WorldInConflict
World in Conflict
冷戦時代の米ソ戦をテーマにしてRTS。
シングルではシアトルに突如ソ連軍が侵攻してくるところから始まります。設定的には、すでにヨーロッパ戦線は開始されており(ヨーロッパへの派遣ミッションもありますが)、多数の米軍は派遣済みで国内に残ったのがわずかだったため米国内陸部への侵攻を許してしまいます。そして、内陸部におけるソ連軍への戦術核攻撃を機に反攻してシアトルを奪還するまでがシングルのストーリでう。
WiCは、資源をいろいろ集めてユニットを生産するタイプのRTSではなく、deploy(配備)ポイントを使ってユニットを配備して闘う戦闘がメインのRTSで、生産施設などのお約束事を覚えなくてよい分とっつきやすいともいえるのですが、自分の部隊が壊滅しても再配布されるdeployポイントでどんどん再配備して戦線を維持していかなくてはならず、与えられた戦力をうまく維持しながら使って闘っていく、というシミュレーションウォー的なゲームだと思いながらプレイしていくとちょっと大変です。どこからそんな大量の援軍が登場するんだ、という展開になりますが、リスポンを繰り返すミリタリFPSを思い起こせばゲーム性が理解できるかもしれません。かく言う私も、画面がきれいなためウォーシム的なゲームだと勘違いしてプレイしたため、自軍の損害を最小限にとどめようと過度の努力をして疲れましたが、どんどんやられてもいいんだと思うようになるとゲームが進みました。いえ、やられないに越したことはないのですが。
ということで、装甲、歩兵、ヘリなどで、それぞれ得意不得意が設定されたユニットで部隊を構築しますので、どういった部隊にするべきかがポイントになります。戦車群は一連の部隊として活躍可能ですので操作は楽ですが、歩兵たちは森や建物に隠れさせたりとか個別の操作が多くて、なれないと大変です。ミッションによってはヘリだけの部隊とかありますが。
また、スペシャルパワーとして砲撃や爆撃、さらには戦術核による核攻撃を要請することが可能です。核はRTSの華かなとか思ったりします。
次にプレイの様子を。
2008年は個人的なRTS強化年間と位置づけているわけで、WiCもがんばってマルチまでとか考えていたわけなのですが、チーム戦でもあるWiCの必勝法としては、ランクが上のプレイヤーが集まっているチームに入るという有利Joinがはびこっているとかで、ちょっとひきます。BOT君に遊んでもらったりもしましたが、あわただしく操作しなくてはならない場面も多くちょっと疲れましたが、役割分担をしなくてはならないチーム戦というコンセプト自体は面白いなと思いました。
関連サイト
最終更新:2008年09月06日 18:57