その2。寝ぼけた状態で書いてるので気持ち悪いの注意です。



2012年09月11日【クジラ】
夜のクジラが空を行く頃だね、ゆっくりとゆっくりと空の海をかいて行くんだ。
人間様の営みなんて気にもかけず、ゆっくりゆっくり暗闇を引き連れて。
こうして皆を静かな闇を与えてくれるのに私達はあかりを灯して暗闇に穴を開ける。
もったいないけど怖いんだ私達人間様は。
幸せすぎてしぬ。


2012年09月13日【ハグルマとは。】
幸せすぎて世界の不幸に気付かない羊の形のなにかは自分が死んでゆくのも気が付かないまま、
(あるいはそれにすら幸せを感じながら)自分の腹に刺さったナイフを残し消えてゆきました。
白黒の猫は言います
「ほうら、あいつを殺しても良いことなんてなかったろう?」
「痛みと苦しみの無い死なんて無用の物だよ。それは死であり死ではない。
ただ世界の歯車に戻るだけさ、つまらない冒険をしたね勇者様。また失敗だ。」

2013年01月28日【世界を組み替える】
ひずんで捻れた世界の鍵。
その歪みはあちこちで不具合を起こして素晴らしいなにかが悪意の念で動くようになりました。
大きなストーリーを作るならそういうやつだと思います。
素晴らしいなにかは悪いものを取り除けばきっと幸せになれるけれど
世界の歪み、歪みは世界の肥大化が原因。すべて直さなくては何も進展しないのです。
世界組み換えのお話。しかし没!


2012年09月20日【チーズ人間】
私の中でいろいろ混ざっている。
大小さまざまなチーズ人間を鍋に投入して牛乳でコトコト煮込むっていう謎シチュー。
少しずつとろける体、手足が自身の重みに負け、
とろりとろりと落ちてゆくのをなすすべもなくじっと見つめているんだろう。
チーズだから口なんてあるわけもない。
ただただ仲間達と共に溶け合ってひとつになっていく。
だけど牛乳と混ざるのはあああ、あ、嫌だ…嫌だ…!


2012年10月09日 【蟲化】
悪魔に片割れを虫にされて、蠢く虫の群れの中泣きながら片割れを探すみたいな。
鬱度高いとあちこちを噛まれ傷だらけになりながら片割れを探すけれど最後には虫の毒で死んでしまうとか。
鬱マックスだと、実は悪魔だと思っていたのは洗脳されて姿を変えられた片割れだったとか。


2012年12月24日 【蟹】
足が折れた蟹だから安く販売!ってあるじゃないですか、
アレの売れ行きが良いからってあえて綺麗な蟹の折って販売みたいな事があるんですね… 
これが少女売買的な事だったらとんでもないど畜生だなって…
「最近は欠品の方が売れ行きが良くてねぇ…」みたいなね…ね。

ある一定の階層に行けたら、ぐちゃぐちゃの肖像画みたいな世界に行けるのではないかと…
異世界ってきっとそういう事。雪降る夜の奇跡。
「抽象画じゃないですか先生!」
「黙れ!貴様は異世界送りだ!!」
「「ワァァァァァァ…」」 メリークリスマス!!!


2013年01月12日 【無意味に守られる少年のはなし】
nkmnは黒い小さな翼を持つ者です。
藍色の髪に碧色の瞳をした少年。意地っ張りな性格で、
雀の羽を持つ者に守られています。
http://t.co/jlZk4PZL

自分より弱い存在に守られなきゃ生きれない。
ばっさばっさ死んでくん
歩くたびに雀の羽が散ってははぜてゆくん…
雀は守らなくていい体を守って死んでくん。
そうするとなんて非道な少年だと民衆は石を投げるん。
そうすると雀が少年を守って死ぬん。
少年はもう諦めてるん。
どの雀よりも最初に死んだ雀が好きだったん。
そんな羽のはなし。

油のにおいのするメルヘンめ…
悪趣味なピンクの象さえいなければ蟻に食われることもないのに


2013年02月20日 【創作世界のはなし】
創作の世界へと意識を飛ばしている…
宇宙が「世界の中心」で、個人の意識、核の部分が「外周」だと。
空を見上げると言うことは「外周」から「世界の中心」を見ている事なのだと。
魂そのものになった時、天に上り宇宙と混じりあって世界を動かす「気」になると。
世界を回す為の運動エネルギーに変わるんだと。
そうして「世界の中心」からゆっくり世界の「外周」へとたどり着き、元の個人に収まるんだろうと。

世界の外周は自分自身だと、地は自身の中身かもしれないと。
宇宙が世界の核で自身であるという認識や本質が外周であると。
そういう外周が折り重なっているのが人間界で異世界の門は自身から開かれる。
自身や環境、時と意識の合致で異世界を取り込む。

私の創作での「人間界」はそういう構成でできています。
空を中心に人の認識の重なりあいで世界を構築しているのです。
人が生まれれば認識も増え、世界の形が変わるのです。
人が死ねば認識が減り、世界の形が変わるのです。

ちょっと危ない宗教の人みたいだけど創作のお話だよ!大丈夫だよ!


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最終更新:2013年02月27日 01:18