毅(たけし)

【名前】

毅(たけし)

【容姿】

【大きくうねった黒髪を後ろへひとまとめにし、一本に結っている】
【左眉には細かい縦の傷痕が一つだけあり、その下には細く切れ長の瞳と銀縁の眼鏡が存在している】
【黒いベンチコートに身を包み、その下には昏い赤の燕尾服のような襟が覗く】
【顔立ちや佇まいから察するに、21~2歳の男性】

【能力】

非能力者であり、「技術」と「武器」を駆使して戦闘を行う。

  • 杖術
幼い頃に叩き込まれた杖術をメインに戦う。
基本理念は「不殺」であり、高い戦闘技術と身体能力で相手を殺さないように加減しながら打ち倒すスタイル。
必殺技と言える様な技は持っておらず、一見地味にも見えるが様々な戦況に対して柔軟に対応しながら堅実に戦っていく。

  • 魔術
これまた高いレベルでの魔術の行使が可能。
しかしながら、直接攻撃系の術とは相性が悪く、威力の低いものしか扱うことが出来ない。
その代わり、魔力付加(エンチャント)を得意とし、自身や仲間の身体能力を強化しながら戦うことができる。
また、非戦闘時に限り回復系の魔術も行使が可能。
魔術の原理については本スレにてそのうち解説予定。
また、魔術は能力ではなく「技術」であるため、毅に教えてもらえば誰でも習得可能。
ただし、強力な術でも特化した能力に敵うほどの力は無いため、あくまでも補助程度にしか使えない。

  • 呪術金属兵装(カースド・メタル・ウェポン)「蒼」
これが最大の特徴と言っていい。
先述の通り、杖術と魔術を駆使して戦うスタイルではあるが、杖術はその名の通り杖が必要であり、魔術にも行使に使用する触媒が必要になる。その二つを兼ねているのがこの蒼である。
何かしらの「呪い」がかけられている呪術金属と呼ばれる物を使い造られたこの杖には、意思が宿っている。
この意思と契約を交わすことによりこの金属の呪いの一端を自在にコントロールすることができる。
蒼の場合、呪いの種別は「硬度自在」。
使用者は杖の硬度を自在に操ることができる様になる。
しかし、この金属に宿る意思が身の危険を感じた場合は瞬時に極限まで柔らかくなり、破壊を防ぐ効果がある。
よって、基本的に物理破壊は不可能となっている。
また、毅自身によって模様の様なものがびっしりと彫り込まれた上に魔術的儀礼がふんだんに施されており、魔術媒体としても申し分ない威力のを発揮してくれる。
長さは1m強。重さは約5kg。接近戦用の武器としても充分なスペックを誇る。
また、契約内容に関わって、秘められたデメリットもあるらしい…

【性格】

荒っぽい事は好まず、平和主義を貫き通している。と、自称している。
しかしながら、本質は少々短気な上に戦闘を好むという習性があり、平和主義とはかけ離れた人物。
それでも怒らせない限りは柔和で優しく、子供好きな好青年である。
基本的に敬語で喋り、戦闘中の思考ですら敬語。
ただし、やっぱり怒ると口調が荒くなる。
一人称は私。怒ると俺。

【戦闘方法】

杖術と魔術、蒼の能力を駆使し、必要な事を必要なだけこなすという、無駄を削いだ戦闘スタイルを取る。相手の行動に合わせて魔力付加の種類や場所を変え、臨機応変且つスピーディーに状況に対応出来る。
しかし、攻撃方法は硬い棒でぶん殴ったりつっ突いたりするだけなので地味な上、決定力に欠けるため、戦況が不利になると覆せずにそのまま負ける。
また、魔力付加を施し自身を強化しても元々はただの人間で、超人でもなんでもないために肉体の頑強さには不安が残る。
そして一番の弱点は武器にあり、身の危険を感じると極限まで柔らかくなるという性質のせいで、相手の攻撃の威力を測り間違えると硬度が足りず、蒼で防御したはずが攻撃が通り抜けて大ダメージを受けていた、という様な事態を巻き起こす可能性を孕んでいる。
さらに蒼は魔術行使の触媒としての側面も持つため、これが無いとちょっと動きの良い一般人である。

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最終更新:2013年03月17日 04:19