壊れて行くなら
キミと 星と 一緒に
誰も帰らない
炎の あの雲の 向こう
100年経てば
キミは再び
100年経てば
星は再び
遠くへ遠くへ
君はあの宇宙へ
星が瞬くたび
誰かが呼んでいる
100年100年
君は待てるのか
その時 必ず帰るから
一つ月が経ち
二月が 1年が 十年が過ぎる
百年は遠く
私は眠り 体は石に
心は空に溶けた
夢が霞み始め
惑星は周り続け
星は瞬いた
誰かがやってきた
100年100年
それは何時の事だったろう
空から 降った
光の欠片があった
全て思い出した
それを見て知った
緑は蘇り
星は蘇る
その光は芽吹き
君は百合の花
私は風になって
この星で再び出会う
100年がもう過ぎていた
最終更新:2008年07月15日 21:48