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See 科学英語を考える 東大理学部
アルク英文法
理化学英語の冠詞の用法
単複で迷いやすい場面

ウンチク

英語らしい英語を書くコツ

古い情報が先,新しい情報が後 → 文末焦点
  ≒ theが前,a/anが後
We took a sample. The sample was stirred with a pipette.
△ We took a sample. A pipette was used to stir the sample.
長い主語と短い述語は嫌われる。 → 文末焦点
× The ....................... is important.
パラレリズム
形態は揃える。 → 名詞を並べているところに動名詞を挟まない。
動詞は名詞化しない
  ← ◯◯する,なる,ある を直訳すると漏れなく名詞化しがち。
make preparation < prepare
reach a conclusion < conclude
carry out a revision < revise
the application of < to apply
副詞句始まりはダサい。
In this paper, ... < This paper ...

論文の作法

最近は we も積極的に使う。(abstractは×)
ただし,一般の you とか,短縮形 can't won't などはまだ×
how節とか a lot of などは口語的なので避ける。
文頭に来てはいけないもの
記号(数字含む),略称 ← 大文字始まりと見間違うから。文頭の略称はよく見かける。
数字について
zero ~ four あたりまでは必ずスペルで書く。
Abstract は
簡潔に → 何が書かれているのか。何がされたのか。
ほぼ現在形 → 過去形はまず現れない。
weは使わない → 受身か無生物
Introduction は
背景 → どういう産業的背景で問題が生じたか。なぜその問題が重要か。
サーベイ → この分野の研究を一言ずつ紹介
本研究の位置付け,達成されると何がどうなるか。
続く章立ての構造
Modeling は
なるべく一般的に書く → データの詳細は隠す。具体的な数字も出ない。
Experimental Results は
Data Description ここで初めてデータの説明
Preliminary Experiments 予備実験など
Main Results 結果を書く
Discussions and Concluding Remarks は
何をしたのかまとめる。
応用,Future Works について書く。
1つの「今後の検討事項」になるための基準は,それをやると「論文が一本書けること」
Acknowledgement は
著者は載せない。

口頭発表のコツ

一文は短く分割する。
  ≒ 関係詞節を独立させる。
理由1 長いと自分の息が続かない。
理由2 一度しか聞けないので同じ単語が何度も出てきた方が良い。



文法事項

チェックリスト

主語があるか
動詞があるか
(他動詞の場合)目的語があるか
(複文の場合)時制と意味上の主語はそれぞれ一致しているか
冠詞の付け方
特定のU/C → the
不特定のU/C → 0/a/an
文末焦点の流れは良いか
新しいものを後ろに置く。
長い主語と短い述語は嫌われる。
パラレリズムを崩していないか

theの付ける付けない

Uの複数形 と 無冠詞単数のC は存在しない。
(the U は存在するので,この場合は形からU/Cを判断することはできない。)
× waters, informations
× we measured weight
ただし,所有代名詞が付くときはtheを付けない。
× the my hogehoge
タイトル,見出しでは省略する。
× The Titanic → Titanic
同じ名詞でもU/C入れ替わることがよくある。

典型的な不可算名詞

information
temperature
water

複数扱いの名詞

data → the data are... がアカデミックでは好まれる。らしい。

総称

Cの総称は3タイプある。
(口語)Ants are ... < An ant is ... < (論文)The ant is ...
論文ではtheを使う。
逆に口語でtheは「ありえない。」

everyとeach

制限用法と非制限用法

制限用法は,たくさんあるものに条件を付けて絞り込む。
The sample which had the highest density.
(たくさんあったサンプルのうち密度の最も高いやつをとって,…)
非制限用法は,情報を付け足すだけ。「~で,ちなみに…」
The sample, which is red.
(the sampleは元々1つあって,ちなみにそいつは赤くて,…)


意味上の主語

時制の一致


困ったときの単語集

First, (sentence). Next, (sentence).
カッコイイ(論文で好まれる)接続詞
so < therefore, hence
and < 
or < 
but < however

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最終更新:2011年11月11日 23:10
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