体論

Def. 体(field)
(K,+,×)は加減乗除が自由にできる。
F1. Fは加法群
F2. F×は可換群
F3. 分配律
※ 積の逆元を入れた可換環と思えばよい。
※ 積が非可換のときは斜体
Def. 体
1. 整数に割り算をいれたもの。
(\mathbb{Q},+,\times),(\mathbb{R},+,\times),(\mathbb{C},+,\times)
2. 剰余類体
\mathbb{Z}_p
Def. Galois体(有限体,素体)GF(p)
p(素数)個の元からなる体
pをGF(p)の標数という。
Q,Cなどは標数0
Prop. 
標数pの有限体において,
p≡0

環から体の構成

次の2つがある。
Th. 商体
整数環から有理数体を構成したときの方法。
一般に整域であれば,この方法によって体を構成することができ,これを商体という。
Ex. 有理関数体は多項式環の商体
Th. 剰余体
イデアルから誘導される同値関係による商集合は一般に環となる(剰余環)。
特に,素イデアルで割ると聖域,極大イデアルで割ると体になる(剰余体)。

体の拡大

Def. 代数的閉包
Def. 代数的閉体
Ex. 複素数体は代数的閉体

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2011年05月07日 17:49
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。