタバレ】&color(white){だがデスと一緒に暮らせるようになったサノスはどこか幸せそうだった。} --【ネタバレ】ノヴァによりアニヒラスが殺害される。&color(white){だがアニヒラスの息子が誕生する。} **シビル・ウォー(2006年) -大型クロスオーバーイベント。超人登録法を巡り、全米のヒーローが推進派と反対派に分かれて戦争を始める。 -&bold(){ストーリー} --スタンフォードにおける超人同士のバトルに巻き込まれ、数百人の一般人が死んでしまうという痛ましい事件が起きた。 --ヒーローは統制されるべきという考えのもと、超人登録法が制定された。 --登録法をめぐってキャプテンアメリカを筆頭とする反対派とアイアンマンを筆頭とする推進派のバトルが始まった。 --【ネタバレ】ソーのクローンが&color(white){ゴライアスを殺害したことにより、戦争はいよいよ激化して行く。} --【ネタバレ】推進派だったスパイダーマンは&color(white){上記の事件により、反対派に寝返った。} --【重大なネタバレ】&color(white){キャプテンアメリカの投降により推進派が勝利。戦争は終結した。} --【ネタバレ】メイおばさんは&color(white){キングピンの狙撃を受け意識不明に。(関連:ワン・モア・デイ)} --【ネタバレ】キャプテンアメリカは&color(white){レッドスカルにより暗殺された。} -&bold(){結果} -このイベント以降、登録法が正式に施行された。ルーク・ケイジをリーダーとする新生[[ニューアベンジャーズ]]が結成。 --【ネタバレ】&color(white){狙撃犯への復讐を決意した}スパイダーマンはブラックコスチュームになった。 --全米50州に一つずつヒーローチームを配置するイニシアチブが誕生。 --新生[[サンダーボルツ]]結成。 --新生[[オメガフライト]]結成。 -コネチカット州スタンフォードはライター陣の一人、ジェフ・ローブが生まれ育った街である。 -シビルウォーとは『内戦』の意味で、特に「アメリカン・シビルウォー」と言えば『南北戦争』の事である。 **バック・イン・ブラック -スパイダーマンのストーリーライン -正体を公表した結果、メイ伯母さんが…(上記・シヴィルウォー【ネタバレ】参照) -復讐の為にブラックコスチュームを再び身に纏い、活動を開始。ワン・モア・デイへと続く。 **サイレント・ウォー(2007年) -[[インヒューマンズ]]とXメンのクロスオーバーイベント。 -クイックシルバーがインヒューマンの秘宝を盗み出した事をきっかけとして、インヒューマンと米国とが戦争状態に… -&bold(){結果} --【ネタバレ】&color(white){マクシマスがインヒューマンズの王に即位。} **ワールド・ウォー・ハルク(2007年) -大型クロスオーバーイベント。(関連:プラネットハルク) -ハルクとその軍団が復讐のため地球に帰還する。迎え撃つ地球のヒーロー達。 --宇宙船に乗せて自分を宇宙に追放した挙句、安住の地となった新天地をも爆破した(と彼は思っている)[[イルミナティ]]を恨むハルク。彼は宇宙で得た仲間達「ウォーバウンド」と共に復讐を決意する。 --シビルウォー以来、地下に潜っていたニューアベンジャーズもこの時ばかりはアイアンマンらと共闘している。 --かつてはハルクの友であり、ヴォイドによって彼を殺しかけたことがあるセントリーは当初は戦いを拒んでいた。 --【ネタバレ】ハルクは&color(white){最初からイルミナティを殺すつもりはなかった}。 -【ネタバレ】激しい一騎打ちにより互いにボロボロになったハルクとセントリー。最後の一撃を放ったのは&color(white){ブルース・バナー}であった。 -【ネタバレ】&color(white){宇宙船の爆発はレッドキングの部下が仕組んだもの。さらにウォーバウンドの一人、ミークはそのことに気付いていた。}(関連:プラネットハルク) -&bold(){結果} --【ネタバレ】&color(white){サカーではハルクの息子が生き残っていた。} --終了後、ハルクの知能は元に戻った。(理由は不明。) --レッドハルクや復活したソーが現れたのは時系列的にはこの事件の後である。 **ワン・モア・デイ(2007年) -スパイダーマンのストーリーライン。(関連:シビルウォー) -死に行くメイおばさんを蘇生させるためにピーターは人生を変えるある重大な決断をする。 -&bold(){結果} --【ネタバレ】&color(white){メフィストと取引をし、魔法により}メイおばさんを蘇生。死んでいなかったことに。 --【ネタバレ】&color(white){メフィストの取引の代償として}メリー・ジェーンとの結婚がなかったことに。 --【ネタバレ】&color(white){メフィストの魔法により}スパイダーマンの正体を全世界の人々が忘れる。(デアデビルやアベンジャーズを含む) --【ネタバレ】&color(white){メフィストの魔法により}ハリー・オズボーンが蘇生。死んでいなかったことに。 --上記4つははあくまで「改変」であり、歴史自体は変わっていない。 --【ネタバレ】&color(white){メフィストの魔法により}生体ウェブの設定が消滅。 -あまりの展開に脚本家J・マイケル・ストラジンスキーはマーベル編集長のジョー・ケサーダに「読者に説明のしようが無い」と異議を唱えた。 --この抗議に対してケサーダ編集長の放った&b(){「魔法だから説明の必要は無い」}という一言が物議を呼んだ。 -これ以降のアメイジング・スパイダーマン誌は月3回刊行になりブラン・ニュー・デイと称される。 **アナイアレーション・コンクエスト(2007-2008年) -コズミックタイトルの大型クロスオーバーイベント。(関連:アナイアレーション) -生体機械ファランクスがクリー星に侵入、同化。アナイアレーションを戦った者たちも次々に同化されていく。 -ファランクスの正体は地球を脱出したウルトロンだった。 **エンデンジャード・スピーシーズ(2007年) -Xメンのクロスオーバーイベント。 --各誌の巻末に短編が掲載されるという形であり、通常のクロスオーバーとは異なる。 -ミュータント絶滅の危機に対し、ビーストはハイエボリューショナリー、ドゥーム、シニスターら天才ヴィラン達に協力を求める。さらにダークビーストも登場 **メシア・コンプレックス(2007-2008年) -Xメンのクロスオーバーイベント。 -Mデイ以降、初めて生まれたミュータントの赤ん坊を巡ってXメン、マローダーズ、ピュリファイアーズが入り乱れ激しいバトルを繰り広げる。 -【ネタバレ】ケーブルの未来では赤ん坊は&color(white){ミュータントと人類双方にとっての救世主。} -【ネタバレ】ビショップの未来では赤ん坊は&color(white){ミュータント迫害の原因となった大量殺人者。} -&bold(){結果} --【ネタバレ】ケーブルは赤ん坊を&color(white){連れて未来へ。} --【ネタバレ】ビショップは赤ん坊を&color(white){狙ってケーブルの未来へ。} **オンスロート・リボーン(2007-2008年) -『Onslaught Reborn』その名の通りオンスロートが復活。フランクリン少年が正史世界からリボーン世界へ再び移行する。 -【小ネタ】特別表紙絵(ジャケット)にはワイルドストーム関連の人たちが作画。 -【ネタバレ】リボーン世界のホークアイの秘密が明かされる。&color(white){その正体は異世界のウルヴァリンだった}。 -【ネタバレ】少女バッキーがオンスロートを異次元空間へと道連れに。その結果、&color(white){バッキーは正史世界へ}。 **ディバイデッド ウィー スタンド(2008年) -X-MENのクロスオーバー。 -メシアコンプレックス事件後のチームのそれぞれのその後を描く。 -マジック、現世に帰還。 **[[シークレット・インベージョン>エピソード:シークレット・インベージョン]](2008年) -大型クロスオーバーイベント。 -擬態能力により地球のヒーローやヴィランに化けて潜入していたスクラル達。彼らの一斉攻撃が始まった。 -&bold(){結果} --【ネタバレ】スクラルによって擬態された全員は&color(white){生きていて、アイアンマンによって救出されて地球に帰ってきた。} --【ネタバレ】&color(white){スクラルによって爆弾にされたワスプ}は死亡。 --【ネタバレ】トニー・スタークは&color(white){失脚。エクストリーミスも失う。} --【ネタバレ】アベンジャーズ、S.H.I.E.L.D.、イニシアチブは&color(white){ノーマン・オズボーンの指揮下に。} **X-インフェルナス(2009年) -マジックのX-MEN復帰を描くエピソード。全四号。 **ダークレイン(2009年) -大型クロスオーバーイベント -絶大な権力を手にしたノーマン・オズボーンが有力ヴィランを集め、秘密結社を結成。(表向き)合法的な手段でのアメリカ支配を開始する。 --表向きはヒーローとして、元ヴィラン中心にアベンジャーズの名を騙って編成した「ダークアベンジャーズ」を結成。 ---アイアン・パトリオットは&color(white){アイアンマンの装備をつけたノーマン本人}。 ---ホークアイは&color(white){ブルズアイの変装}。 ---ウルヴァリンは&color(white){ローガンの息子ダケン}。 ---ミス・マーベルは、ミズマーベルの過去の衣装を着た&color(white){サンダーボルツのムーンストーン}。 **ユートピア(2009年) -ダークレイン展開と繋がる、ダークアベンジャーズとX-MENのクロスオーバー。 -反ミュータント運動が激化。ミュータントも応戦し、暴動に発展。鎮圧すべく[[ダークX-MEN]]が結成される。 --【ネタバレ】エマが&color(white){ダークX-MENのリーダーになる}が、&color(white){それは敵内部に入り込む策略だった}。 --【ネタバレ】サイクロップスが&color(white){独立国家を建国}。 **ウォー・オブ・キングス(2009年) -宇宙を舞台とするタイトル間の大型クロスオーバーイベント。 -シャイア領内に逃げ込んだスクラル残党を追うインヒューマンがシャイアと交戦。 --クリーを支配下に置いたインヒューマンと、シャイアを支配下に置いた皇帝バルカンの戦争へと発展。 --【ネタバレ】バルカン、ブラックボルト、&color(white){共に最終兵器Tボムの爆発に巻き込まれ消滅。その宙域に次元の裂け目が出来る。} --アニヒラス残党とブラスターらによるネガティブゾーンの軍勢も介入。ダークホークの肉体を支配下に置く。 --【ネタバレ】リランドラはスタージャマーズ&ガーディアンズオブギャラクシーによって救出され、&color(white){帝位に復帰するが、直後に暗殺されてしまう。} ---【ネタバレ】グラディエーターが &color(white){民衆から帝位に就くよう乞われる。} **メシア・ウォー(2009年) -メシア三部作の第二弾。 主にケーブル誌とX-FORCE誌のクロスオーバー。 --未来世界を舞台に、メシア殺害を目論むビショップと、守ろうとするケーブルとの戦いが繰り広げられる。 --それぞれの思惑をはらみ、ストライフとアポカリプスが参戦する。 **ネイションX(2009年~2010年) -X-MEN系各紙とデッドプール誌によるクロスオーバー -カリフォルニア沖の島で独立を果たしたX-MEN率いるミュータント国家を舞台にした展開。 -【ネタバレ】&color(white){マグニートーが自ら投降し、X-MEN入りする}。 -【ネタバレ】&color(white){サイクロップスがエマの中のヴォイドを引き受け、封印する}。 **ネクローシャ(2009年~2010年) -X-MEN系クロスオーバー -ミュータントの死者をテクノオーガニックウイルスにより次々蘇生し、配下に加えたブラッククイーンの軍団がユートピアに侵入。 -ジェノーシャを舞台に、大量のミュータントの蘇生が始まる。 -【ネタバレ】&color(white){大量の蘇生者の魂を生贄とし、セレーネは神となるが、自らの持つ魔剣によって倒された}。 -【ネタバレ】&color(white){ブリンクとモーティスは逃亡}。その他、何人かの蘇生者がそのまま行方をくらましている。 **レルム オブ キングス(2009年~2010年) -ウォーオブキングスのその後を描く宇宙系クロスオーバー。 -シャイア皇帝となったグラディエイターは内乱の平定に乗り出す。 -インヒューマン女王となったメデューサはクリー帝国の維持に奮闘するが、内部に不穏な動きを抱えていた。 ---- *2010年代 **[[シージ>エピソード:シージ]](2009~2010年) -オズボーンのアスガード侵攻に端を発する大型クロスオーバー。 -アスガードの危機にアベンジャーズらヒーローが結集する一大最終決戦編。 --シビルウォー、シークレットインベージョン、ダークレイン、と続いてきた展開の最終章とも言える。 -【ネタバレ】&color(white){オズボーンは逮捕される事となり、切り札だったセントリーも暴走の末に死亡する}。 **ドゥームウォー(2010年) -ビブラニウムを狙うドゥームがワカンダに内乱を起こし、国王ブラックパンサーはX-MENに協力を求める。 **[[セカンド・カミング>エピソード:セカンド・カミング]](2010年) -X-MEN系の大型クロスオーバー。 -ケーブルとホープが現代に帰還し、ユートピアに合流。救世主と呼ばれる彼女を狙い、統合された反ミュータント組織が一斉攻撃を開始。 -ニムロッド軍団がユートピアを襲撃。多くの戦死者を出しながらX-MEN達は激闘を繰り広げる。 **フォールオブザハルクス(2010年) -レッドハルクが&link_anchor(M.O.D.O.K.,page=Bios【マーベル】英数){M.O.D.O.K.}によって造られた存在と判明するが… -リーダー、&link_anchor(M.O.D.O.K.,page=Bios【マーベル】英数){M.O.D.O.K.}らによる組織「インテリジェンシア」がリード、ピム、マッコイら八人の天才を拉致すべく行動を開始する。 -【ネタバレ】&color(white){ロス将軍はレッドハルクに殺害されたとの事だが…} -【ネタバレ】&color(white){ハルクの息子スカーが}ヒーローとして活動を始める。 -【ネタバレ】&color(white){ブルース・バナーに遺伝子上の娘がいた}事が判明する。 **ワールドウォーハルクス(2010年) -ハルク系キャラクターとデッドプールによるクロスオーバー。 -ヒーロー達が一斉にハルク化してしまう。 --【ネタバレ】レッドハルクの正体は&color(white){ロス将軍}だった。 --【ネタバレ】レッドシーハルクの正体は&color(white){ベティ・バナー}だった。 --【ネタバレ】&color(white){最終的にハルク化したヒーローたちのエネルギーを吸収したブルース・バナーがレッドハルクを撃破する。} **シャドウランド(2010年) -スパイダーマン、アイアンフィスト、デアデビル、エレクトラ、パニッシャー、ルークケイジ、ゴーストライダー、サンダーボルツらによるクロスオーバー。 -マツオの死後ザ・ハンドの首領となったデアデビルがギャング狩りを開始。調査に乗り出したヒーロー達と激突する。 --【ネタバレ】&color(white){ブルズアイがデアデビルの手によって}殺害される。 --【ネタバレ】デアデビルの変心の原因は&color(white){ザ・ハンドが召喚した悪魔の仕業だった。} ---【ネタバレ】&color(white){アイアンフィストの一撃により正気を取り戻したマットは、自分を見つめなおす旅に出る。} -新ヒーロー、二代目パワーマン登場。 **ヒロイックエイジ -シージ後のアベンジャー系ストーリーライン。 -クロスオーバーと言うよりは、キャンペーンタイトルのようなものかもしれない。 **カース・オブ・ザ・ミュータンツ -新創刊されたX-MEN誌のストーリーライン。 -謎の吸血鬼の自爆テロによりジュビリーが吸血鬼化。調査によりヴァンパイアが全米に蔓延していた事が判明。 -映画でおなじみの吸血鬼ハンター・ブレイドと手を組む。 --【ネタバレ】ウルヴァリンとブレイドが&color(white){ヴァンパイアになったジュビリーの命を巡って争う。} -X-MENは新たな吸血鬼軍団に対抗すべく、ドラキュラ伯爵を蘇生させる事に… **カオスウォー(2010年~2011年) -神々の戦いを描く、ハーキュリー誌を主軸としたクロスオーバータイトル。 -アマツミカボシが混沌の邪神と化し、ハーキュリーは神々を集めゴッドスクワッドを組んで対抗する。アベンジャーズ、ハルク、X-MENら各ヒーローも登場。 -デッドアベンジャーズ等、死者によるチームが登場。バンシーやサンダーバード(初代)の姿も。 **フィアー・イットセルフ(2011年) -2011年の大型クロスオーバーイベント。 -恐れていた事が起きる?!という趣旨で「各キャラが内心に抱える恐怖」の予告イラストが次々発表されていた。 -レッドスカルの娘シンが父の残した大戦中の儀式の記録からアスガードのハンマーの位置を特定。力を手に入れる。 -シンがオーディンの宿敵サーペントの封印を解く。7つの神の武器が地球各地に飛来。 --ジャガーノート、ハルク、タイタニア、アブソービングマン、アトゥマ、ザ・シング、ガーゴイル、が武器を手にし、強大なパワーを得る -シン、ナチスのロボット軍団と共にアメリカを攻撃。 --【ネタバレ】パワーアップしたシンが&color(white){キャプテンアメリカ(バッキー)}を殺害。&color(white){…したかに思われたが一命を取り留めた。} --【ネタバレ】アイアンマンはオーディンに直訴し、&color(white){魔法の武具を手に入れ、仲間と共に装備。サーペントに立ち向かった}。 **エイジ・オブ・X(2011年) -X-MEN LEGACY誌、NEW MUTANS誌を中心としたクロスオーバー -僅かに生き残ったミュータントが結界内に籠城している世界で、ローグはこの世界の真実に迫っていく… **X-MEN スキズム(2011年) -サイクロップスとウルヴァリンが若手ミュータントの扱いを巡って決定的な断裂を起こしてしまう。 --【ネタバレ】&color(white){ウルヴァリンは一部のメンバーを連れて独立。ジーングレイ学園を設立}。 **AVENGERS: X-SANCTION(2012年) -AvsXの前章。テクノオーガニックウイルスによって余命24時間となった老体のケーブルが未来から帰還する。 -ケーブルはなぜかアベンジャーズメンバーを狙い、一人、また一人と倒していく… **A vs X (2012年) -AVENGERS vs XーMEN。ホープとフェニックスフォースを巡り、アベンジャーズとX-MENが激突。 -ホープを奪うべくユートピアに乗り込んだアベンジャーズに、サイクロップスは攻撃を開始。 -宇宙の彼方より地球を目指し、ついに月面に来訪するフェニックス --【ネタバレ】フェニックスを迎撃するアベンジャーズだが、&color(white){トニーの対フェニックスアーマーの攻撃で分裂し、サイク、エマ、コロッサス、マジック、ネイモアの五人に}フェニックスフォースは宿ってしまう。 -【ネタバレ】&color(white){五人は地球上の全兵器を破壊し、砂漠を緑化し、エネルギー問題を解決し、世界に(強権的に)平和と繁栄をもたらす}。 -アベンジャーズだけが戦いを継続。しかし、フェニックスフォースにソーさえも太刀打ちできず、負傷者が続出していく。 --【ネタバレ】&color(white){一方、ホープはフェニックスと恐れずに対峙するためにアベンジャーズの面々から薫陶を受ける}。 --【ネタバレ】&color(white){戦いを続けるうちに、フェニックスの力は五人の精神を蝕み、まずネイモアが、続いてコロッサスとマジックが、破壊衝動に呑まれた挙句に倒れ、力を失う}。 --【ネタバレ】&color(white){フェニックスフォースは人数が少なくなるにつれ強大かつ制御不能となり、精神を冒されたサイクロップスはプロフェッサーXを殺害してしまい、ついにダークフェニックス化}。 --【ネタバレ】&color(white){成長したホープとスカーレットウィッチが力を合わせフェニックスを消滅させる。サイクロップスはアベンジャーズによって逮捕・投獄される}。 -フェニックスフォースの余波によるものか、新たなミュータントが世界中に発生。ミュータント絶滅の危機は回避された。 **MARVEL NOW! (2012年) -A vs X後に再編された各ヒーローチームを描く展開。アベンジャーズとXーMENの混成チームが誕生。 --【ネタバレ】ビーストは悲劇を繰り返さないために&color(white){過去のファーストファイブに現況を見せつけるべく、タイムスリップして現在に連れて来る。} --【ネタバレ】アベンジャーズ別働隊のチームリーダーに&color(white){ハボック}が抜擢される。 --【ネタバレ】&color(white){レッドスカルがプロフェッサーXの遺体と脳を手に入れ、テレパス能力を得る}。 **PUNISHER WAR ZONE (2012年) -殺人を止めようとするスパイダーマンをパニッシャーが倒した事から、アベンジャーズとの対決が始まる。 -同名映画とは無関係。 **アベンジャーズアリーナ(2013年) -アーケイドが若手アベンジャーをマーダーワールドに拉致監禁し、互いを殺し合うように迫る。 -監禁されたのは、エイペックス、アナクロニズム、ブラッドストーン、キャミ、チェイス、ライカー、X-23、ジャストン、ナラ、レプタイル、ニコ、ハズマット、メトル、レッドレイブン、ダークホーク、キッドブリテン -【ネタバレ】&color(white){機械を支配するパワーを持つエイペックスが、密かに仲間を操り攻撃を行なっていた事が判明。チェイス、ライカー、ジャストン(のメカ)を支配し}敵対を開始する。 -地下のコントロールルームに辿り着いた【ネタバレ】&color(white){エイペックスがワールド乗っ取りを狙ってアーケードを倒すが、支配から脱したライカーがエイペックスを撃ち、}死のゲームは終了する。 -最終的な犠牲者は(おそらく)6名。この事件はマスコミに報道され、ヒーロー教育問題として取り沙汰される事になる。 --【ネタバレ】&color(white){ちゃっかり生きていたアーケードはこの殺人ゲームの録画をyoutubeにUP}。祝杯を上げた。 -アベンジャーズ・アンダーカバーへと続く **エイジオブウルトロン(2013年) -ウルトロン軍団の攻撃により崩壊したNY、隠れ家に集まるヒーロー達… 多くのヒーローが戦死した中、生き残ったヒーロー達は絶望的な状況の中、残された戦力で解決の糸口を探ろうとしていた。 --まるで荒廃した未来世界の出来事のようだが、アース616、正史世界の出来事。 --【ネタバレ】&color(white){さらなる犠牲の上で手に入れた情報により、ウルトロン本体は未来にいると判明}。 --【ネタバレ】&color(white){生き残ったヒーロー達は精鋭軍を未来へ送りウルトロン軍と戦うも、全滅}。 --【ネタバレ】&color(white){ウルトロン自体を無かった事にするため、ウルヴァリンは過去に飛んで生みの親であるピムを殺害}。 --【ネタバレ】&color(white){歴史改変の結果、元の世界は別の理由で荒廃。スタークの説得でウルヴァリンは再び過去へ飛ぶ}。 --【ネタバレ】&color(white){ウルヴァリンはピム殺害の現場に戻り、自分を止め、スタークの語ったウルトロン破壊案を伝える}。 --【ネタバレ】&color(white){現代は元通りの世界に修復され、ウルトロンはスタークとピムの作戦で破壊される}。 --【ネタバレ】&color(white){ウルヴァリンの歴史改変のダメージで時空連続体が崩壊。あらゆる平行世界に亀裂が発生}。 ---結果:【ネタバレ】&color(white){IMAGEユニバースからアンジェラがMARVEL世界に迷い込む}。 **バトル・オブ・ジ・アトム(2013年) -X-MEN系のクロスオーバー。全10号。 -過去から現代に連れて来られた若きファーストファイブが世界に危機を招く…? -センチネルの襲撃を受け、ジーングレイ学園と新エグゼビア学園の面々とが共闘。帰還した後、ジーン学園のタイムキューブが突然勝手に作動し始め… --【ネタバレ】未来のX-MENが現代に出現。若きファーストファイブを過去へ戻さなければ大変な事になると言う。 --【ネタバレ】&color(white){若ジーンは彼ら未来組が精神ブロックをしている事に不信感を抱き、若サイクと二人で逃走を始める}。 --【ネタバレ】&color(white){未来X-MENの中には「未来で成長して大人になった若ジーン」がいた}。彼女との接触で若ジーンも帰還を了承する。 --【ネタバレ】既に未来を垣間見ていたイリアナは、&color(white){自身が未来に赴き、未来のX-MENと接触。結果、現代に来た未来チームは偽物と判明}。 --【ネタバレ】未来から来た&color(white){偽}X-MEN&color(white){=未来ブラザーフッド} vs 未来から来た&color(white){本物の未来}X-MEN&color(white){+現代のX-MEN、}入り乱れての戦いが始まる。 --【ネタバレ】戦場に現れたSHIELD&color(white){とセンチネル}がその場にいるミュータントに対し無差別攻撃を開始。&color(white){それを引き出すことが未来ビースト達の目的だった}。 --【ネタバレ】&color(white){過去ファーストファイブの奮戦により、敗北したブラザーフッドは拘束され、未来へ帰る}。 --結果:【ネタバレ】&color(white){SHIELDによるミュータント迫害の存在を両学園のX-MENは再認識。ウルヴァリン達が若X-MENを守ってくれなかった事から、シャドウキャットは若X-MENと共に}サイク側に移籍する。 --結果:【ネタバレ】未来から来た&color(white){ストームの娘は}ジーングレイ学園に残ることになった。 **インフィニティ(2013年) -アベンジャーズ系タイトルと宇宙系タイトルを中心とした大型クロスオーバー。コアシリーズ全6号+タイイン多数。 -サノスの先触れ、ブラックオーダーであるコーバス・グライブは、尖兵となる人造生命体アウトライダーズと共に地球へと向かった。 -アベンジャーの殆どが地球を離れた隙を突き、サノスは地球侵攻を開始。 --結果:【ネタバレ】サノスとの対決で&color(white){インヒューマンズの首都アティランが崩壊し、NYに墜落。テリジェンミストが大量散布されてしまう}。 --【ネタバレ】&color(white){ブラックボルトはサノスの地球侵攻の真の目的がサノスの息子セインを殺す事だと知り、この情報をイルミナティに伝える}。 --結果:【ネタバレ】サノスは&color(white){息子のパワーにより生きたまま硬められ、アベンジャーズの手で封印される}。 --結果:【ネタバレ】後にアティランは&color(white){リバティ島付近の地上に再建され、ニューアティランと呼ばれる事となる}。 **アンキャニー・アベンジャーズ:アポカリプス・ツインズ~ラグナロク・ナウ(2013年) -MARVEL NOW!から続くUNCANNY AVENGERS誌のストーリーライン。 --クロスオーバータイトルではないが、展開の規模は大きく、壮絶。 -未来から来た「アポカリプス・ツインズ」ウリエル&エルミンと、死せる四騎士の適者生存計画が始まり、人類に大いなる危機が迫る。 -一方で、カーンもまた様々な時代から有力な超人を集め、クロノスコァを結成する。 --【ネタバレ】ローグは&color(white){ツインズに力を貸そうとするスカーレットウィッチを殺害。四騎士と化したグリムリーパーとの戦いでそのローグも戦死する}。 --【ネタバレ】&color(white){死の淵にあるスカーレットウィッチに全エネルギーを供給し、ワンダーマンも消滅。死の間際}、スカーレットウィッチの力が発動する。 --【ネタバレ】世界中からミュータントがツインズの宇宙船に転送・監禁されるが、&color(white){ミュータントの拉致は、セレスティアルが地球を滅ぼすべく現れる事を知ったツインズが種の保存のため行った事だった}。 --【ネタバレ】キャップは&color(white){エルミンを宇宙へ放り出す事に成功し}、ソーは&color(white){ウリエルを撃破}。ピム、トニー、ドゥーム、ハルクが力を合わせ、&color(white){地球をセレスティアルから守るためのバリアを形成する}。 --【ネタバレ】しかし、&color(white){奮闘むなしく、地球は木っ端微塵に粉砕され、生き延びた}ミュータント達はアポカリプスの船に捉えられたまま&color(white){別の惑星に保護され、新たな生活を送る事になる}。 ---この生活の中、ハボックとワスプの間に娘が産まれる。 --【ネタバレ】カーンの協力により&color(white){地球崩壊前にタイムスリップ。最終決戦が再び始まる}が、これはカーンが&color(white){セレスティアルズの力を手に入れる企みだった}。 ---【ネタバレ】未来からの援軍の出現と、&color(white){サンファイアとハボックがセレスティアルズの力を得た事によりカーン}は敗退。ツインズの宇宙船も撃沈される。 --結果:セレスティアルズは倒され、ツインズと生き残った四騎士(ダケン、グリムリーパー)はいずこへかと姿を消す。 --結果:【ネタバレ】ハボックは&color(white){火傷で醜い姿となり}、ローグは&color(white){ワンダーマンの力を定着させてしまう}。 **インヒューマニティ(2013年) -インヒューマンズを中心としたクロスオーバーイベント。アベンジャーズ、X-MEN、ノヴァ、スパイダーマン、等が参戦。 -世界中にインヒューマンのサナギが出現。保護、破壊、それぞれの思惑が交錯する。 -先の戦いで散布されてしまったテリジェンミストを浴び、市民が次々とインヒューマン化。若きヒーロー達は彼らの制止や保護に向かう。 --新たなインヒューマンは「ニュー・インヒューマンズ」と呼称される。 ---- **レボリューショナリー・ウォー(2014年) -MARVELのイギリス作品世界のキャラクター達が、20年ぶりにキャプテンブリテンと共に正史世界へ合流。 **アベンジャーズ・アンダーカバー(2014年) -アベンジャーズアリーナの続編。 -生き残った面々はそれぞれの生活に戻っていたが、ハズマット、ニコ、チェイス、キャミ、アナクロニズム、デスロケットは、ヴィランと合流したブラッドストーンによってアーケイドへの復讐戦に誘われる。 -一行はブラッドストーンに招かれ、ジーモの新マスターズのメンバーとして勧誘される。一行が若手ヴィランと親交を深めていく中、キャミは一人ジーモとマスターズに立ち向かっていく。 -結果:【ネタバレ】ジーモを利用しようとした&color(white){アーケイドは拷問に掛けられるも、命は奪われなかった}。デスロケットは&color(white){マスターズの一員として残る事を選ぶ}。 **オリジナル・シン(2014年) -ミステリー仕立ての展開から、思わぬマイナーヴィランの登場、衝撃の第二の事件、と戦闘主体ではない展開の大型イベント。 -本編9話(#0-9)、及びタイイン多数。 -ウォッチャーが月面基地にて何者かに殺害され、フューリー達は現場に駆けつけるが、その遺体からは眼球が持ち去られていた… -真実を暴くというその力を欲したミダスとその配下が現れ、眼を巡る争いが繰り広げられる中、隠された真実が次々明らかになる。 --【ネタバレ】フューリーは今までずっと、&color(white){ハワード・スタークの後を継ぎ、地球を守るため異星人殺しの裏の仕事を続けていた}。 --【ネタバレ】ソーに&color(white){妹=アンジェラがいた事}が判明。&color(white){フューリーに何事かを囁かれると、ソーは途端に雷神の力}を失う。 --【ネタバレ】デアデビルは&color(white){母を殺した犯人}を知る。ハルクは&color(white){ハルク誕生時の事故の原因がスタークにある}と知る。 -血清の効果が切れ老化したフューリーは、信頼の置けるヒーローを集め、自身の死後の&color(white){裏稼業の「引き継ぎ」を求めるが、決裂。ミダスを交えた三つ巴の戦いとなる}。 -【ネタバレ】ウォッチャーを殺害した真犯人は&color(white){フューリーだったが、それはウォッチャーが代替わりを求め、自ら殺されようと望んだ結果だった(ように見える)}。 -結果:【ネタバレ】ウォッチャー=ウアトゥ死亡。フューリーはミダスを倒し爆発と共に消える。&color(white){フューリーは生き延びていたが、その姿はまるでウォッチャーのように変貌していた}。 -結果:【ネタバレ】フューリーの&color(white){裏の任務はウィンターソルジャー}が引き継ぐ事となる。 **デス・オブ・ウルヴァリン(2014年) -再生能力を失ったウルヴァリンは仇敵達から命を狙われ始める… ウルヴァリンの最期を描くタイトル。 **アベンジャーズ&X-MEN:AXIS(2014年) -UNCANNY AVENGERS展開より続く大型イベント。本編9話+各紙タイイン。 テーマは「逆転」。 -プロフェッサーXの力を手に入れたレッドスカルがオンスロートと化し、アベンジャーズ・X-MEN連合軍が立ち向かう。 -スカルを倒すため、ワンダやストレンジ達はその内に眠るプロフェッサーの意識とスカルの意識を反転させる魔術を発動。 --スカルは力を失うが、この術の余波でその場にいた者達の善悪が反転してしまう。 -【ネタバレ】ヒーロー達が次第に邪悪さを増し、各地で混乱が巻き起こる中、&color(white){スティーブは事態を解決する鍵、逆転してエグゼビアの意識が蘇った状態の}スカルを脱獄させる。 -【ネタバレ】大混戦の中、&color(white){ドゥームとブードゥーがワンダを操り、エグゼビアが加わり、}再度魔術を発動。一部の例外を残し、善悪反転現象は解除された。 -結果:【ネタバレ】ワンダとマグニートーの戦闘中、&color(white){ワンダとピエトロはマグニートーの血縁では無い事が判明する}。 -結果:【ネタバレ】&color(white){ハボックとトニーは悪のまま、セイバートゥース善のまま}、魔術儀式から逃れてしまう。 -結果:【ネタバレ】ヒーロー達の犯した悪事は、&color(white){事前にカーネイジらが「AXIS of Evil」を名乗って犯行声明を用意することで、操られていただけだった、と世間に思わせる事に成功している}。 --結果:【ネタバレ】スカルは&color(white){レッドスカルに戻り、ドゥームに引き渡され、ラトベリアに拘禁される事となる}。 **スパイダーバース(2014年) -「アース1」のモールン達により、様々な並行世界のスパイダーマンが食料として狙われ、多数の平行世界が入り乱れた戦いが始まる。 ---- **タイム・ランズ・アウト(2015年) -アベンジャーズ誌のストーリーライン。時系列はAXIS後。シークレットウォーズに向けた多元世界衝突の物語。 -無数の多元世界同士が引かれ合い、衝突する現象「インカージョン」が始まった。ヒーロー、ヴィラン達はこの現象にそれぞれの立場から立ち向かう。 --ネイモアは別次元の破壊をよしとしないイルミナティを見限り、サノス達と新生カバルを結成し、異次元抹消を含むあらゆる手段を使って正史世界の生存のために活動し始める。 --ドゥームはモレキュールマンと力を合わせ、独自に解決策を模索し始める。 --サンスポット&キャノンボールを中心として、新生ニューアベンジャーズ、マルチバースアベンジャーズが結成される。 -【ネタバレ】リードとピムは&color(white){超存在ビヨンダーズが壮大な世界実験として「全次元抹消」を目指している事を解明}。ドゥームは&color(white){モレキュールマンこそが次元崩壊を引き起こすために用意された特異点である事を突き止め、生き残りをかけ、他の次元のモレキュールマンの抹殺を開始する}。 -結果:【ネタバレ】ドゥーム、ストレンジ、モレキュールマンの三人は&color(white){ビヨンダーズに計画を見ぬかれ、彼らの元に拉致される。他の全次元のモレキュールマンが同時に抹殺され}、殆どの次元が崩壊するが、&color(white){ドゥームはモレキュールマンと力を合わせ、ビヨンダーズの殺害に成功。ビヨンドと名乗る至高存在と接触し…} //**MARVEL&DCのクロスオーバーイベント(仮) //-アーティストにより、両社のクロスオーバーが再び発生する事が認められた。 //--が、企業による公式発表は無く、特にそれらしい展開も無いまま終わり、アーティストによるお遊びだったと思われる。 //-次のような伏線?から、ファンの間では以前から噂があった //--DC側でも時間・次元を超えてのイベントが発生中 //--MARVEL側で異次元に消えた宇宙船がDC世界で観測される //--両者で同じ用語(インカージョン、ブリード)が使用される //--両者で相手方のヒーローを彷彿とさせる(バッタモン系)チームが異次元から来訪 **シークレットウォーズ(2015年) -アルティメット世界vs正史世界。最後に残った二つの世界がついに激突。生き残りを賭けた戦いが始まる。 -残る二つの世界もついに消滅。……新たに、様々な世界の欠片が融合した「バトルワールド」が誕生する。 -バトルワールドとして用意された惑星に「正史」「アルティメット」「シビルウォー」「ワールドウォーハルク」等、様々な時代・並行世界が配置され、多数の領域同士の争いが始まる。 -バトルワールドの世界ではドゥームが神として君臨しており、ヒーロー、ヴィランはそれぞれの思惑で群雄割拠の世界の中を戦い抜いていく。 -全次元が崩壊する前に船に乗って生き延び、元の正史世界の記憶を残した少数の面々は、なんとか元の世界を取り戻そうとするが… **空白の八ヶ月 -シークレットウォーズの後に世界が再構成され(?)、再び各連載が始まるまでの間、語られない八ヶ月の空白期間が設定された。 -アルティメット世界は消滅? しかし、マイルズ・モラレスは正史世界に存在。幾つかの平行世界の継続も確認されている。 --全次元が統合されたワケではないようだ。 **オールニュー・オールディファレント(2015年) -シークレットウォーズにより世界が再構成された後、心機一転で始まる一大キャンペーンタイトル。 --全体的に、若く新しいキャラクター達を前面に立てた印象となっている。 -スクィレルガール、Ms.マーベル(カマラ)、マイルズ・モラレス等の若手ヒーローがアベンジャーズ入り。 -アマデウス・チョがハルク化。 -シンギュラリティが正史世界に存在するが、彼女の事をAフォースの面々は記憶していない。 -ミュータント差別が再燃。インヒューマンからですら嫌悪される事も。 -サイクロップスが謎の死を遂げ、彼の遺志を継ぐミュータントギャングが出現する。 --生前にサイクロップスがインヒューマンズを攻撃? -テリジェンミストが原因でミュータントに死病「M-Pox」が発生。インヒューマンとミュータントの対立が深まる。 -マグニートー率いるX-MEN別働隊が誕生。エンジェルがアークエンジェルに戻る。 ---- **アベンジャーズ:スタンドオフ(2016) -キャプテンアメリカ(スティーブ・ロジャース)が超人血清を持っている肉体を取り戻す。 -コヴィックはまた利用される事を嫌い、ウィンター・ソルジャー(バッキー)についていく。(その際にサンダーボルツ結成を促す。) **スパイダーウィミン(2016年) スパイダーグウェン、スパイダーウーマン、シルクの3誌のクロスオーバーイベント。 アース65にて遊んでいた3人。シルクはふと、この世界における自分の家族がどうなっているか気になり「自宅」へと向かってしまう。 しかし、この世界の邪悪なシルクが3人を見つけてしまい、プライムアースとアース65の2つの世界を巡る争うが始まる……。 -結果:【ネタバレ】&color(white){スパイダーグウェンを噛んだ蜘蛛はこの世界のシルクが作ったもので、「シルク」はグウェンを憎んでいる}。 -結果:【ネタバレ】&color(white){スパイダーグウェンは治療薬をうたれてしまい、能力が大幅に弱体化。以降、能力を支える機械がないと満足にスパイダーウーマンとしての活躍ができなくなる}。 **シビルウォーII(2016年) -未来の罪を裁くのは正義なのか!? 予知能力によって罪を犯す前に介入すべきか否かでヒーロー達が二派に分かれて争う。 -「未来予知を根拠として未然に事件を防ぐべき」側のリーダーはキャプテンマーベル(キャロル) --判明しているメンバーは、キャプテンアメリカ、スパイダーマン、ホークアイ、シーハルク、ウォーマシン、等 -「未来予知を根拠としての事前攻撃・逮捕はすべきでない」側のリーダーはアイアンマン --判明しているメンバーは、ソー(ジェーン)、スターロード、ファルコン、ブラックパンサー、ブラックウィドウ、等 -新たにインヒューマンとなった青年、ユリシーズの未来視能力によってサノスの起こす危機を察知。キャロル達は奇襲を仕掛けるが… **アポカリプス・ウォー(2016年) -アポカリプス復活!? X-MEN系タイトルによるクロスオーバーイベント。 -リンボへと本拠地を移したジーングレイ学園の面々、およびX-MENが多事多難に見舞われる中、復活したダークライダーズ、そして、コロッサスを含む新たなフォーホースメンとの戦いが始まる。 **デッド・ノー・モア:クローン・コンスピラシー(2016年) -ある意味クローン・サーガの続編/完結編とも言えるスパイダーマン系のクロスオーバー。 -謎の怪人アヌビスによって、かつてスパイダーマンの周囲で死んだ者たちが次々とクローンとして復活。アヌビスとその配下となったヴィランたちがスパイダーマンに迫る。 -【ネタバレ】&color(white){アヌビスの正体は、ジャッカルに復活させられて暴走したベン・ライリーだった}。 -【ネタバレ】&color(white){ピーターに敗れたベンは自分を見つめ直す旅に出る。新シリーズ「ベン・ライリー:スカーレット・スパイダー」スタート}。 **ディバイデッド・ウィー・スタンド(2016年) -シビルウォーII終了後の新体制による各タイトル刷新。 -若手メンバーだけを集めた新「チャンピオンズ」、新たにアイアンマンとなった少女、等、若手&新人が目立つ体制に。 **デス・オブ・X(2016年) -空白期間の間に起きていた、サイクロップスの死の真相がついに明かされる。 -新たなインヒューマンズを生み出す「テリジェン・コクーン」は世界各地に散らばり、その一つを狙うヒドラが日本に出現するが… **インヒューマンズ VS X-MEN(2016年) -テリジェンミストを介して地球中に拡散し、ミュータントを死に至らしめる病、M-ポックス。多くの犠牲を出して尚、未だインヒューマンズは解決策を見つけられずにいた。 -避難所X-ヘイブンに救急キャンプが設営されるが、治療は不可能。幼い少女が目の前で死んでいくのを見たストームは、ついにインヒューマンズとの戦争を決意する。 ---- **モンスター・アンリーシュド(2017年) -MARVELユニバースのモンスター達が一同に介する怪獣総進撃イベント -ヒーローたちとMARVELユニバースに昔から存在するモンスターたちが、宇宙から襲来した新たなモンスターたちに立ち向かう。 **シークレット・エンパイア(2017年) -現実改変によってヒドラのシークレットエージェントに変貌したキャプテンアメリカ。彼は正体を隠したままヒドラ統治による人類の救済を目指していた。 -彼はついに正体を現し、「ヒドラの正義」による世界統治が始まった。NYは外界と隔絶され、宇宙~地球間も遮蔽される。圧倒的な兵力を誇るヒドラに対し、ヒーロー達は次第に追い詰められていく。 -英雄の変貌に困惑するアベンジャーズ達に、その変心の正体を伝える情報が届けられる。一人の男の犠牲と共に…… -アベンジャーズ、X-MEN、チャンピオンズ、ディフェンダーズ、スパイダーマン、と幅広くタイインが行われる。 **ジェネレーションズ(2017年) -ローガンとローラ、ピーターとマイルズ、等、世代の異なるキャラクター同士の共演タイトル群。 -時の流れの存在しない「バニシングポイント」にて、過去のヒーローと、その名を継いだ新人達とが出会う。 **マーベル・レガシー(2017年) -テーマは「伝統ある"遺産"の復活」。シークレットエンパイア後の全体刷新キャンペーン。 --同名タイトル誌は開幕役の一号のみで、中核のイベントタイトルがあるワケではなく、大量のタイインタイトルそれぞれで新展開が始まる。 -次々死亡or退場している大物キャラ達の復活が目される他、ダークホーク、ダズラー、パワーパック等のマイナータイトルの復活も行われる。 -予定されているタイトル数が「53」(52なんて負け犬の数字だ!カサーダはいつも53だ!)で、その他、パワーパックなどワンショットで出されるタイトルがある予定。 -「百万年前のアベンジャーズ」や、完全な新キャラクター等、目新しい要素も。 **アベンジャーズ:ノー・サレンダー(2017年) -近年のアベンジャーズのストーリーの「終わりの始まり」とされるイベント。 -告知ではソー(ジェーン)の死を予感させるイメージイラストが示されているが…… -地球が盗まれた! ある日突然地球全土に異常現象が発生し、星ごと転移させられてしまう。 --大災害への対処に追われるヒーロー達の前に、突如「誰もが知っているアベンジャーズの創設メンバー」たる、謎のスーパーヒロイン、ヴォイジャー…本名:ヴァレリー・ヴェクターが出現。 --一方、地球を部隊に2組のヴィランチーム、ブラックオーダーとリーサルリージョンが対決を始め、ヒーロー達は被害を防ぐため戦いを余儀なくされる。 -その様子を見守るグランドマスター。地球はまた彼ら超越存在のゲーム盤として使われているのか…!? -ヴォイジャーの正体、勝つ度に消滅していく盤上の駒、ブラックオーダーの切り札、コズミックビーイング達の意地の張り合い… 地球が消滅の危機を迎える中、心折れずに矜持を示し、光明を見出したのは、意外なアベンジャー達だった。 --コズミックビーイングに力で立ち向かう事は出来ない。最後の「ゲーム」対決に選ばれたのは、これまた予想外の人物であった。 -結果、消滅した駒は戻り、地球も元に戻されたが、各地で受けた被害が元に戻る事は無かった。 --アベンジャーズマンションは崩壊。これを機にアベンジャーズ各チームは再編される事となった。 ---- **フェニックス・リザレクション(2018年) -前年のジーングレイ誌でフェニックスフォースが再来し、ジーンも霊体で登場。そこからジーンの復活へと続く物語として予定されている。 -ある日、謎の超能力少女が郊外で通行人を殺害する事件が勃発。X-MENは調査に乗り出す。一方、ジーン・グレイも奇妙な形で復活を果たし……? **インフィニティ・ウォーズ(2018) -「インフィニティ・カウントダウン」から続く大型イベント。 -カウントダウンのタイインタイトルそれぞれでインフィニティ・ストーン(ジェムから名称変更)を巡る物語が展開し、イベント本編へと続いていく。 -GotGがそれと知らずに受けた依頼は、インフィニティストーンを盗み出す、というものだった。 --依頼者はグランドマスター。滅亡と再生を果たした世界の謎を解くべく、ストーンを求めていた。 --アダムがソウルストーン、スターロードがパワーストーンを手に入れ、善悪入り交じる石の争奪戦が始まる。 -謎の復活を果たしたウルヴァリンはスペースストーンを所有していた。 --ロキやウルトロンと戦った後、彼は石を表向き死亡した事になっているブラックウィドウに委ねる。 -リアリティストーンは「このアースの物」では無かったため力を発揮せず、キャプテンマーベル(キャロル)が別の世界から手に入れる。 -マインドストーンは、争奪戦を偶然に目撃した小物マフィア、(ドラマ版デアデビルシリーズで注目されていた脇役)ターク・バレットが偶然手に入れる。 -惑星サカーの地下から発見されたタイムストーンはドクターストレンジが手に入れる。 -ストレンジが各ストーンの所有者を集め、サノスに狙われる危険性を説く中、突如現れた謎の女が切断されたサノスの生首を一同の眼の前に転がし…… -ストーン争奪戦の結果、「WARS」ならぬ「WARPS」……「インフィニティ・ワープス」と呼ばれる現象が発生する。 **フレッシュスタート(2018) -「ノーサレンダー」後、クリエイター・編集者をも含む各タイトル一斉リフレッシュ企画。 -キャップ・アイアンマン・ソー、のBIG3が元のおなじみの三人に戻る事が確認されている。 **X-MENディスアッセンブルド(2018) -平行世界の(ヤング)XーMENがいなくなった後、ミュータント全滅の危機の中、「X-MEN最後の任務」を描く。 -UNCANNY誌の事前情報では、サイクロップスの復活、及び同じく復活したウルヴァリンとのチームアップ(?)カバーアートが公開されている。 -11月14日から週一回刊行、全10号予定。 **デス・オブ・デアデビル -マット・マードックの死と、それに伴うデアデビル誌完結展開。 -予告イラストと表紙で、キングピンの影と、死亡したカレン・ペイジとの再会が描かれている。 **ウォー・オブ・ザ・レルムス -ダークエルフの王マレキスが10大世界全てに侵攻を開始する。 **エイジ・オブ・X-MEN(2019) -パワーが肥大化し理想郷を造るべく暴走を続けるX-MAN、ネイト・グレイはついに世界を作り変え… **ハウス・オブ・X/パワーズ・オブ・X(2019) -X-MENの世界を「10のn乗」経過毎に見せる、遥か未来へと続くミュータント史の俯瞰とも言える意欲的な大型イベント。 --「平行世界やタイムトラベルは使わずに描く」と宣言されていて、どう決着をつけるのかも見所。 --関連オンゴーイングタイトルは全て一旦打ち切り、本イベントに備える事となった。 -死んだはずのモイラ・マクタガートが語り手として登場。甦ったプロフェッサーXの指揮の下、南太平洋に生物島クラコアを据えたX-MENは主権国家として独立することを宣言し……。 **エンパイア(2020) -クリーとスクラルが手を組み、地球に侵攻を開始。アベンジャーズとFFがこれを迎え撃つ。 --ヒーロの死と、ヒーローの裏切りが開始前に予告されていたが…… **ヒーローズ・リボーン(2021) -90年代の同名イベントとは無関係。 -フェニックスの現実改変による「アベンジャーズが結成されなかった世界」を描く。

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